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全日本うさぎ普及委員会コミュのみんなで作る「うさぎ物語(すとーりー)」

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新コーナーの時間がやってきました(●^ω^●)♪
みんなで作る「うさぎ物語(すとーりー)」

ナッツさんの提案で
リレー小説スタートです。


☆ルールっぽいもの
 ・ここで終わりにした方がスッキリ〜
  って思ったら、文章の最後に【おしまい】をつける
 ・物語の最初はタイトルをつける
 ・文章の量は自由
 ・連続で同じ人が書いてもOK
 ・誹謗・中傷でなければ、設定はなんでも可
 ・固有名詞もアリ
 ・文章の末尾「です・ます」「〜だ・〜である」
  あんまり統一しなくてもOK
 ・一行でも参加OK
 ・時間が重なって、重複したら…適当に続ける
 ・ルールは適当に改正します(●^ω^●)♪

ルール設定【2008.12.21】

(●^ω^●)(●^ω^●)(●^ω^●)(●^ω^●)
※どんな展開でも、つなげちゃいますから
 ふるってご参加ください☆

コメント(34)

【第一羽 未来と過去と、USAGIとうさぎ】

「先生〜すごいものを発見しました〜」
「なんじゃ、さわがしい」

「みてください。このイラスト!!!
 耳がこんなに長い生物が過去にいたんです。
 カワユスすぎです〜〜〜〜〜〜〜」
「ま、まさか…これは伝説のUSAGI様では…」

先生と呼ばれた男と叫んでいる少女がいます。
はたして、伝説のUSAGI様とは?
そして、ここはいつの時代なのでしょう?

壮大…かもしれない。物語がここからはじまります。
「伝説のUSAGI様?」

少女はあらためてイラストに目を向けました。

イラストに描かれた耳の長い生き物は、かわいらしい中にも気品があって、その瞳は何かを訴えているように潤んでいます。

「…先生、これは何て書いてあるんですか?」

少女はイラストの隅に何か文字のようなものを見つけて尋ねました。

「うむ…、どこかの国の古代文字のようだな」

先生と呼ばれた男にも、それ以上はわからないようでした。

しかし、少女には、なぜかこの文字が読めるような気がしました。





いかがでしょうか?
少女と伝説のUSAGI様の関係やいかに!?


流風さん、うさぎ物語の立ち上げありがとうございます
o(^-^)o

どんな風になるか楽しみですね!

ドラ○エ風に少女がレベルアップするかもしれません(笑)
『…心を静めてみるの…
 …手を当てて、そのまま…なの。』

声が聞こえてきました。
でも、ここには隣にいる先生と自分だけのはず。
少女は、何が起こってるのかわからないままです。

「どうしたんだ?」
心配そうに先生がのぞき込んできます。

『…大丈夫なの。
 ボク達は草食だから、怖くないの…』

「うん、わかったよ」
そう言って、少女はイラストに手を当てます。

その瞬間。

ボン(● x ●)
ボボン(● x ●)

●―――――――――――――――――――――――――――――●

声は?
そして、ボンの後は?
誰かよろしく笑
ボン

ボボン

という鼓動とともに、

「いにしえの熊もにゅの財宝のありかは、選ればれし、熊もにゅが鍵を握る」
と言う声が聞えてきました。

-------------------------------
さてぇ〜、次は?だれかぁ〜
「…熊もにゅ? なんだろう??
 熊って動物の熊で合ってるのかなぁ?
 それとも暗号?
 でもでも…もにゅって何?
 もにゅ…もにゅ…
 二回続けると、なんだかあったかいかも…」

聞こえてきた声の事を考えてみました。
なんだか、急にわくわくしてきました。

「せんせ〜〜〜〜
 よくわからないけど、熊もにゅを探せばいいみたいだよ〜
 せんせ?
 ん?
 先生?」

少女は楽しくて、先生の方を振り返りました。
でも、、、
そこには、、、

●―――――――――――――――――――――――――――――●

おっと、第一羽は
もにゅを出す展開でいいんですか〜(●^ω^●)♪
さて…次は誰だ〜〜
先生の姿がありませんでした。

いや、それどころか、景色がかわっていました。

「え!?ここは、どこなの」

少女がいたのは発掘現場だったはず・・・

でもここは、ジャングルだわ・・・

みんなどこへ?っていうかわたし一体どうなっっちゃったのかしら!

ーーーーーーーーーー

はい、だれかぁ〜!
「そうだ、こういう時は深呼吸だった
 前に、不死山に行ったとき
 高山病にならないようにって、ガイドさんから教わった」

少女はそう言うと深呼吸をひとつしました。
緑のにおいが口の中に入ってきます。

「山? 登山?? あれ???
 山登りなんかしたことない。
 ううん、山って??
 だって、ずっと平地になってるよ。
 本で読んだから山って知ってる。
 記憶に残ってる。
 つながってないのがわかる。
 あのに、事実だって思える。
 わかんない。
 わかんないよ〜〜〜」

混乱する記憶
富士山と不死山
平地と山脈
ジャングルと発掘現場
「もにゅ」とは?

●―――――――――――――――――――――――――――――●

はい、登場する場所と単語を増やしてみました。
時間経過は…
「深呼吸した」五秒ぐらいです♪
「先生!先生〜!!」

少女は泣きそうになるのをこらえて声をはりあげました。

たった一枚のイラストを見つけただけなのに、自分はいったいどうなってしまったのだろう??

とにかく、なんとかして先生か「熊もにゅ」を見つけないと!!

「く、熊もにゅさ〜ん!」

おそるおそる「熊もにゅ」と口に出してみます。

ク・マ・モ・ニュ…

何だか懐かしい響き…。

いつのまにか心細さは消え、胸が暖かくなってきました。

あふれる涙をそのままに、ふと空を見上げた少女の目に黄色に輝く丸い物体が浮かんでいました。

その中には先生が「伝説のUSAGI様」と呼んだ、耳の長い生き物のシルエットが浮きあがって見えます。

片耳の先が折れ曲がり、少女の行く先を示しているかのようです。

「…行かなくちゃ」

少女はしっかりした足取りで歩き始めました。





さぁ、少女は無事にジャングルから抜け出せるでしょうか?

彼女を助けるキャラや悪役としてみなさまの愛ウサを登場させていいのかな?(笑)
少女は、「黄色く輝く丸い物体」にうきあがった、耳の長い生き物のシルエットがしめさんとする、方角へ歩き出しました。
慣れない足取りで、途中で転んだり、崖から転がり落ちたり、と少女にとっては、つらい道のりでした。

「私はもうおなかがすいちゃったわ・・・足もすりむいて、もうつかれちゃったよぉ(涙)私一体どうすればいいのかわからなくなっちゃった・・・」

------------

つぎ〜だれかぁ〜バトンたっちるんるん
お腹がすいてきてどうすることもできません。
少女は目の前にある、つんつんした草をじっとみてみます。

「なにか、食べられる草ってあるのかな?
 ううん、悩んでるヒマなんてない。
 何か口にいれないと」

決心して、目の前にある草を口に運びます。
鼻には草のいいにおいが届いてきました。

「おいしい。おいしいの。」
思わず叫んでいました。

『…一番刈り…』

「えっ?」
また何か聞こえてきました。

●―――――――――――――――――――――――――――――●

食べ物が登場しました☆
さてさてどうなるか…

愛うさちゃんをはじめ
お助けキャラ、お助けアイテム
どんどんだしましょ〜〜
…一番刈り…

ふと、少女の頭にあるシーンが浮かんできました。


ガシャーン!!!

端が見えないほど大きなテーブルの向こうで、お皿が宙に舞っています。

「愚か者めが!これは一番刈りではないな」

「も、申し訳ございません!ナッツさま」

「この非常時、一番刈りを手に入れるのは大変困難でありまして…」

「言い訳無用!!このようなものは私の口に合わぬ!」

目の前で繰り広げられる光景に、少女はただただ立ちつくすばかり…

「さ、早くこちらへ」

その時、さっと横から少女に手をさしのべたのは…






わがままグルメ王子ナッツさま(笑)の登場です
('-^*)/

少女を助けにきたのは、果たして誰でしょう?

一番刈りが手に入らない非常時とは…?
少女は反射的にその手をつかみました。
つかんだ瞬間暖かさが流れ込んできます。

でも、人ではないそれにすぐに気づきました。

「ううん
 もしかしたら男の人かもしれない。
 毛深いし強引だって聞いてた…
 ううん、今はそんなときじゃないし…
 わからない。わからないけど、今は…」

なぜ、相手が誰だかわからなかったのか
それは、手を伸ばしてきた相手が
穴の中から声をかけてくれたからです。

なぜ穴があるのか?
少女はわからないことがまた増えてしまいました。

でも、今はこの手を離しちゃいけないことだけは
わかりました。


●―――――――――――――――――――――――――――――●

さてさて、ナッツ様という強そうなキャラが登場しました。
お助けキャラは誰が
そもそも、ヒロイン?の少女の名前も決まってませんよ〜
どっかいった先生の名前も募集中☆
穴からぬけると、そこは、絢爛豪華なお城がありました。
穴の中でずっとにぎっていた手の主は、グレーの耳の長い生き物でした。
「ムーンさま、やっとおいでになられたのですね。私はナッツ王子でございます。ずっとお待ちしておりました。今日の日のために、一番狩りを用意させようとしたのですが・・・・ちょっと問題がありまして・・」
と、ナッツ王子は沈んだ顔をして言いました。

「ムーン?って?」と少女は不思議におもい、ほっぺに手をあてました。
すると、自分の顔が毛でおおわれていることに気づきました。
あわてて、少女は近くに流れる小川に自分の姿をうつして見てみました。

「えぇ〜〜〜〜exclamation ×2この耳が長い生き物が・・わたし?!」

私は一体どうなっちゃったのぉ?と少女はあわてふためきました。


ーーーーーーーーーー

はい、バトンたっち♪
「おちちつけ、わたし
 どうしたの、わたし
 ムーンなの。わたし
 もにゅ〜」

状況が読み込めない少女は
あわてふためいてジタバタしています。

部屋には同じように、耳の長い生物がたくさんいます。
そして、ざわめきはじめました。

「もにゅっていったよな…」
「確かに聞いたぞ…」
「やっぱり、『もにゅ』の封印を…」

声はだんだん大きくなっていきます。

「黙れ!!!
 ムーンさまを丁重におもてなしをしろと命じたはずだ
 逆らうモノは…」

ひときわ大きな声を放ったのは、ナッツ王子でした。

「うむ…
 ならばアレをもってこい」

そう言うと、王子は、両手で空中に穴を掘るような仕草をしました。


●―――――――――――――――――――――――――――――●

ムーンさまの登場ですね。
さてさて、少女に何がおこったのか〜〜〜
はたして、何がでてくるのか〜〜〜〜〜〜
ナッツ王子が取り出したのは、青色に輝く丸い石。

差し出された石を見て、少女ははっと息をのみました。

これは、ロイヤルブルームーンストーン…!?

しかも、かなり純度が高そうです。

先生と自分が発掘しようとしていた稀少な宝石を、なぜこの耳の長い生き物たちが持っているのだろう?

少女はおそるおそるその石に触れました。

その途端、石は黄色く輝き、またもや耳の長い生き物のシルエットが浮かび上がりました。

「…おぉ!やはり本物のムーンさまだったのか」
「熊もにゅの封印がとかれる日は近いぞ!」

ざわめきの中で、少女は自分が「ムーン」と呼ばれていたことを思い出しました。

祖母が亡くなった時、それまで呼ばれていた名前を捨て「ムーン」と名のることになったことを。

何か意味のある名前のようでしたが、少女には祖母の期待するような「兆し」がなかったので、ただ単に名前を継いだだけでした。

私はいったい何者なの?

祖母は名前の他に何を私に継がせたかったの?

祖母には「兆し」がないと言われたのに、今になって「本物のムーン」と呼ばれるなんて…。







少女の名前はムーン。

熊もにゅの封印にかなり関わりの深い一族出身のようです??
「・・・・・・ムーン様!ムーン様!」
少女はいろんなことを思い返していたので、ぼ〜っとしていました。
ナッツ王子が呼ぶまで、混乱してしまっていたのです。

「は、はい!何か?」

と少女はやっとの思いで応えると、ナッツ王子は

「今日はもうこんな時間でございます。明日までには一番刈りを用意したいのですが、何分事情がいろいろありまして・・・。
また詳しいことは明日、『熊もにゅ会議』にてお話させていただきます。
今日のところは、暖かいお風呂でごゆっくりされ、疲れをとっていただきたい。」

少女はちょっと、ほっとしました。
いろいろなことで、頭がいっぱいです。

----------

はい、だれかぁ〜
ぴんくのきれいな部屋へ、少女はとおされました。
ベットにはレースのカーテンがついています。
シルクでできた、カーテンをさわりながら、部屋の様子をみわたしました。

ふと外の空気を吸いたくなり、窓をあけてみました。

あたたかなバラの香りがただよって、少女はすこし、力を抜くことができました。

「わたし、一体どこへきちゃったのかしら。。。おかぁさん、今頃心配してやしないかしら・・・私どうやって、帰ればいいの?」

と夜空をみあげました。

空には、お月様と、、、、青い星、、、え?!?

「地球!?」

そう、そこは空に、月と地球が浮かぶ世界だったのです。

ーーーーーーーー

はい、だれかぁ〜指でOK
「ここはどこなんだろう?」

少女は何度も何度も繰り返していました。
よくわからない場所
よくわからない部屋
よくわからない耳の長いモノ
わからないことばかりです。

『いいか、世の中わからない事ばかりだよ。
 でも、その中から事実をひとつひとつ整理すれば
 そこには真実の輝きがあるんだよ』

「先生…」

先生がいつも口癖のように繰り返していた言葉を
思い出しました。
懐かしむように、目を閉じようとしました。

・・・
・・・・・
・・・・・・・
目が閉じない。

「ま、いっか。もうなんでもアリだね
 でもおかし〜
 寝るときどうするんだろう♪」

少女はひとりでクシクシと笑いました。

「そっか、笑えばいいのかも
 うん、女の子は笑顔が一番だって
 おばあちゃんも言ってたしね」

そして用意されたベッドに横になるのでした。
あれ?
ここも草だ。
そう言えば、草ばっかりでできてるなぁ。
なんで今まで気づかなかったんだろう???


●―――――――――――――――――――――――――――――●

なにか
天空の城ラピュタっぽい設定が混ざっていましたが
はたして、少女はどうなるのでしょ〜
朝になりました。

コンコン・・・戸をたたく音がします。
「ムーン様、そろそろお時間です!支度をなさってください」と黒い耳がたれた生き物がやってきた。召使のような服装だからきっと、召使なんだろうなぁ・・と少女は思いながらたずねた。

「時間って?何がはじまるの?あなたはだれ?」

黒い耳がたれた生き物はこたえました。

「はい、ムーン様、わたくしは、クロロともうします。今日からムーン様の執事をすることとなりました。なんでもお申し付けくださいませ。
今日は、「熊もにゅ会議」がございます。さぁさぁ、着替えてくださいませ」

とクロロは言いました。

−−−−−−−−
あい〜、だれかぁ〜
「熊もにゅ会議って?」

ムーンと呼ばれることに少しずつ抵抗を感じなくなった少女は、クロロと名のる黒耳の生き物に尋ねました。

「恐れながら、ムーンさま、私にはお答えしかねます」

クロロは表情を変えずに答えます。

「なぜ?」

「熊もにゅ会議は最高機密会議でございます。特別に選ばれた方々のみが参加なさるのです」

…最高機密会議…

少女は戸惑いながらも、クロロの用意した衣装に着替え、案内に従いました。

「こちらでございます」

いくつもの角を曲がり、ようやく目的の部屋の前に到着しました。

重々しい扉には、ちょうど中央に丸いくぼみがあります。

「ナッツ王子からいただいた石をそちらの穴へ入れてください」

「ここ?」

聞き返す間もなく、クロロの姿は曲がり角の向こうに消えていました。

仕方なく、少女は青い石をくぼみに埋め込みました。

重そうな外見とは違い、扉は音もなく開きました。






さて、扉の向こうで待つ特別な方々とは??

…ところで、やはり、ラピュタの香りを感じましたか(笑)

少女が石に触れた途端、青い光がある方向を指し示す、と書こうとして、あまりにもラピュタチックなのでやめたのです
(-"-;)

石を青にしちゃったのもまずかったかな(汗)

ムーンストーンのことを調べたら、乳白色の他に青色やらレインボーカラーもあると書いてあったので、私の好みで青にしてしまいました(笑)
確かに扉は開きました。
ですが、中に入ることができません。
何か見えない力に遮られてしまいました。

さきほどくぼみがあった場所が淡く光っています。
おそるおそる、そこに触れてみました。

「あっ…」
声が聞こえてきます。

『ムーンや。
 これから、お前は正当なる後継者として様々な言葉を覚えなければならない
 もし、なにかあったら、この言葉がお前の道を示してくれるだろう
 心をこめて「もにゅ」を唱えるのじゃ』

「えっ?もにゅって…これが…」

遠い記憶を思い出しながら少女が言葉を発したとき
淡い光が辺りを包み込みました。

さっきは感じなかった風を感じました。


●―――――――――――――――――――――――――――――●

ラピュタ的な…
リ−テ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリ−ル
と呪文を唱えようと思いましたが、やめました☆

さてさて、次は???
「もにゅ!」

ムーンは唱えました。すると・・・
丸い木でできた大きな切り株を、耳のながい生き物たちが囲んですわっていました。ナッツ王子もいます。耳の垂れた茶色の生き物も、黒い耳の長い生き物もいます。

「ムーン様、よくおいでになってくださった。皆、拍手を!」
ナッツ王子は言いました。

ムーンは少し顔を赤く染め、どうしたらいいか戸惑っていると、

「ムーン様、こちらのお方は、世界を旅してまわっておられる、『もにゅもにゅ様』でございます。ムーン様の到着を予期し、ここへ、舞い戻られたのでございます。今世界で起こっている問題のなぞを解くために、いろいろと旅をされてきた方なのです」
と、ナッツ王子は、黒く耳の長い生き物「もにゅもにゅ」をムーンに紹介しました。

「もにゅもにゅ?もにゅもにゅって・・・・」
あの呪文のような「もにゅ」を重ねた名前だわ、とムーンは思いました。

ーーーーーーーーーーー

はい、だれか〜
さて、ここで先生がどうなってしまったのか
それを語る必要があるのかもしれない。

「なにっ」
「ぐおっ」
「もにゅ?」
「はっ」
「なるほど」
「そうか」
「もにゅにゅ〜」

「やはりそうか」
「私の研究は正しかった」
「真実はいつもひとつだ」
「ところで、ここはどこなんだ…」

これで十分な理解が得られたことだろう。

●―――――――――――――――――――――――――――――●

ん?
なんにもわからないって???
こじんまりとしたテーブルの周りに集まった耳の長い生き物たち…。

ひと目で身分が高いことがわかる優雅で上品な佇まいですが、ひとりひとりの表情は、暗く曇っています。

「こうして何度となく話し合ったのですが、今までこれといった結論は出ていないのです」

ナッツ王子がそっと耳打ちしました。

暗くて重い空気に少女は息が詰まりそうです。

…ガタガタッ

「きゃあっ☆」
「何事!?
「みなさま、お静かに!!」

ふいに部屋の空気が揺れました。

部屋の前方に置かれている、切り株のような置物からガタガタと音が聞こえてきます。

「!!!」

不意に切り株が持ち上がり、先生が姿を現しました。

と、同時に…

「黒もにゅ様!」

耳の長い生き物たちが、口をそろえて叫びました。

「みなのもの、待たせてすまない。我々に協力してくれる異世界のものを連れてきた」

先生…、無事だったのね…

少女はほっとしました。

黒もにゅ様に促されて、先生は穏やかに話し始めました。

「私の研究がみなさまの役に立つなら、喜んで協力します」

そこまで言うと、先生は瞬表情をくもらせました。

「そのかわりといってはなんですが、私の連れを探すのを手伝っていただけると助かります。一緒に発掘調査をしていた女の子なのですが…」

「せ…!」

先生!私はここにいますと言いかけて、少女ははっとしました。

先生はこの世界に来ても人間の姿のままですが、少女は耳の長い生き物たちと同じ姿になっているのです。

少女は、もうしばらく成り行きを見守ることにしました…




私も一瞬頭がこんがらかりましたが(笑)先生と黒もにゅ様が意気投合したと解釈しました
('-^*)/

果たして、先生の研究成果は世界を救うきっかけになるでしょうか…
【第一羽 未来と過去と、USAGIとうさぎ】のあらすじ
いつものように採掘場に来ていた先生と少女。
そこで、一枚のイラストを見つける。そこには耳の長い生物がいた。
「伝説のUSAGI様!」先生はそう分析する。

興奮している中、どこからか声か聞こえてくる。
温かさに包まれていると、景色が一変してしまう。
少女はジャングルにいた。

状況がわからないままジャングルを抜けると
ナッツ王子の城へたどり着く。

「一番刈り」「熊もにゅ」「黒もにゅ」
謎の言葉が飛び交う中
少女は自分の姿が変わっている事に気づく。
そう、イラストに描かれていた姿に酷似しているのだ。

周りからムーン様と呼ばれる中
忘れていた記憶がよみがえる。

執事「クロロ」そして旅人「黒もにゅ」
注目の中、「熊もにゅ会議」がはじまろうとしている…
【第二羽 熊もにゅ会議と旅立ち】

「さて、みなさん集まってくれてありがとう。ここに熊もにゅ会議を開催する事とする」

ナッツ王子は声を張り上げます。
少女は自分がムーンとして招かれている事を確認しました。
周りをみると、全部で十人ほどです。

ナッツ王子と名乗った人
黒もにゅ様と紹介されていたけど、先生だと思う人。
もにゅもにゅ様と言われていたすごそうな人。

あとは、名前はわからないけど
耳が垂れている人とか
すっごく毛玉っぽい人もいる。
あとは、部屋に入ってから一歩も動かない人もいる。

そうそう、後ろにはクロロって名乗ってくれた執事がいる。

「あのぉ…わたしあんまり思い出せないんだけど…
 でも、自分がムーンって名前だって事は思い出したの
 多分なんにもできないし、状況もよくわからないの
 できたら、何が起こっているか説明してくれるとうれしいです」

ムーンは、怖かったけど
同じ場所に先生がいるので少しだけ勇気を出して発言しました。


「そうでしたか、そんなことも知らずに失礼いたしました
 まずは、この一番刈りを召し上がりながらお聞きください」

ナッツ王子はそう言うと、ステキなにおいのする草の束を差し出しました。
お腹のすいていたムーンは、勧められるまま食べることにしました。

「さて…何から話せばよいのでしょう…
 この国の生い立ち、歴史…
 いや、やはり緊急に迫っている危機を先にお伝えして、
 そこから詳細をお話ししましょう」

●―――――――――――――――――――――――――――――●

さて…
まとめてみました。
危機は…誰か〜〜〜(;>_<;)
「私たちが住むこの国は、もともと一番狩りが豊富に実る土地でした」

ナッツ王子は、まるでおとぎ話を読むように話し始めます。

一番狩り…

素敵なにおいのするこの植物を、ムーンは思い切って口に入れてみました。

「おいしい!」

歯ごたえがよく、口の中に広がる豊かな甘み…

思わず2本目の一番狩りに手を伸ばしたムーンを優しく見つめながら、ナッツ王子は話を続けます。

「私たちの国は、国中のどこでも一番狩りが育つので特にすごいと思っていなかったのですが…実は、貴重な食物だったのです。

もにゅもにゅ様が、見聞を広げるために訪れたどの国にも、一番狩りほどおいしい食物はありませんでした。

種をわけても、根付かない土地や、根付いても味がちがってしまうのです。

やがて、わが国の一番狩りを求めて、争いが始まってしまいました…」
「(戦い?)」
ムーンは心の中で驚きの声を上げました。

そういえば、食べ物の事で争った記憶がありません。
先生に話してもらったことがありました。
でも、知識だけで実際にはわからないことでした。

食事はいつもサプリメントと呼ばれるカプセルでした。
それを一日三回飲むことでお腹がすくことはありません。

グルメとか珍味とか
そう言った言葉も本の中の話だと思っていたのです。

「…でも、それは始まりに過ぎなかったのです」
ナッツ王子は話を続けています。

「争いというものは、いつの世でもなくなることはありません。
もしかしたら、この一番刈りというものも、天からの試練なのかもしれません。
いいえ、こんな事は言い訳ですね。国を統治する立場の我々が愚かだとしかいいようがありません。
ですが、ムーン様もおわかりのように、嗜好性が強すぎるが故に、精神の弱いものに多大な影響を与える事が判ったのです…」

ナッツ王子の話はまだまだ続きます。
知らないことばかりのため、すべてを理解することはできませんでした。
でも、いくつか判ったことがあります。
それを整理してみると、
『一番刈り』で争いが起こっていること。
『食物』が争いの種になりうるということ。
ナッツ王子は国の事を考えているということ。
今日の会議が重要だということ。
世界の情勢を見る事が必要なこと。
そして、『伝承』が存在していたこと。

そう…
『伝承』と呼ばれるものがあったのです。
それは一見すると、草で編んだボールのようでした。
茶色いもので覆われたもののなかに
光るものがありました。
大きさは両手で抱えるぐらいです。
空洞のはずなのに、中に光があるとっても不思議なものです。
そこから感じるものがあったのです。

声でもない、心に響くようでもない。
よくわからないけれど「それ」はあったのです。

ナッツ王子の話は続きます。
「やはりムーン様に反応したんですね。
それはムーン様を継いだ方に反応すると言われています。
光り輝くのがその証拠です」

確かに感じるものがあります。
そして…


10日が経ちました。。。


●―――――――――――――――――――――――――――――●

さて、、、
あいまいなまま
10日という時間だけ経過しました。
さてさて、誰か〜〜(;>_<;)
「小太郎…小太郎…今助けにきたぞ
 もう大丈夫だ。お前を見捨てるわけないだろう」

「ありがとう。オイラがこんなへまをするなんて
 おちたもんだぜ」

「そんな話はあとだ。早くここから脱出だ」

「あぁ、承知だ」

そして、小太郎は見事檻を脱出する。
以前は敵としてまみえた相手だった。
だが、戦いの後に友情が生まれ
今では強敵(とも)と呼べる存在だった…


「さて…
 これで妄想ストーリー五回目か。
 名付けて、『炎の友情、嵐の大脱出』
 そんなところかな
 はぁ…オイラもう終わりかなぁ
 腹減ったよぉぉぉぉ」

せっかく登場したのに檻の中から出られません。
小太郎とはいったい誰なんでしょう?
「オイラ」という一人称でよいのでしょうか?

謎が全く解明されないまま、
小太郎は檻に歯を立てるのでした。
10日の間に少しずつこの国のことがわかってきました。

しかし、自分がなぜこの世界に呼ばれたのか、この世界でなにをすべきなのか…、ムーン様を継いだと言われても、まだまだわからないことは山積みです。

ムーンに託された草で編んだボールのようなものは、ムーンが転がす度に草がこぼれ落ち、中が透けて見えるようになってきました。

そんなある日、ついにボールの中から、銀色に光る小さな物体が転がり出てきました。

「おぉ!」
「ついに封印が解かれたか…!?」

リンリンリン…

心地よい音が辺りに響き、銀色の物体は何かに導かれるように、部屋の外へと転がっていきます。




さて、銀色の物体はどこへ向かうのでしょうか?

小太郎の耳にこの音が届く日が来るのでしょうか??
「準備はよろしいでしょうか?
 ムーン様をご同行させるつもりはございませんでした。
 この旅はいつ終わるかわかりませんし、危険も…」

「もういいんです。
 私が決めたんです。ついていって、全部の謎を解き明かしたい。
 足手まといにはなりません。お願いします」

ムーンの手のひらには輝くものがあります。
その隣にはナッツ王子がいます。

その周りを固めるように五人が並んでいます。
全部で七人は、旅の支度を追えて、月明かりの中
城を出ようとしています。


「へっへへへ、オイラを忘れちゃいけねぇなぁ」

小さな声が聞こえます。
闇よりも黒い色をした生物がいます。
ムーン一校よりもニンジン10本分ぐらい
南東の方角にいるようです。

満月の夜
月明かりでいつもより明るくなっています。
ですが、暗闇にとけ込むような黒さを持つ者にとっては、
やはり闇の時間なのです。


「では、そろそろ行きましょうか」
「はい」

ムーンはうなずくのと同時に、決意を固めるのでした。


●―――――――――――――――――――――――――――――●

さて…
パーティは7+1となりました。
誰が加わるんだ〜〜
なんとなく登場でもよいぞぉぉぉぉ
「…あのぉ…」
ムーンはおそるおそるナッツ王子に話しかけました。

「これからどこに向かうんですか?」

ナッツ王子は答えます。

「熊もにゅの扉を回ります。ムーンさまがお持ちになっている石が扉の鍵であり、熊もにゅの扉へ導く手がかりです」

ブルームーンストーンが扉の鍵で道しるべ…

そういえば、お城にたどり着いたのも、石に浮かんだシルエットに導かれてのことだったし、会議室に入るときも使いました。





パーティーは熊もにゅの扉を目指すようです。

まずは人参1本半の距離にある第一の扉(いくつあるかは不明(笑))を目指しましょうか?

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