■目次TOP http://
■【日本】_目次 http://
青木直人「青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像」（動画は削除済み。書き起こしあり）
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青木直人が解説する「北朝鮮への経済援助のヤバさ」
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============================================================
青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像1/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像2/7
http://
青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像3/7
http://
青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像4/7
http://
青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像5/7
http://
青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像6/7
http://
青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像7/7
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■【日本】_目次 http://
青木直人「青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像」（動画は削除済み。書き起こしあり）
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青木直人が解説する「北朝鮮への経済援助のヤバさ」
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像1/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像2/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像3/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像4/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像5/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像6/7
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青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像7/7
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コメント(9)
一部書き起こし。
（青木氏撮影による貴重な北朝鮮国内の映像解説が終了）
桜林美佐
「これかなり貴重・・・あまりこういうの、いや、見たことないです、ここまではねえ」
青木直人
「面白くないですからねえ。ですから、単に映像をですねえ、映して見るだけでは少し面白くないんで、実はこれの話がいかに面白いかというのを、これからさしていただきます。」
桜林美佐
「はい」
青木直人
「えっと、先ほど言いました西海閘門（せいかいこうもん）ですね。これ、'８０年の初めにですね、金日成の指令で工事が始まって、それ以後ですね、急激に北朝鮮の側が人民軍を投入して建設を急ぐんですね。そして'８６年に完成したと。で、その理由は何故かというと、実はこれ��小平と金日成の密約なんですね」
桜林美佐
「へぇ〜・・・」
青木直人
「で、話を少しさかのぼりますと、実はこの西海閘門ができる４年前、１９８２年という年は東アジアの情勢がかなり根底から動いた年なんですね。実はこの年の初めに、長く対立してた中ソ両大国の和解の動きが始まるわけです。で、当時のブレジネフソ連書記長がタシケントというとこで、有名な『対中国関係改善提案』を行うわけです。
で、それを受けて中国でもその年の秋に、共産党の１２回大会がありましてね、��小平路線が確立する。文革派が最終的に追放される。��小平の後継者に胡耀邦総書記が選ばれるわけです。つまり中国はですね、それまでの革命を捨ててですね、市場経済開放路線に移ると。しかも新しい後継者の、胡耀邦という後継者が決まったと。そのことを金日成に直接伝えるために、��小平と胡耀邦と金日成がですね、実は秘密裏に会談してると」
桜林美佐
「へぇ〜・・・」
青木直人
「中朝両国首脳の会見が、この１２回大会のあった秋の直後に行われるわけです。そのときに実は��小平からある種の提案がありましてね、それは『中国もこれから改革開放政策を本格化させる』と。『ついては、沿岸部の天津の港の近代化をやる。その天津と南浦港をダイレクトに結ぶような輸送体系を作りたい』と。この提案があるわけですね」
桜林美佐
「これちょっと地図見ていただきながら」
青木直人
「そして、よろしいですか。これが南浦ですね。で、これをまっすぐ行きますと大連なんですよ。で、これまっすぐずーっと行きますと、今度天津なんですね。（右から南浦港、大連、天津がほぼ一直線上に並ぶ）つまりこのラインですね。これを結ぼうという話なんですよ」
桜林美佐
「はぁ〜・・・」
青木直人
「『中国の開放政策に連動する、リンゲージする形で、北朝鮮の開放もやるべし』と。で、そこで最大のポイントになったのはですね、この南浦港は基本的に軍港として使われてたんで、大型の貨物船が入らないんですよ。その結果、この南浦港の拡充工事をやって、５万トンクラスの船舶が入れるような工事を、この西海閘門建設のときにやってるんですよ」
桜林美佐
「ほぉ〜・・・」
青木直人
「で、実はその５万トンの船舶は、このですね、このさっき言った南浦港でその工事やって、'８６年にできたって言いましたでしょ？ これがですね、天津も５万トン入るんですよ」
桜林美佐
「ああ〜・・・」
（青木氏撮影による貴重な北朝鮮国内の映像解説が終了）
桜林美佐
「これかなり貴重・・・あまりこういうの、いや、見たことないです、ここまではねえ」
青木直人
「面白くないですからねえ。ですから、単に映像をですねえ、映して見るだけでは少し面白くないんで、実はこれの話がいかに面白いかというのを、これからさしていただきます。」
桜林美佐
「はい」
青木直人
「えっと、先ほど言いました西海閘門（せいかいこうもん）ですね。これ、'８０年の初めにですね、金日成の指令で工事が始まって、それ以後ですね、急激に北朝鮮の側が人民軍を投入して建設を急ぐんですね。そして'８６年に完成したと。で、その理由は何故かというと、実はこれ��小平と金日成の密約なんですね」
桜林美佐
「へぇ〜・・・」
青木直人
「で、話を少しさかのぼりますと、実はこの西海閘門ができる４年前、１９８２年という年は東アジアの情勢がかなり根底から動いた年なんですね。実はこの年の初めに、長く対立してた中ソ両大国の和解の動きが始まるわけです。で、当時のブレジネフソ連書記長がタシケントというとこで、有名な『対中国関係改善提案』を行うわけです。
で、それを受けて中国でもその年の秋に、共産党の１２回大会がありましてね、��小平路線が確立する。文革派が最終的に追放される。��小平の後継者に胡耀邦総書記が選ばれるわけです。つまり中国はですね、それまでの革命を捨ててですね、市場経済開放路線に移ると。しかも新しい後継者の、胡耀邦という後継者が決まったと。そのことを金日成に直接伝えるために、��小平と胡耀邦と金日成がですね、実は秘密裏に会談してると」
桜林美佐
「へぇ〜・・・」
青木直人
「中朝両国首脳の会見が、この１２回大会のあった秋の直後に行われるわけです。そのときに実は��小平からある種の提案がありましてね、それは『中国もこれから改革開放政策を本格化させる』と。『ついては、沿岸部の天津の港の近代化をやる。その天津と南浦港をダイレクトに結ぶような輸送体系を作りたい』と。この提案があるわけですね」
桜林美佐
「これちょっと地図見ていただきながら」
青木直人
「そして、よろしいですか。これが南浦ですね。で、これをまっすぐ行きますと大連なんですよ。で、これまっすぐずーっと行きますと、今度天津なんですね。（右から南浦港、大連、天津がほぼ一直線上に並ぶ）つまりこのラインですね。これを結ぼうという話なんですよ」
桜林美佐
「はぁ〜・・・」
青木直人
「『中国の開放政策に連動する、リンゲージする形で、北朝鮮の開放もやるべし』と。で、そこで最大のポイントになったのはですね、この南浦港は基本的に軍港として使われてたんで、大型の貨物船が入らないんですよ。その結果、この南浦港の拡充工事をやって、５万トンクラスの船舶が入れるような工事を、この西海閘門建設のときにやってるんですよ」
桜林美佐
「ほぉ〜・・・」
青木直人
「で、実はその５万トンの船舶は、このですね、このさっき言った南浦港でその工事やって、'８６年にできたって言いましたでしょ？ これがですね、天津も５万トン入るんですよ」
桜林美佐
「ああ〜・・・」
青木直人
「５万トン入るんですよ。実は天津港の近代化には日本の神戸市とか非常に協力するんですけど、そういう大きな背景の中で、実はこの西海閘門は建設されようとしたと。そうだからこそ、人民解放軍はですね、金日成の最高指令だということで人海戦術を取って、数百名にもわたる、要するに海の中全部死んでしまうわけですけどね、犠牲を払いながら工事をやるわけですね。で、'８６年に完成したわけです。で、その後に実は中国もバックアップする形で、北朝鮮の改革開放政策の１つの大きな（政策として）南浦港の拡充計画があったと。
同時に、『日本からいかにして資金を導入してくのか』という流れの中で、実は日本の財界人が、政界人ではありません、政治家ではなくて財界人の取り込みがですね、北朝鮮はやり始めるわけです。で、その財界人が、要するに取り込まれた財界人というのが、どういう人かというと、プロ野球の南海ホークス、ここの会長であった川勝傳（かわかつ・でん）さん。これ左派系の経営者の方なんですけど、河勝勉さんが北朝鮮に呼ばれてですね、金日成と会見すると。
川勝傳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%8B%9D%E5%82%B3
そして、北朝鮮は同時に、全日空の顧問をやってた岡崎嘉平太（おかざき・かへいた）さんにもインビテーション出すんですね、招待状を。で、私、岡崎さんからも直接取材で聞きました。行くつもりであると。��小平も知ってると。��小平からも頼まれてると。自分も年を取ってるんで、なんとかアジア平和のためにやることはやりたいと。ですから、コンディションが良くなれば行くつもりだということを言われて、結局最終的にダメになったんですけど、岡崎嘉平太さんには声がかかってたと。金日成からですね。
岡崎嘉平太
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E5%98%89%E5%B9%B3%E5%A4%AA
次に金日成が狙ってたのが、富士銀行。今のみずほ銀行ですね。富士銀行のかつての頭取をやっておられた岩佐さねみ（いわさ・さねみ）さん（※）。この方にもアプローチするんですよ。岩佐さんは有名な佐藤栄作首相のブレーンだった方なんですけれども、この岩佐さんもですね、本人はかなり乗り気になったんですけども、実は富士銀行内部から猛反対がありましてね」
※おそらく岩佐凱実（いわさ・よしざね）の言い間違いと思われる。
桜林美佐
「ええ」
青木直人
「要するに、かつてとは言え頭取が北朝鮮に行って金日成なんか会ってもらえばですね、当時の韓国‐北朝鮮は対決路線ですから、韓国で富士銀行が商売できなくなると言う批判がありましてね、結局これはまあ水泡に帰したんですけれども、そういう北朝鮮の日本の経済界に対する工作がですね、実はこの時期にあったと。で、これお願いします」
＜フリップ１＞
----------------------------------------
?金日成の古希（７０歳）を祝って建設された記念碑
・主体思想の塔
・凱旋門
・人民大学習堂 など
いずれも１９８２年に完成
Web『電脳補完録 拉致問題解決まで http://nyt.trycomp.com/modules/news/』協力
----------------------------------------
青木直人
「それで、'８６年にできた西海閘門の違うところは、これ今まで何と言われてたかというと、『金日成の古希、７０歳を祝って金正日が作ったんだ』と。で、その中に先ほどもちょっと映像出ました主体思想の塔、それと凱旋門。で、いわゆる大きな図書館として人民大学習堂」
桜林美佐
「さっきの暗いとこですね（※）」
※ 番組前半に紹介した青木氏の撮影した大学習堂の映像のこと。
電気事情が悪いために、本が読めないほど室内が暗い。
にも関わらず、かなりの閲覧者が机に座って本を読んでいるが
この人々は全て学生のサクラ。
（青木氏「この明るさで読めるわけないですよ」）
たまたま青木氏が忘れ物を取りに戻ると、みんな席から立って
あくびなどをしていたという
上記「青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像2/7」参照。３分10秒頃より。
青木直人
「はい。これが'８２年にできてるんですけど、この西海閘門は一般に言われてるのとは違ってですね、中国と北朝鮮の最高指導者の間で交わされたある種のやっぱり密約というか、謀議が実はベースになって作られていたと。」
「５万トン入るんですよ。実は天津港の近代化には日本の神戸市とか非常に協力するんですけど、そういう大きな背景の中で、実はこの西海閘門は建設されようとしたと。そうだからこそ、人民解放軍はですね、金日成の最高指令だということで人海戦術を取って、数百名にもわたる、要するに海の中全部死んでしまうわけですけどね、犠牲を払いながら工事をやるわけですね。で、'８６年に完成したわけです。で、その後に実は中国もバックアップする形で、北朝鮮の改革開放政策の１つの大きな（政策として）南浦港の拡充計画があったと。
同時に、『日本からいかにして資金を導入してくのか』という流れの中で、実は日本の財界人が、政界人ではありません、政治家ではなくて財界人の取り込みがですね、北朝鮮はやり始めるわけです。で、その財界人が、要するに取り込まれた財界人というのが、どういう人かというと、プロ野球の南海ホークス、ここの会長であった川勝傳（かわかつ・でん）さん。これ左派系の経営者の方なんですけど、河勝勉さんが北朝鮮に呼ばれてですね、金日成と会見すると。
川勝傳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%8B%9D%E5%82%B3
そして、北朝鮮は同時に、全日空の顧問をやってた岡崎嘉平太（おかざき・かへいた）さんにもインビテーション出すんですね、招待状を。で、私、岡崎さんからも直接取材で聞きました。行くつもりであると。��小平も知ってると。��小平からも頼まれてると。自分も年を取ってるんで、なんとかアジア平和のためにやることはやりたいと。ですから、コンディションが良くなれば行くつもりだということを言われて、結局最終的にダメになったんですけど、岡崎嘉平太さんには声がかかってたと。金日成からですね。
岡崎嘉平太
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E5%98%89%E5%B9%B3%E5%A4%AA
次に金日成が狙ってたのが、富士銀行。今のみずほ銀行ですね。富士銀行のかつての頭取をやっておられた岩佐さねみ（いわさ・さねみ）さん（※）。この方にもアプローチするんですよ。岩佐さんは有名な佐藤栄作首相のブレーンだった方なんですけれども、この岩佐さんもですね、本人はかなり乗り気になったんですけども、実は富士銀行内部から猛反対がありましてね」
※おそらく岩佐凱実（いわさ・よしざね）の言い間違いと思われる。
桜林美佐
「ええ」
青木直人
「要するに、かつてとは言え頭取が北朝鮮に行って金日成なんか会ってもらえばですね、当時の韓国‐北朝鮮は対決路線ですから、韓国で富士銀行が商売できなくなると言う批判がありましてね、結局これはまあ水泡に帰したんですけれども、そういう北朝鮮の日本の経済界に対する工作がですね、実はこの時期にあったと。で、これお願いします」
＜フリップ１＞
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?金日成の古希（７０歳）を祝って建設された記念碑
・主体思想の塔
・凱旋門
・人民大学習堂 など
いずれも１９８２年に完成
Web『電脳補完録 拉致問題解決まで http://nyt.trycomp.com/modules/news/』協力
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青木直人
「それで、'８６年にできた西海閘門の違うところは、これ今まで何と言われてたかというと、『金日成の古希、７０歳を祝って金正日が作ったんだ』と。で、その中に先ほどもちょっと映像出ました主体思想の塔、それと凱旋門。で、いわゆる大きな図書館として人民大学習堂」
桜林美佐
「さっきの暗いとこですね（※）」
※ 番組前半に紹介した青木氏の撮影した大学習堂の映像のこと。
電気事情が悪いために、本が読めないほど室内が暗い。
にも関わらず、かなりの閲覧者が机に座って本を読んでいるが
この人々は全て学生のサクラ。
（青木氏「この明るさで読めるわけないですよ」）
たまたま青木氏が忘れ物を取りに戻ると、みんな席から立って
あくびなどをしていたという
上記「青木直人氏が解き明かす北朝鮮映像2/7」参照。３分10秒頃より。
青木直人
「はい。これが'８２年にできてるんですけど、この西海閘門は一般に言われてるのとは違ってですね、中国と北朝鮮の最高指導者の間で交わされたある種のやっぱり密約というか、謀議が実はベースになって作られていたと。」
＜フリップ２＞
----------------------------------------
?南浦港に『拉致』された人たち
田口八重子（李温恵） １９８７年６月２９日
増元るみ子 ８月１２日
市川修一
金英雄（横田めぐみさんの夫・韓国人）
崔銀姫（韓国人女優・マカオから拉致）
----------------------------------------
青木直人
「次に、ではこの西海閘門なる南浦港。ここは実は先ほど申しましたようにですね、拉致された日本人の方が連れてこられたとこで、これまで明らかになってるところで言うと、李温恵（り・うね）と呼ばれた田口八重子（たぐち・やえこ）さん。これが１９８７年の６月２９日に失踪して、北朝鮮に連れてかれるんですけども。
次に、鹿児島から拉致された増元るみ子（ますもと・るみこ）さん。これは８月ですね。と、恋人だった市川修一さん。
で、あと、横田めぐみ（よこた・めぐみ）さんの夫の金英雄（きん・ひでお）さんとかですね、そういう方がこの南浦港に連れてこられたというのが明らかになっているんですけれども、（南浦港＝西海閘門という場所は）そういう日本人にとって非常にですね、許し難い場所であると、いうことがここなんですけども。」
桜林美佐
「う〜ん」
青木直人
「そういう背景というのはもちろん、一般に語られることはほとんど無いわけで・・・ で、それが、なぜこの話をするかと言いますとですね、実は２０年前に中ソ関係が和解すると。中国とソ連が関係改善して、中国も要するに西側に門戸（もんこ）を開いて開放路線に行く。そういう大きな流れで北朝鮮も開放に金日成がシフトしようとする。
実はそれと同じ構図がですね、これから朝鮮半島で始まろうとしていると。」
桜林美佐
「はぁ〜・・・」
青木直人
「しかも、その最大のポイントが実は、この 『 南 浦 港 の 再 開 発 』
これが実はポイントになってくるんですね。
具体的に申しますとですね、皆さんご存知のように米朝、アメリカと北朝鮮の間で関係改善が進んでまして、アメリカ・ブッシュ政権による北朝鮮テロ支援国家指定の解除が近づいてる。そうすると、アメリカが影響力を持つ世界銀行やアジア開発銀行から、日本がいくら反対しても、北朝鮮にやっぱりお金が回るような動きが出てきてると。
で、この流れを見て日本でも福田政権は、明らかに北朝鮮との『対決』ではなくて和解の方向にですね、今シフトしてると」
桜林美佐
「ええ」
青木直人
「で、その１つの流れとして、最近一般的にマスコミでも報道されてるように、加藤紘一さんやヤマタク（山崎拓）さんなんかが作られた『日朝国交正常化推進議員連盟』というのが、産声を上げたばかりですね。これは、いずれアメリカと北朝鮮の関係改善の動きに連動して、日本でも拉致よりは『国交正常化』をやってこうと。そういう流れの言わば”受け皿”として誕生してるわけですね」
桜林美佐
「いやちょっと今、言葉をなくしてしまったんですけども・・・」
青木直人
「このあと、もう少しちょっと詳しく説明させていただきます」
桜林美佐
「そうですね。では一旦ＣＭご覧ください」
----------------------------------------
?南浦港に『拉致』された人たち
田口八重子（李温恵） １９８７年６月２９日
増元るみ子 ８月１２日
市川修一
金英雄（横田めぐみさんの夫・韓国人）
崔銀姫（韓国人女優・マカオから拉致）
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青木直人
「次に、ではこの西海閘門なる南浦港。ここは実は先ほど申しましたようにですね、拉致された日本人の方が連れてこられたとこで、これまで明らかになってるところで言うと、李温恵（り・うね）と呼ばれた田口八重子（たぐち・やえこ）さん。これが１９８７年の６月２９日に失踪して、北朝鮮に連れてかれるんですけども。
次に、鹿児島から拉致された増元るみ子（ますもと・るみこ）さん。これは８月ですね。と、恋人だった市川修一さん。
で、あと、横田めぐみ（よこた・めぐみ）さんの夫の金英雄（きん・ひでお）さんとかですね、そういう方がこの南浦港に連れてこられたというのが明らかになっているんですけれども、（南浦港＝西海閘門という場所は）そういう日本人にとって非常にですね、許し難い場所であると、いうことがここなんですけども。」
桜林美佐
「う〜ん」
青木直人
「そういう背景というのはもちろん、一般に語られることはほとんど無いわけで・・・ で、それが、なぜこの話をするかと言いますとですね、実は２０年前に中ソ関係が和解すると。中国とソ連が関係改善して、中国も要するに西側に門戸（もんこ）を開いて開放路線に行く。そういう大きな流れで北朝鮮も開放に金日成がシフトしようとする。
実はそれと同じ構図がですね、これから朝鮮半島で始まろうとしていると。」
桜林美佐
「はぁ〜・・・」
青木直人
「しかも、その最大のポイントが実は、この 『 南 浦 港 の 再 開 発 』
これが実はポイントになってくるんですね。
具体的に申しますとですね、皆さんご存知のように米朝、アメリカと北朝鮮の間で関係改善が進んでまして、アメリカ・ブッシュ政権による北朝鮮テロ支援国家指定の解除が近づいてる。そうすると、アメリカが影響力を持つ世界銀行やアジア開発銀行から、日本がいくら反対しても、北朝鮮にやっぱりお金が回るような動きが出てきてると。
で、この流れを見て日本でも福田政権は、明らかに北朝鮮との『対決』ではなくて和解の方向にですね、今シフトしてると」
桜林美佐
「ええ」
青木直人
「で、その１つの流れとして、最近一般的にマスコミでも報道されてるように、加藤紘一さんやヤマタク（山崎拓）さんなんかが作られた『日朝国交正常化推進議員連盟』というのが、産声を上げたばかりですね。これは、いずれアメリカと北朝鮮の関係改善の動きに連動して、日本でも拉致よりは『国交正常化』をやってこうと。そういう流れの言わば”受け皿”として誕生してるわけですね」
桜林美佐
「いやちょっと今、言葉をなくしてしまったんですけども・・・」
青木直人
「このあと、もう少しちょっと詳しく説明させていただきます」
桜林美佐
「そうですね。では一旦ＣＭご覧ください」
桜林美佐
「さあ、今日お送りしてまいりましたけれども、しかし、この拉致の拠点になった港に日本が資金援助するような形になってしまったら、これとんでもないことですね」
青木直人
「そうですね。ただですね、これちょっと出してほしいんですが」
＜フリップ３＞
----------------------------------------
日朝平壌宣言 平成１４年９月１７日
（・・・）日本側は、過去の植民地支配によって朝鮮に人々に多
大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、
痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。
双方は、日本側が朝鮮にん修主義人民共和国側に対して、国交
正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、
低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援
等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地か
ら国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、
この宣言の精神に合致する・・・
----------------------------------------
青木直人
「日朝平壌（ぴょんやん）宣言、これが平成１４年の９月に小泉さんが訪朝したときにですね、金正日との間で交わされるんですけれども、この中の文言（もんげん）を見てほしいんですけど。
『日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり』 つまりここでは期間は明記されてないんですけれども。
『無償資金協力』
これは要するに１００％日本が向こう側にあげるということですね。
『低金利の長期借款』
これは円借款のことですね。
次に『国際機関を通じた人道主義的支援』
これがアジア開発銀行とか世界銀行等（とう）の援助のことを言うんです。『国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力』ですね。これが、第三者機関を通じた日本からの援助ということになります。
最後、もう一つ見てほしいのは、『民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施される』と。これどういうことかと言うと、北朝鮮に進出する企業に、北朝鮮（には）カントリー・リスク（※）ありますのでね、『日本側が融資する』と。
つまり北朝鮮に進出する企業のファイナンスを日本側がやりましょうと。（これは）民間企業を北朝鮮に導入するための１項で、実は森ビルが上海（しゃんはい）に作った金融センタービルもこれなんですよ。国際協力銀行から、中国に進出した森ビルにお金が出てると」
※カントリー・リスク
海外投資や貿易を行う際、商業リスクとは無関係に、対象国の政治・
経済・社会環境が変化することによって、収益を損なう危険の度合い。
桜林美佐
「へえ〜！」
青木直人
「ですから整理しますとですね、要するに
・無償資金協力
・円借款
・国際機関からの援助
という形で様々なメニューが用意されておりましてね、その日本からの援助の中に、この『南浦港の再開発』というのが北朝鮮側の融資の案件の中に名前が挙がっているというのが、実は関係者の証言なんですね。まあ、それは考えてみれば当たり前で、北朝鮮の西海岸の最大の港ですからね。で、ここを活用してくと。
しかしながら、'８６年に西海閘門ができてから２０年間、ほとんどまともに使っていない。で、これを要するに再開発して、もう少し使いやすくすると。（再開発には）膨大なお金がいるわけで。しかしながら、北朝鮮が開放してくためには、道路とか、港とか、交通のインフラは不可欠なんで、ここに対する融資が、実は関係者の間から話題になっていると。 それを、中国も実はバックアップしたいというカラクリがあるわけです。で、地図をもう一度見せていただけますかね？」
桜林美佐
「はい」
「さあ、今日お送りしてまいりましたけれども、しかし、この拉致の拠点になった港に日本が資金援助するような形になってしまったら、これとんでもないことですね」
青木直人
「そうですね。ただですね、これちょっと出してほしいんですが」
＜フリップ３＞
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日朝平壌宣言 平成１４年９月１７日
（・・・）日本側は、過去の植民地支配によって朝鮮に人々に多
大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、
痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。
双方は、日本側が朝鮮にん修主義人民共和国側に対して、国交
正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、
低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援
等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地か
ら国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、
この宣言の精神に合致する・・・
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青木直人
「日朝平壌（ぴょんやん）宣言、これが平成１４年の９月に小泉さんが訪朝したときにですね、金正日との間で交わされるんですけれども、この中の文言（もんげん）を見てほしいんですけど。
『日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり』 つまりここでは期間は明記されてないんですけれども。
『無償資金協力』
これは要するに１００％日本が向こう側にあげるということですね。
『低金利の長期借款』
これは円借款のことですね。
次に『国際機関を通じた人道主義的支援』
これがアジア開発銀行とか世界銀行等（とう）の援助のことを言うんです。『国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力』ですね。これが、第三者機関を通じた日本からの援助ということになります。
最後、もう一つ見てほしいのは、『民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施される』と。これどういうことかと言うと、北朝鮮に進出する企業に、北朝鮮（には）カントリー・リスク（※）ありますのでね、『日本側が融資する』と。
つまり北朝鮮に進出する企業のファイナンスを日本側がやりましょうと。（これは）民間企業を北朝鮮に導入するための１項で、実は森ビルが上海（しゃんはい）に作った金融センタービルもこれなんですよ。国際協力銀行から、中国に進出した森ビルにお金が出てると」
※カントリー・リスク
海外投資や貿易を行う際、商業リスクとは無関係に、対象国の政治・
経済・社会環境が変化することによって、収益を損なう危険の度合い。
桜林美佐
「へえ〜！」
青木直人
「ですから整理しますとですね、要するに
・無償資金協力
・円借款
・国際機関からの援助
という形で様々なメニューが用意されておりましてね、その日本からの援助の中に、この『南浦港の再開発』というのが北朝鮮側の融資の案件の中に名前が挙がっているというのが、実は関係者の証言なんですね。まあ、それは考えてみれば当たり前で、北朝鮮の西海岸の最大の港ですからね。で、ここを活用してくと。
しかしながら、'８６年に西海閘門ができてから２０年間、ほとんどまともに使っていない。で、これを要するに再開発して、もう少し使いやすくすると。（再開発には）膨大なお金がいるわけで。しかしながら、北朝鮮が開放してくためには、道路とか、港とか、交通のインフラは不可欠なんで、ここに対する融資が、実は関係者の間から話題になっていると。 それを、中国も実はバックアップしたいというカラクリがあるわけです。で、地図をもう一度見せていただけますかね？」
桜林美佐
「はい」
青木直人
「さっき見せた地図なんですけれども、これ南浦港ですね。（地図右端）
ここをまっすぐこっちに繋ぎますと大連でしょ？（地図中央）
で、大連をこうずっと行くと天津に行くわけですね、ここ。（地図左端）
天津−大連−南浦。
この３点を結ぶ動きがですね、ここは大事なんですよ、これから本格化して、本格的に表面化してくるんですよ。それはどういうことかと言うと、中国が２００５年の６月に始めた『東北開発計画』の拠点が、実は大連になるんですよ。港が。
さらに、近年中国の胡錦濤政権が力を入れた『天津開発』 これもこの天津港が拠点になるわけですね。で、中国はこの天津を中心とした渤海湾と、東北の大連、ここを繋いで、北朝鮮の南浦港に足がかりを作って、北朝鮮経済を、自国の経済の下部構造に組み込もうとしているわけですよ。そのためには、この南浦港の整備、これが切実に問われてくると」
桜林美佐
「う〜ん・・・」
青木直人
「つまり、中国の渤海湾および東北開発政策にリンゲージ（※）する、今、流れがある。そういう中国は、当然、日本と北朝鮮の国交正常化を、北朝鮮にお金が入ってくるがゆえに支持すると」
※リンゲージ
先行展開。連鎖。「リンケージ」と同義？
青木直人
「さらに重要なのは、実は昨年のですね、これ大事なんですけど、昨年の夏にですね、この大連。これでですね、ダボス会議（世界経済フォーラム）というのが夏に開かれるんですね。ダボス会議というのは、世界的な多国籍企業の国際会議です。これが例年スイスのダボスで冬に開かれるんですけど、夏にこの大連で昨年行われて、温家宝首相が大連にきて、『改革開放政策をやるから、ドンドンこれから中国に投資してくれ』という演説をやるわけです。
そして異例なことにですね、今年も夏に、今度は天津でやるんですよ、ダボス会議。このときも温家宝が来るだろうというわけですよ。つまり中国はこの天津を中心とした渤海湾と、大連を中心とした東北開発に、多国籍企業の金を入れたいわけですね」
桜林美佐
「なるほど〜！」
青木直人
「そういう多国籍企業の中に、実はアメリカのパソコンとか米国系の資本も沢山入ってるわけですよ。
そういう大きな流れの中で、『日朝国交正常化』が国際的に、アジアの平和と安定のためにという名の下（もと）に準備されようとしてると」
桜林美佐
「利用されるということですね、日本は〜！」
青木直人
「そういうことです。
しかしながら、この南浦港というのはどういうと子であったのかと。
つまり、日本人を拉致した現場であったわけですね。
田口八重子さんとか増元さんがですね、日本から不当に拉致されて、初めて見た異国の光景が、この南浦港の光景だったわけですよね」
桜林美佐
「そうですよね〜・・・」
青木直人
「そういうとこに我々国民の、日本人の税金を投与して、再開発をやろうという、国家的な、国際的な、ある種の陰謀。これが今、着々と進んでいるんだということが、これが『日朝（国交）正常化』ということの意味なんです」
桜林美佐
「これ、”無知”ってのは恐ろしいことですね〜」
青木直人
「そうですね。『私たちの税金で、同胞を拉致した北朝鮮の港を整備しましょう』と。これが、『日朝（国交）正常化』ということの、もう一つの意味だということですね」
桜林美佐
「ここのところ（良く聞き取れず）国民もやっぱり、拉致の問題に怒りを持っていますから、”知れば”絶対にこれ反対する話ですね」
青木直人
「そうですね。こんなふざけたことは無いわけで、美しい『正常化』という美名の下に、実は何か素晴らしいことが起こってるかのように考えるべきではない」
桜林美佐
「そうですね〜」
青木直人
「私はこれ取材してて、しみじみそう思いましたね。で、そのことのやっぱり『犯罪性』をですね、日本人こそがやっぱり世界に向かってですね、主張していかなければならないと、そんなふうに考えております」
桜林美佐
「そうですね、訴えるべきですよね。ありがとうございました」
「さっき見せた地図なんですけれども、これ南浦港ですね。（地図右端）
ここをまっすぐこっちに繋ぎますと大連でしょ？（地図中央）
で、大連をこうずっと行くと天津に行くわけですね、ここ。（地図左端）
天津−大連−南浦。
この３点を結ぶ動きがですね、ここは大事なんですよ、これから本格化して、本格的に表面化してくるんですよ。それはどういうことかと言うと、中国が２００５年の６月に始めた『東北開発計画』の拠点が、実は大連になるんですよ。港が。
さらに、近年中国の胡錦濤政権が力を入れた『天津開発』 これもこの天津港が拠点になるわけですね。で、中国はこの天津を中心とした渤海湾と、東北の大連、ここを繋いで、北朝鮮の南浦港に足がかりを作って、北朝鮮経済を、自国の経済の下部構造に組み込もうとしているわけですよ。そのためには、この南浦港の整備、これが切実に問われてくると」
桜林美佐
「う〜ん・・・」
青木直人
「つまり、中国の渤海湾および東北開発政策にリンゲージ（※）する、今、流れがある。そういう中国は、当然、日本と北朝鮮の国交正常化を、北朝鮮にお金が入ってくるがゆえに支持すると」
※リンゲージ
先行展開。連鎖。「リンケージ」と同義？
青木直人
「さらに重要なのは、実は昨年のですね、これ大事なんですけど、昨年の夏にですね、この大連。これでですね、ダボス会議（世界経済フォーラム）というのが夏に開かれるんですね。ダボス会議というのは、世界的な多国籍企業の国際会議です。これが例年スイスのダボスで冬に開かれるんですけど、夏にこの大連で昨年行われて、温家宝首相が大連にきて、『改革開放政策をやるから、ドンドンこれから中国に投資してくれ』という演説をやるわけです。
そして異例なことにですね、今年も夏に、今度は天津でやるんですよ、ダボス会議。このときも温家宝が来るだろうというわけですよ。つまり中国はこの天津を中心とした渤海湾と、大連を中心とした東北開発に、多国籍企業の金を入れたいわけですね」
桜林美佐
「なるほど〜！」
青木直人
「そういう多国籍企業の中に、実はアメリカのパソコンとか米国系の資本も沢山入ってるわけですよ。
そういう大きな流れの中で、『日朝国交正常化』が国際的に、アジアの平和と安定のためにという名の下（もと）に準備されようとしてると」
桜林美佐
「利用されるということですね、日本は〜！」
青木直人
「そういうことです。
しかしながら、この南浦港というのはどういうと子であったのかと。
つまり、日本人を拉致した現場であったわけですね。
田口八重子さんとか増元さんがですね、日本から不当に拉致されて、初めて見た異国の光景が、この南浦港の光景だったわけですよね」
桜林美佐
「そうですよね〜・・・」
青木直人
「そういうとこに我々国民の、日本人の税金を投与して、再開発をやろうという、国家的な、国際的な、ある種の陰謀。これが今、着々と進んでいるんだということが、これが『日朝（国交）正常化』ということの意味なんです」
桜林美佐
「これ、”無知”ってのは恐ろしいことですね〜」
青木直人
「そうですね。『私たちの税金で、同胞を拉致した北朝鮮の港を整備しましょう』と。これが、『日朝（国交）正常化』ということの、もう一つの意味だということですね」
桜林美佐
「ここのところ（良く聞き取れず）国民もやっぱり、拉致の問題に怒りを持っていますから、”知れば”絶対にこれ反対する話ですね」
青木直人
「そうですね。こんなふざけたことは無いわけで、美しい『正常化』という美名の下に、実は何か素晴らしいことが起こってるかのように考えるべきではない」
桜林美佐
「そうですね〜」
青木直人
「私はこれ取材してて、しみじみそう思いましたね。で、そのことのやっぱり『犯罪性』をですね、日本人こそがやっぱり世界に向かってですね、主張していかなければならないと、そんなふうに考えております」
桜林美佐
「そうですね、訴えるべきですよね。ありがとうございました」
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