柳家権太楼コミュの「三田落語会」権太楼師匠と一朝師匠にご挨拶

昨日は田町に「三田落語会」を聴きに行った。
一朝師匠が出ると、たいてい聴きに行っている。

道灌　春風亭朝太郎
質屋庫　柳家権太楼
稽古屋　春風亭一朝
仲入り
井戸の茶碗　春風亭一朝
花見の仇討ち　柳家権太楼

終演後、楽屋を訪ねて師匠方と面会。権太楼師匠によると「質屋庫」は桂枝雀さんの影響を受けたそう。「花見の仇討ち」はなんとサラ(ネタ下ろし)ということでビックリ。「三田落語会」にかける意気込みが伝わった。
一朝師匠の「稽古屋」ははめもの(鳴り物入りの落語)。師匠の素晴らしい喉を聞かせてもらった。［稽古屋］は当日に「三田落語会」の席亭の小澤さんからリクエストされて、急遽、決まったネタ。お囃子さんとの打ち合わせが必要なネタなのである。「井戸の茶碗」も「稽古屋」も一朝師匠の十八番。両方とも古今亭志ん朝師匠の直伝。
ハネテから一朝師匠と三田で飲み会。一朝師匠は二ツ目時代、歌舞伎の地方(じかた)をやっていたので、歌舞伎や落語会の抱腹絶倒の裏話をたくさん伺った。一朝師匠の師匠は先代の春風亭柳朝師匠だが、柳朝師匠は志ん朝師匠と親しくて、「二朝会」という二人会をやっていた。一朝師匠は志ん朝師匠にかわいがられて随分とネタを教わったそうである。
なんで大人気の「大銀座落語祭」が終わってしまったかなどの裏話も聞けた。
写真は左から柳家権太楼師匠、ぼく、春風亭一朝師匠。
一朝師匠は飲み屋から出た後、ぼくのお見送りまでしてくれた。ありがたや、ありがたや。

◆第三十九回鎌倉はなし会　春風亭一朝・桃月庵白酒・春風亭一之輔三人会　6月4日(日)15時開演　　逗子文化プラザなぎさホール　3600円
お問い合わせはm-aki@df7.so-net.ne.jpまでメールください。