ぐるmixiコミュのロティスリー・レカン（フレンチ･銀座）

レカンみたいな高級レストランに行ってはみたいけれど、2人で5万、ワイン入れたらそれ以上、という食事は尻込みしてしまう。
そんな私にとってエコノミークラス的なビストロとかは現実的な選択肢だったりします。
そんなエコノミカルな店が大好きなものの、普段車移動派の私にとってグラスワインでも楽しみたい店は疎遠になりがち。
そんな中、電車で九段下まで向かう用事が出来たのでこれ幸いと台風の中行って参りました。

長い前置きでしたが、肝心の料理はというと、正直期待外れなところが。

まず前菜の鮪と海老とスモークサーモンのタルタルは、良く言えば家庭的、悪く言えば印象に残らない、そんな味。
添えられたトーストと食べても”お、ウマイ”と思うものの、その味はどことなくツナマヨサンド。
印象的な香りもなかったので鼻が詰まってるのかな、とも思ったものの、頼んだローヌのグラスワインからは印象的なスパイスとミルキー感がちゃんと感じられる。
あまり印象的ではない1皿目に続いて、ジャガイモのヴィシソワーズも平坦な印象。
期待していたメインの牛、豚、鶏の3種のローストも、看板料理の割りには獣臭が抜けきれてない、正直お粗末とも言えるもの。

廻りの客層も銀座に来ちゃいましたわフレンチですのよ奥さん的なオバちゃんが騒々しく、正直求めていたものとはちょっと違った感じになりました。

サービスはソツの無いものでしたが、客の数に対して明らかに店員の数が足りなく、惜しい感じが。

これで会計5千円弱は安かったのか、高かったのか。

最後に、1人でこういったレストランに入ったのは初めての経験でしたが、できれば2人で行きたいというのが正直なところ。

ロティスリー・レカンHP
http://www.lecringinza.co.jp/rotisserie/index.html