イーグルスファンコミュの「若手の精神的支えに」

嶋主将「若手の精神的支えに」


＜チームけん引意識＞


　−春季キャンプを振り返って。


　「ことしのキャンプは今まで以上に強い気持ちで臨み、チームを引っ張ろうと意識した。

監督、コーチが声を出して盛り上げてくれたおかげで、選手はいい雰囲気でやれた」


　−手応え、収穫は。


　「プロは結果が全て。優勝すればいいキャンプだったとなるし、最下位だったら駄目なキャンプだったと

なる。シーズン後にいいキャンプだったと言えればいい。期待する投手は松井裕。

２桁は勝ってもらわないとチームとして困る。則本や辛島は高い意識でやってくれた」


　−主将の役割は。


「監督は『守りが大事』と言っている。守りの中心のポジションとして、バッテリーをしっかりまとめたい。

歴代の主将とのタイプの違いは意識せず、今まで通り自分のプレースタイルでやっていく。

若い選手の精神的な支えになりながら、個人としては全試合出場を目指す」



＜勝利が自信になる＞


　−大久保監督が目指す野球は。


　「攻撃では機動力を使いながらいろんな作戦を考える野球を目指している。パ・リーグはどちらかとい

うと、そういうチームは少ない。作戦がうまく成功すれば勝てる。チーム全体が意図を理解しないといけ

ない」


　−日本一奪回へ必要なことは。


　「スローガン通り、一致団結することだ。仲良しクラブではなく、ある場面では怒ることも大事だし、

まとまることも大事だ。投手と野手の歯車がかみ合うことが優勝への近道だ」


　−これから練習試合やオープン戦が始まる。


　「一番は勝つことを目指す。勝って隙が生まれたら駄目だが、負けて雰囲気がいいチームはない。

勝利がチームの薬となり、選手の自信になる」



松井裕、２段モーション修正に悪戦苦闘「しっくりこない」


松井裕が２段モーションの修正に悪戦苦闘した。１４日の投球練習では、１２日の紅白戦に続いて、

たびたび審判員から指摘を受け、高村投手コーチと二人三脚で克服に努めた。

３月に行われる日本代表の強化試合で候補にも名前が挙がる期待の２年目左腕。

「まだしっくりこない。進むしかない」と戸惑いの表情を浮かべた。





横山、１５日サムスン戦で先発へ「印象に残る投球を」


２年目右腕・横山が今季初の対外試合となる１５日の韓国プロ野球サムスンとの練習試合で先発

することになった。

約４０球の投球練習で調整。先発ローテーション入りへ「最初のイメージが大きいと思うので、

イメージに残るような投球をしたい」と意気込んだ。

６日の紅白戦では立ち上がりにつかまり、２回１失点だった。「紅白戦は球が弱かったので、

強い球を低く投げたい」と課題を挙げた。



斎藤が４５歳バースデー、ＪＫ祝福にチョコケーキをパクリ


斎藤隆投手が１４日、４５歳の誕生日を迎え、地元の女子高生からお祝いを受けた。

久米島でキャンプ中の斎藤は、バレンタインデーということもありチョコレートケーキをプレゼントされ

「体重維持のため、甘いものは控えているけど、誕生日だから特別だよ」とパクリ。

チーム最年長右腕は４５歳という年齢に「意識はしていない」とこの日も高卒新人で１８歳の安楽らと

元気にノックを受けていた。



斎藤、チョコケーキにろうそく45本


斎藤隆が１４日、誕生日を迎え、沖縄・久米島で行われている２軍キャンプで地元の女子高生から

祝福を受けた。

バレンタインデーということもあり、用意されたのはチョコレートケーキ。年齢と同じ「４５」のろうそくが

立てられ、笑顔で火を吹き消した。甘い物が大好きで、普段は控えているが「ベスト体重にあと１キロ減

らさないといけないんだけど…。今日は誕生日だから特別」とうれしそうにほおばっていた。





三好、プロ４年目で初の開幕１軍だ


三好が１３日、プロ４年目で初の開幕１軍へ意欲を見せた。この日、１軍に帯同し、１４日から

沖縄・金武（きん）町で始まる春季練習に備え、キャンプ地の久米島から本島入り。

ハードな練習が続いたが「疲れたなんて言っていられない。頑張ります」と、生き残りへさらなる

アピールを誓った。

キャンプは２軍スタート。１日３０００スイングを目標にバットを振り込んだ。正遊撃手候補の西田が、

左足甲骨折の影響で２軍に残ることもあり、昇格のチャンスをつかんだ。

持ち味は、昨季２軍でチーム最多の１３本塁打を放った打撃だ。「バットが遠回りしないよう、

最短距離で打つことを心掛けている」と、今季は打率を上げるための打ち方に取り組んでいる。

紅白戦は３試合で計６打数無安打も、手応えは悪くない。対外試合で結果を出す。



今季は“超”機動力野球　デーブ監督ニヤリ「ＤＨ聖沢」案も


大久保監督が今季のテーマに「“超”機動力野球」を掲げた。昨季はロッテと並びリーグ最下位の６４

盗塁。指揮官は「機動力だと普通。それを超えたオーダーを組む」として、外国人選手など長距離砲が


座ることが多いＤＨに足の速い選手を使うプランを明かした。

現時点でＤＨ候補は新助っ人のサンチェスだが、「１番・（松井）稼頭央、２番ＤＨ・聖沢もある」とに

やり。正中堅手争いを繰り広げる２人だが、どちらも足を生かせるだけに同時出場すれば攻撃パターン

の幅が広がる。

久米島キャンプの紅白戦では選手の判断で自由に盗塁できる「グリーンライト」のサインが出され、

３試合で１０盗塁。指揮官は大洋（現ＤｅＮＡ）の「スーパーカートリオ」や阪神の「Ｆ１セブン」を

超えるつもりで「超という漢字は走るに召し上がると書く」とチーム２００盗塁を目指す。



デーブ監督、Ｇ党町長の激励に「一致団結」決意

楽天が１４日、沖縄・金武町で１軍練習をスタートさせた。

歓迎セレモニーでは、Ｇ党の町長から激励を受けた。仲間一町長は「私は巨人ファンではありますけ

ど、大久保監督は涙のサヨナラ本塁打など、巨人時代の印象があります。（日本一になった）２年前を

思い出して、日本中の野球ファンに感動を与えて下さい」と、あいさつ。

大久保監督は「温かく迎えていただき、ありがとうございます。対外試合が多くなりますが、

一致団結していきます」と、スローガンを引き合いに決意を述べた。

金武町では１５日に韓国・サムスン、１６日に同・ＫＩＡと練習試合を行うなど、実戦中心となる。