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BSTサイクリングクラブ(仮称)コミュのMTBの事、色々・・・・

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MTB所有者も増えてきましたし、MTBに関する色々な事をちょっと書いてみたいと思います。

ランドナーやパスハンター、スポルティーフ等の歴史ある自転車に関しては私よりもカルロス部長の方が詳しいですし、正直、私が詳しいのはMTBだけなので。(笑)

MTBという一括りでもジャンルは様々でして、用途によって様々なタイプが存在します。

一般的で購入しやすい価格帯のモデルの多くはクロスカントリー用(XC)モデルでして、上り下りのある周回レース用のMTB。ハードテール、フルサス共にありますが、フロントフォークは80ミリから100ミリ位のストロークでエアサスが主流。ポジションはロードに近く、ハンドルが遠くて低く、サドルが高いポジションです。

このXC系よりもちょっとハードな感じのモデルがオールマウンテン(AM)です。上りも下りも行けるけれど、あまり競技色の強くないモデルです。シングルトラックを楽しく走る事を主体に、サスペンションストロークは100ミリから130ミリ位、あまりボヨンボヨン動かないサスで、舗装路の上りをゆっくり上って下りを楽しむって感じです。体力のある人だとこのモデルでXCレースに出る人もいます。

更にハードになるとフリーライドモデル(FR)カナダで有名なノースショア等のガッツリ系トレイルをガンガン走るのがこのフリーライド。150ミリ位のストロークのサスペンションで、2mくらいのドロップオフを落っこちたりします。(笑) この位のモデルになると重量も重くなってきますので、上りはひたすら押しますが、カナダの連中はこのモデルでも漕いで上るらしいです。(笑)

一番ハードなのがダウンヒル(DH)。完全な下り専用で、最近のモデルはサスペンションストロークが200ミリ以上あります。フロントギヤはシングルで上りのことなんて全く考えられていません。

一般的(?)と言えるのはこの4カテゴリー、他にも、トライアルやダートジャンプなんてのもあります。トライアルは私のサドルのない奴が専用モデルです。前後共サスペンションがなく、サドルもありません。最近は20インチモデルが主流になりつつあります。

ダートジャンプは専用のコースでジャンプしてクルクル回るヤツです。ちょっとBMXに近い感じですかね。ダートジャンプのモデルはかなり頑丈に出来ていてフリーライド用のハードテールとして使う人も多いです。私もこの手のモデル(FOES ZIGZAG HT)を持っていますが、シングルトラックで結構良い感じで遊べますが、街乗りはしたくありません。(笑)

おおまかに、最近はこの6カテゴリーのMTBがあります。

日本で、普通にMTBで遊ぶというのならカテゴリーとしてはオールマウンテンとなるのではないかと思います。競技に出るわけでなく、ただ楽しくMTBで遊ぶ、ちょっと気の利いたシングルトラックを自分のペースで楽しむのならオールマウンテン系かなと思います。

ただ、オールマウンテンモデルでなければそういう楽しみ方が出来ないという訳では無く、クロスカントリーモデルであろうと、ダウンヒルモデルであろうと、それは持ち主の考え方と遊び方でどうとでもなってしまいます。サスペンションがあれば楽だけれど、フルリジッドのモデルであっても山遊びは問題なく出来ますし、そういう既成概念に捕らわれる事無く、自由に遊ぶというのがMTB本来の楽しみ方だと思います。


MTBのいじり方

ここからはかなり個人的な意見もありますので参考程度にして頂いた方がよいかもしれませんが、私のように技術のない者がシングルトラックで楽しく走るという面ではちょっと参考になるかも。

シングルトラック遊びをする上で大切なのはコンポーネントのグレードや、車体重量などよりも、まずはポジションです。どれだけ余裕を持って自転車をコントロールできるかというのが一番大切です。

シングルトラックでは殆どサドルに座る事がないので、ハンドルの形状や幅、ブレーキレバーの取り付け角度等が重要になってきます。また、滑りやすいペダルではしっかりと踏ん張れませんし、ペダルとシューズが固定されるSPDペダルではとっさの時に足が出せないので、ペダルはピンペダルがお薦め。

ハンドルはフラットバー(あまり曲がっていないタイプ)とライザーバー(ちょっと曲がりのキツイ、オートバイのアップハンドルっぽいヤツ)の2種類がありますが、シングルトラックでの扱いやすさではライザーバーの方がいいと思います。見た目的にはフラットバーにバーエンドを付けるほうがカッコイイと
思いますけれど、扱いやすさではライザーバーかな。

私のF300、I−Driveがライザーバーです。さもんさんが乗っているアラヤはフラットバーですね。クロスカントリーレースや街乗りでは幅の狭いフラットバーの方が扱いやすいですが、山では幅広のライザーバーの方が押さえが効くのでコントロールしやすいです。ライザーバーも絞りの緩いものからきついもの、アップ寸法の少ないものから多いものまで色々あり、好みもわかれる部分です。

私の場合、あまりアップ寸法が多くないもので、絞りが若干きつめのものが好みです。絞りハンドルの方がシブいし。(笑)

次に重要なのはタイヤ。

タイヤも種類が多く、銘柄や太さ等、数百種類あります。
シングルトラックの下りで一番大事だと思うのはフロントタイヤのグリップでして、オートバイと比べ、MTBの場合かなりの部分をフロントタイヤのグリップ力に依存した走り方になります。その為、フロントタイヤは出来るかぎりグリップ力の高いものをチョイスするのが良いと思っています。

逆にリヤタイヤに関しては自走の上りであまり漕ぎが重くならず、未舗装路でそこそこ食いつくくらいのモデルでよいと感じます。

前後同じ銘柄、同じ太さにする必要は全くないと思っていますので、フロントはちょっとゴツイ太目のタイヤ、リヤは細めで漕ぎの軽いタイヤというチョイスが良いと思います。

F300ではフロントタイヤはマキシスのハイローラー(2.3幅)で、リヤはユッチンソンのパイソン(2.0幅)というチョイスにしています。ハイローラーは基本的にはダウンヒル用のタイヤでこれをリヤに使うと漕ぎ劇重になってしまうのでフロントのみ使い、パイソンはクロスカントリー用で舗装路でも下手なスリックより漕ぎが軽いので使っています。まぁ、未舗装路のグリップはソコソコといった感じですけれど、リヤが滑ってもそんなに怖くはありませんから。

あとはブレーキですか。

ブレーキはディスクブレーキが主流ですけれど、訳のわからんメーカーのディスクブレーキより、しっかり調整したVブレーキの方が良いと思います。お薦めなのはシマノのデオーレ。これをしっかりと調整しておけば全く問題ありません。アリビオのVブレーキでも全然OKですし、テクトロの物でも調整さえしっかりしておけば制動力に不満は出ません。

ディスクブレーキの優位性がハッキリと出るのはマッドコンディションの時で、こういう場面ではVブレーキは全然効かなくなってしまいます。ただ、レースでもない限り、ドロドロのシングルトラックを走るという事は殆どないですし、ドロドロのシングルトラックを走るという事は道を傷めてしまうのであまりしない方がいいので、ドライコンディションで走るのであれば、ディスクブレーキが必須という事はありません。Vブレーキでも十分過ぎる制動力が得られます。


まぁ、色々書きましたけれど、結局のところ乗り手のやる気というのが一番大事なんですね。
高性能なMTBだから面白い訳ではなく、高性能なMTBは乗り手の未熟さをカバーしてくれるだけで、
楽しめる部分を助長してくれる訳ではありません。

MTBは自由な乗り物。どれだけ楽しく、面白く乗れるかと言うのが一番大事だと思います。

楽しみ方と言うのは人それぞれだし、「コレが本道だ!」と言うものはないと思います。

楽しんだ人勝ち。これが本道です。


長文、乱文乱筆失礼しました〜。

コメント(3)

まいど!
こういうカキコ、ありがたいです。

ワタシは10年くらいブランクがあるんで、
MTBに関してはさっぱりあせあせ(飛び散る汗)
なんせMTB欲しいって言われて、それじゃアラヤのマディー・フォックス!
って答えたくらいなんで(自爆!)

自転車関係の雑誌を読んでも、いまいちピンとこないし...
実践的なアドバイス、参考になります。

>MTBは自由な乗り物。どれだけ楽しく、面白く乗れるかと言うのが一番大事だと思います。

楽しみ方と言うのは人それぞれだし、「コレが本道だ!」と言うものはないと思います。

楽しんだ人勝ち。これが本道です。

ワタシも同感!MTBでなければいけないところ、楽しめるところ
行きましょうね指でOK
Dr.やましーさん

納車おめでとうございます〜。

とりあえずはタイヤ交換ですね。
純正のタイヤ、700g以上あるはずなので、
軽量で抵抗の少ないタイヤに換えると漕ぎの重さが激変しますよ。

ブレーキはテクトロでも調整でかなりよくなるはずです。
フロントはワイヤーが短くて調整しやすいけれど、
リヤは組むときの一手間でタッチや効きが全然変わります。

私もMTBに初めて乗った時、「なんじゃこりゃ!漕ぎ重いし全然進まねぇじゃん!」と思って
どんどんフラットバーロードのような自転車になって行きましたが、
シングルトラックを走るようになって、

「まぁ、漕ぎ重くても良いんじゃね?ブロックタイヤじゃないと山走れないし。」

と、開き直るようになりました。(笑)

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