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ORICON STYLE(オリコン)コミュのオリコンの歴史【シングル編】

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なんでも、オリコンサイトでシングルチャートを第1回から順に毎日発表していくとのことで、せっかくなので(?)可能な限りコピーしていこうかと思います。
こういう使い方ありですよね??


第1回 1968年(昭和43年)1月4日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 ラブユー東京 黒沢明とロス・プリモス 1966/4/1
2 世界は二人のために 佐良直美 1967/5/15
3 オ−ケ− デイブ・ディー・グループ 1967/8/25
4 モンキーズのテーマ モンキーズ 1967/3/15
5 命かれても 森進一 1967/9/5
6 いつまでも・どこまでも ザ・スパイダース 1967/10/25
7 北国の二人 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1967/9/5
8 花のサンフランシスコ スコット・マッケンジー 1967/8/15
9 愛のこころ 布施明 1967/9/20
10 虹色の湖 中村晃子 1967/10/10
11 サマ−ワイン ナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウッド 1967/8/25
12 レッツゴー運命 寺内タケシとバニーズ 1967/10/1
13 佐久の鯉太郎 橋幸夫 1967/11/25
14 ブルー・シャトウ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1967/3/10
15 君だけに愛を ザ・タイガース 1968/1/5
16 太陽野郎 寺内タケシとバニーズ 1967/12/20
17 恋の合言葉 モンキーズ 1967/10/5
18 モナリザの微笑 ザ・タイガース 1967/8/20
19 あの人の足音 伊東ゆかり 1967/9/1
20 北国の青い空 奥村チヨ 1967/8/5


当時は洋楽も良く売れてたんですね。それ以上に発売日がみな古い=チャート上昇するまでに時間がかかってるなか、タイガースが1月5日発売で15位とかなりすごいことですよね?GSや女性歌謡が多くて、とても好きな時代です。

コメント(116)

第71回 1969年(昭和44年)5月12日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
2 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
3 港町ブルース 森進一 1969/4/15
4 美しき愛の掟 ザ・タイガース 1969/5/21
5 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
6 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
7 風 はしだのりひことシューベルツ 1969/1/10
8 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ 1968/12/25
9 仁 義 北島三郎 1969/4/1
10 京都・神戸・銀座 橋幸夫 1969/3/5
11 オブ・ラディ・オブ・ラダ ザ・ビートルズ 1969/3/10
12 知らなかったの 伊東ゆかり 1969/2/1
13 初恋のひと 小川知子 1969/1/21
14 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
15 グッド・ナイト・ベイビ− ザ・キング・トーンズ 1968/5/1
16 365歩のマ−チ 水前寺清子 1968/11/10
17 新宿サタディナイト 青江三奈 1968/12/5
18 不思議な太陽 黛ジュン 1969/2/21
19 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
20 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20

「夜明けのスキャット」V5!「港町ブルース」が3位に食い込み、「時には母のない子のように」と3つ巴の闘いに。「仁義」「京都・神戸・銀座」が10入り。初20インは「長崎は今日も雨だった」「涙の中を歩いてる」「雨」。「長崎は今日も雨だった」は内山田洋とクールファイブのデビュー曲にして大ヒット曲。クールファイブがその後もトップ人気を誇ったのは前川清の低音の魅力やタレント性もさることながら、R&Bを下地にしたムード歌謡という音楽性も受け入れられたからでしょう。
第72回 1969年(昭和44年)5月19日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
2 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
3 港町ブルース 森進一 1969/4/15
4 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
5 美しき愛の掟 ザ・タイガース 1969/5/21
6 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
7 風 はしだのりひことシューベルツ 1969/1/10
8 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ 1968/12/25
9 仁 義 北島三郎 1969/4/1
10 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
11 オブ・ラディ・オブ・ラダ ザ・ビートルズ 1969/3/10
12 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
13 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
14 京都・神戸・銀座 橋幸夫 1969/3/5
15 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
16 マンチェスターとリバプール ピンキーとフェラス 1968/12/1
17 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
18 みんな夢の中 高田恭子 1969/3/1
19 初恋のひと 小川知子 1969/1/21
20 知らなかったの 伊東ゆかり 1969/2/1

「夜明けのスキャット」がV6!!この頃の曲はほんとロングヒットですね。。TOP3は変わらぬ面子。4位に「七色のしあわせ」が浮上。先週初ランクインの「長崎は今日も雨だった」「涙の中を歩いてる」「雨」もジャンプアップ!「雨」を歌ったジリオラ・チンクエッティはこの曲以前にも「夢見る想い」などのヒットで知られるイタリアの歌手。サンレモ音楽祭でも何度も入賞。「雨」は現在もCMなどで何度も使われるスタンダードナンバーですね。当時は他にもダニエル・ビダル、アダモなどイタリア出身の人気歌手がいて、大概日本語版のシングルも発売してました。今回も日本語版と2種類ジャケットをUPしてみます。初インは「粋なうわさ」「二人のシーズン」「みんな夢の中」。
第73回 1969年(昭和44年)5月26日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
2 港町ブルース 森進一 1969/4/15
3 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
4 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
5 美しき愛の掟 ザ・タイガース 1969/5/21
6 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
7 風 はしだのりひことシューベルツ 1969/1/10
8 仁 義 北島三郎 1969/4/1
9 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
10 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
11 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
12 京都・神戸・銀座 橋幸夫 1969/3/5
13 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ 1968/12/25
14 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
15 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
16 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
17 みんな夢の中 高田恭子 1969/3/1
18 マンチェスターとリバプール ピンキーとフェラス 1968/12/1
19 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1
20 新宿サタディナイト 青江三奈 1968/12/5

「夜明けのスキャット」のV7に「港町ブルース」が肉薄!!去年あれほど人気のあった、ピンキラもタイガースも結局首位はとれずに終わるのでしょうか??「禁じられた恋」と「グッド・バイ」が初20イン。フォークの女王といわれた森山良子が歌謡曲に転身と話題になったこの曲。これが思わぬビッグヒットとなり、歌手森山良子の幅を拡げるとともに老若男女問わぬ人気を保つことになります。今でも第一線で活躍し「さとうきび畑」などスタンダードも多数。もっと評価されていい歌手だと思います。
第74回 1969年(昭和44年)6月2日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
2 港町ブルース 森進一 1969/4/15
3 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
4 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
5 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
6 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
7 美しき愛の掟 ザ・タイガース 1969/5/21
8 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
9 風 はしだのりひことシューベルツ 1969/1/10
10 仁 義 北島三郎 1969/4/1
11 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
12 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
13 オブ・ラディ・オブ・ラダ ザ・ビートルズ 1969/3/10
14 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
15 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ 1968/12/25
16 マンチェスターとリバプール ピンキーとフェラス 1968/12/1
17 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
18 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1
19 京都・神戸・銀座 橋幸夫 1969/3/5
20 恋のなごり 小川知子 1969/5/1

「夜明けのスキャット」V8!!TOP3は変わらず。「雨」「二人のシーズン」と洋楽2作がTOP10入り。両曲とも今でも頻繁にタイアップなどに使われるエバーグリーンな名曲です。初20インは「恋のなごり」。「ゆうべの秘密」で本格的に歌手活動を始めて以来、すっかり安定した人気を誇り、東芝3人娘なんて言われることも。女優→歌手といった流れを中村晃子やいしだあゆみとともに作りましたね。
第75回 1969年(昭和44年)6月9日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 港町ブルース 森進一 1969/4/15
2 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
3 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
4 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
5 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
6 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
7 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
8 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
9 美しき愛の掟 ザ・タイガース 1969/5/21
10 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
11 仁 義 北島三郎 1969/4/1
12 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
13 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
14 風 はしだのりひことシューベルツ 1969/1/10
15 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1
16 涙の糸 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1969/4/25
17 恋のなごり 小川知子 1969/5/1
18 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
19 京都・神戸・銀座 橋幸夫 1969/3/5
20 オブ・ラディ・オブ・ラダ ザ・ビートルズ 1969/3/10

ついに「港町ブルース」が首位を奪取!!しかし、一度首位になると長きに渡って続くという時代。一番いい時代なのかもしれませんね。全国各地の港町の地名を盛り込んだ歌詞、わかりやすいメロディーと「女の情念」を歌ってきた森進一にとっても新境地を開拓したといっていいでしょう。彼にとってチャート開始後初のミリオンヒットで、「襟裳岬」や「おふくろさん」もこの記録は抜けませんでした。この週には「長崎は今日も雨だった」「京都・神戸・銀座」とタイトルに地名が入った曲がチャートインしており、当時はご当地ソングも盛んに作られていましたね。初20インは「涙の糸」「ミヨちゃん」。
第76回 1969年(昭和44年)6月16日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 港町ブルース 森進一 1969/4/15
2 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
3 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
4 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
5 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
6 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
7 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
8 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
9 仁 義 北島三郎 1969/4/1
10 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
11 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
12 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
13 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1
14 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
15 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
16 美しき愛の掟 ザ・タイガース 1969/5/21
17 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
18 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
19 恋のなごり 小川知子 1969/5/1
20 みんな夢の中 高田恭子 1969/3/1

「港町ブルース」が2週連続V。3位に「長崎は今日も雨だった」が、6位に「禁じられた恋」が上昇。11位に初ランクインしたのは「或る日突然」。ヒデとロザンナの成功を皮切りにポップスの男女デュオがたくさん登場します。トワ・エ・モワはそのフォークバージョンといった面持ちでしょうか。男女デュエットといえば演歌・歌謡曲が定番でしたが、万博開催を翌年に控えたこの年、男女デュオの醸し出すハッピーな雰囲気はまさに時代の音といえるでしょう。その他、初20インは「雲にのりたい」前年レコード大賞を受賞した黛ジュンの69年の代表曲。のちに長山洋子がカバーしました。ビートルズ「ゲット・バック」もランクイン。
第77回 1969年(昭和44年)6月23日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 港町ブルース 森進一 1969/4/15
2 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
3 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
4 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
5 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
6 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
7 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
8 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
9 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
10 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
11 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
12 仁 義 北島三郎 1969/4/1
13 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
14 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
15 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
16 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1
17 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
18 恋のなごり 小川知子 1969/5/1
19 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
20 みんな夢の中 高田恭子 1969/3/1

「港町ブルース」のV3を揺るがすのは「長崎は今日も雨だった」か「禁じられた恋」か。上位もすっかり様変わりしました。「雲にのりたい」が5位、「或る日突然」も10位に入り今後も更なる上昇が期待されます。「8時だよ全員集合!」で人気のピークを迎えているザ・ドリフターズはギャグだけでなく歌の方でもヒットを飛ばします。これまた今やスタンダードとなっている「輝く星座」が19位にランクイン。

1位獲得作品リスト
17.港町ブルース/森進一 作詞:深津武司、なかにし礼(補作) 作曲:猪俣公章 編曲:森岡賢一郎 106.8万枚 46週登場 1969.04.15発売 レコード会社:ビクター
第78回 1969年(昭和44年)6月30日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 港町ブルース 森進一 1969/4/15
2 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
3 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
4 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
5 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
6 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
7 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
8 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
9 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
10 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
11 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
12 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
13 仁 義 北島三郎 1969/4/1
14 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
15 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
16 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
17 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1
18 恋のなごり 小川知子 1969/5/1
19 粋なうわさ ヒデとロザンナ 1969/4/15
20 さすらい人の子守唄 はしだのりひことシューベルツ 1969/6/1

「禁じられた恋」が2位、「雲にのりたい」4位、「或る日突然」5位とジリジリと「港町ブルース」の首位を脅かします。15位に上昇した「輝く星座」はグラミーにも輝いた大ヒットナンバー。ミュージカル『ヘアー』は人種差別や戦争といった当時のアメリカが抱える問題をクローズアップした作品で、日本で公開されたときは出演俳優の大麻問題などでも話題となりました。「輝く星座」は同じく『ヘアー』で使われた「レット・ザ・サンシャイン・イン」とメドレーとして収録されています。初めて聴いた時はメドレーで1作品というものが初めてで戸惑いを覚えつつ、新しい何かを感じました。
初20インは「さすらい人の子守唄」。フォークルを解散したはしだのりひこの新グループ・シューベルツの第2弾。
第79回 1969年(昭和44年)7月7日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 港町ブルース 森進一 1969/4/15
2 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
3 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
4 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
5 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
6 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
7 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
8 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
9 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
10 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
11 仁 義 北島三郎 1969/4/1
12 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
13 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
14 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
15 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
16 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
17 さすらい人の子守唄 はしだのりひことシューベルツ 1969/6/1
18 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15
19 愛して愛して 伊東ゆかり 1969/6/1
20 グッド・バイ メリー・ホプキン 1969/4/1

「港町ブルース」V5!上位は先週と特に代わり映えのない顔ぶれです。しかし、曲名だけで歌が思い出せるまさにヒット曲ばかり。これが今のチャートとの最大の差ですね。16位に「恋の奴隷」19位に「愛して愛して」がランクイン。「恋の奴隷」はベンチャーズ歌謡「北国の青い空」のヒット以降少し低迷していた奥村チヨの快心の一撃!!フェロモンたっぷりの奥村チヨに♪あなたと逢ったその日から恋の奴隷になりました あなたのひざに絡みつく子犬のように だからいつもそばにおいてね邪魔しないから 悪い時はどうぞぶってね あなた好みのあなた好みの女になりたい とちょっと鼻にかかった甘えた声で歌われたら、世のお父さん達は思わずレコード買ってしまったことでしょう。。。
第80回 1969年(昭和44年)7月14日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 港町ブルース 森進一 1969/4/15
3 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
4 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
5 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
6 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
7 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
8 仁 義 北島三郎 1969/4/1
9 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
10 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
11 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
12 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
13 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
14 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
15 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/3/10
16 時には母のない子のように カルメン・マキ 1969/2/21
17 愛して愛して 伊東ゆかり 1969/6/1
18 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
19 さすらい人の子守唄 はしだのりひことシューベルツ 1969/6/1
20 涙の中を歩いてる いしだあゆみ 1969/4/15

「港町ブルース」に代わり、新たに首位に立ったのは「禁じられた恋」。森山良子最大のヒット曲にもかかわらず、「さとうきび畑」「涙そうそう」(もちろんどちらも名曲!)ばかりであまり語られることがないのが寂しいところです。「輝く星座」がTOP10入り。「フランシーヌの場合」が20位内に入ってきました。反戦色の強いフォークが人気だったこの年、1969年3月30日日曜日の朝、フランシーヌ・ルコントという女学生がベトナム戦争とビアフラの飢餓問題に抗議してパリで焼身自殺しました。新谷のり子の包み込むような歌声に、間奏で古賀力のフランス語のナレーションがその様子を伝えます。
♪フランシーヌの場合はあまりにもおばかさん フランシーヌの場合はあまりにも寂しい ♪ホントのことを云ったらオリコウになれない ホントのことを云ったらあまりにも悲しい ♪ひとりぼっちの世界に残された言葉が ひとりぼっちの世界にいつまでもささやく
フランシーヌが何を伝えようとしていたのか、その真意を推し量ることは難しいけれど、自らの命と引き換えに何かを伝えようとした一人の人間がいて、そこから何かを感じた人間が歌として後世に伝える。新谷のり子さんは現在、県市町村の教育委員会、小・中・高・大学の依頼により「人権学習」の講師としてボランティア・平和・差別・自然環境をテ−マに独自の講演コンサ−トを行っていらっしゃるそうです。
第81回 1969年(昭和44年)7月21日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 港町ブルース 森進一 1969/4/15
3 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
4 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
5 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
6 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
7 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
8 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
9 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
10 仁 義 北島三郎 1969/4/1
11 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
12 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
13 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
14 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
15 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
16 七色のしあわせ ピンキーとキラーズ 1969/4/20
17 愛して愛して 伊東ゆかり 1969/6/1
18 さすらい人の子守唄 はしだのりひことシューベルツ 1969/6/1
19 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/7/1
20 恋の花うらない ビリー・バンバン 1969/6/1

「禁じられた恋」V2!この曲も長く首位を守ることが出来るでしょうか??8位に「フランシーヌの場合」、9位にタイガースの新曲「嘆き」がイン。19位にはスキャットシリーズ第2弾「天使のスキャット」20位には「恋の花うらない」と今年に入ってブレイクした歌手の新曲が続々ランクインしています。※19位は「夜明けのスキャット」?「天使のスキャット」??わからないのですが、オリコンHPでのチャート解説を読むと「天使〜」のようですね。「天使のスキャット」8.8万枚 最高15位 となってます。)
第82回 1969年(昭和44年)7月28日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
3 港町ブルース 森進一 1969/4/15
4 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
5 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
6 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
7 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
8 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
9 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
10 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
11 仁 義 北島三郎 1969/4/1
12 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
13 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
14 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
15 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/7/1
16 オ−・チンチン ハニー・ナイツ 1969/6/25
17 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1
18 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
19 さすらい人の子守唄 はしだのりひことシューベルツ 1969/6/1
20 愛して愛して 伊東ゆかり 1969/6/1

「禁じられた恋」のV3!!「長崎は今日も雨だった」は結局首位を取れないまま2位どまりとなってしまうのでしょうか??「フランシーヌの場合」「恋の奴隷」「嘆き」がさらに上昇。初20インは2W同時インとなる「ジョンとヨーコのバラード」、「オー・チン・チン」。「オー・チン・チン」は一皮向けた??子ども→大人へのステップを歌った?歌ですが、今ではきっと発売されないでしょうね。。。
第83回 1969年(昭和44年)8月4日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 港町ブルース 森進一 1969/4/15
3 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
4 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
5 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
6 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
7 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
8 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
9 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
10 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
11 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
12 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
13 仁 義 北島三郎 1969/4/1
14 君は心の妻だから/泣いた日もある 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/3/5
15 オ−・チンチン ハニー・ナイツ 1969/6/25
16 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
17 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/7/1
18 愛して愛して 伊東ゆかり 1969/6/1
19 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
20 ゲット・バック ザ・ビートルズ 1969/6/1

「禁じられた恋」V4!TOP3は並びが変わっただけで7週連続同じ顔ぶれ。そろそろ違う顔ぶれが登場して欲しいところです。5位に「恋の奴隷」が上昇。19位に「昭和ブルース」が入ってきました。69年は前年のGS・アングラ・サイケブームの反動か、「悲しみは駆け足でやってくる」「小さな日記」など暗めのフォークソングが流行しました。「昭和ブルース」もそんな時代を感じさせる1曲ですね。のちに「非情のライセンス」(1973年〜1980年まで断片的にシリーズ化)というドラマに使われ、1974年に天地茂がシングルとしても発売しています。
第84回 1969年(昭和44年)8月11日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
3 港町ブルース 森進一 1969/4/15
4 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
5 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
6 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
7 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
8 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
9 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
10 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
11 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
12 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
13 おんな 森進一 1969/7/25
14 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
15 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
16 仁 義 北島三郎 1969/4/1
17 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
18 オ−・チンチン ハニー・ナイツ 1969/6/25
19 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
20 夜明けのスキャット 由紀さおり 1969/7/1

「禁じられた恋」V5達成!!「恋の奴隷」がさらに上昇して2位まで迫っています!!「フランシーヌの場合」が5位、タイガースの新曲「スマイル・フォー・ミー」が初20インで6位で「嘆き」と2作同時ベスト10入り。「スマイル・フォー・ミー」はビージーズ作ということで話題になりました。初20インは他に「おんな」「池袋の夜」。

1位獲得作品リスト
18.禁じられた恋/森山良子 作詞:山上路夫 作曲:三木たかし 編曲:高見弘 78.8万枚 33週登場 1969.03.25発売 レコード会社:フィリップス(日本ビクター)
第85回 1969年(昭和44年)8月18日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
3 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
4 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
5 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
6 港町ブルース 森進一 1969/4/15
7 おんな 森進一 1969/7/25
8 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
9 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
10 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
11 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
12 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
13 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
14 仁 義 北島三郎 1969/4/1
15 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
16 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
17 二人のシーズン ザ・ゾンビーズ 1969/3/21
18 ミヨちゃん ザ・ドリフターズ 1969/5/1
19 山羊にひかれて カルメン・マキ 1969/7/1
20 オ−・チンチン ハニー・ナイツ 1969/6/25

「禁じられた恋」V6!先週初登場の「スマイル・フォー・ミー」が3位に上昇、ここ数ヶ月では珍しいスピードヒット。このまま勢いに乗れるか??「おんな」「池袋の夜」も共に2週目でTOP10に食い込んできました。初20インは「山羊にひかれて」。「時には母のない子のように」に続く特大ヒットとなるか??
第86回 1969年(昭和44年)8月25日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
3 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
4 おんな 森進一 1969/7/25
5 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
6 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
7 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
8 港町ブルース 森進一 1969/4/15
9 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
10 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
11 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
12 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
13 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
14 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
15 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
16 仁 義 北島三郎 1969/4/1
17 山羊にひかれて カルメン・マキ 1969/7/1
18 白いサンゴ礁/涙のオルガン ズーニーブー 1969/4/1
19 オ−・チンチン ハニー・ナイツ 1969/6/25
20 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20

TOP3は変わらず「禁じられた恋」がV7達成!4位に「おんな」が上昇してきました。4位まで上がってるにもかかわらず、今となってはさっぱり顧みられることがありませんが、それほど森進一にヒット曲が多いということでしょうね。11位に「今日からあなたと」、18位に「白いサンゴ礁/涙のオルガン」がランクイン。最初「涙のオルガン」の方がA面扱いでしたが、B面が評判になりAB逆転となりました。その後発売されたズーニーヴーの「ひとりの悲しみ」は歌詞を変えて「また逢う日まで/尾崎紀世彦」となり大ヒットを記録しました。
第87回 1969年(昭和44年)9月1日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
2 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
3 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
4 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
5 おんな 森進一 1969/7/25
6 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
7 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
8 港町ブルース 森進一 1969/4/15
9 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
10 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
11 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
12 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
13 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
14 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
15 雲にのりたい 黛ジュン 1969/6/1
16 雨 ジリオラ・チンクエッティ 1969/3/20
17 仁 義 北島三郎 1969/4/1
18 オ−・チンチン ハニー・ナイツ 1969/6/25
19 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
20 白いサンゴ礁/涙のオルガン ズーニーブー 1969/4/1

「禁じられた恋」V8!「池袋の夜」が7位→3位とジャンプアップ!今後のTOP争いにどう絡んでくるか注目です。19位に「いいじゃないの幸せならば」が初イン。1967年に「世界は二人のために」の大ヒットで紅白に出場しレコード大賞新人賞も獲得。68年は目立ったヒットはありませんでしたが、この曲の成功により国民的人気歌手の地位を確立し、持ち前の器用さで紅白司会の常連に。しかし、とあるスキャンダルで失速。現在は犬のしつけ教室を主宰、優良家庭犬普及協会専務理事を務めています。
第88回 1969年(昭和44年)9月8日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
2 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
3 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
4 おんな 森進一 1969/7/25
5 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
6 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
7 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
8 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
9 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
10 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
11 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
12 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
13 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
14 港町ブルース 森進一 1969/4/15
15 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
16 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
17 或る日突然 トワ・エ・モワ 1969/5/14
18 嘆き ザ・タイガース 1969/7/5
19 白いサンゴ礁/涙のオルガン ズーニーブー 1969/4/1
20 仁 義 北島三郎 1969/4/1

ついに「禁じられた恋」が後退。新たにTOPに立ったのは「池袋の夜」。この時代、夜の歌を歌わせたらこの人にかなう人はいません。「今日からあなたと」が7位に上昇。「いいじゃないの幸せならば」もTOP10入り。初インは「西暦2525年」「星空のロマンス」「悲しみは駆け足でやってくる」。洋楽で初インで10位には入るというのはとても珍しいのではないでしょうか。それほどのインパクトがあったということでしょうが、逆に言うと次につながりにくく、一発屋に。。
第89回 1969年(昭和44年)9月15日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
2 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
3 おんな 森進一 1969/7/25
4 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
5 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
6 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
7 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
8 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
9 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
10 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
11 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
12 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
13 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
14 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
15 港町ブルース 森進一 1969/4/15
16 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
17 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
18 まごころ 森山良子 1969/8/25
19 どしゃぶりの雨の中で 和田アキ子 1969/4/5
20 白いサンゴ礁/涙のオルガン ズーニーブー 1969/4/1

「池袋の夜」がV2。「恋の奴隷」は6週連続2位です。「西暦2525年」が洋楽にしては珍しく10→5とスピード上昇。この週も「フランシーヌの場合」「悲しみは駆け足でやってくる」「いいじゃないの幸せならば」「昭和ブルース」と、戦争や環境破壊、公害、受験戦争、などなど世相を反映してかメッセージ性の高い曲が軒並みランクインしていますが、洋楽代表はこの曲でしょう。現代世界の怠惰を神を通じて嘆いた歌詞に世界中が共鳴しました。初インは「人形の家」「まごころ」「どしゃぶりの雨の中で」。
第90回 1969年(昭和44年)9月22日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
2 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
3 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
4 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
5 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
6 おんな 森進一 1969/7/25
7 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
8 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
9 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
10 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
11 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
12 まごころ 森山良子 1969/8/25
13 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
14 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
15 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
16 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
17 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
18 銀色の雨 小川知子 1969/9/1
19 港町ブルース 森進一 1969/4/15
20 どしゃぶりの雨の中で 和田アキ子 1969/4/5

「池袋の夜」V3。「いいじゃないの幸せならば」「悲しみは駆け足でやってくる」がTOP5入り。「人形の家」が7位に、「まごころ」が12位に上昇。60年代初頭カバーポップスで10年に一度の天才といわれヒット曲を連発していた弘田三枝子。真丸い顔でダイナマイト・ミコの愛称で親しまれていましたが、時代の波とともに後退。筒美京平の一連の作品などを経て、ダイエットブックとともに大人の女性に変身して見事カムバック!弘田三枝子の成功以降、森山加代子、山本リンダ、金井克子、などなどカムバック成功例が続きます。初インは「銀色の雨」。
第91回 1969年(昭和44年)9月29日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
2 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
3 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
4 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
5 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
6 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
7 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
8 おんな 森進一 1969/7/25
9 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
10 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
11 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
12 まごころ 森山良子 1969/8/25
13 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
14 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
15 フランシ−ヌの場合 新谷のり子 1969/6/15
16 長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ 1969/2/1
17 銀色の雨 小川知子 1969/9/1
18 ジョンとヨ−コのバラ−ド ザ・ビートルズ 1969/7/10
19 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
20 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10

「池袋の夜」V4!「人形の家」が早くも3位に入ってきました。「西暦2525年」も一歩前進し、自己最高位を更新。初インは「愛の化石」「真夜中のギター」。♪街のどこかに寂しがり屋が一人 黙って夜明けまで ギターを弾いている という歌詞が素朴なメロディーと相まって大ヒットを記録した「真夜中のギター」。タイトルからはフォーク的な匂いがしますが、意外にも作詞:吉岡治 作曲:河村利夫 という歌謡曲畑の先生による作品。作曲の河村利夫はもともとジャズ出身で活躍したのちコロムビアの専属作曲家となりました。

1位獲得作品リスト
19.池袋の夜/青江三奈 作詞:吉川静夫 作曲:渡久地政信 編曲:寺岡真三 104.4万枚 42週登場 1969.07.01発売 レコード会社:ビクター
第92回 1969年(昭和44年)10月6日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
2 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
3 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
4 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
5 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
6 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
7 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
8 おんな 森進一 1969/7/25
9 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
10 まごころ 森山良子 1969/8/25
11 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
12 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
13 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
14 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
15 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
16 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
17 禁じられた恋 森山良子 1969/3/25
18 銀色の雨 小川知子 1969/9/1
19 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
20 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10

「池袋の夜」がV5で、なんと8位まで先週と同じ順位。「愛の化石」が19位から9位と10ランクアップ。「まごころ」も10入り。もともと歌も出していた日活の大女優が放ったヒット。といっても歌というよりはナレーションです。当時は人気女優であれば必ずといっていいほどレコードを出したものでした。初20インは「あなたの心に」「ラブ・ミー・トゥナイト」「涙でいいの」
第93回 1969年(昭和44年)10月13日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
2 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
3 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
4 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
5 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
6 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
7 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
8 まごころ 森山良子 1969/8/25
9 おんな 森進一 1969/7/25
10 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
11 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
12 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
13 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
14 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
15 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10
16 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
17 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25
18 銀色の雨 小川知子 1969/9/1
19 何故に二人はここに Kとブルンネン 1969/7/1
20 バラ色の月 布施明 1969/9/1

「池袋の夜」が首位を譲らずV6だが、「人形の家」が2位、「西暦2525年」が3位、「愛の化石」が6位とそれぞれ上昇。次週以降の首位争いが激しくなってきました。初インは「何故に二人はここに」「バラ色の月」。「何故に二人はここに」を歌ったK(鈴木豊明)とブルンネン(クリスタル・ブルンネン)は、当時多く見られた男女デュオ。のちに柏原よしえがカバーしてヒットした(その前にも朝倉理恵がカバーしてスマッシュヒット)「あの場所から」のオリジナルはこの二人です。
第94回 1969年(昭和44年)10月20日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
2 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
3 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
4 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
5 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
6 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
7 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
8 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
9 まごころ 森山良子 1969/8/25
10 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
11 おんな 森進一 1969/7/25
12 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
13 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
14 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
15 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10
16 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
17 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
18 輝く星座 ザ・フィフス・ディメンション 1969/5/1
19 銀色の雨 小川知子 1969/9/1
20 スマイル・フォ−・ミ− ザ・タイガース 1969/7/25

「人形の家」がついに首位を獲得。「あなたの心に」が7位に、「真夜中のギター」が10位に、「ラブ・ミー・トゥナイト」が12位に上昇。奥村チヨの「恋」シリーズ第2弾「恋泥棒」が16位に初イン。「あなたの心に」をヒットさせた中山千夏は子役から「ひょっこりひょうたん島」での声優で一躍有名に、女優・歌手・コメンテーター・司会など器用にこなす元祖バラエティタレントといえる存在。1980年には参院選に出馬し当選している。自分世代では「じゃりん子チエ」のチエ役といえばわかるかも。
第95回 1969年(昭和44年)10月27日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
2 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
3 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
4 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
5 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
6 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
7 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
8 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
9 花と涙 森進一 1969/10/10
10 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
11 まごころ 森山良子 1969/8/25
12 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
13 おんな 森進一 1969/7/25
14 恋の奴隷 奥村チヨ 1969/6/1
15 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
16 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
17 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10
18 星空のロマンス ピンキーとキラーズ 1969/8/20
19 銀色の雨 小川知子 1969/9/1
20 バラ色の月 布施明 1969/9/1

「池袋の夜」に続く首位独走曲は「人形の家」でしょうか?2位には「愛の化石」が、8位には「真夜中のギター」が浮上。9位に「花と涙」が初イン。森進一、奥村チヨがTOP20内に2曲ランクインさせています。レコード会社別では、ビクターが6曲、東芝が5曲と2社のみで半分以上を占めているという状況です。今と大違いですね。
第96回 1969年(昭和44年)11月3日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
2 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
3 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
4 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
5 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
6 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
7 花と涙 森進一 1969/10/10
8 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
9 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
10 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
11 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
12 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
13 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
14 まごころ 森山良子 1969/8/25
15 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
16 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
17 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10
18 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
19 今日からあなたと いしだあゆみ 1969/8/1
20 おんな 森進一 1969/7/25

「人形の家」がV3!劇的なカムバックが大成功した弘田三枝子はこの曲で第11回日本レコード大賞の歌唱賞を、青江三奈、加藤登紀子と共に受賞(この年から新設された最優秀歌唱賞は森進一)、紅白歌合戦にも2年ぶりに返り咲きました。初インは「しあわせの朝」「黒ネコのタンゴ」「天使のらくがき」「夜と朝のあいだに」の4曲。ピーターの登場は当時の芸能界においてかなりセンセーショナルな出来事で、雑誌ではよく和田アキ子と共に「男か?女か?」といった内容で特集があったようです。10月のデビューながら、その年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞したことからも、その衝撃が伝わります。

1位獲得作品リスト
20.人形の家/弘田三枝子 作詞:なかにし礼 作曲:川口真 57.1万枚 29週登場 1969.07.01発売 レコード会社:日本コロムビア
第97回 1969年(昭和44年)11月10日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
3 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
4 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
5 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
6 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
7 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
8 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
9 花と涙 森進一 1969/10/10
10 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
11 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
12 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
13 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
14 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
15 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
16 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
17 まごころ 森山良子 1969/8/25
18 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10
19 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
20 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10

先週13位だった「黒ネコのタンゴ」がいきなり1位に!じわじわと順位と上げて首位になるパターンがほとんどだっただけに、この曲のパワーをうかがい知れます。時として子供向けの歌がビッグヒットを記録することがありますが、オリコン史上ではこの曲が最初といって差し支えないのではないでしょうか。イタリアでの童謡コンテスト入賞を受け、皆川おさむの叔母さんが主催する「ひばり児童合唱団」に日本語でのカバーの話が舞い込み、結果レコード発売、大ヒット、とつながったようです。皆川おさむは現在工業デザイナー?として活躍、よく「あの人は今?」的な番組にも登場しますね。日本初のアンサーソング?「ドラネコのゴーゴー」という曲もあります。でも、「ケメ子の歌」のアンサーソング「私がケメ子よ/松平ケメ子」「ケメ子がなんだい/滝しんじ」の方が一年早いですけど、元祖か本家か本命か、の違いのようなものですかね。
初インは「ひとり寝の子守唄」「孤独の世界」。
第98回 1969年(昭和44年)11月17日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
3 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
4 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
7 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
8 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
9 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
10 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
11 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
12 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
13 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
14 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
15 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
16 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
17 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10
18 まごころ 森山良子 1969/8/25
19 涙でいいの 黛ジュン 1969/9/10
20 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15

「黒ネコのタンゴ」の首位は変わらず、2位に「あなたの心に」5位に「花と涙」8位に「しあわせの朝」12位に「夜と朝のあいだに」17位に「孤独の世界」がそれぞれ上昇、自己最高を更新。TOP20内に新顔がないという珍しい週です。
第99回 1969年(昭和44年)11月24日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
3 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
4 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
5 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
6 花と涙 森進一 1969/10/10
7 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
8 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
9 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
10 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
11 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
12 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
13 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
14 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
15 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
16 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10
17 ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ 1969/6/20
18 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
19 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5
20 まごころ 森山良子 1969/8/25

「黒ネコのタンゴ」が余裕のV3!2位に「愛の化石」が再浮上、4位に「真夜中のギター」、「しあわせの朝」が一歩上昇して7位、「夜と朝のあいだに」がTOP10入り、初インは「ドリフのズンドコ節」「白い色は恋人の色」。「ドリフのズンドコ節は、同じ年の10月に「8時だよ全員集合」がスタートし、当時人気絶頂だったドリフターズの3枚目のシングル。小林旭や最近では氷川きよしバージョンも有名な「ズンドコ節」です。そのルーツは「海軍小唄」と呼ばれる軍歌のような流行歌といわれています。この頃はまだ、荒井注がメンバーでしたね。
第100回 1969年(昭和44年)12月1日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
3 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
4 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
5 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
6 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
7 花と涙 森進一 1969/10/10
8 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
9 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
10 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
11 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
12 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
13 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
14 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
15 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
16 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
17 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
18 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10
19 まごころ 森山良子 1969/8/25
20 昭和ブル−ス ザ・ブルーベル・シンガーズ 1969/7/5

記念すべき100回目の首位は「黒ネコのタンゴ」V4!5位に「しあわせの朝」、9位に「夜と朝のあいだに」、11位「ドリフのズンドコ節」、12位「天使のらくがき」、14位「白い色は恋人の色」がそれぞれ自己最高位更新。「白い色は恋人の色」を歌ったベッティ&クリスは1969年にサウンド・オブ・ヤング・ハワイアンズのメンバーとして来日した時にスカウトされデビュー。作詞:北山修、作曲:加藤和彦という、元フォーククルセダーズの二人がタッグを組んだ作品としても話題となりました。今でも色あせることないエバーグリーンなメロディーに味わいのある歌詞に乗る透明な歌声がぴったりでした。Petty Bookaやプラムプラネッツなど多くのカバーがあり、時々CMにも使われますね。

1位獲得作品リスト
21.黒ネコのタンゴ/皆川おさむ 作詞・作曲:フラマリオ、A・ソリシロ(日本語詞:見尾田みずほ) 編曲:小森昭宏 223.5万枚 37週登場 1969.10.05発売 レコード会社:フィリップス(日本ビクター)
第101回 1969年(昭和44年)12月8日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
3 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
4 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
7 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
8 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
9 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
10 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
11 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
12 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
13 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
14 西暦2525年 ゼーガー&エバンス 1969/8/10
15 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
16 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 1969/7/15
17 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10
18 海辺の石段 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1969/10/10
19 悲しみは駆け足でやってくる アン真理子 1969/7/5
20 北国の町 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 1969/9/25

「黒ネコのタンゴ」がV5!しばらくは安泰なムードですね。「白い色は恋人の色」が10入り。「海辺の石段」「北国の町」が初20イン。GSブームもすっかり影を潜めた昭和44年、わずかに残るのはタイガースやテンプターズなど人気グループのみとなります。ジャッキー吉川とブルーコメッツも根強い人気を誇り、非常に息の長い活動を続けます。途中から路線を歌謡曲よりにしたのが長く続いた秘訣なような気がします。昭和48年には女性メンバーを加えビクターから再デビュー、「哀しい少女」久々にオリコンの37位まで上り10万枚近く売るスマッシュヒットとなりました。
第102回 1969年(昭和44年)12月15日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
3 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
4 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
7 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
8 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
9 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
10 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
11 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
12 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
13 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
14 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
15 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
16 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
17 天使のらくがき ダニエル・ビダル 1969/8/20
18 君を許す/ラブ・ラブ・ラブ ザ・タイガース 1969/12/1
19 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10
20 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25

先週までの停滞ランクから一転、2位に「白い色は恋人の色」、3位に「ドリフのズンドコ節」がジャンプアップ、4位も「しあわせの朝」が上昇し、非常に動きにあるチャートです。初20インは「涙のくちづけ」「カム・トゥゲザー」「新宿の女」「君を許す/ラブ・ラブ・ラブ 」「別れのサンバ」。レターメンは1960年にデビューしたアメリカのコーラスグループ。グラミー賞にも何度もノミネートされた実力派です。親日派で何度も来日しています。ヒット曲は他に「ラヴ」「夏の日の恋」「愛するあなたに」など。
第103回 1969年(昭和44年)12月22日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
3 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
4 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
7 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
8 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
9 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
10 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
11 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
12 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
13 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
14 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1
15 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
16 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ 1969/11/20
17 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
18 孤独の世界 P.F.スローン 1969/9/10
19 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25
20 トレイン 1910フルーツガム・カンパニー 1969/10/10

上位は変わらず、「黒ネコのタンゴ」が安泰のV7!あまり動きのないチャートですが、「カム・トゥゲザー」「新宿の女」「別れのサンバ」が少し上昇、「喧嘩のあとでくちづけを」「トレイン」が初20イン。「別れのサンバ」を歌った長谷川きよしは盲目のシンガーで、この曲がデビュー曲。2歳の時に失明して以来、音楽に親しむようになり、シャンソン、ジャズ、サンバ、などを取り入れた独自の音楽世界を築いてゆきます。他に加藤登紀子とデュエットした「灰色の瞳」、野坂昭如のカバーもヒットした「黒の舟歌」など。現在も活躍中。盲目のシンガーといえば、他に「奥飛騨慕情」の竜鉄也、「さとうきび畑」の新垣勉などがいますね。
第104回 1969年(昭和44年)12月29日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
3 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
4 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
7 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
8 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
9 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
10 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
11 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25
12 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
13 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
14 愛の化石 浅丘ルリ子 1969/8/5
15 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
16 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ 1969/11/20
17 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
18 トレイン 1910フルーツガム・カンパニー 1969/10/10
19 青空のゆくえ 伊東ゆかり 1969/10/20
20 人形の家 弘田三枝子 1969/7/1

「黒ネコのタンゴ」V8。「ドリフのズンドコ節」が一歩前進し2位へ。「カム・トゥゲザー」が8位、「別れのサンバ」が11位、「新宿の女」が13位に、「トレイン」が18位へそれぞれ浮上。初20インは「青空のゆくえ」。「トレイン」を歌った1910フルーツガムカンパニーはバブルガムミュージックといわれたキュートなポップス。大概覆面バンドでしたが、スタジオミュージシャンなどプロのミュージシャンが携わっていたようです。「トレイン」はバブルガムミュージックというには哀愁漂うスリリングな作品で、1910フルーツガムカンパニーの他のヒット曲「サイモン・セッズ」「インディアン・ギヴァー」「ヤミー・ヤミー・ヤミー」などとは一線を画しています。
1970年(昭和44年)1月5日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
3 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
4 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
5 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
6 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
7 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
8 花と涙 森進一 1969/10/10
9 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
10 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25
11 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
12 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
13 トレイン 1910フルーツガム・カンパニー 1969/10/10
14 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ 1969/11/20
15 青空のゆくえ 伊東ゆかり 1969/10/20
16 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
17 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
18 あなたの心に 中山千夏 1969/9/1
19 海辺の石段 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1969/10/10
20 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ 1969/12/5

今回から1970年のチャート。年明け一発目の首位はやっぱり「黒ネコのタンゴ」V9でした。「カム・トゥゲザー」が6位、「別れのサンバ」が10位、「新宿の女」が11位、「トレイン」が13位、「喧嘩のあとでくちづけを」が14位、「青空のゆくえ」が15位に上昇し、それぞれ自己最高位を更新。初20インは「逢わずに愛して」。宇多田ヒカルの母親として逆に有名になった藤圭子はこの曲でデビュー。独特の暗い雰囲気が当時の世相とマッチしたのか、演歌ならぬ怨歌といわれることも。当時大人気だった前川清と結婚するも離婚。再婚した時の子どもが宇多田ヒカルです。
1970年(昭和44年)1月12日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
3 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
4 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
7 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
8 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ 1969/11/20
9 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25
10 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
11 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
12 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
13 トレイン 1910フルーツガム・カンパニー 1969/10/10
14 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ 1969/12/5
15 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
16 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
17 青空のゆくえ 伊東ゆかり 1969/10/20
18 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
19 海辺の石段 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1969/10/10
20 土曜の夜何かが起きる 黛ジュン 1969/12/30

「黒ネコのタンゴ」も、もう10週目。2位&3位の入れ替わりは5週目になります。「黒ネコ」がいなければどっちも1位を取ってたでしょうね。。「喧嘩のあとでくちづけを」が8位、「別れのサンバ」9位、「新宿の女」10位、「逢わずに愛して」14位とそれぞれ自己最高。初20インは「土曜の夜何かが起きる」。ほんの1年前には「天使の誘惑」でレコード大賞を受賞しましたが、1年後にはスマッシュヒットに終わってしまうほど、この頃の1年間は移り変わりの激しいものでした。68年:GS、アングラ→69年:フォークと明から暗へ。70年は一体どんな曲が流行るんでしょうね。
1970年(昭和44年)1月19日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
3 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
4 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
7 トレイン 1910フルーツガム・カンパニー 1969/10/10
8 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ 1969/11/20
9 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
10 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ 1969/12/5
11 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
12 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25
13 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
14 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
15 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
16 恋泥棒 奥村チヨ 1969/10/1
17 国際線待合室 青江三奈 1969/12/25
18 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子 1969/9/15
19 恋 人 森山良子 1969/12/20
20 私が死んだら 弘田三枝子 1969/12/10

1位から6位までは変わらず、7位に「トレイン」が浮上。10位の「逢わずに愛して」とともにTOP10入り。「国際線待合室」「恋人」「私が死んだら」など、前年大活躍した女性歌手の新曲が続々とランクインしてきました。
第107回 1970年(昭和44年)1月26日付 週間シングルチャート

週間順位 タイトル アーティスト名 発売日
1 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ 1969/10/5
2 ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 1969/11/1
3 白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス 1969/10/1
4 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ 1969/12/5
5 花と涙 森進一 1969/10/10
6 池袋の夜 青江三奈 1969/7/1
7 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ 1969/11/20
8 別れのサンバ 長谷川きよし 1969/7/25
9 私が死んだら 弘田三枝子 1969/12/10
10 トレイン 1910フルーツガム・カンパニー 1969/10/10
11 涙のくちづけ レターメン 1969/11/1
12 国際線待合室 青江三奈 1969/12/25
13 しあわせの朝 クリフ・リチャード 1969/9/21
14 カム・トゥゲザ− ビートルズ 1969/11/21
15 恋 人 森山良子 1969/12/20
16 土曜の夜何かが起きる 黛ジュン 1969/12/30
17 新宿の女 藤圭子 1969/9/25
18 夜と朝のあいだに ピーター 1969/10/1
19 真夜中のギター 千賀かほる 1969/8/10
20 青空のゆくえ 伊東ゆかり 1969/10/20

TOP3は変わらず「黒ネコのタンゴ」のV12!!4位に「逢わずに愛して」、8位に「別れのサンバ」、9位に「私が死んだら」、12位「国際線待合室」、15位「恋人」、16位「土曜の夜何かが起きる」がそれぞれ最高位更新。前年「人形の家」でレコード大賞歌唱賞を受賞したミコの新曲は、作家陣はそのままに前作のイメージを踏襲した作品。2作連続でTOP10入りし、完全復活といっていいでしょう。
oriconは発表やめちゃったのかな。。。
全然更新がないんだけど。。
あ、そうなんですか?いつか終わると思ってましたが残念。
つーか途中からはこのトピのほうを専ら見てましたけどw
とまれ、管理人さんお疲れさまでした&ありがとうございましたm(_ _)m

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