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不妊 妊娠出産めざしてコミュの着床能 を調べる検査「エラ、エマ、アリス」について

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不妊治療では着床能(ちゃくしょうのう)という言葉がたびたび使われます
受精卵が正常に子宮内に着床できる能力のことを指し、
受精卵側にも子宮内膜側にもこの着床能がないと着床して妊娠には至りません


その子宮内膜側の着床能を調べる検査が ERA(エラ)EMMA(エマ)ALICE(アリス)
それぞれ、どういう検査なのかというと


コメント(3)

ERA(エラ)

この検査は、まず「着床の窓」という言葉から、知ってほしい
受精卵が着床するにも、一定の限られた時でないと着床できないのです
一般的には卵子が排卵されて,黄体ホルモンが上がって5日後くらい

要はそのタイミングの時に、子宮側も着床のための窓をあけて受精卵を迎え入れようとしているけど

そのタイミングをずらすと、窓を閉じてしまい
受精卵は締め出しをくらってしまい、着床ができない

体外受精の移植スケジュールも大体このタイミングを狙って行われるんですが、
ただ着床の窓が開いている時期は個人差があるんです

体外受精でない、自然な受精であれば、体自体がそのタイミングを調整してくれるのですが・・

体外受精は受精卵を移植するという体としては自然でない形で
受精卵が入ってくるから、子宮内膜側の窓をあけているタイミングとずれてしまう人もいる

何度か胚盤胞移植をしているのに着床しない人は、
もしかしたら、このズレが起きているかもと考えて
行った方がいい検査です
(反復着床不全の約3割に着床ウィンドウのずれ!との報告があるそうです
EMMA(エマ)

子宮内の細菌叢(子宮内フローラ)のバランスが正常かどうかを調べる検査
腸には悪玉菌と善玉菌の腸内細菌が存在しているのは、有名ですね
悪玉菌が優位になると、腸内環境が悪くなり、不健康な体質になりやすい

近年の研究で、子宮内にも細菌が存在していることが明らかになり
子宮内も悪玉優位になると体外受精の成功率が悪くなるということで
子宮内の菌状態が善玉優位のいい状態かを調べるわけです

善玉菌(ラクトバチルス)が少ないと、流産や着床不全と関連。

これは食生活が悪いとよくない人が案外多い、腸内細菌ともつながっているので

腸内細菌を整える腸活は妊活者は心掛けてもらった方がいい
ALICE(アリス)

エマよりさらに子宮内膜に絞り、子宮内膜炎となる悪玉菌が子宮内膜にいないか調べる検査

子宮内膜炎は子宮内膜に感染菌がいて、
その細菌を叩こうと免疫が感染菌と激しい戦いを子宮内膜を舞台におこし
感染菌だけでなく子宮内膜にも炎症を起こさせてしまう状態

そういう子宮内膜に受精卵が着床しようとするのは
いわば、激しい戦闘がおこなわれる戦場で受精卵を育てようとするもの
着床しても、炎症のとばっちりを受けて、受精卵が傷つけられて育つことができない
慢性子宮内膜炎(CE)になっていたら、常にそういう状態ということですね

流産を繰り返した人は受けてみるべき検査
慢性子宮内膜炎は不妊症の女性の約30%の方が罹患していて
習慣性流産を引き起こしている患者に関してはその数は60%に及ぶと言われています

読まれてわかると思いますが、不妊だからといって誰もかれもする検査ではない
子宮内フローラ調べるEMMA(エマ)は当たり前に検査するクリニックも増えましたが
ERA(エラ)とALICE(アリス)は状況によりますよね

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