こんにちは。画像は『Central building of the BMW plant』(ザハ
ハディド設計)の階段です。が階段と呼ぶには余りにも強烈なパワー
を持った巨大なオブジェ。ザハのストリームラインエステティックス
全開です。奥に観える自動車生産ラインと同等のスピード感(いや、
それ以上か)を有している感が有ります。
速度を与えられたアートとしての階段。
『REDOVRE CITY HALL』。
側板と他の面で色を分けてあるので、さらに浮遊感アップしてますね!てゆーか手前の(右から左に向かう)階段部の側板だけ、見付けも踏面も蹴上げも寸法が微妙に大きくないですか?(笑)
『Central building of the BMW plant』。
階段の勾配に合わせて手摺壁を設けると、角度が急すぎて速度感の弊害になるのですね。だから踊り場と階段とを調整しながら、傾けられるだけ傾けた手摺壁の見付け内で納めてある。しかもわざわざ手摺壁にスリット空けて「線」を増やして、速度感さらにアップさせてますし。むむむ。