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児童自立支援施設用語集コミュのら行

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たまってきたらwikiにでも移行しようと思います。

コメント(1)

寮舎、家庭舎

 児童自立支援施設は入所型の施設です(一部、通所もあります)。児童の生活する基盤となる場所(建物)が寮舎です。家庭舎などとも呼ばれます。呼び方はさまざまです。

児童福祉施設最低基準には
第八十五条  児童自立支援施設の長は、児童自立支援専門員及び児童生活支援員のうち少なくとも一人を児童と起居を共にさせなければならない。
という基準があります。
 児童自立支援専門員、児童自立生活支援員というのは児童に直接かかわる職員ですが、寮舎に常時職員を配置しておかねばならないということでしょう。で、この職員が住み込みでいる場合と、通勤で交替する場合とがあります。住み込みの場合、夫婦が職員として住み込んでいるものを「夫婦制」、夫婦でない男女が組んでいるものを「併立制」と言います。住み込んでいない場合は複数の職員が通勤して交替するので「交替制」です。
 「児童自立支援施設の特徴を」と言われたときに「家庭的な雰囲気」とあげる場合が多い。とすれば、寮舎を擬似家庭と見立てるわけで、夫婦が職員として住み込んでいる方がより、擬似家庭としては近いのですが、諸般の事情で夫婦制は減っております(→後継者問題)。併立制はほとんど採用されていません。ということで、交替制が増えています。
 また、寮舎の規模から小舎、中舎、大舎と分けられる。「児童自立支援施設運営ハンドブック」には次のように記されている。

 −−−引用−−−
 小舎制は、1か寮に10名前後の小人数の子どもたちが生活し数か寮で施設を構成するのに対し、大舎制は、全日の動務を数名の職員で交替しグループワークの考えに立って、寮舎のなかにいくつかの小さなグループをつくり、子どもを男女ごとに指導・援助するものである。
 中舎制は両者の中間で1か寮に15〜25名の子どもを指導・援助し、大舎を小さくしたもの、小舎を2つずっベアにしたものなど、いろいろ工夫され、少数の寮で施設を構成するものである。
 −−−終了−−−

 職員の勤務形態と寮舎の規模を組み合わせて「小舎夫婦制」、「大舎交替制」などと使う。夫婦制の場合には小舎がほとんどである。

 余談
 寮舎の呼び方としては、1寮、2寮という変哲のない数字(男子1寮、女子1寮とかも。略して1B(boy)とか2G(girl)ってね)、「くすのき」「けやき」という樹木名、「あじさい」「すみれ」などの花の名、「希望」「蛍雪」だったり、「うずしお」「春日」など土地柄から、「榛名」「須磨」など地名だったりする。他にもある。

 
 

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