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VINS!VINS!VINS!コミュのワインの言葉

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『青臭い』
おそらくはワインを果梗に接触させすぎたために結果として青っぽいとか、青物のような、青臭い個性がワインについてしまったことを示すのに使う方が頻繁である。

『青っぽい』
青っぽいワインは未熟なブドウからつくられ、豊かさとまろやかさに欠け、青物のような個性を持っている。貧弱なヴィンテージに青っぽいワインがつくられることが多い。

『青物のような』
望ましくない特徴。青物のようなにおい、味のするワインは、通常は未熟なブドウからつくられたものである。ワインによっては、微妙な菜園のにおいは好ましく、複雑さを加えるものになるのだが、これが中心的な特徴になると、大きな傷となる。

『汗の香り』
乳酸発酵が終わったばかりの白ワインに顕著に表れる香り。また、天然酵母による出来立ての赤ワインにも感じることもある。

『熱い』
ワインのアルコール度数が高く、それゆえに飲み込んだときに喉の奥に焼けるような感じが残ることを示す。アルコール度数が14.5%を超えるようなワインは熱いものになることが多い。

『アーティチョークの香り』
フランス・ブルゴーニュ地方の熟成したピノ・ノワールに表れる香り。または、クラシックなスタイルのバローロやバルバレスコにも。

『アップルの香り』
涼しい地方の白ワインに表れる香り。比較的収穫量を増やしたワインに表れやすい。

『厚みのある』
豊かで、ブドウが熟した感じのする、凝縮したワインで、酸度の低いものは「厚みがある」と言われることが多い。

『後味』
ワインを飲み込んだときに口の中に残る味のことを後味という。後味が口の中に長く残れば残るほど(好ましい味の場合)ワインの品質は上質となる。

『アニセットの香り』
フランスのボルドー地方のオー・メドック地区で栽培されるカベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインに表れる。同じように、コート・デュ・ローヌ地方のエルミタージュやコルナス、ブルゴーニュ地方のグラン・クリュからも感じられるため、品種との関わりではなく、上質の赤ワインに感じられる共通したアロマと思われる。また、酸味を控えめなコルシカ島やラングドック地方の白ワインからも感じられる。

『アプリコットの香り』
南フランスのコート・デュ・ローヌ地方のエルミタージュ、シャトーヌフ・デュ・パプなどの温暖な気候で造られる白ワイン。もしくは収穫時期を遅らせて造られた北フランスのアルザスやロワール地方の甘口白ワインに表れる香り。また、日照時間の長い北ヨーロッパのリースリングにも表れる。

『アーモンドの香り』
非常に熟成した古酒の赤ワインなどにローストしたアーモンドの香りが感じられる。しかし、比較的熟成の早い低価格の白ワインにも表れる傾向がある。ソアーヴェやガヴィ、ポミーノなどのイタリアの白ワインや、スペインの白ワイン、ドイツのシルヴァネール、フランスのコート・デュ・ローヌなど。

『荒っぽい』
ワインが硬すぎると「荒っぽい」と言われる。若いワインであれ、古いワインであれ、荒っぽさは、傷である。

『アルコール臭』
気温が高く、乾燥した地域で造られるワインはアルコールが高いため、揮発性が強い。また、温度が高めのワインは揮発性も強く刺激臭も強い

『アロマ』
アロマは、香りのニュアンスが発達するほど十分な時を経ていない若いワインの香りのことである。ニュアンスの発達した香りのことは「ブーケ」と呼ぶ。アロマという単語は普通比較的若く、成長途上のワインの香りの意味で使われる。

『硫黄のにおい』
ワインに二酸化硫黄を添加するが、量がワインの成分とのバランスがとれなかった場合や、過剰だった場合に好ましくない硫黄の香りがする。この種の表現に、マッチの火、煮たキャベツ、スカンク、メルカプタン、水素酸化銅、ガーリック、二酸化硫黄、濡れた犬の毛・・などがある。

『生き生きとした』
「新鮮な」とか「旺盛な」の同義語である生き生きとしたワインは、普通良好な酸度と喉の渇きをいやすような個性を持った若いワインのことである。

『イチゴジャムの香り』
カリフォルニアやオーストラリアのような温暖な地域のピノ・ノワール、南フランスのカリニャンによる赤ワインの代表的なアロマ。また、イタリアのピエモンテ州のドルチェット、バルベーラにも感じられる。

『イチジクの香り』
乾燥して暑い気候の下で生産される赤ワインに表れる香り。南フランスのカリニャンなどから造られるコルビエールやフィトゥ、タウラージなどの南イタリアの赤ワイン。ポートやマデイラなどのワインからも感じられる。

『茨のような』
カリフォルニアのジンファンデルに対して使われることが多い。「茨のような」と言うと、ワインは攻撃的で、かなりスパイシーなものである。

『薄っぺらな』
ワインが水っぽく、ボディに欠けており、ちょうど水で薄められたようなものであることを意味する、望ましくない特徴である。

『馬小屋』
ねずみのにおい 醸造する場所、または樽が清潔でなかったときに表れる最悪な香り。

『ヴァニラの香り』
樽熟成によって、樽の樹脂がワインに移行して養われる香り。特にフレンチオークで新樽で熟成されたワインには特に強く表れる。

『エタノール臭』
発酵途中のワインに感じられる香り。もしくは、発酵後の処理が完全でなかった場合に生ずる。

『エチルアルデヒド臭』
ワインが空気に触れて酸化した際に生ずる好ましくない香り。

『エレガントな』
白の方が赤よりもエレガントであると表現されることが多いが、軽めのスタイルの、上品でバランスのよいワインは、エレガントであり得る。

『旺盛な』
ワインにも果実味がほとばしるような、強烈で、とても活発そうなもの。

『大柄な』
骨格が大きく、フルボディで、味わってみると力強く、凝縮した感じ。最高のヴィンテージにはとても豊かで、凝縮した、深みのあるワインが生み出される。

『オークの香り』
樽熟成によって、樽の樹脂がワインに移行してできる香り。

『重々しい』
ブドウが非常によく熟し、特上の凝縮感のある偉大なヴィンテージのワインのなかには、とても大柄で、フルボディで、豊かなため、「重々しい」と呼ばれるようなワインになるものがある。1961年のラトゥールやペトリュス、1982年のペトリュスといった偉大なワインは、重々しいワインの典型的な例である。

『重苦しい』
重々しいワインは単に大柄で、豊かで、とても凝縮した、バランスのとれたワインのことだが、重苦しいワインというのは、重たくて飲み飽きてしまうほどになったもののことである。

『澱のにおい』
酸化発酵が完全に終了していない白ワインに顕著に表れる香り。

『オレンジの花の香り』
ジャスミンやクチナシなどの白い花の華やかな香り。樽で熟成しない、ブドウ品種のアロマを引き出したタイプの白ワインに表れやすい。フランスのコート・デュ・ローヌ地方のヴィオニエによるコンドリュー、アルザス地方のゲヴュルツトラミネールなど。ロワール地方のシュナン・ブランによる白ワインにも。

『外向的な』
ワインが外向的だと言われるのは、その魅力や個性が十分に現れてきたときである。まだ十分な飲み頃にはなっていないかもしれないが、外向的なワインは一般的に、実に楽しめ、飲めるものである。

『カシスの香り』
南欧、カリフォルニアなど比較的日照量の多い地域で造られるカベルネ・ソーヴィニョンによる赤ワインに表れる香り。または、1ha当たりの収穫量を低くして生産されたフランス、ブルゴーニュなどのピノ・ノワールによる最高級赤ワインにも表れる。

『果実味に富んだ』
「果実味に富んだ」と言えるほど果実味が十分に凝縮しているもの。最良のワインは、ただの果実味に富んだ個性以上のものを持つものである

『硬い』
やすりのような、収斂(しゆうれん)味の強いタンニンや、高い酸度を持つワインは硬いと言われる。若いヴィンテージのものは硬いことがあるが、決して荒っぽいものであってはならない。

『褐色がかった』
赤ワインが熟成してくると、その色はルビーや紫から、濃いルビー、中くらいのルビー、エッジに琥珀(こはく)色がかったルビー、エッジに褐色がかったルビーへと変わっていく。ワインが褐色化してくるのは、普通は十分に飲み頃になったときであり、それ以上よくなることはないものと言われている。

『角のある』
角のあるワインは丸みや親しみやすさ、深みに欠ける。貧弱なヴィンテージのワインや、あまりに酸味の強いワインは、角があると表現されることが多い。

『かび臭』
ワインが醸造される段階で、不衛生だったときに表れる。好ましくない香り。

『噛みごたえのある』
グリセリンの量が多いためにワインがかなり濃密で粘りけのある舌触りをしている場合に、「噛みごたえがある」と言われることが多い。偉大なヴィンテージのエキス分の多いワインは噛みごたえのあるものになることが多い。

『刈り草の香り』
生産量を重視した、比較的安値のメルロ種の比率の多いフランス・ボルドー地方の赤ワインに表れる香り。イタリアなどの安い赤ワインにも表れる。フルーティーなスタイルの赤ワインが熟成する段階で生じる香りともいわれている。

『絹のような』
絹のようなワインは、柔らかで、時には肥えていることもあるが、決して硬いとか角があるということはない。

『木の香りのする』
過度なまでに樽の個性が強くなると、「木の香りのする」と言われるようになることが多い。ワインのブーケや味にとって、樽の個性はある点までは良好なものである。しかし、その点を過ぎると、ワインは木の香りのするものとなり、果実味に富んだ品質は過度な樽熟成によって隠されてしまう。

『気の抜けた』
酸化したか、新鮮さのバランスをとる酸に欠けるために鈍くて重いワインは、「気が抜けた」と言われる。

『厳しい』
厳しいワインは一般に飲んでもあまり気持ちのよいものではない。厳しいワインは硬く、かなりドライで、豊かさやまろやかさに欠けている。ただし、若く、将来有望なワインが「厳しい」と表現されることも多い。これは、熟成させると若いうちの厳しさから推測されるよりもかなりまろやかなワインになるものである。

『貴腐菌、ボトリティス・シネレア』
特定の気象条件(普通は湿度の高い天候と日の照った天候が交互に訪れる期間)のもとでブドウの果皮を侵す菌。これは、ブドウの自然な脱水を容易にするため、ブドウが超凝縮する。ボトリティス・シネレアは、バルサックとソーテルヌの偉大な甘口白ワインには不可欠なものである。

『キャンディーの香り』
ブドウ自体から表れる香りではない。ワインが発酵する際に表れる第2次アロマの一種。品種の個性の乏しいブドウを使用し、低温発酵によって造られた白ワインに表れる。

『凝縮した(concentrated)』
凝縮したとは、ワインに深みや果実味の豊かさがあり、訴えかけてくるもの、興味があることを示す。

『享楽的な』
享楽的なワインは、ある意味では恍惚感を提供しすぎて「あからさま 」と呼ばれ得るものになってしまうとして批判されることもあるが、本質的には魅惑させ、虜にしてしまうためにつくられた、完全に満足させてくれるワインである。最良の心地よさ。

『筋骨隆々の』
屈強で、筋肉質で、フルボディのワインのことで、重さや味わいはたっぷりだが、必ずしもエレガントとか洗練されているという類のワインではない。

『茎の香り』
1ha当たりの生産量が多い赤ワイン、または冷涼な産地の赤ワインから感じられることが多い。醸造的には、収穫したブドウの茎を取り除かずに造った赤ワインからも感じられる。未熟な赤ワインに対して表現される香りでもある。

『口の中がいっぱいになるような』
大柄で、豊かで、凝縮したワインで、果実味のエキス分がいっぱいで、アルコールやグリセリンの多いものは、傾向として口の中をいっぱいにするような舌触りのワインとなる。口の中がいっぱいになるようなワインはまた、噛みごたえのある、肉付きのよい、肥えたワインでもある。

『グリーンビーンズの香り』
冷涼な産地で栽培されたソーヴィニョン・ブランに顕著に表れる香り。

『クルミの香り』
シェリーやヴァン・ジョーヌのように強制的に、フロール酵母とともに酸化熟成したワインに表れる香り。非常に古いポートにも感じられる。

『グレープフルーツの香り』
1ha当たりの生産量が多く、涼しい地方で造られる白ワインに共通する香り。ボルドーのアントル・ドゥー・メールやロワール、カリフォルニアやチリのソーヴィニオン・ブランで収穫量を増やしたものに顕著に現れる。

『黒胡椒の香り』
あらゆる赤ワインやロゼワインから感じられる香り。ブドウの品種に由来するものではなく、1ha当たりの収穫量を抑えて、テロワールの個性が表れた赤ワインに生ずる香り。特にカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラー、ネッビオーロなどから表れやすい。

『黒砂糖、糖蜜の香り』
クリームシェリーや甘口オロロソタイプのワインから感じられる。過度に酸化が進行した甘口ワインにも

『薫香のある、燻したような』
ワインによっては、土壌のためかワインを熟成させるのに使う樽のためか、はっきりとした煙を思わせる特徴を持つものがある。

『燻製香』
樽熟成によって、樽の内側を焦がした香りがワインに移行してできる香り。特に若いカベルネやメルロの赤ワインやシラーの赤ワイン。

『攻撃的な』
攻撃的というのは普通、酸度が高いか、タンニンが荒っぽい、あるいはその両方を兼ね備えたワインに使われる。

『香水のような』
この用語は普通、赤ワインよりは香りの華やかな、香りの高い白ワインに適用されるものである。辛口白ワインや甘口白ワインのなかには、強い香水のようなにおいを持つものがある。

『紅茶の香り』
熟成した赤ワインに表れる香り。樽熟成期間の長いスペインのリオハ・グラン・レセルバやイタリアのバローロやバルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなど、非常に古いポートなどにも感じられる。

『肥えた』
ワインが偉大と言えるレベルの飲み頃になったときは、実に豊かで、凝縮した、低めから中程度の酸度になることが多い。そういったワインは「肥えた」と言われることが多い。これは褒め言葉である。あまりに肥えすぎると、これは傷となり、今度は「たるんだ」と呼ばれるようになる。

『胡椒のような』
多くのローヌ・ワインに一般的に目立って感じられるもので、黒胡椒のようなアロマと、刺すような味わいがある。

『コーヒーの香り』
樽の内側を焦がしているために表れる香り。カリフォルニアやオーストラリアの赤ワインなど、温暖な地域の上質な赤ワインに表れやすい。また、ポムロールやサンテミリオンの新樽熟成されたメルロによるワインにも表れる。

『ゴム臭』
ワインの酸化防止、よくないバクテリアの繁殖を防ぐ目的で、微量の二酸化硫黄を添加するが、量がワインの成分とのバランスがとれなかった場合や、過剰だった場合に好ましくない硫黄の香りがする。

『コルクの臭』
コーキー、またはブジョネと呼ばれる香り。コルク自体に問題があるか、古いセラーに棲み着いた微生物が原因といわれる。コルクが不潔だったり欠陥があったりしたために、コルクのにおいがついた、傷のあるワインのことである。これは、ブーケに果実味が現れず、カビ臭いコルク、あるいは湿った厚紙のようなにおいしかしないことから分かる。

『酢酸のにおい』
酢酸バクテリアが活動してヴィネガーになりつつあるワインに生ずる好ましくない香り。

『酸化した』
ワインをつくる際、あるいは熟成させる際に過度に空気にさらすと、ワインが新鮮さを失い、気の抜けた、古臭いにおいや味を帯びてしまう。こういったワインは「酸化した」と言われる。

『酸度』
酸度は、ワインの芯である。ワインが楽しく、生き生きと感じられるようにする点で重要である。ワインに含まれる自然の酸としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸がある。暑い年のワインは酸度が低い傾向にあるが、涼しい年のワインは酸度が高くなる傾向にある。ワインの酸度はワインの新鮮さを保ち、ワインを生き生きとしたままにしておいてくれる。

『散漫な』
構造がなくて焦点の合っていないにおい、味のするワインは散漫であると言われる。赤ワインを飲むとき温度が高すぎると、散漫になることが多い。

『酸味の強い』
酸が多すぎると結果として酸味の強いワインとなり、「酸っぱい」とか「酸敗している」と言われるようになる。

『ジェラニウムの香り』
ソルビン酸の形成されたワインに生じる好ましくない香り。ダメージを受けたワインに表れる。品種香の強いゲヴュルツトラミネール、ミュスクなどのアロマの一つとしても感じられる。

『しなやかな』
しなやかなワインとは、柔らかで、みずみずしく、ビロードのようで、とても魅力的なほど丸みがあり、味わいがあるもののことである。非常に望ましい特徴で、ワインが調和していることを示唆している。

『ジャムのような』
ブドウが秀逸なほどに熟したために果実味が極めて強いときに、「ジャムのような」と言及される。ジャムのようなワインはとても凝縮した、味わいに富んだワインで、特上のエキス分がある。

『収斂(しゅうれん)味のある』
収斂味のあるワインは荒っぽく粗い味がするが、これは若すぎてタンニンが強すぎ、成長するのに時間がかかるだけのこともあれば、きちんとつくられていないためのこともある。ワイン中のタンニンのレベルが収斂度に影響している。

『シュークルトの香り』
長期間、古い樽で熟成された赤ワインに表れる香り。

『焦点の定まった』
焦点が定まっているとは単に、においやアロマ、味わいが精密で輪郭が明らかになっているという意味である。

『醤油の香り』
フロール酵母の繁殖しなかったオロロソタイプかアモンティリャードのシェリーのように、強制的に酸化熟成されたワインに表れる香り。

コメント(13)

『西洋杉』
赤ワインには、西洋杉の木のにおいを思わせるブーケを持つものが多い。これはブーケを複雑にするものである。

『セダーウッド、ヒマラヤ杉の香り』
樽熟成によって、樽の樹脂がワインに移行してできる香り。特に若い赤ワインや、軽い年に仕上がったボルドーの赤ワインなど。

『繊細な』
繊細なワインは、軽く、微妙で、控えめなもので、外向的な逞しい個性のためでなく、シャイさのゆえに高く評価される。白ワインは普通、赤ワインよりも繊細なものである。

『早熟な』
すぐに飲み頃になってしまうワイン、また、長いことかけて持ちこたえ、上品に成長していくかもしれないのだが、味のよさや柔らかさ、早くからの魅力があったためにすぐに熟成してしまいそうな味のするものは、早熟と言われる。

『底の浅い』
弱いとか、貧相、水っぽい、水で薄められたような感じがして凝縮感を欠いているワインは、「底が浅い」と言われる。

『退廃的な』
ふくよかで、とろりとさえしている果実味の層に、巨大なブーケ、ぽっちゃりした豪勢な舌触りが詰め込まれたワインのことを、退廃的だと言われる。

『タバコの香り』
長期熟成した赤ワインに表れる香り。フランス・ボルドーのポムロールやサンテミリオン、オー・メドックやグラーブなど。特にグラーブには、新鮮なタバコが燃えるような香りがある。はっきりと分かる、見事なにおいだ。

『タールの香り』
一般的には好ましくない香り。出来立てのカベルネ・ソーヴィニョンによる赤ワインや、非常に長い樽熟成を行ったクラシックなバローロ、リオハ・グラン・レセルバなどからも感じられることがまれにある。

『樽の個性の強い』
最高級のワインはほとんどが12ヵ月から30ヵ月小さなオーク樽で熟成させられる。なかでも優秀なシャトーでは、かなりの比率のオーク樽が新樽で、これがワインにトーストのような香りの、ヴァニラの味わい、においを付与している。ワインが豊かで凝縮したものでなければ、樽がワインに打ち勝ってしまい、過度に樽の個性の強い味にしてしまうことがある。ただし、ワインが豊かで凝縮していて、醸造責任者が新樽をきちんと使えば、結果としてできるワインは果実味と樽の個性が見事に融合したものとなる。
『鼻にツンとくる』
酢酸バクテリアが過度な量となった結果、酢のにおいのするものである。これは、深刻なまでに傷のあるワインである。

『花の香り』
リースリングやミュスカに多く見られ、花を思わせる要素を持っている。

『葉のような』
ワインにおける葉のような個性とは、ハーブの個性に似ているが、ハーブではなく、葉っぱの感じである。あまりに葉のような感じの強いワインは、青物のようなワイン、青っぽいワインとなる。

『ハーブのような香りのする』
多くのワインは、一般に「ハーブのような香り」と言われるはっきりとしたハーブのようなにおいを持つ。特定のハーブのにおいとしては、タイム、ラベンダー、ローズマリー、オレガノ、フェンネル、バジルなどがあげられる。

『バラの香り』
ボルドー地方のマルゴー村やポーイヤック村などの上質な赤ワインが熟成したときに表れる。ブルゴーニュ地方の若い上質のクリュ・ボジョレや、ボーヌの赤ワインにも表れる。適度に熟成したイタリアのバローロやバルバレスコにも感じられる。

『バランス』
ワインで最も望ましい特性のひとつに、良好なバランス、つまり果実味の凝縮度、タンニンのレベル、酸度が完全に調和していることがあげられる。バランスのよいワインは均衡がとれていて、上品に熟成するものである。

『光り輝く』
「光り輝く」というのはワインの色に関連するものである。光り輝くワインは、クリアで輝きがあり、もやや曇りのないものである。

『ピーチの香り』
葡萄の品種を問わず、比較的暖かい地方で造られた樽熟成を行ってない白ワインに表れる香り。また、VDNの甘口ミュスカやドイツのリースリングで造られる甘口白ワインからも感じられる。

『ピーマンの香り』
フランス・ボルドー地方の生産量を重視した、比較的安値のカベルネ・ソーヴィニョン種の比率の多い赤ワインに表れる香り。また、ロワール地方のカベルネ・フランによる、シノンなどの赤ワインの代表的アロマの一つ。
『ベリーのような』
ボルドー・ワインに多く見られる、特に若くてオークの個性が強すぎないものは、ブラックベリー、ラズベリー、ブラックチェリー、マルベリー、さらにはイチゴやクランベリーを思わせる強いベリーの果実味を持っている。

『ほこりのにおい』
年代を経た醸造場所、または古い樽で醸造したときに表れる香り。左記条件のクラッシックなスタイルの赤ワインに多い。

『干し草、麦の香り』
熟成したワインに表れる香り。イタリアのソアーヴェなどに感じられる香り。樽熟成期間の長いフランスの白ワインにも。

『ボディ』
ボディはワインの重さ、充実感のことで、口の中を通り過ぎていくときに感じられるものである。フルボディのワインはアルコール、凝縮感、グリセリンが多い傾向にある。

『マッシュルームの香り』
石灰質の土壌から養われた香りと思われる。熟成したシャブリやピュリニィ・モンラッシェなどのブルゴーニュ地方で造られるシャルドネが熟成した際に多く表れる。熟成したシルヴァーネールやピノ・グリなどにも。

『丸みのある』
とても望ましいワインの個性で、若々しい収斂味の強いタンニンを失って十分に飲み頃になったワインや、若いワインでも、若いうちに消費されるようにつくられたタンニンや酸度の低いものには、丸みが出る。

『みずみずしい』
みずみずしいワインは、ビロードのような、柔らかい、豊かといえるほどに果実味に富んだワインで、凝縮しているし、肥えてもいる。みずみずしいワインは決して収斂味があったり硬かったりはしない。

『ミントの香り』
昼夜の寒暖差が大きい地域で造られる赤ワインに表れる香り。ユーカリとの違いはカベルネ・ソーヴィニョンよりシラー種に表れやすい。カリフォルニアやオーストラリア、フランスのコート・デュ・ローヌのエルミタージュやコート・ロティなど。また、ゲヴォルツトラミネール、ミュスカ、ヴィオニエなどの品種香の強い白ワインにも表れる。

『目の詰んだ』
若いワインで、酸度が良好で、タンニンのレベルが良好で、きちんとつくられているものは、「目の詰んだ」と呼ばれる。まだ開かせ、成長させなければならないことを意味している。

『メントールの香り』
ヴィオニエ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスクなどの品種香がもたらす さわやかな香り。

『物言わぬ』
物言わぬワインは閉じたワインでもあるが、「物言わぬ」という用語はより軽蔑的な意味で使われる。閉じたワインは、豊かさや強さが現れるまでに時間が必要なだけかもしれない。物言わぬワインは決してそれ以上よくならないかもしれない。
『新鮮な』
若いワインであれ古いワインであれ、新鮮さは歓迎されるし、好ましい要素である。生き生きとして、きれいにつくられているとき、そのワインは新鮮であると言われる。

『酸っぱい』
鋭く、酸味が強く、やせて、ブドウが未熟な感じのするワインは、「酸っぱい」と呼ばれる。

『ストロベリーの香り』
全般的に、熟成の進んだ赤ワインから熟したイチゴのような香りがする。フランスのアルザスやロワール地方のように、涼しい地域で造られるピノ・ノワールなど、比較的軽いタイプの赤ワインに表れる香りでもある。カリフォルニアのホワイト・ジンファンデル、上質のロゼ・シャンパーニュ、バニュルスやポートにも

『酢のような』
酢酸(さくさん)の量が過度になると、ワインは酢を思わせるにおいがするようになるものである。

『スパイシーな』
ワインは、胡椒やシナモンなど、有名なスパイスのアロマのために実にスパイシーになることが多い。この刺すようなアロマは普通、全部ひっくるめて「スパイシー」と呼ばれる。東洋風のスパイスの香りや味わいというのは、醤油や生姜(しようが)、魚醤(ぎよしよう)、ごま油のアロマや味わいを持つワインに言及したものである。

『スミレの香り』
あらゆる赤ワインやロゼワインから感じられる香り。ブドウの品種に由来するものではなく、発酵の途中で形成される香りと思われる。中でも、若いカベルネ・ソーヴィニョンやメルロ、ピノ・ノワール、ガメイ、シラー、ネッビオーロ、サンジョヴェーゼなどのワインから感じられるフローラルなニュアンス。

『スモークした香り』
フランスでフュメと呼ばれている悪臭は、樽から受ける影響以外にも、白ワインが土壌から受ける香りが強い。たとえば、プイィ・フュメに代表される、石灰質の土壌に植えられたソーヴィニョン・ブラン。アルザス地方の花崗岩に植えられたトカイ・ピノ・グリなど。

『鋭い』
望ましくない特徴。鋭いワインは、苦くて不快で、硬くてとがった角を持つ。
『たるんだ』
あまりに肥えすぎた、あるいは肥満体すぎるワインはたるんだワインとなる。たるんだワインは構造に欠け、味わいが重くなる。

『タンニンの強い』
ワインのタンニンは、ブドウの果皮や果梗から抽出されるもので、ワインの酸度やアルコールとともにワインの生命線である。タンニンは、若いうちはワインにしっかりとした感じと、いくらかざらざらした感じを与えるが、徐々に減ってきて、消散してしまう。タンニンの強いワインは、若くてまだ飲めるようになっていないものである。

『チェリーの香り』
オーク樽で熟成されていない、涼しい地域で造られる比較的軽めの赤ワインに表れる香り。マルサネなどの軽いタイプのピノ・ノワールによる赤ワインや上質のボジョレーに顕著である。また、タヴェルなど色の濃いロゼワインにも表れる。

『丁子の香り』
南フランスのコート・デュ・ローヌ地方のエルミタージュ、シャトーヌフ・デュ・パプ、コート・ロティなどの暖かく乾燥した気候下で造られる上質な赤ワインが適度に熟成したときに感じられる香り。また、スペインのリオハやリベラ・デル・ドゥエロ。1ha当たりの収穫量を抑えてブドウから造られる赤ワイン。例えばブルゴーニュのグラン・クリュなど。

『チョコレートの香り』
若いポートやバニュルスなどの甘口赤ワインから感じられる。カリフォルニアやオーストラリアなどの、暖かい産地で造られる赤ワインにも表れる。

『土の香り』
否定的な意味で使うことも肯定的な意味でも使うこともある。多くは「土の香り」を、新鮮で豊かな、きれいな土壌のアロマがあるという肯定的な意味で使われている。土のような香りは、森を思わせる香りとかトリュフのにおいよりも強いにおいである。

『閉じた』
ワインが若すぎるためにその潜在能力を表に見せず、閉じこめたままにしていることを示すのに使われる。若いワインは瓶詰め後12ヵ月から18ヵ月で閉じ、ヴィンテージや保管条件にもよるが、数年から10年もそのままの状態でいることが多い。
『トーストしたような』
ワインを熟成させる樽は、内部を焦がしたり、あぶったりするため、ワインにはグリルしたトーストのにおいが見つかることが多い。

『とろりとした』
豊かで、みずみずしく、強いワインで、凝縮して、柔らかな、ビロードのような果実味を持ったものは、とろりとしていると言われる。特に、上級の甘口白ワインはとろりとしている。

『中身のない』
中身のないワインは、水で薄められたような感じがして、深みや凝縮感に欠ける。

『納屋の前庭』
不潔な、農家の庭の、糞便を思わせるアロマがワインに付与されるのは、樽が不潔だったとか、一般的にワインづくりの施設が非衛生的であったためである。

『肉付きのよい』
ワインがボディやアルコール、エキス分をたくさん持ち、普通はグリセリンの量も多いことを示す。

『肉厚な』
噛みごたえのある、肉付きのよいワインは「肉厚な」とも言われる。

『二酸化硫黄のにおい』
二酸化硫黄を添加量が多かったときに表れる悪臭

『粘りけのある』
傾向として、比較的凝縮して、肥えた、ほとんど厚みのあると言えるようなワインで、果実のエキス分は極めて濃密で、グリセリンはたっぷりで、アルコール度数が高いものである。バランスのとれた酸度があれば、並外れて味わいに富んだ、興奮させられるようなワインとなることもある。酸度に欠けると、たるんで、重くなることが多い。

『ノーズ』
ワインの一般的なにおい、アロマのうち、鼻などの嗅覚を通じて感じられるものを、ワインの「ノーズ」と呼ぶことが多い。

『パイナップルの香り』
カリフォルニアやオーストラリアのような温暖な地域で生産される若い白ワインの代表的なアロマ。涼しい地域でも日当たりの良い斜面で造られるものに表れることがある。

『はずれの』
ワインがその本当の個性を現していない、あるいはなんらかの傷がある、台無しになっているというとき、「はずれ」であると言われる。

『バタースコッチの香り』
十分に熟成した上質のシャルドネによる白ワインに表れる香り。

『バターの香り』
新樽熟成で、乳酸発酵を行った場合に表れる香り。ブルゴーニュ地方のムルソーやシャサーニュ・モンラッシェ、カリフォルニアで造られる上質のシャルドネから造られる白ワインなど。

『ハチミツの香り』
貴腐ブドウや遅摘み乾燥ブドウから造られる甘口白ワインに表れる香り。フランスのソーテルヌやバルサック、ハンガリーのトカイ、トロッケンベーレンアウスレーゼなど。ハチミツの味もする。

『バナナの香り』
ワインが発酵する際に形成される第2次アロマ。ボジョレー・ヌーボなどの新酒に表れる。マセラシオン・カルボニックと関係が深いため、ボジョレーだけではなく南フランスの安い赤ワインからも感じる。
『ビロードのような』
舌触りの表現であり、ビロードのようなワインは、豊かで、柔らかく、味わってみるとなめらかに感じられる。とても望ましい特徴である。

『風味のある』
ワインが、丸みがあって、味わいに富み、飲んで興味深いと思えるものであることを示す一般的な、説明的な用語。

『フェノールの香り』
樽熟成によって、樽の樹脂がワインに移行して養われる香り。特にアメリカンオークで熟成されたワインや、軽い年に仕上がったボルドーなど。

『深みのある』
ワインが豊かで、エキス分に富み、口の中がいっぱいになるという表現。

『複雑な』
最も主観的に使われる説明的な用語のひとつ。複雑なワインとは、テイスターが決して飽きず、飲んでは興味深いものを見つけるようなもののことである。複雑なワインは、ワインへの興味を支える微妙な香りや味わいをたくさん持っている傾向がある。

『ブーケ』
ワインのアロマが瓶熟によってさらに成長すると、ブーケに変わる。ブーケは、理想としては、ただのブドウのにおい以上のものである。

『ブドウが熟しすぎたような感じの、過熟の』
望ましくない特徴。ブドウがあまりにも長くブドウの木に残されたままでいると、あまりに熟しすぎて、酸味を失い、重くてバランスのとれていないワインを生み出すことになる。暑いワイン産地ではかなり頻繁に起こることである。

『ブドウが熟したような感じの』
原料ブドウが最適なレベルの成熟度に達すると、ワインはブドウの熟したような感じになる。十分に成熟しなかったブドウからは、ブドウが未熟だったような感じのするワインが生み出され、過度に成熟したブドウからは、ブドウが熟しすぎたような感じのするワインが生み出される。

『プラスティックの香り』
非常に良いリースリングによって造られる白ワインに多く表れる。ドイツのラインガウや、フランスのアルザス地方の白ワイン。

『ブラックオリーブの香り』
乾燥して暑い気候の下で生産される赤ワインに表れる香り。バンドールやコトー・デクサン・プロバンスなど南フランスで生産されるムールヴェードルによる赤ワインなど。

『ブラックカラントの香り』
はっきりとしたブラックカラントの果実のにおいは、普通赤のボルドー・ワインに関連づけられている。その強さは、かすかなこともあれば、とても深みがあって豊かなこともあり得る。

『ブラックビーンズの香り』
暖かい地域で栽培された栽培されたソーヴィニョン・ブランに表れる香り。また、イタリアなどの温暖な地域のワインからも感じられる香り。

『ブラックベリーの香り』
カリフォルニアのジンファンデル、イタリアのサンジョヴェーゼなど乾燥した温暖な地域に適した葡萄から造られる赤ワインから感じられる香り。フランスのコート・デュ・ローヌ地方でシラーから造られるエルミタージュ、コート・ロティー、コルナスなどの典型的なアロマの一つ。

『プラムの香り』
カリフォルニアやオーストラリア、イタリアのトスカーナ地方などの乾燥して暖かい産地で造られるカベルネ・ソーヴィニョンやメルローに表れやすい香り。若いルビー・ポートなど甘口ワインからも感じられる。他にも、ロマネ・コンティーなど最高級ワインに代表される 1ha当たりの収穫量を極端に抑えて生産したエキス分の豊富な赤ワインからも感じられる高貴な香り。

『プラムのような』
豊かで、凝縮したワインは、熟れたプラムのようなにおいや味を持つことが多い。そういうときに「プラムのような」という用語が適用される。

『フルボディの』
エキス分やアルコール、グリセリンに富んだワインが、フルボディのワインである。

『プルーンのような』
熟しすぎたブドウから生産されたワインはプルーンのような個性を帯びる。プルーンのようなワインは傷のあるものだ。

『フロール酵母の香り』
酸化発酵が完全に終了していない段階で試飲したときに感じる香り。

『ヘーゼルナッツの香り』
貴腐ブドウから造られる甘口白ワインに表れる香り。フランスのソーテルヌ・バルサック、ハンガリーのトカイなど。辛口ワインではフランスのブルゴーニュ地方の上質のムルソーやコート・デュ・ローヌ地方のエルミタージュなど、酸化熟成の早い白ワインにも表れる。ヴァン・ジョーヌや上質のアモンティリャードのシェリーにも感じられる。
『やせた』
やせたワインは、スリムで、かなり流線的で、親しみやすさや肥えた感じは欠いているが、それでも楽しめるし、好ましいものである。

『柔らかな、ソフトな』
柔らかなワインは、丸みがあり、果実味に富み、酸度は低く、攻撃的で硬いタンニンを持たないものである。

『ユーカリの香り』
昼夜の寒暖差が大きい地域で造られる赤ワインに表れる香り。カリフォルニアのナパやソノマ、オーストラリアのヴィクトリア州、チリのセントラル・ヴァレーなどで生産されるカベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインなど。

『豊かな』
エキス分や味わい、果実味の強さの程度が高いワインは豊かであると描写される。

『余韻の長い』
上質のワインにある極めて望ましい特徴に、口の中に非常に長く残ることがある。「余韻の長い」、あるいは「余韻の長さ(length)」というのはワインのフィニッシュに関係しており、ワインを飲み込んだ後も長いことそのワインの存在を感じられるという意味である(30秒から数分であれば、大変な余韻の長さである)。

『ヨーグルトの香り』
長期間、古い樽で熟成された赤ワインに表れる香り。

『ラズベリーの香り』
北イタリアのピエモンテ州、ロンバルディーア州、スイス、フランスのアルザス地方、ブルゴーニュ地方など、全般的に冷涼な気候下の生産地で造られる赤ワインに表れる香り。ガメイやピノ・ノワール、ネッビオーロ、フレイザに表れやすい。

『ランシオ香』
シェリーやヴァン・ジョーヌのように強制的に、フロール酵母とともに樽内で長期間、酸化熟成したワインに表れる香り。

『レーズンの香り』
食事の最後に飲むようにと収穫を遅らせてつくったワインは、ちょっとレーズンのような感じのすることが多い。樽の中で長期熟成された甘口ワインに表れる香り。フランスのバニュルス、ポートワインのトウニーやオールドヴィンテージなど。貴腐ワインにも表れる。ただし、辛口のワインでは、レーズンのような品質は大きな傷である。

『レモンの香り』
ドイツや北ヨーロッパなどの冷涼な地域で造られるリースリングを代表に、フランスのロワール、シャンパーニュ、アルザス、ブルゴーニュなどの酸味の強い、若い白ワインに強く現れる香り。気候とのかかわりが強い。

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