イーグルスファンコミュの早川隆久が早大時代から白いグラブを使い続ける理由とは？

「おにぎり君」横尾が楽天入団会見「仙台相性いい」

日本ハムからトレードで加入した、「おにぎり君」こと横尾俊建内野手が
4日、オンラインで入団会見を行った。

この日から静岡に拠点を置く1軍本隊に合流。背番号30のユニホームに身をまとい、
ノック、フリー打撃などをこなした。
「緊張しました。対戦相手として見ていた方たちがチームメートとして
声をかけてくださりましたし、いい雰囲気で初日から練習できました。
フルスイングが持ち味なので、そこは今まで通りアピールしていきたい」と
振り返った。

プロ初安打、初本塁打はいずれも仙台で放った。
「仙台はいいイメージしかなくて、初ホームランもそうですし、
誕生日の日にヒットも打てましたし、相性がいいというかいいイメージがあります」。

古巣日本ハムの栗山監督からは「頑張ってこいよ」と言葉をかけられたと話し
「本当にファイターズにはお世話になりましたし、栗山監督にもお世話になった。
ここで活躍することが恩返しになると思います」と活躍を誓った。

17年から始めた、ホームランを打った後のおにぎりを握るポーズが定着している。
「ホームランを打ったらおにぎりいっぱい握りたいと思います。
できる限りたくさんおにぎり握りたいです」と力を込め
「おにぎり君とかで覚えてもらえるなら早めに覚えてもらいたいですし、
ありがたいことだと思います」と新天地でも定着を願った。

早川隆久が早大時代から白いグラブを使い続ける理由とは？

楽天のルーキー・早川隆久と言えばすっかり、白が定着した感がある。
1月の新人合同自主トレ、2月のキャンプを通じてグラブのカラーに注目してきた。
ヒモの色以外は、早大時代とほぼ変わらないデザイン
（正確にはブロンドと呼ばれるカラー）だった。

なぜ、白へのこだわりを持っているのか？

早大の主将は昨年7月のオープン戦から、この白を基調としたグラブを使い始めた。
大学入学以来、リーグ優勝の経験がなかった早川にとって、残されたチャンスは
春と秋のみ。チームを白星へ導きたい思いは、相当であった。
異例の8月開催となった春はリーグ制覇こそ逃したものの、
自己最速を4キロ更新する155キロを計測。ラストシーズンへ確かな手応えを得ていた。

迎えた秋はチーム7勝のうち、6勝（防御率0.39）を挙げる大車輪の活躍で、
10季ぶりの天皇杯奪還の原動力となった。
春の1勝を加えて、年間7勝負けなしと、目標に掲げていた「無敗」を遂げた。
最高のパートナーとともに、学生野球を有終の美で飾ったのだ。

早川の性格は、一言で説明すれば「ストイック」である。
目標に対して、物事を一つひとつ計画的に進める。
1日の流れ、つまり、ルーティンを重要視する繊細さがある。
道具も大切に使い、グラブへの愛着も人一倍だ。
「プロに入っても、このグラブに頼るかもしれませんね」
早川は昨年のドラフト前にこう語っていたが、
やはり、昨年からの「流れ」を大事にしたのだった。
「負けない投手」と言えば、13年にシーズン24勝無敗を飾り、
楽天を初のリーグ優勝と日本一へ導いた田中将大だ。
背番号18は古巣へ8年ぶりに復帰。偉大な先輩の背中を、
間近で見られる早川は幸運だ。日々進化を遂げる背番号21。
今後はオープン戦であるが、注目左腕の動向から目が離せない。