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コメント(54)
泣ける記事を見つけたので紹介。
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安藤裕子と小沢健二と２人のドラマー 2008年07月29日
今年５月に発表された安藤裕子の傑作アルバム「chronicle.」。作詞作曲にイラストまで手がける彼女の才能がほとばしり、アレンジも最高だ。しかし、それだけでは終わらない、特別な要素がある。その興味深い事実が、ＴＢＳラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で紹介されていた。
全13曲の「chronicle.」の12曲目で、小沢健二の94年のアルバム「LIFE」に収録されていた「ぼくらが旅に出る理由」がカバーされているのだが、そこに東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一が参加している。しかも本来のパートのドラムだけでなく、デュエットのシンガーとして。
安藤裕子の「そして君は摩天楼で 僕にあてハガキを書いた こんなに遠く離れていると 愛はまた深まってくの」というパートに続き、茂木はこう歌う。
「それで僕は腕をふるって 君にあて返事を書いた
とても素敵な長い手紙さ 何を書いたかはナイショなのさ」
94年のオザケン版オリジナルでドラムを叩いていたのは、スカパラの“初代”ドラマーだった青木達之。
だった、というのは、青木は99年5月、不慮の死を遂げたからだ。そして、茂木がもともと参加していたフィッシュマンズのボーカル佐藤伸治も、そのわずか2ヶ月前に急死している。
そんな２つの死という経緯があって、2001年11月、茂木はスカパラに正式加入。“２代目”としてドラマーの座を継いだ。
つまり、冒頭で紹介した「ウィークエンドシャッフル」内の言葉をそのまま借りれば、「ぼくらが旅に出る理由」のカバーは、
「これは茂木さんから青木氏へ送る鎮魂歌、
『長い手紙』（歌詞参照）でもあったのです。」
確かに、ここまで「生と死」を意識させるキャスティングは、そうそうない。
オザケン版オリジナルは、離れた恋人についての歌だが、このカバーでは同じ歌詞が、
「ぼくらの住むこの世界では 太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる」
「そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く」
「ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる」
…と、「失われた人」を思う言葉として響くような広がりが生まれている。生と死。曲に新しい意味を吹き込む、こういうものをすばらしいカバーというのだろう。
いっぽう、青木達之が1990年に当時のスカパラメンバー林昌幸と２人で作曲した、小泉今日子のヒット曲「丘を越えて」（作詞：小泉今日子）には、こんな歌詞がある。
「今でも愛してるよって 手紙をくれた
ずいぶん遠回りしたけど 勇気をだして」
実は、青木氏の葬儀で流されたのが、この曲だった。
もちろん、“長い手紙”がようやく届いた――と思うのはリスナー側の勝手な思い込みでしかない。
が、ここでもまた、歌詞に新たな意味が与えられたような気がしてしまう。
この不思議な符合。安藤裕子、恐るべし。
ちなみに、安藤裕子本人は、プロモーション用に企画されたと思われる「アルバム全曲本人解説」の中で、「ぼくらが旅に出る理由」について「とても大きな作品になりました」というコメントを寄せている。はい、大きすぎます。
https://blog1.tokyo-np.co.jp/entertainment/community/2008/07/post_14.html
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安藤裕子は未だライブで見たことないので今年こそはぜひ見たい。
ヘブンに来てくれないかな〜。森ガールっぽい雰囲気からして絶対合うのに。
ヘブンのキャパじゃ規制必至ですが。
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安藤裕子と小沢健二と２人のドラマー 2008年07月29日
今年５月に発表された安藤裕子の傑作アルバム「chronicle.」。作詞作曲にイラストまで手がける彼女の才能がほとばしり、アレンジも最高だ。しかし、それだけでは終わらない、特別な要素がある。その興味深い事実が、ＴＢＳラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で紹介されていた。
全13曲の「chronicle.」の12曲目で、小沢健二の94年のアルバム「LIFE」に収録されていた「ぼくらが旅に出る理由」がカバーされているのだが、そこに東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一が参加している。しかも本来のパートのドラムだけでなく、デュエットのシンガーとして。
安藤裕子の「そして君は摩天楼で 僕にあてハガキを書いた こんなに遠く離れていると 愛はまた深まってくの」というパートに続き、茂木はこう歌う。
「それで僕は腕をふるって 君にあて返事を書いた
とても素敵な長い手紙さ 何を書いたかはナイショなのさ」
94年のオザケン版オリジナルでドラムを叩いていたのは、スカパラの“初代”ドラマーだった青木達之。
だった、というのは、青木は99年5月、不慮の死を遂げたからだ。そして、茂木がもともと参加していたフィッシュマンズのボーカル佐藤伸治も、そのわずか2ヶ月前に急死している。
そんな２つの死という経緯があって、2001年11月、茂木はスカパラに正式加入。“２代目”としてドラマーの座を継いだ。
つまり、冒頭で紹介した「ウィークエンドシャッフル」内の言葉をそのまま借りれば、「ぼくらが旅に出る理由」のカバーは、
「これは茂木さんから青木氏へ送る鎮魂歌、
『長い手紙』（歌詞参照）でもあったのです。」
確かに、ここまで「生と死」を意識させるキャスティングは、そうそうない。
オザケン版オリジナルは、離れた恋人についての歌だが、このカバーでは同じ歌詞が、
「ぼくらの住むこの世界では 太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる」
「そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く」
「ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる」
…と、「失われた人」を思う言葉として響くような広がりが生まれている。生と死。曲に新しい意味を吹き込む、こういうものをすばらしいカバーというのだろう。
いっぽう、青木達之が1990年に当時のスカパラメンバー林昌幸と２人で作曲した、小泉今日子のヒット曲「丘を越えて」（作詞：小泉今日子）には、こんな歌詞がある。
「今でも愛してるよって 手紙をくれた
ずいぶん遠回りしたけど 勇気をだして」
実は、青木氏の葬儀で流されたのが、この曲だった。
もちろん、“長い手紙”がようやく届いた――と思うのはリスナー側の勝手な思い込みでしかない。
が、ここでもまた、歌詞に新たな意味が与えられたような気がしてしまう。
この不思議な符合。安藤裕子、恐るべし。
ちなみに、安藤裕子本人は、プロモーション用に企画されたと思われる「アルバム全曲本人解説」の中で、「ぼくらが旅に出る理由」について「とても大きな作品になりました」というコメントを寄せている。はい、大きすぎます。
https://blog1.tokyo-np.co.jp/entertainment/community/2008/07/post_14.html
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安藤裕子は未だライブで見たことないので今年こそはぜひ見たい。
ヘブンに来てくれないかな〜。森ガールっぽい雰囲気からして絶対合うのに。
ヘブンのキャパじゃ規制必至ですが。
久しぶりに聴きたくなったoutkast。
特にこの曲は高3のときに一時期狂ったように聴いてました。
何も考えずに楽しめます。
アンドレ3000まじかっけー！
ちなみにこの曲聴きながらノリノリで運転してたら交番の前で追突事故を起こしたことがあります。
よそ見ダメ、ぜったい。
outkastはHIPHOPでありながらごった煮な音楽性がいいです。
最近は活動してないのかな。
あと、同じくoutkastで名曲Ms JacksonをVinesがカバーしてたことにおったまげた。秀逸なアレンジ。
原曲 http://www.youtube.com/watch?v=g0v5nd1bJXM
カバー http://www.youtube.com/watch?v=oKaFn16Nzpg
特にこの曲は高3のときに一時期狂ったように聴いてました。
何も考えずに楽しめます。
アンドレ3000まじかっけー！
ちなみにこの曲聴きながらノリノリで運転してたら交番の前で追突事故を起こしたことがあります。
よそ見ダメ、ぜったい。
outkastはHIPHOPでありながらごった煮な音楽性がいいです。
最近は活動してないのかな。
あと、同じくoutkastで名曲Ms JacksonをVinesがカバーしてたことにおったまげた。秀逸なアレンジ。
原曲 http://www.youtube.com/watch?v=g0v5nd1bJXM
カバー http://www.youtube.com/watch?v=oKaFn16Nzpg
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