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ペットショップコミュのショップ店員としての飼育の基本理念

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最近では、いたずらを怒れない飼い主様が増えています。できたら褒めて躾けることが理想だと思います。しかしそれが難しい。そう思い悩む方が多数いることも事実です。
そこで環境づくりが大事だということを分かって頂くために叱らないで良い環境で飼う事をお勧めします。

ずばりケージ飼いです。
もしご購入されたのがショップならば、ほぼ100%の仔犬がショーケース又はケージで管理されていたと思います。
ケージ飼いの利点は安全な縄張りの提供とお考え下さい。
ケージの中に居れば、拾い食い、家具や柱、テーブルやイスの足を噛んでしまう等の問題行動を起こさずに済みます。
また怒る必要が無くなる事で無用なストレスを与えずに済みますので、飼い主様の負担も減るのでは。

もちろん飼い方は千差万別、考え方の違いですので、放し飼いで苦労されていないのならば実践する必要はありません。
ケージでの飼育はイメージが悪いかもしれませんし。

あんな狭い中に閉じ込められてかわいそう

そう言った事をおっしゃるお客様も少なくありません。
ですが、飼育動物の中で放し飼いを許されているのは、ほぼ犬猫だけではないでしょうか。

ハムスター、インコ、ウサギ、爬虫類、馬、両生類、昆虫などを飼われている方はまずケージで飼っています。
しかし、なぜか犬猫ばかりはこれと言った理由も無く放し飼いで飼われている事が多く、特に猫などは、主人の知らないところで、隣家の鳥を襲ったり、ノラ猫と喧嘩したり、車道で撥ねられそうになったりしている事もあるようです。

僕個人としては、犬だから猫だからという理由で放し飼いという事にはまったく納得できません。

他の動物を例に挙げるのは強引な屁理屈かもしれませんが、例えばサファリパークや動物園のトラやライオンと触れ合うのはかなり難しいと思います。(時々ニュースで襲われたと報じられたりしますしね)

ではサーカスのライオンやトラはどうでしょうか?
彼らは普段ケージで飼われています。狭いながらもきちんと自分だけの縄張りを与えられ、決まった時間に餌をもらい、天敵に怯える事も無く水を飲み、戸締りをされて睡眠を取ることができます。
つまり明確な縄張りを分けることによって主従関係を確立してると言えます。

一歩ケージを出ればそこは飼い主の縄張りなのです。幼少の頃から人間の社会でしつけをされた彼らが、安全と食事を提供してくれる飼い主に理由も無く逆らうはずがありません。

もっとも物心のつく前から人間を親代わりに育てば、自分の存在をトラやライオンと思わずに、人間として自己を捉え、容易に放し飼いできるかもしれません。
しかしそれはあくまでも精神面での話で肉体的な機能はやはり猛獣なのです。
本気でなくともじゃれたりされたら怪我をする可能性だってあります。ましてや家族だからとまったく差別しないで過ごせることも無いでしょう。
いくら慣れていてもやはり彼らは人間ではないのです。生活習慣や思考、行動、本能の違いでストレスを感じることもあるでしょう。

つまり動物にとって一番大切なのは安全な縄張りと僕は考えています。
狩猟を生活の糧とする動物たちは主に夜行性で、睡眠も浅く、天敵の音や匂いですぐに回避行動を起こします。
犬も例外ではなく、自分の身を守り易いように、本能から暗く狭い空間を好みます。

特に食事、排便、睡眠などの無防備な一面は飼い主にさえ気を許さずにいる犬もいます。(食事中に餌を取り上げようとして噛まれる等)

仔犬を家庭に迎えると環境の変化から夜鳴きをすることがよくありますが、この行動を見かねた飼い主が、布団に招き入れたりすることも多いでしょう。
結果として暗く狭い空間を提供することにより夜鳴きが収まりますが、この結果を勘違いして、飼い主のそばにいると安心すると思い込む方が大半です。それがエスカレートして抱き癖が付き不安分離が起こると予測されます。

不思議なことに、こういった飼い主様も自分の子供の事になると、幼稚園や学校に登校する事を嫌がって泣いても無理強いをしたりするから驚きです。

多少強引ですが、幼児期のケージでの飼育は学校教育のそれに近いものがあると思います。集団行動を学び、大人の管理下に置かれ、社会に出るための準備を強いられるのです。

以上のことから、少なくとも生後半年まではケージ飼いをお勧めします。
約半年〜一年ほどをケージ中心の生活にすればほとんどの問題行動が抑えられると思います。(もちろん例外もありますが)
こういった生活を基盤に飼育した犬なら、たとえ飼育が困難になり、手放さざるを得ない状況でも以後の飼い主様の負担も減るのではないでしょうか?

問題行動を起こさない犬ならば、以後放し飼いの生活でも構わないと思いますし、緊急時(冠婚葬祭など)のペットホテルなども安心して任せられるようになると思います。
また多頭飼いの場合も、それぞれに縄張りを持つことにより、飼い主の縄張りを共同の場とし無用なトラブルも防げます。

犬は生活環境や飼い主を選ぶことはできません。

誰にとってもどんな状況にも対応できる最高の飼い犬として育てたい

と願うゆえの考えの一つの方法として受け止めていただければ幸いです。

素人に毛が生えた程度の若輩者のタワゴトです。お気を悪くされた方もいるかもしれません。個人の独善的な意見を長々と書き込んだことをお詫びいたします。
できましたら、反対意見や飼い主さんの意見などを詳しくお聞かせいただければ今後の参考にしたいと思います。

コメント(5)

私の意見を書き込むためにコミュに参加させて頂きました♪
ちなみに我が家は放し飼いです(;^_^A
出せだせ攻撃に負けてしまった飼い主でございます。ですが我が家の子達と私の間には確固とした主従関係が築きあがっています。
例え餌の時間でもおやつの時間でも取り上げようが皿に手を入れようが唸ったり噛んだりしません。ボスは私です(人´∀`)
しかし、だんなサンがケージ飼いをすすめる理由はよくわかります*^_^* イタズラをして怒れない飼い主。権勢症候群の子。分離不安の子。問題行動する子が増えてますね。可愛がると甘やかすは紙一重です。でも意味が違いますね。甘やかされ躾の失敗した子たくさんいます。人間はちっとも可哀相ではありません。可哀相なのは犬なんですよね。
飼ったらいけない人が飼ってると獣医が言っていましたょ(;^_^A かなり噛む子多いみたいです。
飼うならば責任を持ちきっちり躾けをするって飼い主として最低限の常識だと思います。
ケージ飼いから話ずれちゃいましたね(汗)スイマセン。
こんにちは。
別のコミュではお世話になりました。

さて、ケージ飼いについては、正直私は抵抗あります…。
うちは室内放し飼いですし、やはり小さい頃は暴れたりいろんなもの破壊したり、人並み(犬並み?)に問題行動ありましたよ。でも、今はとても良い子ですし、ご飯取り上げようが何しようが決して逆らいません。それは、問題行動があるたびに真剣に取っ組み合い、躾けて(あまり厳しいほうではなく、甘いと人からは言われますが)、愛情と信頼関係を築けたからだと思います。

こんなこというと、犬と人間一緒にするなと言われそうですが、犬を飼うということは、子供をもつのとほぼ同じことだと私は思います。人間の子供だって小さいうちは泣き喚き破壊し親に反抗もしますよね。でも、親、飼い主は、そのリスクや面倒も覚悟の上で、愛情と時間をたっぷり注ぎ、環境を整え、必要なときはきちんと叱り、教育していく義務があると思います。それができない人は犬じゃなくてぬいぐるみを可愛がるべきかと。

また、幼少時の問題行動を避けるためにケージ内で飼う、という発想ですと、かえっていっそう人間との生活のなかで必要な躾けをするチャンス(やってはいけないことを学ぶ)を失うことになり、いつまでもケージから出せない犬になる恐れはないでしょうか。

それに、犬は人間と同じく集団で生活する習性がありますから、ケージ内のひとり縄張り状態より、家族の一員に加わって家族を自分のグループ、家を縄張りとして生活するほうが自然だし安心できるような気がします。それより問題行動を避けるうえで一番大切なのは、グループ内で誰がボスか、を認識させることではないでしょうか。その辺は猫科の動物とは違ってくる点だと思います。

ちなみにドイツに住む友人から聞いた話ですが、ドイツでは狭い犬小屋(ケージ)で犬を飼うことは法律で禁じられているそうです。最低でも一匹あたり3畳くらいのスペースを与えなければ罰されるそうです。

どういった根拠に基づいて定められた法かはわかりませんが、犬先進国ドイツですから、それなりの裏づけあって制定されたのではないでしょうか。他国のそういった犬飼育事情など調べてみても参考になるかもしれませんね。

イチ愛犬家である単なる素人の個人的な意見でありました。プロの方に対して生意気なことをとりとめなく申し述べ、失礼しました。
早速のご意見ありがとうございました。最初から賛成意見は求めていませんのでご安心ください。愛犬家と言う立場から、この考えのどこが間違っているのか、また、その理由をお聞かせいただければと思い書き込みさせて頂きました。

「ショップ店員としての飼育の基本理念」

などと大層なタイトルを付けさせて頂きましたが、あくまでも個人的な意見ですべてのショップ店員の意見ではありませんので、誤解なきようにお願い致します。

この考えは基本的にどの方でも失敗の無いように育てることのできる一つの方法としての提案です。前述の通り

>もちろん飼い方は千差万別、考え方の違いですので、放し飼いで苦労されていないのならば実践する必要はありません。

と思います。
かわいがりたくて飼うのですから、はるさんのように

>我が家の子達と私の間には確固とした主従関係が築きあがっています。
例え餌の時間でもおやつの時間でも取り上げようが皿に手を入れようが唸ったり噛んだりしません。ボスは私です(人´∀`)

という関係ならば言う事ありません。

時々
OOって言う犬種はバカでちっとも言うことを聞かない
とか

留守中にピアスを飲み込んでしまい大変なことになったプードル4ヶ月、落ちていた鎮静剤を拾い食いして亡くなったチワワ2ヶ月など、例を挙げればキリがありませんが、うっかりとか目を離した隙にといった事で危険にさらされている子犬が多く存在するのも事実なのです。
ある程度の年齢や知能の発達までは自由行動を制限することも必要ではないでしょうか?

また、ぷるふさんの

>問題行動があるたびに真剣に取っ組み合い、躾けて(あまり厳しいほうではなく、甘いと人からは言われますが)、愛情と信頼関係を築けたからだと思います。

にはまったく同感です。しかし飼い主の皆様が、一日中子犬と触れ合っていられるわけではありませんし、日中誰もいないご家庭も多くあります。また、家にいても家事や仕事に時間を割かれる方がほとんどではないでしょうか?

特に仔犬のうちは、しつけに対しての理解力、飼い主との上下関係が未発達です。

ほったらかしにしてたら悪いことばかり覚えてしまった

といった事にならないように、普段はケージに入れておいて、向き合える時間ができたら一緒に遊んであげる。一人で遊ばせて見て、様子を観察しながら、何に興味を持っているのかや危険がないかを判断して、それぞれのしつけ方を見つけていって頂きたいと思います。
50日前後の仔犬でしたら18時間程度の睡眠をとるようですので、子供をベビーベッドに寝かせるような感覚でいればそれほど抵抗はないのでは?

トイレのしつけ等にもケージは有効で、ケージ内にシーツを敷き詰めておけば、シーツの上でしますから、徐々にシーツの面積を減らしていく事で自然と覚えさせることができるのではないでしょうか?

僕の考えでは、きちんとしつけを始めるのは約6ヶ月くらいからと考えています。それまでは飼い主との信頼関係を築くまでの、悪いことを覚えないでいる様に管理する期間とでもいいましょうか。
知能的な発達を見てもそのくらいが適切かと思いますが。
もちろん
犬が人間と同じく集団で生活する習性がありますから
というのも解かりますし、誰がボスかを認識させることが大事です。僕とぷるふさんの考えの違う点は

犬として飼うか家族として共同生活するか

ということでしょうね。やはりショップ側の人間として、飼い主さんにとっての家族でも犬扱いしないわけにはいきませんしね。お泊りに来たわんちゃんを放しておく事も一緒に寝てあげることもできません。

このへんがやはり後進国のショップ店員の考え方なんでしょうか。
早いとこ欧米並みの意識と環境と法律を確立して欲しいですね。
僕がこんなタワゴトを言わなくてすむ位に。

個人的には一匹あたり3畳には大体賛成です。

1k〜6kg1坪 6kg〜25kg2坪 25kg以上3坪
くらいがいいんじゃないでしょうか。
できれば日本でもそのくらいのプライベートスペースは与えてあげたいものです。住宅事情や生活環境の違いからほぼ不可能に思えますが、なるべく広いケージをご用意して頂きたいとは思います。

以前の書き込みでも述べたことですが、放し飼いに反対しているわけではありません。うちのドーベルマンも寝るとき意外はほぼ放し飼いです。放し飼いにできる犬に育てる為のひとつの方法としての提案ですから。

一般の方の意見が大事なんです。圧倒的多数が素人です。ほんとにプロと呼べる人はほんの数%程度だと思いますよ。僕なんかたまたまペット屋に生まれただけで20歳までは実家で働くなんて思ってもみませんでした。(今でも転職は考えています)

よっぽどはるさんやぷるふさんの方が犬の事解かってるとおもいますよ。勉強させてもらうことばかりで恐縮ですが、これからもよろしくお願い致します。
私は犬について専門に学んだわけではありません。
まったくの初心者でした。飼育の本はちょびっとだけ読んだだけです。一番ヮンコと生活をしながら色々学び私流の躾け方を身につけました(人´∀`) コツを掴めば簡単でした♪日記にちょろっと書いたような気がするので参考にしてみてください♪
ケージ飼いをするしないは飼い主さん次第です。躾けに少し不安があるならばケージ飼いをお薦めします。理由はだんなサンと同意見です。
ぷるふさん、はるさん

書き込みありがとうございました。書き込みにあったドイツの法律をちょっと調べてみました。ドイツの犬は幸せそうでいいですね。
比べると、本当に日本はと悲しくなりますが、悲観しているだけでは仕方が無いので自分なりにできることから改善していくよう努力したいと思います。ケージ飼いも、本来なら必要としない環境を作って頂くのが、一番の飼い主様の務めなんでしょうね。そのことをよく考えて接客時の参考にしていきたいと思います。

飼育の本を参考にすることもありますが、基本的には犬の立場に立って、飼い主様との関係を良いものにする為にと思いながら、経験や皆さんの実際の体験談をお聞きしながら手探りで取り組んでます。
その中には間違いやムダなことも多くあると思います。皆さんの意見を参考に努力していきたいと思います。ありがとうございました。

また、何の許可も無くこのようなトピを立ててしまったことを申し訳なく思います。

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