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mixiでギャラリーめぐり@京都コミュのASPHODEL -The Sanctuary

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祇園に咲く白いユリ
アスフォデルを形容する言葉として、穢れのない清廉白いユリを用いることは不可避だ。
何故なら、ASPHODELそのものが白ユリを意味するものであるから・・・。

四条縄手通りを10メートルほど上がると、そのギャラリーは姿を現す。 企画展しか行わず、テナントの入っていないファッションビルのような印象しかお持ちでない方々が居られるとしたなら、それは大きな欠損です。
公式ホームページに紹介されている、過去の展示やイベントの実績をご覧頂くと、素晴らしい企画ものしか行われていない。
いつかは、僕もこの場所をお借りして、展示を行いたいものです☆

なお、建築はFOBAによる白くクールなファサード

京都市東山区八坂新地末吉町99-10 〒605-0085
(四条縄手通北へ11軒目東側) 最寄駅(京阪四条/阪急河原町)
TEL/FAX 075-531-6131
http://www.members.aol.com/sanctuaryap

コメント(7)

今週末から4日間だけの展示会です。
時々しか開催されないので、ギャラリーをじっくり拝見出来る良い機会かもしれませんね?
いえ、展覧会の方がメインですっ☆ (笑)

皆様、2007年新春の展覧会は、1月恒例の日本の古典芸能の革命を追求した作品展です。
今回は、古典能面から創作能面を制作する田口賢一氏と彼のコレクションから君塚氏の球体関節人形が奏でる...妖しくも魅惑の幽玄の美。  今回の展示会を逃すと、この先ご覧頂く機会はございません!!
夕闇からのEXHIBにて、僅かな光と馨しき香で幻惑的な陰影を是非ご堪能下さい。




◆ 'Vertigo' - 新月幻惑の展覧会 -
Evening & Night in ASPHODEL
1/27(Sat) -30(Tue) pm16:00 -21:00




作者プロフィール

田口賢一    
1969年 埼玉生まれ 現在 京都放送(株)のテレビ制作の 技術部門に所属
京都造形芸術大学 通信教育学部 ランドスケープデザイン学科 在籍
2004年より能面師 大月光勲氏に師事



個展略歴
1995年     京都大龍堂書店ギャラリー 
          三次元曲面による立体音響スピーカー理論とモデルを発表
2000年     京都造形芸術大学 Gallery RAKU
          「あなたの庭は何処にありますか?」 〜心象風景〜
          サウンドスケープ(音響)と映像作品
2001年     東京銀座Peper’s Gallery 及び Peper’s Loftにて
          LandScape? 〜風景の中へ〜 
          Art meets Sound企画で 松本佐織、出井賢嗣の
          両アーティストの立体作品と音響/映像によるコラボレーション
2001年     九州芸術工芸大学(現九州大学)MAX/MSP研主催「freq」
          多チャンネル出力による立体音響演奏
2005年     京都 Galleryバウハウス ガラス造形作家/照明作家のための
          サウンドデザイン(作曲と音響デザイン)
2006年     東京 銀座 ヴァニラ画廊 「悪趣味ルネサンス」展
          笹山直規 氏主宰による 6人展 (現代能面)

                              


作品展示によせて・・・

祇園の夕べの喧噪が時代の時勢を映し出す・・・此処 ASPHODEL の空間をお借りし
て、 日本の伝統に敬意表して、和の風合いを受け継ぎながら現代の“今”を後世に伝えよ うと、 2007年の最初の月に、ここ京都から 私の作品を展示できることを嬉しく思います。

私は 現在 能面師 大月光勲 氏に師事して、古典的な能面の制作を学びながら、 それと並行して現代人の貌(かお)を題材とした 現代の創作面も制作しています。

能楽は室町期に将軍足利氏の庇護のもと、観阿弥・世阿弥によって大成され、その物語は いにしえの王朝絵巻の物語を 多く題材にしたものが主流となっています。
そこには500年もの歳月を経た重みを感じると共に、舞台を目の当りにした時に は、私 たちの血の中にも日本の伝統と継承された美意識に息づく大きなチカラのうねりを感 じずには居られません。

幼児虐待、蔓延する疫病、テロの応酬、様々な民族問題、国家の暴走、倫理性の欠如した企業体質と医療の現場、虚構で実体を伴わないながらも 知覚的にリアルな電脳世界と そこに拡充する新世界のネット社会の拡充。核家族化と崩壊する家庭、人口や国家機能
の都市への集中化と云った コミュニケーションの希薄化と偏在化がもたらす歪んだ社会模様。 内面的な世界へ埋没することで、実社会から隔絶・逃避しようとする 新世代の若者たち・・・。
 

自省や祈りと云った行為そのものが、疎外視されつつある現代社会に於いて、自己を取り巻く環境を救済する視線はいったい誰が注ぐのだろうか? 監督官庁や地方自治体の担当部署と云った行政任せの放任主義や個人主義と無関心の蔓延が、この殺伐とした社会そのものの暴走の一翼を担っているのではないでしょうか?


『平成の世から500年を経た未来に、いったい今の世界はどのように映るのだろう?』
そのような視点軸を起点として、昨年の夏 銀座のヴァニラ画廊にて笹山直規氏が主催する展示会に作家の1人として ここに展示してある現代人の面を出品しました。

声を上げられない乾いた悲鳴が、決して声を発することの無い面を介して 内包する心の痛みと叫びを 想いへと昇華できるのら・・・そう願って止みません。







ASPHODEL と 現代の貌の面(おもて)

以前、あるアメリカ人女性が自作した「Faceless Women」(貌の無い女たち)と題された詩に触発された事があり、それは女性の生についての試練を表現したもので現代人の顔を写し取り、面を作っている自分との因果を感じた瞬間でもありました。
私は制作において「永遠なる処女性」を追求しています。誰もがイノセントであった過去への憧憬。少女性...穢れ無きイノセントな存在への渇望とは裏腹に、欲深き情念と逆行する
自らの言動。ASPHODELの花は純潔のシンボルであり、純潔さと残虐性を秘めたこの少女性こそが破壊の衝動へと見る者の狂気を駆り立てる根源であり、全てを許容する優しい心であってほしいと信じるのです。Sanctuaryは禁断の領域。
ASPHODELは、言語上でも実に意味深い哲学性に溢れ、二元論的な世界観により現代社会の病んだ側面を「芸術」という偏向フィルターを介して観る者を魅了しています。
夕闇から始まる...幽玄なる無言の現代能を是非ご堪能下さいませ。 



出品の簡単説明 (中国女性っぽい面で・・・)

セルジュ・ルタンス と云うフランス人の名前をご存知でしょうか?
あなたがもしその名前をご存知であるのであれば、この妖艶な表情をした面(おもて)の中に その理由と美しさの痕跡や根拠を発見できるかも知れない。

古典の能楽から大きく乖離した今回の現代人の貌(かお)をした面の展示は、ある意味 それらを冒涜したように映ると感じられる方も多いかと想像する。

しかし、「真の伝統とは、古典を踏襲するだけではなく 打破して行くもの」との先人のコトバを信じて、今回の展示会は 現代の混沌とした世界観を背景として貪欲に取り入れ 新たな ”平成の世の能楽”を創作してみたいとの自らの意志と、その意義を世にを問うてみたい。

今に生きる 私たちの世界の矛盾と問題が、舞台と云う喜劇と悲劇を演じる場によって知覚される事の 本当の“悲劇”を今更ながらに気付かされる愚かさを知れ。

そしてこの無言のまま凍りついた貌はこう僕たちに警告する・・・。
   『 あなたは 生きていますか・・・? 』 と。
なおきくん
最終日は終日お仕事で滞在してません。
また作品はその後関係者だけの展示となるそうで、撤収自体は後日となります。
最終日はギャラリー側のスタッフだけとなりますので、それでよろしければ・・・。
僕は月曜日まで毎日詰めております。
お越しお待ちしておりますよ〜 ☆
あ、渡辺さんとかご連絡しなきゃ!!

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