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小川町 ランチの美味しい店コミュのおからドーナツなど【三代目清水屋 吉】

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小川町駅前で繁盛している豆腐屋さん「清水屋豆腐店」に行ってまいりました。ランチじゃないですけど、気にしないで下さい。

去年にオープンしたばかりの駅前の清水屋豆腐店。実はその前はパン屋がやっておりましたがじきに潰れました。更にその前はお菓子屋さんがやってて、これはかなり長く続いていたのですが、時代の流れで潰れてしまいました。この豆腐屋もオープンしたとき、私は実はじきに潰れるだろうと踏んでおりました(失礼)。

ですが、このお店オープンしたてのときに、おからドーナツというのを無料で配っておりまして、それを食べたら物凄いサクサクで、半端じゃなく美味しいわけです。こんなドーナツ食べたことがない。ひょっとしたらこれはいけるかもしれないなとも思ったのですが果たしてそのような私の勝手な下馬評を全く意に介さずオープンするや否やいつ見ても大繁盛しており、今に至ります。ひょっとしたらここのご主人、豆腐作りの腕は勿論のことながら、経営者としても相当やり手なのかもしれない…。そんなことで興味が湧きまして、ご主人の清水洋治さんに色々お話をお伺いしました。

以下清水さんの言葉より清水屋豆腐店さんの軌跡です(多少表現は変えています)。

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「私は10年ほど前に都会のサラリーマン生活に疲れて退職し、自給自足の生活を目指して実家の豆腐屋を継ぎました。最初はなんやかんやで忙しかったのですが、少し経って時間が空くようになって、8年程前に地元の公民館で豆腐作り教室を開きました。小川町産の大豆を100%使って、天然にがり100%使用の豆腐を作るというものです。そしたら定員が24名のところが応募が60名もあって、30名ずつ2日間にわけて教室を行ないました。そこで『こういうニーズがあるのか』と気づきました。その頃はそういう言葉はありませんでしたが今でいう『地産地消』ですね。

その2ヶ月後に『まろみ豆腐シリーズ』を発売しました。これは全て地元小川町産の大豆を使って作った大豆です。原価が高くなるため、通常100円程で売っている豆腐が、このシリーズだと300円になる。それでも売れるわけです。更にこの頃、東秩父の農協や嵐山パーキングエリアなどで地元産の生産物を販売する流れが出てきてそういうところでも販売出来るようになりました。

更に6年前に『ぴっかり豆腐シリーズ』を発売しました。地元産のオーガニック(有機栽培)大豆だけを使って作った豆腐です。小川町に金子さんという有機農業で有名な方がいて、実は地元の人にはあまり知られていないんだけど、その人の弟子だけで50人も小川に住んでおられるような人です。その人を紹介してくれた人がいて、最初の年は試しに30kgだけ大豆を買って豆腐を作ってみました。月一回第3水曜日だけの予約制で、1丁350円で売り始めました。すると最初の月の4月には40丁作ったのがぎりぎり全部売れた程度だったのですが、次の月には80丁売れて、その次の月には120丁売れて、正に2倍、3倍と売れ行きが伸びていき、30kgの大豆は3ヶ月で全て使い果たしてしまいました。その次の年からは安定的に供給してもらうように契約をしました。今は毎週末に販売しています。

更に4、5年前ごろから『花和楽の湯』や『玉井屋』、『わらしべ』などの有機野菜を用いた料理の店が何店も小川にオープンして、それらに売れるようになりました。

4年前に生ゆば、豆乳花を発売しました。そして2年前に一気に豆腐の種類を増やしました。青豆、白ごま、黒ごま、そば、青豆ずんだなど。何故こんなに一気に種類が増やせたかというと、これらは全て『まろみ豆腐』が元になっているわけです。実は地元産大豆100%、にがり100%使用の絹ごし豆腐は一番作るのが難しいのです。それが一番最初に出来たために、後はそれに色々混ぜるだけで新製品が出来たというわけです。

商品数が増えたのは良かったのですが、それに対して売り上げは思うように増大はしませんでした。それを何故かと考えた結果、商品数が増えてもそれを直接販売出来るスペースがないためだという考えに行き着きました。

そこで全く新しい豆腐屋の形をということでこの駅前の『三代目清水屋 吉』の案を考えました。ちょうどその頃に駅前のパン屋さんが店をたたむ事になってスペースが空くというので『私が店をやります』と約1年前にそちらを借りることになりました。駅前の目立つ場所で、明るく、広い展示スペースがあるお店。今までの豆腐屋の暗い雰囲気とは全く異なる新しい豆腐屋の形を目指しました。

このお店で商品の柱となっているおからドーナツについてですが、2年程前にイベントなどでドーナツを売り始めました。すると、ドーナツだけで豆腐を越える売り上げがあがりました。更にイベント限定で売っているのを、お店にわざわざ『ドーナツ下さい』と買いに来てくれるお客さんが来てくれるわけです。『これを売ろう』ということで始めました。豆腐屋さんがドーナツというのは目新しいようですが、実は他でもドーナツを売っているお店は沢山あります。うちでは特にさくさく感にこだわって作っています。これほどさくさく感があるドーナツは全国でも珍しいと思います。

このお店の、おからを使ったお菓子などの商品はほとんど全てこのお店のスタッフが考えています。スタッフの方はお店を始めるときに雇い入れた方たちです。元々主婦の方たちですが、主婦の方たちというのは毎日家族のために料理を作っているわけですから、実は商品を作る力が元々備わっているわけで、売り方さえ出来ればいいわけです。

商品に対するこだわりは『自分が美味しいと思えるかどうか』ですね。商売というのは基本的にそういうものだと思っています。

今後の展開は2号店を作ることを目指します。」
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以上、清水屋さんの素晴らしい10年間の軌跡でした。大変勉強になりますね。

食べてない方は是非おからドーナツを食べに行ってみてください。目からうろこが落ちる美味しさです!

コメント(9)

これちょっと読みづらいですね。後で書き直します。
面白かった。
小川でこんなドラマがあるなんてなんだかくすぐったい感じがする。
小川のルネサンスが始まりそうだ。
おからドーナツ!
行ってみます☆
豆腐も気になりますねー!
ドーナツまだ食べておられない方は是非!あのサクサク感は異常です(笑)。

小川で静かに何かが起こりつつある気がしますね。

一つには金子さん達が長年地道に積み上げてきたものが芽吹きつつあるのかもしれませんね。
きなこドーナツと豆乳ソフト食べましたわーい(嬉しい顔)両方とも美味しかったです揺れるハート
他のプリンやケーキも気になったけど次回のお楽しみにしまするんるん
へえー、豆乳ソフトなんてあるんですか。知らなかった!
今度食べてみようウッシッシ

あのお菓子のメニューはパートの主婦の方たちが考えているんだそうです。凄いですね〜。
私もおからドーナツ好きですわーい(嬉しい顔)
ふわふわでサクサクしてるとこがいいですよね〜るんるん

駅前のお店には行ったことはないので、今度行ってみまーす走る人
おおー。それじゃ是非是非、行ってみて下さいませわーい(嬉しい顔)私は最初食べたとき、余りの美味しさにちょっとしたショックを受けたくらいですから(笑)。

おからドーナツって基本的にサクサクしてるものなんですね。おからとドーナツの組み合わせを考えた人はすごいexclamation日本発ということでイギリスとかに逆輸出してみたいです(笑)。

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