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日本映画街フォーラムコミュの【新作・旧作感想室】Movie,TV,Video etc

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このトピックは、日本映画についての感想を書き込んでいただくトピックです。

映画館で観たもの、テレビ、ビデオで観たものの区別もありません。
映画を観た時の感動を書き込んで盛り上がりましょう。

書き込み時は、下記の点を考慮下さい。

1)コメント記載時
 はじめに、、「何番の発言」の「なんという映画についての発言」か
 書いてもらえると判り安いです。 

2)ネタバレ有りの感想をアップするときは、下記の点を考慮ください。
 (観てない映画の感想は読みたくない方もいるので)
 ・文章の始めに「ネタバレ有り」と明記してください。
 ・本文は、題名から6行以上離してから書いてください
 (これは、ネタバレの感想だと、パッ見て判るようにする為です)

なお、映画作品毎にみなさんの感想をまとめて、ライブラリーへ保管すること
を計画しています。もし、私の感想は保管しないで!という方はお手数でも
管理人へ連絡お願いします。

コメント(258)


『櫻の園』(NCP他,中原俊,1990)


私は中学,高校と男子校だったので,この時期の女子生徒の生態(?)というものを知らない.その点では参考になった.

演劇部の女子生徒の一人がタバコを吸ったから,恒例の『櫻の園』の上演が危ぶまれるなんて,ちょっと信じられない話だが,それが女子高なのだろうと思った.とにかく,これがこの映画の起点となっている.しかし,このことが,この映画の重要な位置を占めているとは私には思えなかった.むしろ女子生徒たちのはつらつとした行動に主眼が置かれ,それに感動した.ちょっとキャーキャーとうるさい面もときどきあるが,それが現実なのだろう.

この映画で気が付いたのは,いたずらなキャメラワークを捨て,まっとうに撮影していることである.監督は,『櫻の園』に引っ掛けてか,女子生徒の生態を,かなり演劇的に演出していると思う.例えば,キャメラを引いたときの,女子生徒たちの立ち位置が非常に演劇的に計算されていて,かつ,かなりの長回しで,彼女たちをとらえている.セリフ回しも,非常に明朗で,はっきりしている.この女子生徒たちは,オーディションで選ばれたそうだが,みんな演劇部出身なのだろうか?

映画の冒頭の,くったくのない彼女らが,映画の後半の上演直前まで,だんだんと緊張みを帯びてくるあたりは,観ているものをぐんぐんと惹きつける.

この映画に,敢えて,主役は存在しない.彼女ら一人一人にスポットをあて,爽やかな気分にさせる.久々に健康的な映画に出会った感じだ.




『銀心中』(日活,新藤兼人,1956)


『銀(しろがね)心中』は,原作は田宮虎彦で,ある意味で,戦争の悲惨さを描いている.

かいつまんで粗筋を述べると,戦争中,喜一(宇野重吉)と佐喜枝(乙羽信子)は理髪店を営んでいた.そこに喜一の甥である珠太郎(長門裕之)がやってきて,喜一に弟子入りする.そのうち喜一,つづいて珠太郎に入営通知が来る.珠太郎の入営の見送りにいった佐喜枝が家に着いたとき,喜一の戦死の公報が届いていた.やがて,珠太郎は復員し,佐喜枝と一緒に理髪店を営む.と,同時に二人は関係を結んでしまう.そうこうしているうちに,何と喜一がひょっこり復員してきた.公報は間違いだったのだ.うろたえる二人.喜一はすべてを察し,二人を許すが,佐喜枝には復縁(?)を迫る.ところが,佐喜枝は完全に珠太郎を愛していた.事情を知った珠太郎は行方をくらますが,佐喜枝はどこまでも珠太郎を追う.やがて,銀温泉で出会った二人は,話しあうが,珠太郎を愛する佐喜枝と,どこまでも義理にこだわる珠太郎との溝はうまらなかった.結局二人はそれぞれに自殺する.佐喜枝の手首にあった理髪用の剃刀が痛々しかった.

筆者は原作を読んでいないので,軽々とは言えないと思うのだが,この映画の欠点は,佐喜枝の喜一から珠太郎への愛情の移り変わりの過程がよく分からないという点である.この映画は併映なので,尺の関係もあるのだろうか?

この映画では喜一と佐喜枝が,仲むつましく夫婦生活を営んでいるシーンが皆無である.映画の冒頭,いきなり珠太郎が登場するので,それを描くことができないのだ.佐喜枝が喜一を愛していたのか,惰性で夫婦生活を送っていたのか不明である(二人に子供はいない).それどころか,喜一が復員するやいなや,佐喜枝は豹変したかのように珠太郎への愛に走る.ちょっとそのへんが,筆者にはよく分からなかった.それとも女性の愛とは,そういうものなのだろうか?

『壁の中の秘事』(若松プロ,若松孝二,1965)


「壁」――この映画では「団地」を意味する.

筆者は団地に住んだことはないが,当時の団地の間取りは相当に狭かったらしい.三畳の部屋なんかもある.そんな中で一家2〜4人の家族が暮らしている.狭いのは間取りだけではない.団地の一画も相当に狭い.自分の棟から隣の棟へ,小さな望遠鏡で簡単にかつ詳細に覗けてしまう.

これは,ある種の「密室」である.この映画はその「密室」で起きる狂気を描いている.とくに団地で生活の大半を過ごしている主婦,宅浪生などに焦点が当てられている.

若松監督の映画の特徴として,「密室もの」がかなり多い.『胎児が密猟する時』(1966),『犯された白衣』(1967),『処女ゲバゲバ』(1969)などもそうだ.彼には「子宮回帰願望」があったという.そのせいかも知れない.

団地の住む男の方は矛盾している.給料が高い,労働運動で積極的な解放闘争をしていることを鼻にかけ,妻を束縛する男.ベトナム戦争に反対しながらも,それを材料にして株に手を出す広島で被曝しケロイドを背中に負った男.

この映画の冒頭,「僕は死ぬかもしれない.交通事故みたいに,ある日ポックリとね」というセリフを,若松監督の急逝を聞き思い出した.若松監督は,このとき,すでに自分の最期を予期していたのかも知れない.

合掌



『洲崎パラダイス・赤信号』(日活,川島雄三,1956)


「洲崎」は,正式には"すさき"と読む.現在の東京都江東区東陽一丁目にあたり,かつては,売春防止法成立までは,吉原と並ぶ遊郭地区だった.

どうも,行政は,遊郭の匂いのする地名を抹消したがっているようで,洲崎と同様,吉原は現在の東京都台東区千束四丁目,玉の井は現在の東京都墨田区東向島に名前を変えている.もっとも,東武伊勢崎線の「玉ノ井駅」が1987年に「東向島駅」に改称するとき,玉ノ井の名前を残すようにと住民運動が起こり,現在では駅名表示にカッコ書きで(旧玉ノ井)と標記されている.

物語は「洲崎パラダイス」と書かれたアーケードのすぐ外に店を構える「千草」を中心に話が進む.その女将であるお徳(轟夕起子),別れるでもなし別れないでもなし,二人であてもなくさまよう義治(三橋達也)と蔦枝(新珠三千代),神田(現在の秋葉原)のラジオ商の人のいい落合(河津清三郎),そば屋「だまされ屋」の若くて気さくな娘の玉子(芦川いづみ)たちの群像劇といってよい.全員が,それぞれの持ち味を出し,いい作品に仕上がっている.

轟には,女将さんらしく面倒見がいい.放浪していた義治と蔦枝を優しく向かれ入れ,義治にはそば屋への就職を世話し,蔦枝には自分の店を手伝ってもらう.多少蔦枝が勝手な行動をしても,許してくれる.その「包容力」が魅力だ.

三橋は,うだつがあがらず,蔦枝から愛想をつかれているが,お徳から職を世話して貰って,最初は仕方なく「出前持ち」をするが,だんだんと身が入ってくる.ただ,仕事の都合上,蔦枝とは別々に暮らすようになったため,それが不安になる.落合に囲われてしまった蔦枝を探しに神田じゅうを探して歩いたりする.蔦枝のことになると誠実な男を演じている.

新珠は,身持ちが悪そうで,義治と離ればなれの生活になると,気がせいせいしたらしく,千草の酌婦をいきいきと勤めていて,常客の落合にアパートをあてがわれて,喜んだりしていたが,落合が数日の出張に出ると,急に義治のことが気にかかり,千草に戻ったりしている.寂しがり屋の女なのだ.

河津が,こんな好々爺を演じるとは思わなかった.普段の河津はやくざ映画の悪役と相場が決まっていたが,今回は,実に慈悲深いラジオ商を演じている.結局,彼は10万円(当時の額)くらい損をしてしまうのだが,笑って気にもしない,やさしい男を演じていた.

芦川は,とにかく彼女の「売り」である清潔感が随所に出ていて,実に初々しい.義治が店の売り上げをかすめてしまったとき,それを見つけた芦川は,主人には内緒にしてくれたりして,やさしい.義治の働きぶりを親身に心配している(ついでに「だまされ屋の先輩に小沢昭一が出演しており,いつもの調子で兄貴風を吹かせていた).

ラストは,義治と蔦枝が手に手を取り合ってバスに乗り,洲崎をはなれていく.どちらかといえば「ハッピーエンド」のような演出だった.




『終の信託』(東宝等,周防正行,2012) その1


現在,(絶賛?)上映中の映画である.テーマは「終末治療」.例によって,この映画の公式HPから,「ストーリー」の部分を転載しておこう.


「1997年、天音中央病院。折井綾乃(草刈民代)は、患者からの評判も良い、呼吸器内科のエリート医師。しかし、長い間、不倫関係にあった同僚医師の高井(浅野忠信)に捨てられ、失意のあまり自殺未遂騒動を起こしてしまう。そんな綾乃の心の傷を癒したのは重度の喘息を患い入退院を繰り返していた江木秦三(役所広司)の優しさだった。綾乃と江木は心の内を語りあい、医師と患者の枠を超えた深い絆で結ばれる。
しかし、江木の病状は悪化していった。自分の死期が迫っていることを自覚した江木は綾乃に懇願する。「信頼できるのは先生だけだ。最期のときは早く楽にしてほしい」と。
2か月後、江木は心肺停止状態に陥る。
江木との約束通り延命治療を中止するのか、患者の命がある限り延命の努力を続けるのか…。
「愛」と「医療」の狭間に揺れる綾乃は重大な決断を下す!
3年後、その決断が刑事事件に発展する。検察官・塚原(大沢たかお)は綾乃を殺人罪で厳しく追及。綾乃も強い意志でその追及に応える…」


周防監督にとって,この映画は,初めての「原作物」だそうだ.だから,鑑賞の前に,原作を読んだ(脚本は監督自身が担当している).平面的な活字の世界を,監督がどうやって,空間的に映像化するがに興味があったからだ.そして,その試みは成功している.監督は製作に関して,「映画らしい映画を撮りたい.『映画を観たなぁ』と思える映画を撮りたい」と発言している.そのためか,尺も144分と十分にある.

この映画はディーテイルに非常にこだわっている.医療器具,壁につたわるパイプ管,検察庁での待合室等々,相当に計算されている.それにより,映画にリアリティが加わってくる.

周防監督は,演技を指導するのではなく,演技を引き出していくような感じを受ける.(続)


『終の信託』(東宝等,周防正行,2012) その2


綾乃は,相異なる3人の男と対峙する.一人目は不倫関係にあって,結局綾乃を棄ててしまう,同僚医師の高井(「第一幕」とする).二人目は精神的に深い絆で結ばれ,「最期のときは早く楽にしてほしい」と求める患者の江木(「第二幕」とする).そして三人目彼女の冒した行為の責任を追及する検察官の塚原(「第三幕」とする).文字通り,この映画は起(第一幕)承・転(第二幕)結(第三幕)の形をとっている.そして綾乃は三者三様の心を持つ.ここで,江木は「尊厳死」とか「安楽死」という言葉を使わず「最期のときは早く楽にしてほしい」とだけ言っているのことに注意を要すると思う.それは,自分(江木)の命を自身で決めるのではなく,綾乃に委ねることを意味している.「信託死」とでも言うのだろうか?

以下,上映中のため,ごく表面的な印象のみを記す.

第一幕(起)では,正直いって,「失意のあまり自殺未遂騒動を起こしてしまう」という結論ありきで,その,動機づけとして,高井に棄てられるというという設定になっているかのようだ.事実,綾乃が自殺未遂をするくらい,それだけ高井を愛していたのかの描写は不足のような感じがする.原作でも,この辺の記述はごく軽く済ませている.

第二幕(承・転)では,心傷ついた綾乃と何回も入退院を繰り返している,治療期間25年の重篤な喘息患者,江木との「医師と患者の枠を超えた深い絆」である.それは徐々に形成されている.崇高でさえある.江木が綾乃に全幅の信頼を寄せるのに,そうは時間はかからなかった.やがて,心肺停止状態になる江木に対し,綾乃はかなり悩む.そこで意を決して……なのだが,ここで「転」に相当する事態が発生する.

第三幕(結)では,綾乃と検察官・塚原との闘いである.筆者は,この幕が一番の見ものだと考えている.事実,綾乃と塚原が対峙するシーンは,連続して実に40分程度ある.また,照明効果もあり,場面を引き立てている.どちらかと言えば,短いカットの積み重ねだったこの映画だが,この場面では,ワン・シーン,極端な長回しがある.
塚原は,法律はよく知っているが臨床経験はもちろんない.綾乃は,臨床に関しては熟知しているが,法律は少し(過去の医療事故の判例など)知っている程度である.立場は塚原の方が上である.綾乃に「知っているか知らないのか」「言ったのか言わないのか」「やったのかやってないのか」「訊かれたことのみを答えよ」と,二者択一の質問を,あるときは噛みしめるように,あるときは恫喝するかのように,繰り返す.法律の立場からの問いかけである.それに対し,綾乃は,二者択一とは違う第三の返答をする.臨床の立場からの,落ち着いた回答である.この丁々発止が興味をそそる.この,第三幕については,これ以上詳しくは書けない.映画全体の感想も控える.

上映中の映画とはいえ,なにやらとりとめのない感想になってしまった.筆者の浅学非才をもって許してほしい.



のぼうの城

面白い、こんなに長い映画だったのかと見終わってから思ったほど。田楽踊りを一人しばいながらあきさせない野村萬斎さんの力をあらためて思い知りました(笑)
山口智充さん演じる武将が槍一本で死体を持ち上げニヤリと笑ったり、首をとばすエゲツナサもこの映画の魅力だなー



戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。『ゼロの焦点』の犬童一心と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣が異色のダブル監督に挑み、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を映像化。“のぼう様”と呼ばれたヒロイックな主人公を野村萬斎が熱演するほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴らが城を守る侍大将を演じる。底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作。


北のカナリアたち

でだし、なんじゃこりゃー!この出演者の出し方(昔の東宝映画風?) これ坂本さんの作品?と思ってしまう。この映画すべてが撮影にぎゅうじられた映画の様に思う、美しいのであり、美し過ぎるのである。
そこに変わらない吉永小百合さんの顔と演技(中盤まで昔と今の違いは髪の毛の長さか^^;とわかるまで区別がつかなかった・・それは置いといて)により、曖昧さが加わるので、上滑りしているようでなぜか歯がゆい想いがする作品であった。



『告白』の原作者である湊かなえの小説「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」を、日本を代表する女優・吉永小百合を主演に迎え、『大鹿村騒動記』の阪本順治監督が映画化したヒューマン・サスペンス。20年前に起きた悲劇により引き裂かれた教師と教え子たちがある事件を機に再会し、それぞれが抱える心の傷や真実が明らかになっていくさまを描く。共演には柴田恭兵、里見浩太朗、仲村トオル、森山未來、宮崎あおい、松田龍平など、ベテランから若手まで実力派が勢ぞろいする。

『赤頭巾ちゃん気をつけて』(東宝,森谷司郎,1970)



青春映画とは,そのときにしか作れないものがある.昔を振り返った『伊豆の踊子』のような青春映画もいいが,そのときの時代や世相・世代を,そっくりそのまま切り取ったようなものの方が,筆者は好きだ.
60年には大島渚の『青春残酷物語』や『太陽の墓場』があるが,70年の作品としては本篇が挙げられる.

この時代は,1969年の東大入試中止をヤマとした60年代後半から70年代前半の安保闘争の時代であった.もし観る機会があれば,宮嶋義勇の『怒りをうたえ』を参照してもらいたい.しかし60年の安保闘争とは違い,70年安保闘争では左翼側の分裂や暴力的な闘争、抗争が激化し運動は大衆や知識人の支持を失ったものとなってしまったようだ.

「この先どうなるんだろうか 日本はソ連のようになるのだろうか? 中国のようになるのだろうか?」と不安に駆られるノンポリの学生たちに,本篇は広く受け入れられた.音楽担当のいずみたくのメロディがそんな若者の青春に花を添えた.

70年代安保闘争で敗北を喫した新左翼運動は,その後「連合赤軍」とさらに先鋭化し,結局は72年の「あさま山荘事件」で完全に瓦解してしまった.

昔,新宿西口や御茶ノ水では,時たび左翼の街宣車があり,戦闘服姿の若者がカンパや署名を募っていたが,今ではもう見られない光景になった.今では,極右の街宣車が,我が物顔のように声高に気勢を挙げている.

いずれにせよ,そんな「青春映画」は青春を謳歌すると同時に「青春の歴史」にもなっている.

『仮面ライダー対じこく大使』(東映東京,山田稔,1972)


スカパーでたまたまこの映画を放映していた.正直,この文章を本欄に投稿していいかどうか,実は,かなり迷った.この映画についての感想ではないからである.いわば,「仮面ライダー」や「地獄大使」などへのオマージュともいえる文章となってる.筆者のオリジナルは少なく,むしろ剽窃の域を出ない.そういう意味では,本欄には相応しくない文章である.もし,「仮面ライダー」にご興味のある諸兄がおられれば,読み流していただきたい.また,感想コーナーにオマージュを投稿することに異議のある諸兄がおられれば,そのご批判には甘んじて受けようと思う.

私が関心をもっていることは,この『仮面ライダー』という映画やテレビに登場する,世界征服を企む悪の秘密結社・ショッカーの大幹部「地獄大使」というキャラクターと,それを演じていた東映の「大部屋」俳優「潮健児」と,彼と番組をとおして関わった人々のことである.執筆の材料としては,伝聞,数年前に読んだ新聞,週刊誌,それに数年前に読んだウィキペデアの記事などである.ただ,一応事実関係を確認しようと思い,あらためてウィキペディアの記事を読んでみると,数年前に読んだ記事とかなり異なっていた.とくにエピソードに関する記述は大幅に簡略化されている.それに過去のウィキペディアと比べて「異説」がかなりある.どちらが「真説」かは判らない.それで,当初から私の考えていたことを中心に書こうと思う.読者諸兄は「異説」があることを念頭にお読み頂きたい.お気になるのであれば,改めてウィキペディアでキーワードを検索して調べて頂きたい.また,何せ昔のことであり,記述にはいささかの思い違いや誇張があるかも知れないが,その点はご容赦願いたい.

話はとっぴょうしもないところから始まる.「かなり」長い話になることをお許し願いたい.このコミュニティに参加されている諸兄であれば,萬屋錦之介という俳優がいたことはご存知だと思う.押しも押されぬ東映の時代劇スターであり,「大幹部」俳優である.深作欣二監督の『赤穂城断絶』や『柳生一族の陰謀』などで,圧倒的な演技力を示している.
ある日,錦之介が長期ロケから自宅に帰り,妻やお手伝いさんたちの出迎えを受けるなか,子供だけは,それに参加せず,テレビの仮面ライダーを夢中になって観ていた.その光景を見て錦之介は子供に「お父さんは地獄のおじちゃんとは友達なんだ」とボソッと言った.子供は驚き,錦之介を振り返った.眼が違っていた.その後,この子は父親を心から尊敬するようになった.
気をよくした錦之介は,今度は地獄大使を演じている潮健児の下に行き,子供にサインして欲しいと頼みに行き色紙を渡した.「大幹部」が「大部屋俳優」を呼びつけたのではない.「大幹部」の方から「大部屋俳優」に頼みに行ったのである.これは想像だが,錦之介が持っていく色紙である.文房具屋で売っている,そんじょそこらの色紙ではあるまい.多分,銀座の鳩居堂クラスの上等なものであったろう.潮には縁のない色紙である.彼の緊張感は容易に想像がつく.(続)
やがて,色紙は錦之介の下に届けられ,彼は,早速子供にそれを渡した.子供は眼を輝かせて喜び,毎晩抱いて寝たという.それを見て,錦之介は「いかに『こども番組』が子供に心理的影響を及ぼす重要なものなのか」ということを,本当に,目から鱗が落ちんがばかりに感じ,あらためて「こども番組」の重要性を悟ったのである.その後,錦之介の奇妙な就職活動が始まる.
何と,錦之介は「仮面ライダー」に出演したいと言いだし,自らオファーに出たのである.条件は二つ.一つは「地獄大使のお友達として出演したい」ということ,もう一つは「ギャラはいらない」ということだった.錦之介としては,自分が出演することで,『こども番組』の質を少しでも向上させたいという気持ちもあっただろうし,また,地獄大使と共演することで,ブラウン管の向こうにいる自分の子供に喜んでもらいたいという親心もあったと思う.「仮面ライダー」のプロデューサーは平山亨・阿部征司の両氏である.彼らはこれを聞き,驚きを通り越して唖然としてしまった.彼らはいろいろ考えた.「地獄大使のお友達」いう設定だが,当然ここでは地獄大使の方に重きが置かれる.つまり「大部屋俳優」がメインであり,「大幹部」はそれをサポートするヘルプの役となる.これは,映画を含めて,東映作品と,そしてそれらに出演している俳優のヒエラルヒーとしては考えられない設定である.また,「ギャラはいらない」と言われても,そうは甘えてはいられない.しかし予算から錦之介のギャラを捻出することは困難であり,仮に捻出できたとしても,それは少額であり,そんな金を錦之介にギャラとして支払うのは,むしろ錦之介に失礼にあたるかも知れない(想像だが,普段のギャラと2桁は違っているだろう).そして最も恐れることは,「錦之介はこども番組に出演するくらい金に困っているのか」というあらぬ噂が立つことである.
「大幹部」が「仮面ライダー」という1話30分物のこども番組に出演することは,単に「仮面ライダー」という番組の問題としてでは収まらず,東映全体の問題となってしまった.さすがに両プロデューサーの手にはおえず,またあまりに荷が重すぎるため,上層部と協議した結果,錦之介の出演は見送られた.「大幹部」という体面を重んじたのである.ほかの「大幹部」には,はた迷惑な話かもしれないし,それは仕方のないことだと思う.出演を果たせなかった錦之介は,代わりに,潮に地獄大使の扮装をして自宅を訪問するように頼み,潮もそれに応じた.もしかしたら,錦之介は地獄大使というキャラクターに憧れていたのかも知れないし,それを演じていた潮をうらやましく思っていたのかも知れない.
ただ,もし錦之介が「仮面ライダー」に出演していれば,「仮面ライダー」を含めこども番組に大きな影響を及ぼしただろう.東映が「錦之介仮面ライダーに出演」というプレスを放映前に発表すれば,映画界・テレビ界は騒然となり,錦之介が記者会見で,こども番組の重要性を訴える機会が得られたかも知れないし,「仮面ライダー」の視聴率は上がり,スポンサーは積極的にこども番組の提供を考えるようになり,広告代理店も新たな戦略を余儀なく取らざるおえなくなるだろう.「仮面ライダー」自体も,「錦之介出演番組」としての箔がつき,以降は一切手抜きができない質の良い作品が放映されただろう.個人的には,やはり,時代劇スターがこども番組でどのような芝居をするのか,興味が惹かれる.そこには,それまでの錦之介とは違う,また別の錦之介が観られただろう.そう考えると,少し残念ではある.(続)
地獄大使の魅力を語るあまり,何やら錦之介の「評伝」になってしまったことを,お許し願いたい.

地獄大使を語る上で大切なことは,子供たちが,仮面ライダーの地獄大使を,無意識のうちに「フィクション」であることを本能的に見破っている点である.テレビや映画に出てくる地獄大使は,完全な悪役で,血も涙もない,冷徹非情な大幹部である.私の知る限り,愛嬌があったり,コミカルな演技を観たことはない.非の打ちどころがない,完全な悪役を演じきっている.ところが,子供たちは,それは「お芝居」での話であって,本当の地獄の「おじちゃん」は優しくていい人だ,と判っているのである.その理由が何なのか,よく判らない.強いていえば,地獄大使の衣装が奇抜だったことかなとも思うが,それでは説得力に欠ける.潮の真剣な演技が,かえって子供たちを安心させ,そういう現象が発生したのだろうか? 現在まで,いろいろな勧善懲悪の「こども番組」が製作されているが,悪役がアイドル化されているのは,後にも先にも地獄大使だけではないか?(ウルトラマンシリーズでバルタン星人やメトロン星人に人気があるが,それとは意味が違うと思う).大袈裟かもしれないが,これは,私は門外漢だが,児童心理学にある一例を提供していると思う.

潮の努力も凄かった.すでに彼は地獄大使の思わぬ人気を知っており,芝居の上では徹底的に悪役を演じたが,芝居を離れると,ひたすら「地獄のおじちゃん」に徹して,決して子供たちの期待を裏切らなかった.
自分の子供の運動会に,地獄大使のいでたちで参加したこともある.当時は小学校もおおらかなもので,地獄大使の登場を歓迎した.彼には貴賓席(!)が用意されたが,にあまり座ることはなく,玉入れの競技があれば,外に出た球を拾い中に投げてやったり,綱引きでは,中央で「紅引け〜っ,白引け〜っ」とパフォーマンスに努めた.彼のまわりでは,「地獄のおじちゃん」「地獄のおじちゃん」と慕う子供たちの人垣が絶えず,彼も「友達と仲良くしているか〜」「先生のいうことをよくきいているか〜」などと言いながら,子供たち一人ひとりの頭をなでてまわった.
「仮面ライダーショー」でも一切手を抜かず,東西南北,四季を問わず,声がかかれば,(何歳までやっていたかは不明だが)年齢,体力が続く限り,積極的に取り組んでいた.地獄大使の衣装はかなり重いらしく,夏の暑いときなど,汗だくで老齢な潮をスタッフが心配するほどだったが,一切不平を言わず,役を楽しんでいたという.

最晩年の1993年,潮は,自伝『星を喰った男』を上梓し,仲間が記念パーティーを企画したところ,潮自身が本当に重篤な肝硬変に臥せってしまい,式の延期も検討されたが,本人の希望で予定どおり式が行われ(死期を悟っていたと思われる),車椅子姿で挨拶してまわり,最期の務めが終わった安堵からか,その二日後に逝去した.享年68.本名・益戸正雄は,亡くなる2日前まで「潮健児」でありつづけたのである.

葬儀には菅原文太や池部良などの大物俳優が参列したそうである(錦之介の参列,供花があったかどうかは不明).また,ショッカーの戦闘員が参列し,最後に「イーッ」と敬礼したという話もあったが,実際は,ファンクラブの有志が平服で「イーッ」と敬礼したのが真実のようだ.そんなファンの行動を,親族,参列者の誰も咎めはせず,また眉をひそめる人もいなかったという.

「仮面ライダー」は1971年から1973年まで,毎日放送系列で放送された作品である.すでに約40年が経過しており,私を含め,リアルタイムで視聴した人は,もう50歳前後のはずである.若い方には,馴染みが薄いかもしれないが,かつて,「こども向けヒーロー番組」で,子供たちが心から慕った悪役キャラクターがいたということだけでも分かっていただければ幸いである.

脱稿にあたり,あらためて,地獄大使こと潮健児さんのご冥福をお祈りいたします.(了)
クロユリ団地

でるなと思うあたりをすべて外されて、正統派というかオーソドックスな作品であり、気が抜けたな
言の葉の庭

水にかかる木の枝など絵の美しさは変わらずいつも美しい、あとはどれだけ絵に音楽が、とくにエンデンクで感動が飛躍的に高まるかがカギです。今回は聞くほどに千里さんの歌声が響いてきたよ。
思い出の映画で金子さんの「ガメラ3 イリス覚醒」です。

金子監督のガメラシリーズは好きで、1のギャオスが東京タワーの
瓦礫の上に夕日を浴びながらたたずむシーンも良いですが
ラストと合わせ特にこの3は好きです。
(当時、観客が入らなかったという記憶がありますが)

あのギャオス大群をどうするのと?封切り当時は金子監督に
聞きました。「あれはガメラが勝つのよ」と言われたふーん、
そのシーンを見てみたい!(回転しながら光線はくのかなと)
最近、「ブライド」で会って、その続き作ってくださいといったら
続編を樋口さんと話しているようなことでしたが、今暖めているのは
日本昔話を基にした作品もあるとか・・・
うーん でも、やっぱり4作って欲しいです。

>233] 画王さん
樋口さんは大作に入っているので当分無理ですね。ガメラ復活強く望みます。
「スワッピング・ナイト 危険な戯れ」

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319716#1

葉月さんが電力会社のバイトか?各家の電力メータを確認していく
オープニングのシーンは最高ですね。とぼとぼと画面手前左に抜けていく
カットのすばらしい。
葉月さんは旨いのか下手なのかわからん女優だが、映画をみるとそこに
彼女がいる、存在感がすばらしいと監督がいっていましたが、この映画
でも、後半近くのキレて後輩夫婦を犯しまくる彼女の無表情さが良い。
ゆきさんもなかなかナイスボディでした。
また、ちょっと今回はくたびれていましたが伊藤猛さんもジャージ姿が似合っていました(笑)

2003年の風間監督の「火星のカノン」です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%8E%E3%83%B3


不倫の?映画ですが、男の視線からも女の視線からも弱さや
愛についてゆっくりと語っていく思い出深い映画でした。
当時、性格俳優、いまは名脇役になった小日向さんが、
相手の男役をあのほんわかした優しさで演じてます。

この作品をみた頃、及川さんの脚本で、「東京ゴミ女」から、
これからの及川さんの作品は見ようと決めました^^)
作品中は、その彼女(彼の)問いに彼(彼女は)どう答えるのだ
ろうとその答えで、二人の関係が見えてくる山場がいくつか
あって、次のセリフにじっと耳を傾けていた・・が、バックの音が
うるさすぎ!同時録音とは思えないが、どうにかしてよという感じ
で、ヘッドホンを付けて観ていました(笑)
なかでも主演の久野真紀さんの後輩にむかって言うセリフで気の
抜けたような声なんだけど、彼女の真実にような切実さがあって
いいし
泣き明かした夜に「死にそうにおなかすいたよ〜、一人にする
なよ〜」と、デパートで公平に偶然に逢ったあと「やめられなしい
すぐ落ち込むし、バカなんだよーわかったか!」という下りや、
(彼女がやるせない思いを、彼にぶつけるセリフですが)
雰囲気もつかみ所がないのだけれど、ちゃんとそこに居るという
存在感があって。
ラストの涙も悲しさがじんわりと伝わってきます。
「うれしはずかし物語」です。



この映画なにが良かったというと、川上麻衣子さんが美しいのです。
この1本でファンになりましたうまい!
肌が美しい、肌の美しさでは「サード」の森下さんを(映画の)
西の横綱とすると、こちらは東の横綱だなー。

それに、橋浦監督が好きで「蜜月」を見たときに、高校生の
川上さんを発見したときは感動ものでした<たんなるオタク(笑)

映画も中年夫婦のやるせなさと、再出発のような意気込みもある
作品で、不倫しながら見詰め合う(窓を通して)夫婦、それに
ラストの階段のシーンで桜吹雪が舞うあたりが(違う映画と勘違い
している気もする^^;)また美しいのです。

画像を探していたら、ヤフーとか検索で出てこない映画の部類
になっているのに驚きましたが、陽を見ない映画というか
一般からは消しさられた作品という気がして、ちょっと悲しいです。

でも、検索したら、この映画の動画がアップされているのには
ビックリ!すごいですね、インターネット。


「夫婦善哉」

この映画、めちゃ好きですねん^^)
大阪、法善寺近辺を舞台にした夫婦?愛
森繁さんと淡島さんの、遊んでいるのか、遊ばれているのかわかないけど、しっとり離れない愛情、いいんですわー。
森繁さんは、これから数々の作品でコンビを組むことになる、淡島さんとも豊田監督とも初コンビの作品。

ジョージ秋山さんの漫画「はじれ雲」みたいな雰囲気もあり(「はぐれ雲」昔、TV版の渡瀬さんと桃井さんのは、雰囲気があわないと思い観てませんでした)いい作品ですね。この作品の森繁さんはもっといいかげんですが(笑)


「茄子 アンダルシアの夏」



背景の流れる感じが、こんなカットあったかな?と思うくらい
新鮮でした、実写みているようで。
あとは、レースの途中「あまえか」と、影をつくる牛の看板に独り言をいうあたりも、子供時代の思い出というか、彼の過去をのぞき見するような、そして温かい少年時代を思い出させるようで好きなシーンです。

ちょっと古いのですが昔好きだった、ピター・イエーツの「ヤングゼネレーション」という映画なども思い出したりして楽しく観ました。

ヌイグルマーZ

マスコミ試写初日。東映本社6階第二試写室18:00開演。

色んな意味で贅沢で面白い作品です。109体のゾンビ軍団も最高です。

実は、私もゾンビで参加していますし、お仲間沢山出ています。

井口監督は、本当に、女の子を可愛く、美しく、愛らしく、セクシーに映し出します。これは井口さんの愛なんでしょうね。他の監督ではこうはいきません。

華麗なるヌンチャク(自作のピンク)さばきがお見事な中川翔子。この現場に居合わせましたが、マジで嬉しそうでした。

正直、主役を完全に喰った武田梨奈。スプーン投げのイケメンキル・ビリーとヌイグルマーの二役で、美味しい役どころ。かっこいいところは全て彼女がもっていっています。現場でのアクションを丁寧にこなしていく彼女はステキでした。間違いなく、彼女の代表作になり人気出るはずです。

ダメ子を受けつけない響子を演じる市道真央、散々しょこたんダメ子を苛め抜き、とにかく超憎たらしいのです。それが又、いいのです。彼女の小さい頃の北原帆夏も唇が妙に色っぽい!

叫んでばかりの孤独な片腕(マシンガール)ロリータ高木古都。ムチムチな強烈ボディをも見せ付けてくれます。

響子の母の平岩紙さんもとても綺麗なんですよ。


そして、私の大のお気に入りの最終兵器。これは、もう井口ワールド全開で笑わずには言われません。これは是非劇場でご確認していただきたい。

1月25日全国公開です。お楽しみに!
「降霊」 

出だしから、SMAPの 草薙さん が出てるし、
おーと思ったら、カリスマなどなどの黒沢側近総出演の映画。
この映画、幽霊がみれる方^^;に、どの映画がいちばん怖いですか
と聞いたら、ほとんどの方が「降霊」といったといういわくつきで
特にホテルの朝食のシーンで、あの少女の手がジュンさんの肩に
かかるシーンとか。

見終わるった感じはそんなに怖くないですね<凡人には
でも、面白いです。もし、役所さんの立場だったら、もろあの
行動にでるかなと思ったり。
一番こわかったのは、蓮さんの脇に座る赤のワンピースだったり
します。


「熱帯楽園倶楽部」

滝田先生は、えらい!

94年当時「熱帯楽園倶楽部」を見てきまして、もう先生になってしまいますが^^;
こんなに笑えたのは 久しぶりですした。
いやー、満足 満足 ^^。

あの、最後に「ねったいーらくえんくらぶー」と太い声でのたまう予告編から
受ける印象より、数倍も本編の方が面白いです。
小技というか、独自のセンスでせこせこ生きている人々を小気味良くさばいていって
(登場人物がとても生き生きしてますね)あとは、知らないうちに人情話しの薄い
ガーゼでくるっと巻いて、一丁上がりってな感じですが、並みの出来ではありません。

風間杜夫さんも、この作品で「蒲田・・」の次の黄金期を迎えそうな気がするほど
素晴らしく、以前は尻上がりのセリフで、若殿様という様な雰囲気があったのですが 
あれ?これ、風間さんと思うほど変わってまして 今年の主演男優賞を取ってしまう
かもしれませんね。(オイオイ、、^^;)

この様な気に入った映画を見ると、道端で100万円を拾ったほうな気分になって
生き揚々と帰ってきました、「愛が微笑む時」は、傘をふりまわして帰ってきたから
単純なんだなー^^;、うーん 今日はこの映画だけでラッキーな1日でしたね。
アントラーズの試合を見ようと思ったけど、映画に行って正解でしたね。
(負けちゃったし^^;)
そうそう、あの3本のマッチあたりから(「あなたー、何買いますか?」^^)もうー
この映画に抱きしめられてしまいました。


「トラブルマン 笑うと殺すゾ」

なに〜、それというかたも多いでしょうが、
私 この作品好きだったんです^^;

主演は、カラオケで有名な「酒と涙と女」の歌手の河島さん、
映画は、出だしから電車の荷台(あの上の方にある荷物おき場)に
河島さんが寝てるんだから、
普通そこに人はいないだろうーと(笑)・・つかまれて
あとは、あの河島さんのガラガラ声とパワー、それに恋も
ありと、面白い作品でした。


>>[244]

勘違いかも知れませんが,私,この映画,封切で観た記憶があります.

確か,タイトルは忘れましたが,百恵&友和映画との2本立てでした,

あらすじは完全に忘れたのですが,河島英五は,「岩岩岩岩」(イワイワガンガン)という役だったと思います.ある会社で,コンピュータで日本で一番優秀な人材を検索したところ,岩岩岩岩がヒットしたという出だしだったと思います.

「ギャグ・コーディネイター」ということで,はかま満緒がクレジットされていたと記憶しています.

実は,この映画には後日談があって,河島が,「映画の出演料は自分で稼いだ気がしない」と言って,ギャラの500万円(確かこの金額だったと思います)を,どこかに寄付したんです.当時の東宝のB級映画の主演のギャラの目安が分かり,非常に参考になったと記憶しています.
>>[245]

コメントありがとうございます。
私は河島の姿しか思い出せませんが、asanoha1982さん の方がよくおぼえてますよ^^v

>確か,タイトルは忘れましたが,百恵&友和映画との2本立てでした,
昔つけていたノートで、「ホワイトラブ」でした。同じ日に「天使のはらわた名美」を
観てるので、当時私は日活ロマンス座いって東宝をはしごしたのですね(笑)
次の週があの「エイリアン」第一作でした。懐かしいですね。

>ギャラの500万円(確かこの金額だったと思います)を,
そうでしたか、なにでこんな情報を得ていたのですか?
当時私は、この手のことはぜんぜん、わかっていませんでしたね^^;

では、また宜くお願いします。
アニメで「あしたのジョー2」です。

この作品は好きでしたね。映画は1よりは2かな
大人の映画という雰囲気で、マドンアって、おー白木葉子か、彼女との絡みが濃厚で、大人って感じ。
25年くらい前の感想を紐解いてますが^^;
ラストは泣いたな〜。。と思う。。というか、高校時代に友達に全巻借りて読んだとき、ラスト泣けました。泣けたマンガはこれと「カムイ外伝」くらいかな。

青をバックにしたチラシがあるはずですが、時間がなく一般的な画像を入れてます。


>>[246]


「500万円」の情報源は,多分,朝日新聞だったと思います.

「まだインターネットの時代ではない」「スポーツ紙」は読んでいない,といった消去法で,そう行き当たりました.
「棒の哀しみ」

当時、神代さん、永島さんが出てるということで観た映画でしたが、相性があったのか、ずっと観ていたいと思った作品。3、4時間このままずっと続いても苦にならないなーと、こう思える作品って案外少ないです。

神代さんは、このあと遺作になる、浜辺で若い男女が戯れる作品を作ってますが(作品名忘れた^^;)これは自主映画的であり、見る影もなく、これが神代さん最後の打ち上げ花火になる作品。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id152335/
>>[248]

しりとりもよろしくです(笑)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34995850&comm_id=3669024
「青い炎」

原作はすごく気に入ったいました、映画は出だしはタルイな〜と話していましたが、ラストに向けての追われる者の心理など引き込まれる展開があって(あの防波堤の上を二人で歩くシーンは逆光でのすばらしいシーン)最後まで完走しました。
ラストは橋浦さんの「星空のマリオネット」を思い出させるものでしたが、クッとトラックへ曲がるシーンを正面から1カット欲しかったなと思ったり、同じ結末を迎える話でも一方は理由のつけどころのない自死ではあり、こちらは結末のわかる話と中身は違うけど、死ぬ年代は若くなったなとか思ったり。


「アップルシード」




これ最高ですね
最初の廃墟のシーンのすばらしいこと^^)
話もアップルシードという生殖データソフトに絡んだ
彼女の秘密と
面白かったです
船を編む



小林薫さんの老けかたが素晴らしい!
メイクも雰囲気も万点

あとは辞書つくりの大変さがわかりました。

あと、松田さんの演技を見てみたいという興味で
みた感じがありますね。演技的には、もどかしさもいまいち
だし、ぎりぎり合格ラインの演技でした。

池脇さんもオダギリさんも余裕のある演技で作品を和らげて
いた
ほしのこえ




悲しい映画だったんですね


光の入れ具合が、好きです(濃いめが)、それと人物の描写の
アンバランスも作品をなごませている感じ。
短い作品ですが、良質な1本をみた感じは十分だし、良かったです。
『すべて君に逢えたから』

今週みてきました。

洋画の「アブアクチェアリー」をおもって作った恋人とちの
物語ということで、どう東京駅にむすbいつけるかも興味が
あったし、ラストの盛り上がりは、どうするのかも興味ありました。

こういきますかというエンデングであり、また、あのツタヤのバイトはできすぎの
感もありますが、いま思えば楽しい時間をすごさせて頂きました。

どーと盛り上がるような!クリスマスパーティでの恋の告白とか・・
そんな場面も見てみたかったです^^)


『永遠の0』

戦闘シーンなど圧巻! それに、イメージ的な歩道橋のうえをゼロ戦が飛び去るシーンは、

この場面を考えどうしても入れたかった監督の気持ちに感動しました
高速参勤交代


面白いです。 いわきは「フラガール」もそうだけど、映画的にラッキー場所なのかも(笑)

最後までみて、松竹喜劇であり、ドタバタでもあり、水戸黄門でもある。
田舎サムライが強いのもいいじゃないですか、ふつうはおたおたして
弱いのに、強いんだから、それが微笑ましくなり、映画が好きになります。
『あちらにいる鬼』

2022.10.25 東京国際映画祭にて

公開時期:2022.11.11

https://happinet-phantom.com/achira-oni/







傑作ですね。

まず、全体的にセリフがゆったりとしていて、聞きやすく好感が持てたこと。

そして、無理なく、役者の方全員がその役にすっぽりと嵌まっている。なんなんだろう?セリフなのか?役者の旨さなのか、観ていて気持ちいが良いのです。







ps

海外向け題名は、「2Women」た。

その他

・ラストを観ていて、あー日本語の主題歌とか(押しつけがましいので^^;)流れないで、曲の強弱くらいが良いなーと思ったら、思った2秒後に流れてきました(笑)

まー、長いシーンだったので良かったのかな。

・ラスト近くの屋上での涙は、苦労が終わった安堵の涙か?負けた悲しみか?いろいろ思わせる良いシーンでした。

・今回は瀬戸内寂聴/寺島さんを主役にした映画でしたが、母/広末さん側から見た映画も観てみたいと思いました。秘めた思いがたんとあるな^^;





◆作品紹介

瀬戸内寂聴、井上光晴、そしてその妻。実在した人物をモデルに、男女3人の特別な関係を、井上夫妻の長女である井上荒野が描き切った「あちらにいる鬼」。日本を代表する映画人が結集して制作!

◆作品情報

監督 廣木隆一

脚本 荒井晴彦

キャスト

寺島しのぶ

豊川悦司

広末涼子・他

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