欧州キノコ倶楽部コミュの10月８日　バークシャー

１０月８日はバークシャーのいつものカントリーパークへ。

先月より映画の撮影のために、あっちこっちを囲んでセットとか作ったりしていて、その為通れないところもあったりと言うような具合だったのだが、今度は駐車場の真ん中を陣取ってキャラバン軍団が。ロケはそろそろ佳境に入ってきたようだ。
でも、いったい何の映画なんだか？

今日は湖に面したカーパークに車を停めてスタート。
まずは娘が湖の白鳥に餌をやるということで湖の方へ。白鳥は１組のつがいのみで、あとはカナディアンギースばかり。白鳥はギースに遠慮しているのか、なかなか手前へ来なかった。

それから湖のてっぺんの方へ向かって歩くと、栗の木が丁度先日来の雨のためか良く実を落としだしていて、１０分ほどでかなり一杯の大きい栗が拾えた。それにしても例年より２週間ほど早い気がする。栗を広いながら嫁さんと娘がベイボリータスを１本づつ見つけた。幸先がよい。
そこから売店の方へ歩く。道沿いにはチャコールバーナーなどいくつか生えていたのだが採らずに進む。今日の本命はこの間の続きでハナビラタケかベイボリータスだったのだが、予想外に別のキノコも採れた。
まっすぐ進んでベンチのあるところの奥の林へ進む。このあいだヒラタケが生えていたので期待して行ったのだが、期待を裏切ることなくヒラタケが一杯。おまけに巨大チャワンタケも採れた。そこから南に広い道をまっすぐ進み、途中でレッド区ラックボリータスなどを少しづつとりながら目当てのハナビラタケの場所へ。確かに出ていたのだがわずかばかり。仕方なく、もう１カ所去年ポルチニが採れた場所へ。なんと、今年も一杯出ている！ここで３本ほどのポルチニを採取し、森抜けて今度はベイボリータスを探して松林へ。入り口近くにベイボリータスが生えていたのだが、途中の森にはあまり無い。やはり雨が少ないせいだろうか？森を通り抜け次の目当ての松林へ進む。
そこはベイボリータスがかなり期待できる場所。入り口に数本生えていて、入ってゆくと幼菌をいくつか確認。これからのようなので採取せず進む。森の出口の手前でベイボリータスのコロニーを見つけ、１０数本を採取。そこからいつもならまっすぐ抜けて芝生の広場に出るのだが、撮影もあるのでちょっとコースを変えてチェーンのゲートの方へ。この場所の近くにはウィンターシャンタレルが生えるのだが、今の時期には何もないはず。そう思い歩くと、ポルチニの軸が転がっている。先を越されたのか？と思ってその木の裏側を見ると、そこにポルチニが！というわけで、周辺で更に数本のポルチニを収穫。そこからキャトルグリッドの方へ進み、スリッパリージャックを求めて良く生える松林の縁へ。期待を裏切ることなく２本見つけ、その先の松林でも更に何本ものベイボリータスを見つけた。気が付けばいつの間にかかごは満杯。そして時計を見るともう歩き出してから３時間半。

というわけで、今年始めての大漁の日でした。先日大雨と中秋の名月のおかげでキノコが大漁でした。

収穫できた茸は：

ベイボリータス
チャワンタケ
オイスターマッシュルーム
レッドクラックボリータス
ポルチニ
アメジストディーシーバー
カリフラワーファンガス
スリッパリージャック
ミラー