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君僕MIXI板コミュのラインの仮小説(なんとなく思いついたストーリーを保存します)今回は戦国物

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世界観は【日本の戦国時代風ファンタジー】
【鉄砲無し・外人無し・海を渡っても、どこまで行っても日本の戦国時代】です。

少し違うのは【女性の侍や大名・小名が珍しくない】

他には【足軽は階級が一番下の侍】

【雑兵は農民などからの徴兵した兵士】と扱っています。

ちなみに【1石】は1人が1年で食べる米の量です。(例えば、1万石小名だと1年間1万人分の米を税金で取ってると考えてください)

登場人物の名前は【戦国武将ぽい名前メーカーで自動作成した名前ですw】

他には特別に戦国時代の風俗や時代考証をわかっている訳でもないので、いろいろ突っ込み所があるでしょうがスルーしてくださいw

コメント(1)

【なんで呼ばれたのだろう…】と溜め息と独り言を呟いた。やっと慣れてきた馬に揺られながらいろいろ考えてしまう。もちろんマイナス思考だ。家臣3人を従えて馬で進む姿は立派な侍に見えるが、不安のせいか自然に肩が落ち、顔も下向きになっている。

一條雄介は通行人が振り返って見るほどの大柄な若武者だ。身長180センチはこの世界でかなりの大男で、普通は160センチ前後だ。たまに170センチくらいの人もいるが、身長180センチは断トツで長身だと言えるだろう。

大名本山家の本拠地国木田城は3万人が住む城下町を従えた大都会だ。その大通りを明らかに不安顔で進む大柄な若武者に通行人達が好奇心の目を向ける。ただでさえ大柄で目立つのだ。さらにお城にお呼ばれしたであろう綺麗に正装をした若武者が不安顔で歩いていれば、通行人達はいろいろな臆測をするに決まっている。

【あのお侍様はお殿様に大目玉でも食らうのかのう】とあちらこちらで噂話をしだす。

最初は何故自分達が好奇の目で見られてるかわからなかった家臣の速水佐太郎が、原因が自分の主人だと気が付き慌てて馬を近づけて励ました。【大丈夫ですよ。何か不評を買うような事をしたわけでもなしに】と声を掛けたが主人は生返事をしただけだった。

【確かに不評を買うような事はしていないけどね。ただ、そろそろ戦が始まりそうだと噂もあるし、何かお役目を頂くのであろうが】と、速水はなんとく自分の主人の不安がわかった。自分の主人一條雄介は初陣がまだなのだ。

同行している2人の若い家臣達は気楽なもので、自分達の主人の不安などは気にもせず、馬の上ではしゃいでいた。2人共退屈な農村を飛び出して【いつか侍になる】と放浪していた身である。そんな2人は正装して馬に乗ってお城に行くのは晴れ舞台なのだろう。

4人の騎馬武者は通行人にいろいろな意味で見守られながら、ほどなく大手門の前に着いた。

馬を降り門番の兵士に【一條雄介、主君本山種継様のお召しによりまかりこした。お取り次ぎ願う。】と言うと兵士は恭しく一礼し、少々お待ちくださいと言い小走りで門の前に居る中年の侍に報告しに言った。

すぐに中年の侍がこちらに一礼してから門を開けるように指示した。

一條雄介はいろいろパターンを想像していたが、まったく意外な命令を受ける事になる。

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