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ウサギ豆知識うまい!

大好きなうさぎさんと
ずっと一緒にいられますようにぴかぴか(新しい)



少しずつ更新できればと思っています。
       管理人:hiro

コメント(67)

ウサギの怖い病気?・・・

えんぴつ《糖尿病》・・・
ウサギの糖尿病は、決して多い病気ではありませんが高カロリーの食餌、運動不足などの肥満から起こりやすくなるようです。スナック菓子や糖分の多いもの、人間用に味付けしてあるものはすい臓のインシュリンを生産する細胞を疲れさせてしまうのでやめましょう。また、アルファルファの牧草はカルシウムやタンパク質が高すぎるので、チモシーの牧草を中心にあげたほうがいいようです。
症状は、尿の量が増えて、大量の水を飲むようになります。また、食べ物をいくら食べても体重が減ってしまいます。放っておくと、腎不全や白内障になってしまいます。やがて死に近づく怖い病気です。
ウサギの糖尿病については、犬・猫に比べあまり症例がないそうですが、同じ症状・経過をたどるようです。日頃の食餌、毎日の適度な運動をさせて予防につなげてあげてください。
ウサギ年表  
 ☆晴れマークは日本のウサギ事情です

今から数百年前・・・アンゴラの祖先がトルコで発生

15世紀・・・ダッチと思われるウサギが存在

16世紀・・・晴れオランダからカイウサギが輸入される

18世紀・・・アンゴラの祖先がトルコからヨーロッパに持ち込まれる
     
    ベルジャンヘアが作られる

1723年・・・フランスにアンゴラがトルコもしくはイギリスから持ち込まれる

1765年・・・アンゴラが品種として認められる<フランス>

1800年代・・・イングリッシュロップの祖先がイギリスに持ち込まれる

1849年・・・イングリッシュポットが品種として認められる<イギリス>

1849年・・・ダッチがショーに初めて登場<イギリス>

1872年・・・晴れ明治第1次ウサギ飼育ブーム
あまりの加熱のため東京府が飼育規制をかける

1879年・・・晴れ明治第2次ウサギ飼育ブーム

1887年・・・ハレクィーン(ジャパニーズ)がショーに初めて登場<フランス>

1891年・・・ハレクィーン(ジャパニーズ)が品種として認められる

1914年・・・イングリッシュロップが品種として認められる<アメリカ> 

1920年・・・晴れイギリスからロイヤルアンゴラが輸入される

1939年・・・晴れ日本白色種の数が660万を記録

1940年代・・・ホーランドロップの基礎が出来上がる<オランダ>

1941年・・・晴れ日本アンゴラ種の数が120万を記録

1950年代半ば・・・ネザーランドドワーフがヨーロッパからアメリカに持ち込まれる

1956年・・・アンゴラフレンチの基礎が出来上がる

1969年・・・ネザーランドドワーフが品種として認められる<アメリカ>

1970年代・・・晴れカイウサギが日本白色種からミニウサギへと移行していく

1970年代後半・・・ジャージーウーリーの基礎が出来上がる<アメリカ>

1978年・・・ブラタニアぺティーテが品種として認められる<アメリカ>

1980年・・・ホーランドロップが品種として認められる<アメリカ>

1984年・・・ミニレッキス誕生<アメリカ>

1985年・・・アメリカンファジーロップがショーに初めて登場<アメリカ>

1987年・・・アンゴラサテン誕生<カナダ>

1988年・・・ジャージーウーリー、ミニレッキス、アメリカンファジーロップが品種として認められる<アメリカ>

1995年・・・晴れアメリカンファジーロップが日本に初上陸   


ウサギの怖い病気?・・・

えんぴつ《毛球症》・・・
うさぎの毛球症は、最もよくみられる病気の一つです。症状が見られない軽度のものから、生命に関わる状態まで、さまざまな病態をとる、判断の難しい病気です。

クローバー<原因>
主にグルーミングの際に、口に入った自分の毛を飲み込んだものが、胃の中でからまり、塊になった状態です。少量の毛は、糞とともに排泄されますが、換毛期や体調不良時に抜け毛が多くなると、排泄しきれない毛が胃の中に停滞してしまいます。また、ノミや皮膚の病気で毛づくろいが過剰になったときに口に入った自分の毛が溜まったときです。このような状況で胃腸の働きが悪くなり毛球症になります。
胃腸の働きが悪くなる原因には、高炭水化物(デンプンや糖類)で繊維の少ない食餌を採っているとき、寒さ・暑さ・環境の変化・病気などによるストレス、飼育箱による運動不足、飲み水を切らしてしまうなどの管理不足、高齢などがあります。

一旦形成された毛球は、消化されることなく、新たに飲み込まれた毛を取り込んで、時間をかけて雪だるま式に大きくなっていきます。これは、洗濯機の中のゴミ取りネットの中の糸くずの塊に似ています。

クローバー<診断>
主に、症状とX線写真によって診断できますが、毛球の大きさや形によっては、診断に苦労する場合もあります。バリウム造影検査で通過障害を証明することも診断に役に立ちます。
 
クローバー<症状>
胃の中の毛球の大きさ、位置によって症状は大きく異なります。通常表れる症状は、食欲不振、糞が少なく小さくなる、下痢などです。毛球が胃の出口をふさいでしまうと、胃拡張のために、痛みから歯ぎしりをしたり、じっとして動かなくなります。これは生命に関わるたいへん危険な状態です。

クローバー<治療>  
治療も、状態によって異なります。症状が軽い場合は、胃腸の働きを活発にする注射と内服薬ですぐに回復するケースが多いです。家庭では、できるだけ運動をさせてお腹をやさしくマッサージすると治療の助けになります。また、毛球を溶かすための酵素剤を、予防も兼ねて長期的に内服すると有効です。食欲が改善しない場合は、入院して点滴や強制給餌を試みますが、毛球が大きい場合は、手術で摘出することがあります。




ウサギの怖い病気?・・・

えんぴつ《スナッフル》・・・
スナッフルとは、くしゃみや鼻汁を主として副鼻腔炎、気管支炎、肺炎を症状とする呼吸器をの病気の俗称をいいます。飼育されるウサギによく見られる疾患の一つで、初期は軽いくしゃみなどの鼻炎症状ですが、進行すると鼻水が膿のように進行しいきます。原因はパスツレラ菌といわれる細菌で、鼻水などで簡単に伝染してしまい、多頭飼育していると集団で発生、蔓延してしまうことがあります。軽い鼻炎かなと思って甘く見ていると肺炎や胸に膿がたまったりすることもあり、時に致死的になる病気の一つですので、そのような症状がみられたら早めに獣医師に相談しましょう。

クローバー<症状>
ウサギはその不快感から前足で鼻を擦ることから、前足の内側の被毛はゴワゴワの状態になります。また咳や呼吸の度にグシュグシュ、ズーズーといった「スナッフリング・ノイズ」と呼ばれる音が聞こえてきます。

クローバー<予防のポイント>
飼育環境には、夏場は高温多湿にならないように風通しのよい場所にケージを置いたり、換気扇をつけるなどして喚起に気をつけます。ケージ内に発生したアンモニアは呼吸器の粘膜を刺激し、細菌感染を起こしやすくなるのでいつも清潔にしておきます。逆に冬場の温度の低下もストレスになるので、16℃以下にはならないように気をつけます。もちろん保菌者のウサギとは接触させてはいけません。

クローバー<治療>
治療には、抗生物質を投与して、同時に症状にあわせてそれに対する治療をします。治療に対してうまく反応したとしても、完全に菌をなくすことはできず、一見完治したように見えても保菌者になっていることは覚えておかなければなりません。ストレスや免疫力の低下がきっかけで再発する可能性もあります。
ウサギの怖い病気?・・・

えんぴつ《斜頚》・・・
斜頚とは、首が片側に傾いてしまう状態をいいます。内耳炎により平衡感覚をつかさどる神経が侵された場合や、強い衝撃によって頸椎や首の筋肉が傷ついた場合などの症状の1つとして斜頚がみられます。また、痛みを伴う外耳炎などでは、痛みのある側に斜頚します。

クローバー<症状>
ウサギでは、斜頚がおこる原因としてパスツレラ・マルトシダが関与していることが多く、パスツレラの感染によるくしゃみや鼻水の症状がみられる個体では、斜頚を併発することがあります。病気が進行し、重度の斜頚をおこすと、体まで回転するようになり、姿勢をコントロールすることが難しくなります。
さらに、飲食も不可能になります。

クローバー<治療>
斜頚はなかなか治りにくいものですが、早期に斜頚の原因となった病気をつきとめ治療を行うようにしましょう。体が回転してしまうような重症のウサギでも、根気よく治療と看護を続ければ、回復することもあります。

クローバー<予防>
不衛生な環境やストレスにより、パスツレラなどの細菌に感染しやすくなります。快適で衛生的な飼育環境を作ることが予防になります。首に衝撃を与える落下事故なども起こらないように注意してください。また、耳介癬の感染、外耳炎、くしゃみ、鼻水などの症状がみられたときには、できるだけ早く治療を行いましょう。
りんご《ウサギ生理学》
寿命 5〜6年あるいはそれ以上
成獣の雄の体重 2〜5kg(品種による)
成獣の雌の体重 2〜6kg(品種による)
体表面積
直腸温 38.5〜40℃
二倍体染色体数 44
食物消費量 5g/100g/日
飲水消費量 5〜10ml/100g/日あるいはそれ以上
胃腸管通過時間 4〜5時間
1回換気量 4〜6ml/kg
酸素消費量 0.47〜0.85ml/g/時間
全血液量 57〜65ml/kg
血圧 90〜130/60〜90mmHg
歯列 ・大きな上顎の切歯の後ろに2本の小さな管状の形をした切歯。
・全てオープンルート。
・切歯の成長は1年で10-12cm。
歯式 2-0-3-3/1-0-2-3

晴れ《生殖》
雄:buck 雌:doe
繁殖開始時期(雄) 6〜10ヶ月
繁殖開始時期(雌) 4〜9ヶ月
性周期の期間
(発情周期) 誘発排卵
妊娠期間 29〜35日
分娩 安産
分娩後発情 なし
胎児数 4〜10
仔ウサギ kittensあるいはbunniesという
出生時の体重 30〜80g
離乳する時期 4〜6週齢
繁殖適期 1〜3年
繁殖存続期間
(商業用の場合) 年に7〜11回子を生む
出産頭数 月に2〜4
ミルクの組成 脂肪12.2% 蛋白10.4% 乳糖1.8%







《〜主な品種の体重(生後6ヶ月以上)〜》
                ※数値には固体差があり、目安です

ネザーランドドワーフ      0・8〜1・2?
アメリカンファジーロップ    1・4〜1・8?
ホーランドロップ         1・4〜1・8?
ジャージーウーリー       1・3〜1・6?
ドワーフホトト          約1・1?
ミニレッキス           1・6〜2・0?
アンゴラ             2・7〜3・6?
イングリッシュロップ      4・0〜4・5?
ニュージーランド        4・5〜5・0?
フレミッシュジャイアント    約6・0?

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《〜ウサギの生理値〜》
体温  38・5〜40℃
呼吸数 32〜60回/分
心拍数 130〜325回/分

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《〜ウサギの年齢〜》
ぴかぴか(新しい)誕生 0週
 (人 0歳)
ぴかぴか(新しい)離乳期 4、6週
 (人 2歳)
ぴかぴか(新しい)小児期 2ヶ月
 (人 6歳)
ぴかぴか(新しい)思春期 3〜4ヶ月
 (人 12歳)
ぴかぴか(新しい)青年期 6〜8ヶ月
 (人 20歳)
ぴかぴか(新しい)成人期 2〜3歳
 (人 30〜40歳)
ぴかぴか(新しい)中高年期 5歳
 (人 55歳)
ぴかぴか(新しい)高齢期  6歳
 (人 70歳)  

うさぎクリップ

『動物界脊椎(せきつい)動物門哺乳網ウサギ目ウサギ科』に分類されます。
脊椎動物とは背骨のある動物、哺乳動物とは母親が赤ちゃんに乳をあげる動物を示します。ウサギ科は更に10属44種に分けられますが、2つの属が大半を占め、1つはノウサギ科、もう1つはアナウサギ科です。
ノウサギ属は英語で『hare』、ノウサギ科は『rabbit』といいます。
私たちが飼っているウサギはカイウサギ(イエウサギ)と呼ばれていますが、これはアナウサギを改良したものです。
アナウサギ属の種の下の品種がネザーランドドワーフやホーランドロップなどと呼ばれるもので、約150種もの品種があるといわれています。
【臭覚で得る情報】『うさぎのしっぽ 飼いかた講座より』 
〜生まれた時から感じる臭覚 これがたよりでおっぱいにありつけます〜

 赤ちゃんうさぎは授乳される時、おっぱいの位置を臭いで判断するのです。穴ウサギの赤ちゃんは、授乳後寝床から少し離れたところでおしっこして、再び寝床に戻ります。(他のほ乳類の赤ちゃんは、お母さんがなめてあげた温刺激が引きがねになりおしっこをするのですが、穴うさぎは違うのです。これには、巣を綺麗に保とうとする本能かもしれません。)生まれた時から備わっているこの臭覚は、うさぎにとっても重要な情報器官であることは間違いありません。うさぎが何で情報を得るのか分かるとうさぎの言葉(うさぎがだす様々なサイン)を知る大きな手助けになります。

1: 仲間の判断
 仕事をして返ってくるとお風呂に入る迄怒り続けるうさぎがいます。この子は入浴すると普通に接してくれます。このようにうさぎは仲間を臭いで判断しているようです。うさぎ同士だと臭腺から分泌される性ホルモンが仲間かどうか、雄かメスか夫婦になれる相手かどうかなどを教えてくれるのです。他の場所でうさぎを触って家に返ると怒りだしたり興奮したりするのは、うさぎのこの非常に敏感な臭覚によるのです。

2: テリトリーの確認
 うさぎは、顎の下の臭腺で臭いつけをします。これは、私達にはほとんど感じない臭いです。屋内で生活をしているうさぎは、この目に見えない臭いで、様々な場所にマーキングしているのです。さしずめ赤外線警報システムをイメージしてくれればいいかもしれません。もし、においつけされた家具などを動かすとうさぎは直ぐに分かります。そうすると、興奮したり、穴掘り行動をしたり、おしっこを飛ばしたり、怒りだしたりするのです。これは彼等にとっては、自分のテリトリーを侵害されたのですから当然なのです。
     
3: 食物への興味
 大好きな物は隣の部屋にある程度であれば直ぐにわかります。牧草や生野菜、果物、甘いおやつ、大好きな物だと分かれば、急いで飛んでくるでしょう。このような臭い(香り)は、実はふだんはうさぎさんと離れた所に置くのが理想です。それは、臭いだけしても自分の意志でそこにいけないのですから。そうすれば、食事の時やおやつの時の喜びようは大きくなるでしょう。

4: 危険回避
 肉食の動物の臭いなどは生理的にさける傾向があるようです。また、一度感じた危険はかなり覚えているようで、うさぎに嫌われると近くにいるだけで怒りだしたりします。この臭覚の記憶はかなりよく、数週間程度であれば、たった数分怒らせただけでもしっかり覚えているようです。


【うさぎの食生活サイクル】『うさぎのしっぽ 飼いかた講座より』 
〜夜の食事を多めに、朝の掃除がいいかもしれません〜

夕方から夜: 食欲旺盛、固形のふんを多くします。活動性も高くなります。

朝から午前中: 盲腸ふんをだして食べます。

午後: 食欲は比較的低下し、うとうとしています。この時間はあまり固形のふんもしません。

うさぎを飼育する場合、必ずしもうさぎの生活スタイルに合わせなければ、病気になるとかと言うことはありません。しかし、本来のスタイルを知っておくことは大切です。そして、現在のうさぎの生活スタイルが変わる時、体調も変わると考えた方がいいでしょう。ですから、自分がどうやって飼育しているのかは、客観的に把握しておくことをお勧めします。

◎ 〜嘔吐できないうさぎ 異物は排泄するしかありません〜

ペレットだけを食べさせているうさぎのふんは大抵小さく黒くなっています。これは、食事が悪いというよりも、消化されて排泄されるものが少ない、あまり余分なものがないと考えたほうがいいかもしれません。なら、そのほうがいいじゃないかと思われるのはごもっともです。しかし、それでは困る事があるのです。実はうさぎは嘔吐が出来ないのです。なにか体によくない異物を飲み込んだ時、それをおしりからしか出す方法はないのです。ですから、それを円滑に押し出す役割の物も実は非常に大切なのです。これには、粉状にされていない牧草などがその役割を果たしてくれるのです。毛球症の時に、牧草を与えましょうと言うのはこのような理由があるのです。

◎ 〜食事内容にあわせる順応性 食事は急に変えない事〜

うさぎは、今食べている食事に合わせるように消化システムを変えていきます。
「今、これは良くない食生活だ」と思って突然食事の内容を変えると途端に体調を崩したり、下痢をしたりします。ですから、食事内容を変える時には、様子をみながら行う事が大切となります。また逆に、下痢をしたから、これはダメな食事内容だと簡単に判断してもよくありません。うさぎのお腹の中は複雑なバクテリアの働きでうまくいっているのですから、彼等がその食事に慣れるのを待ってあげて下さい。特にこうさぎで「今迄パンを食べていたので今日からペレットをあげます」という時は、腸内細菌のバランスを獣医師と相談しながら変更していくことをお勧めします。


ひよこうさぎの飼育方法(『うさぎのしっぽ』HPより)

〜初めての飼い主さんへ 子ウサギの育て方〜

家に迎い入れた子の健康チェックは絶対したいものです。「獣医さんの健康診断に連れていく前に飼い主さんが何を見ればいいのか」、「子うさぎを連れて帰ったら先ずどうするのか」、「毎日のケア−やしつけはどうするのか」等について簡単に説明します。


りんごぴかぴか(新しい)ワンポイントアドバイス
《子うさぎの選び方》
しっかり選んであげて下さい。これから家族の一員になる分けですから、「自分で選ぶ事」がとても大切です。

《体調》
第一印象が大切です。活発な時間は、午前と夕方です。日中静かであるのはうさぎの生態です。その子本来の活動性を見るには夕方が最適でしょう。

《毛並み》
体調は毛並みに出ます。健康な子は、毛のはり、艶があります。

《目》 目やにだけでは健康のバロメーターになりません。目の周りの皮膚の色を見ましょう。健康な子は、薄いピンク色をしています。

《おしり》
生後4週くらいには、食糞をうまく食べられない子がいます。この時期はおしりが汚れる事がありますが、これは健康な証拠です。おしりが濡れている時は要注意です。

《歯》
歯の形と歯茎の色を見ましょう。ずれや赤味がなければOKです。

《帰宅後の管理》
生理活動をするかどうかをみます。糞、おしっこ、給水、給餌をしっかりするまでそっとしておきましょう。十分になれている子は、直ぐに水を飲んだり、餌を食べたりします。

《毎日の管理》
子うさぎの時と成体の時とは違います。4.5ヶ月で成体として扱って下さい。しかし、精神面ではまだ子供です。本当に落ち着くのは1年くらいでしょうか。

《餌の与え方》
食事制限はしないで下さい。但し、餌を与える時間までに食べきっているのが理想です。

《種類》
栄養価の高いフード、アルファルファ牧草の含有量の高いフード、粗淡泊が19%以上の高蛋白フードはさけましょう。

《与え方》
朝夕2回が理想です。うさぎは夜行性ですから夕方の餌を多くしましょう。

《水の与え方》
給水ボトルで与えましょう。与え過ぎで下痢を起こすことはありません。

《野菜の与え方》
生後4ヶ月まではひかえめにしましょう。

《牧草の与え方》
何時でも何処でも食べられるのが理想です。毛球症などの予防にもなります。

《健康食品の与え方》
おやつとして乳酸菌など健康食品となるものを与えるのもいいでしょう。但し、喜ぶからといってたくさんの量を与えてはいけません。

《しつけの仕方》
うさぎはかわいいからと甘やかすと直ぐにわがままになり家族のリーダーになります。ペットとしてはやっぱり「しつけ」が大切です。

《トイレ》
環境の安定が第一条件です。トイレの位置はその子のテリトリーを示すものでもあります。先ずは、ケージの中のすみにトイレを置きましょう。もし他の場所でおしっこをしたら「ここはあなたのテリトリーではないのよ」とそのおしっこの匂いを消臭剤で消しましょう。これが基本です。

《その他のしつけ》
なにかそそうをした時、うさぎの気持ちで考えましょう。うさぎには悪いことをしているという感覚はありません。悪さをしている時、床をたたいて驚かすのが基本です。体をたたいてはいけません。うさぎの記憶力はかなり良いので怖がったり、後で仕返しに来たり(本当です !)するようになります。また、飼い主さんの気を引くためにいたずらをする場合があります。いたずらの原因もよく考えてみるといいでしょう。
3ヶ月位になったら 少しずつ野菜を与えましょう。基本的にはおやつとして多く与えすぎないように注意しましょう。
4.5ヶ月になったら 与えている餌の量をコントロールします。餌や牧草などの総量をうさぎさんの体重の5%位にします。但し、これはあくまでも目安です。
ネザーランドドワーフ(NETHER LAND DWARF)
《小型種・短毛種 原産国・オランダ》
ハート平均体長 約25cm
ハート平均体重 約0・8〜1・2kg(オス、メスともに)
ハート歴史 1880年、イギリスでダッチの親から生まれた白い毛で赤い目をもつ突然変異の子(ポリッシュ)がドイツに持ち込まれ、野生のウサギと交配した結果、オグーティ、ブラック、そしてホワイトのウサギが誕生しました。1930年以降、ダッチ種のブリーダー、ジャン・マイアリング(オランダ)らによって小型の野生ウサギと他の大型種と交配され、現在のネザーランドドワーフに近いものが作り出され、1940年にスタンダードが完成しました。ポーリッシュ種を改良するため1965年にイギリスからアメリカに持ち込まれ、イギリスのスタンダードに基づいて修正を加え、1969年のARBAのコンベンションにおいて認められました。

ハート特徴 カイウサギの中では最小の小型ウサギで、頭は大きく(メスよりもオスのほうが大きい)、首は短く、肩幅の広いコンパクトで丸みのあるボディを持っています。肩からお尻には十分に肉がつき、足は短めで中くらいの骨太さです。頭はどんな角度から見ても丸く、体とできるだけ接近しています。最長約5〜6cmという耳の短い耳の先は、明らかな丸みを帯びています。耳の長さ(短さ)はARBAの基準での制限は6.35cmであり、5.08cmが理想的です。体のバランスが肝心です。
性格はけっこう極端に二分されるようです。ひとつは人間が大好きで、すりよってきてくれるぬいぐるみのようなタイプ、そしてもうひとつはお天気屋で独立心旺盛なタイプです。

ハート世話 体が小さいだけにエサの出費もそれほどかからず、グルーミングも楽、スペースもそれほど広くは必要ないので、都会派に向いたウサギかもしれません。

ハートネザーの毛並み レッキスのようなベルベット調でなければアンゴラのようでもない、普通の毛並みをしています。毛を逆なでしたときにゆっくりと元の状態に戻るのですが、これをロールバックといいます。比較しますとすばやく戻るのはフライバックといいます。
毛がやわらかく、密度もよく、仕上がった状態で生き生きとし、光沢のある毛並みです。
ホーランドロップ(HOLLAND LOP)
《小型種・短毛種 原産国・オランダ》
ハート平均体長 約30cm
ハート平均体重 約1.4〜1.8kg
ハート歴史 タンのブリーダーだったエイドリアン・ド・クック(オランダ)は、1949〜50年にフレンチロップとネザーランドドワーフの交配を始めました。当初は結果が出ませんでしたが、その後それにイングリッシュロップを交配し、改良を重ねました。1955年までには体重が2.5〜3kgまでサイズダウンされ、64年には2kgを切るサイズのウサギが披露されました。ヨーロッパで人気を博したホーランドロップは1974年、アメリカに渡り、1979年に公認されました。

ハート特徴 ロップの品種では最小の品種です。ボディは短く、肩幅は広く胸板が厚く、がっちりとしています。全体的に筋肉質の体は小さいが骨太です。ホーランドロップは審査項目の中に「クラウン」と呼ぶ頭の形が入っていて、(ほとんどのロップ品種にこのクラウンの項目がある)幅広でバランスのとれたクラウンが好まれます。頭は大きくてリンゴのように丸く、横から見ると平らな顔をしています。肉厚で幅広、毛がきれいに揃った耳は、頭の横から垂直に下へ垂れています。
物静かでおとなしく、従順、愛想がよく、誰もが「ペット」に期待するものをホーランドロップは持っています。「たえずウロウロする落ち着きのないタイプ」「愛想がよく抱っこ大好きタイプ」「のんびりしていてあまり動きまわらないタイプ」の3つの性格に、大まかに分かれるとするブリーダーもいます。
おだやかな性格のことが多く、人の手を怖がらないので、アメリカなどではペットセラピーにも使われます。

ハート世話 短毛なのでグルーミングは大変ではなく、毛がわりのシーズンでもスリラッカーブラシで手入れができます。毛の長さは約2.5cmです。
アメリカンファジーロップ(AMERICAN FUZZY LOP)
《小型種・長毛種 原産国・アメリカ》
ハート平均体長 約30cm
ハート平均体重 約1.4〜1・8kg
ハート歴史 アメリカンファジーロップの歴史はホーランドロップがアメリカに渡ったときから始まります。ソリッドカラーのみだったホーランドロップからブロークンパターンを作ろうと、イングリッシュスポットと交配したのですが本来の毛並みであるロールバックを出せなかったため、フレンチアンゴラと交配、ウールの毛を持つホーランドロップが生まれました。これが新たな品種として改良され、1988年にパティ・グリーンカールの作り出したものがARBAに認められました。
ハート特徴 筋肉が十分につき、コンパクトでバランスがとれたボディは短めで、しっかりした肩とお尻幅、安定した腰を持っています。雪だるまのように丸を2つ重ねたように「短く、丸く、筋肉モリモリ」が理想です。顔は幅が広くて平べったく、目の間にはかなり距離があり、鼻面もしっかりとスペースがあります。耳は頭の上から横へ垂直に垂れ、幅があってしっかりと丸みがあります。耳の毛は長毛ではなく普通の毛です。
アメリカンファジーロップはアクティブで人なつっこくかわいい性格をしていますが、その反面強い性格の子もいます。

ハート世話 アメリカンファジーロップのグルーミングで大切なことは、もつれた箇所を取り除いてあげること、普段は指かクシで抜け毛を取り除き、特別にきれいに見せたいときはスリラッカーブラシを使ってふわふわにふくらませることです。力任せにスリラッカーブラシでボディをこすらないよう注意が必要です。抜けかけている長い毛などは、ここぞとばかりブラッシングをするのではなく、指で軽く引っ張って抜いてあげてください。
被毛は、やや粗くて、生き生きとしたウールを持っています。毛の長さは一律で、最低約5cmです。
ジャージーウーリー(JERSEY WOOLY)
《小型種・長毛種 原産国・アメリカ》
ハート平均体長 約30cm
ハート平均体重 約1.3〜1.6kg
ハート歴史 1984年、ボニー・シーリーによってARBAコンベンションで紹介され、1988年に公認された、比較的新しい品種です。1981年、シルバーマーテンとネザーランドドワーフの交配を2組行い、それぞれから誕生した普通の毛を持つウサギと、ウールの毛を持つウサギを交配、その子どもたちを交配、改良してジャージーウーリーが作られました。突然変異による遺伝子に頼ることなく作りだされたものです。

ハート特徴 ボディは短くコンパクトで、高さと幅がほとんど同じです。肩幅は、お尻の幅よりもわずかに狭く、腰からお尻は肉付きがよく十分丸みを帯びています。あごのラインに沿って長い毛があごひげのように生え(サイドトリミング)、ボディの被毛と自然になじんで見えます。耳の付け根から目の間にかけて、顔の普通の毛よりも長く密度のよいウールがあって(ウールキャップ)立ち上がっています。
きわめておとなしく、とても貴婦人のような性格です。とても飼いやすいウサギだといえます。

ハート世話 際立つガードヘアのおかげで、長毛種にもかかわらず被毛の手入れがとても簡単です。毛の長さはARBA基準での理想は約7.5cmで、3.8cm以下はよくありません。フレンチアンゴラのような毛質で、もつれないことが特徴です
ミニレッキス(MINI REX)
ハート平均体長 約35cm
ハート平均体重 約1.6〜2.0kg

ハート歴史 1984年、モナ・ベリーヒルがドワーフレッキスを手に入れ、小型のスタンダードレッキスと交配することで作り出された品種です。86年のARBAコンベンションで初めて披露され、88年に認められました。参考までにスタンダードレッキス(体重はオス約3.6kg、メス約4kg)は、1919年、フランスで肉品種として飼育していた牧師と農家の家畜ウサギから毛のないウサギが生まれ、この毛のないウサギだけのラインブリーディングによって、レッキス毛を持つウサギが誕生し改善されました。

ハート特徴 コンパクトで筋肉がつまった短めのボディをしており、全体的にバランスがよくとれています。横から見ると、耳の付け根からカーブが始まり、腰の真ん中の所で頂点に達し、ゆるやかなカーブを描きながら尾の付け根へと下りていきます。毛はきわめて密度が高くまっすぐで、約1.6cmが理想的な長さです。耳以外の体全体の毛の長さ、毛質は均一で光沢があり、ベルベットのような肌ざわりで弾力があります。
人なつっこい性格です。

ハート世話 スタンダード、ミニレッキスともに足の裏の毛があまり厚みを持たないため、足底皮膚炎に特に注意が必要です。
ライオンヘッド(LION HEAD)
ハート平均体長 約30cm
ハート平均体重 1.7kgまで

ハート歴史 まだ新しい品種。1996年のベルギーで、スイスフォックスラビットとベルギードワーフから作出され、98年にイギリスに持ち込まれたのち、99年にアメリカに渡りました。BRC(The British Rabbit Council 英国のウサギブリーダー協会)で2002年に公認されました。

ハート特徴 ライオンの「たてがみ」のような毛が特徴的。約5〜7.6cmのたてがみが頭の周囲にあり、ほおと胸の上では特に長くなっています。コンパクトでしっかりとした体格で、耳は7.6cmを超えない長さをしています。多くの毛色があり、イギリスでは60ものバラエティが知られています。

ハート世話 元気がよくとてもフレンドリーでやさしく、扱いやすいウサギです。たてがみ部分が毛玉にならないよう、定期的なブラッシングが必要です
ドワーフホトト(DWARF HOTOTO)
ハート平均体長 25?
ハート平均体重 約1.1kg

ハート歴史 この種は旧東ドイツと旧西ドイツに二つの起源を持っています。1970年後半、旧西ドイツのブリーダーが、黒とルビーアイドホワイトのネザーランドドワーフを交配することで、ホトト柄に近い小柄なドワーフホトトが作り出されました。一方、冒険好きな旧東ドイツのブリーダーがスタンダードホトト(1902年にフランスで作られた中型ウサギ)と、ルビーアイドホワイトのネザーランドドワーフ種の交配で小柄なホトトのオスが生まれ、母親とかけ戻し、さらにネザーを加え、この種を大きく改善し安定させる助けとなりました。そしてベルリンの壁崩壊
(1989年)で、この二つのラインが合併に成功し、現在のドワーフホトトが誕生。1983年にアメリカが認定し順調に広がっていったのです。

ハート特徴 ボディは短くコンパクトで、肩からお尻にかけては幅広く、腰からお尻にかけては十分に丸みを帯びています。頭は大きく、耳は短く、約7cmまで制限されており、手足も短くなっています。特徴は目のまわりの黒い縁取り(アイバンド)で、黒くはっきりしたラインが同じ幅を保って完全に目のまわりを一周しています。ネザーとは少し違う、かわいい性格です。

ハート世話 アクティブで好奇心旺盛、気の強いところがあるが人によく慣れ、抱っこもできるようになります。
トライアンタ(THRIANTA)
ハート平均体長 約40cm
ハート平均体重 約1.8〜2.7?

ハート歴史 ドイツで1925年、黄金色のウサギが誕生。ハーレクイン、ハバナ、ブラックタン、赤のニュージーランド種と交配し、新たな品種が作出されようとしていました。一方オランダでは1938年、ブラックタン、ハバナ、イングラッシュスポットからトライアンタが作られ、1940年にオランダで認められました。その後の戦争の影響でトライアンタは姿を消そうとしていましたが、ドイツの黄金色のウサギを輸入、交配が始まりました。1976年にはオランダでクラブが作られ、1980年代前半にはBRCで公認されます。1998年にアメリカに渡り、2006年、ARBAにより公認されました。現在、最も新しい公認品種です。

ハート特徴 コンパクトでバランスのよいボディと短くしっかりした頭部、短い首、がっしりしてよく毛の生えた耳を持ち、被毛は柔らかく、長さは約2.5?ほどが望ましいとされます。どんな方向になでても十分な弾力を持ち、すぐもとに戻る毛並みです。毛色はなんといっても特徴的で、全体が燃えるような赤色をしています。

ハート世話 あまり狭いケージで飼育しないようにしましょう。毛がわりのシーズンには、スリッカーブラシなどで手入れしてください。
アンゴラ(ANGORA)
ハート歴史 起源はトルコのアンカラで、長毛のうさぎを神として崇拝する習慣が知られています。「神」の座を下りたあともトルコ皇帝の宮殿女性たちに飼育されるようになりました。フランスの貴族にも飼われていましたが、フランス革命ののち一般の人々にも飼育されるようになり、ヨーロッパのの巨大ウサギ産業が発達し、、アメリカでは1930年に始まりました。
イングリッシュアンゴラはイギリスで150年間かけてフレンチアンゴラに近い品種が作られ、サテンアンゴラはコッパーサテン種から突然生まれたことが始まりです。

ハート世話 アンゴラ種のウサギを飼う場合は、水は必ず給水ボトルで与えるようにしてください。たえず毛が舞っているので、お皿や容器に水を入れておくと、中に毛が入ってしまいます。またケージにも毛がまとわりついていますから、最低でも週に一度はブラシで掃除しましょう。特に湿気に弱いので、蒸し暑い夏場は十分な注意が必要です。グルーミングは毎日行うことが必要です。
イングリッシュアンゴラ
ハート平均体長 約45cm
ハート平均体重 オス/約2.7? メス/約2.9?

ハート特徴 ボディは短くコンパクトで、丸い肩と厚い胸を持ち、ショーポーズをとっていると、フワフワの丸いボールのように見えます。耳は比較的短く、耳の先には房毛(タッスル)が付いています。前髪にあたる部分の毛は濃く、頬の毛(サイドトリミング)も長くなっています。
イングリッシュアンゴラは、おとなしく、あまり動きまわらない我慢強いという性格を持っています。
フレンチアンゴラ
ハート平均体長 約45cm
ハート平均体重 約3.6kg

ハート特徴 ボディが中長で、腰からお尻がよく発達しています。全体的に肉付きがよく、骨格は強くしっかりしています。顔は横から見ると卵型をしています。アンゴラ特有のおとなしさ、おだやかさを持っています。
サテンアンゴラ
ハート平均体長 約45cm
ハート平均体重 約3.6kg

ハート特徴 ボディはフレンチアンゴラに似ており、顔は卵型、額が広くなっています。おとなしくおだやかな性格です。
フレンチロップ(FRENCH LOP)
ハート平均体長 約50cm
ハート平均体重 4.5?以上

ハート歴史 19世紀半ばから知られており、もともとはフランスにおいて、食用肉として、イングリッシュロップと古大型種のノーマンド種、ピカード種やルーネ種から作られました。イギリスのショーに初めて登場したのは1938年です。

ハート特徴 ロップイヤーの中で最も大きな品種。筋肉質で頑丈で、まれに10?近いものもいますが、スタンダードではオスが4.76?以上、メス4.99?以上となっています。幅広で大きな頭部にはホーランドロップと同様、顔の大きさに調和する耳を持ち、頭全体の印象は蹄鉄型です。濃くて柔らかな被毛をしています。
とても温和で、他の動物や子どもたちと遊ぶことも楽しめる品種といわれています。

ハート 体重が足の裏にかかり、足底皮膚炎などを起こさないよう、やさしい床材を敷いた、大きなケージが必要となります。
ダッチ(DUTCH)
ハート平均体長 約40cm
ハート平均体重 約1.8〜2.2?

ハート歴史 最も古い記録によると、15世紀にはすでに観察されているウサギです。オランダの湾岸地方で多く見られるものでしたが、イギリスで本格的なブリードが開始されて現在のダッチが完成し、アメリカに渡って大人気となりました。

ハート特徴 ボディはがっちりし、背中は頭のすぐ後ろからカーブを描き、腰からお尻でさらに丸みを出したコンパクトな体となっています。頭は、頬に丸みがあり、目と目の間に距離があり、しっかりした耳が十分な毛におおわれています。

ハート世話 性格も明るく飼いやすい種類といえます。サイズ、性格ともに子どもが扱うのに適しています。性格は、非常に独立心に富み、別にかまってくれなくても結構、というようなツンとした面と、人間大好きで遊んでほしがる面を持っています。
ベルジャンヘア(BELGIAN HARE)
ハート平均体長 45cm
ハート平均体重 約2.7〜4.1?

ハート歴史 起源はベルギーのフランダース地方といわれています。18世紀前半、フランスではベルジャンラビットと呼ばれ、ノウサギ(hare)との交配種とされていましたが、もちろん純然たるアナウサギです。19世紀中頃にはイギリスでノウサギのような外見をもつウサギとして作り上げられました。

ハート特徴 ボディは細長く、首筋から尾にかけて美しいアーチを描いています。お腹は引き締まっており、体のどの部分も筋肉で締まっています。体重の割には骨が細いので扱いには十分な注意が必要です。
神経質な面を持ち、機敏で頭がいいので、扱うときには決して攻撃的な態度ではなく、安定したしっかりとした態度が必要です。

ハート世話 ノウサギのような優雅なスタイルを持つ大型ウサギ。神経質な面を持つので扱いには注意が必要です。
ヒマラヤン(HIMALAYAN)
ハート平均体長 約40cm
ハート平均体重 約1.5〜2.0?

ハート歴史 古くからヒマラヤ山脈をはさむ南北の国々に生息しているウサギとして知られています。そして世界中に最も幅広く分布し確立された最も古いブリード(種)としても知られています。中国で多く見られ、ロシアでは古種のロシアンシルバーラビットのアルビノであると考えるブリーダーもいます。その理由として生まれてすぐのウサギの毛色は白く全体的にうっすらとシルバーグレイで包まれているように見えます。これははるか昔の遠い祖先はシルバーラビットであることを物語っています。このシルバーグレイは成長と共に徐々に薄くなりボディの毛色は純白になり、鼻、耳、手足、尾はしだいに濃いベルベット調のブラック(またはブルー、チョコレート)へと変化していきます。

ハート特徴 ヒマラヤンの特徴は独特でボディは均整のとれた円筒形で短くなめらかな白い毛でおおわれています。アイカラー(目の色)はルビー。ブラック(またはブルー、チョコレート、ライラック)で色どられた立った耳、正面から見るとたまご型の鼻の色、前後足、そして尾のかもしだす一風変わったマーキングがヒマラヤンの美しさを際立たせ、息が長い人気の理由の一つにあげられます。

ハート世話 強烈な光に長時間さらされると、マーキングが色あせるので注意が必要です。
タン(TAN)
ハート平均体長 約40cm
ハート平均体重 約1.8〜2.5?

ハート歴史 ブラックアンドタンの起源はイギリスで、野生のウサギとダッチ種の交配から始まりました。1800年後半にはフランスでショー用ウサギとして人気はイギリスから引き継がれ、現在もなお人々の注目を集めています。ブルーアンドタンはブラックアンドタンのオスと、ダッチ種(カラーはトート)から作られたと言われるスーティーフォンのメスとの交配で作られた子孫をさらに交配して作られました。

ハート特徴 ボディの毛は光沢があり、タン色の混合していないブラック(またはブルー、チョコレート、ライラック)一色が理想です。首筋、前後足の内側、胸、おなか、わき腹、尾の下側は濃くあざやかなタンで、ブラック(またはブルー、チョコレート、ライラック)との境界線をはっきりとさせ、鮮やかなタン色の差し毛が側面に散布されているのが特徴です。筋肉質のボディは“がっちりタイプ”でも“コンパクトタイプ”でもないフールアーチ種(タンなど)固有のボディシェイプ(型)を持っています。首筋から、尾のつけ根にかけて優雅で穏やかなアーチを描き、活発な容姿を表しています。

ハート世話 活発な性質ですので、広めのケージを用意してあげましょう。
ブリタニアぺティート(BRITANNIA PETITE)
ハート平均体長 約25cm
ハート平均体重 約1.1kg

ハート歴史 1800年代、イギリスに起源を持つ品種です。イギリスでは「ポーリッシュ」として知られていますが、アメリカに持ち込まれたときすでにポーリッシュという別の種のウサギが確立されていたので、改めてブリタニアぺティートと名付けられました。

ハート特徴 ほっそりとした美しいスタイルの小型ウサギです。独立心が強くて機敏な性質を持っています。

ハート世話 落ち着いた環境で飼育してあげましょう。
ハレクィーン(HARLEQUIN)
ハート平均体長 約45cm
ハート平均体重 オス/3.4kg メス/3.6kg

ハート歴史 フランスに起源を持ち、1800年代に作られジャパニーズと名付けられました。明らかにダッチの祖先を持つと思われます。この模様は偶然、パリの郊外で現れ、色のついたイングリッシュまたはチェッカードとして分類されていました。この柄のウサギは1872〜1874年の間、東京や大阪で多く飼育され、品評会も開催されました。三毛色の鯉と同様、この時期にたいへん高価で売買され、それにまつわる犯罪も多かったようです。

ハート特徴 複雑な模様を持っている中型ウサギです。ボディ、耳、頭はよくバランスを保っています。ショーの審査ではマーキングへのポイントが非常に高くなっているほど重要かつ難しいもので、たとえば左右の耳は違う色でなくてはならないのです。完全なマーキングを持つハレクィーンは現在アメリカには存在しません。おだやかでおとなしく、物静か、扱いやすい性格をしています。

ハート世話 性格はおとなしくて飼いやすいのですが、ショーで高い評価を得られる毛色を出すのはたいへん困難です。
イングリッシュロップ(ENGLISH LOP)
ハート平均体長 約50cm
ハート平均体重 オス/約4kg メス/約4.5kg

ハート歴史 最も古い展示用の品種ですが、その起源ははっきりとはわかっていません。おそらく、中国で出現し、イギリスへ渡ってから、世界一の耳の長さを誇るイングリッシュロップが誕生したと考えられます。1860年にはオール(櫂)ロップ(耳の角度が45度で体が動くにつれて耳が立つ)、ハーフロップ(両方の耳が片一方へ流れている)、ホーンドロップ(耳が前に向かって垂れ、顔や目を覆う)、フラットロップ(耳は上に向かって伸び、クラウンを形成して前へ向かって垂れる)などが作られました。1901年、耳が76.5cm×18.5cmというウサギが披露されました。

ハート特徴 首は太く、胸は広く厚く、肩の後ろからお尻へとなめらかなセミアーチ型(この品種の体の特徴であるマンドリン型)をしています。毛並みはシルキーで滑らか、フライバックで、毛の長さは中くらいが好まれます。オスは、メスに比べて幅広の顔をしています。耳は長ければ長いほど評価されますが、耳の幅も重要です。長さは最低約53cm、幅はおよそ長さの4分の1、耳先は丸くなっていて、耳端の線は力強く形成されています。
とにかくとてもおとなしい性質のウサギです。とても頭がよく、おとなしくて非常に人に慣れるウサギです。活動的で好奇心旺盛です。

ハート世話 けた外れに長い耳のため、耳の炎症を起こしやすい心配があります。室外飼育なら問題ありませんが、ケージ内飼育の場合、耳に傷が付きにくい木製スノコを使用しましょう。また、爪を切っておかないと、耳を傷つけたり裂いてしまったりします。足の裏の毛が薄いため、やわらかな床材を敷き詰め、足の裏や耳を保護してあげる必要があります。非常に寒い地域では耳の凍傷(しもやけ)を起こす恐れがありますので注意が必要です。
ミニウサギ(雑種)MIXED

ハート平均体長 個体によってさまざま
ハート平均体重 個体によってさまざま

ハート歴史 「ウサギ」というと一般的なのがミニウサギですが、こうした品種があるわけではありません。日本で誕生した品種の日本白色種や海外からやってきたダッチ種など、さまざまな品種が交配されて生まれたウサギです。「ミニ」とついていても中型ウサギ程度の大きさになる個体も多いのですが、おそらく、なじみのある日本白色種に比較して小さいというような意味合いだったのだと考えられます。

ハート特徴 ドワーフ種のように小型のウサギもいれば、かなり大きくなるウサギもいます。他にも耳の形、毛の長さ、カラーなどもバラエティに富んでいます。同様に性格もいろいろですので、どんな子に育つかわからないという楽しみのあるウサギといえます。

ハート世話 個体の性格をしっかりと見極めて飼うことが必要となります。まれに「大きくなりません」と明示されて売られているミニウサギがいますが、ミニウサギとはどういう種類のウサギなのかを考えて判断するようにしてください。成長不良、不正咬合など先天的な欠陥を持つ子が多く見られますので、飼育管理の行き届いたショップから迎えましょう。
べヴェレン(BEVEREN)
ハート平均体長 約50cm
ハート平均体重 オス/約4.5kg メス/約5kg

ハート歴史 19世紀後半、ベルギー北部のワース地方べヴェレン市に起源を持ちます。何百年もの間、さまざまなブルーの毛色を持つウサギが作られましたが、ブルーのべヴェレンほど急速に人気を得たウサギは珍しいです。

ハート特徴 ボディは中長でマンドリン形、V時に開いた耳と顔の形に特徴がある大型ウサギです。背中の幅は広く、しっかりした腰部、がっちりとした肩とよく発達した胸部を持っています。頭は、オスのほうがメスよりも大きく、目から鼻先にかけての曲線が特徴的。おっとりとしたおとなしい性格です。

ハート世話 大きめなケージで、ゆったりとした飼育環境を整えてあげましょう。
ベルべッティンロップ<未公認>(VELVETEEN LOP)
ハート平均体長 約40cm
ハート平均体重 約2.3〜2.9kg

ハート歴史 イングリッシュロップとミニレッキスから作られたウサギで、1990年代前半から作出が始まりました。1999年にARBAのコンベンションに登場した新しい品種で、まだ公認には至っていません。

ハート特徴 楽器のマンダリンのような肩からお尻にかけての丸みのあるラインと、ベルベットのように短く、密度の濃い被毛、長い垂れ耳が特徴的。耳の長さは、片耳の端からもう片方の耳の端までで約36cm以上がよいとされています。おとなしくやさしい性格をしています。

ハート世話 耳がたいへん長いので、炎症を起こしやすかったり、爪を引っ掛けやすいので注意が必要です。また、足の裏の毛が薄いことから足底皮膚炎を起こしやすい心配があります。足に負担のかからない床材を設置しましょう。
日本白色種(JAPANESE WHITE)
ハート平均体長 約50cm
ハート平均体重 オス/約4〜5kg メス/約4〜6kg

ハート歴史 明治初期、日本には、ダッチ、フレミッシュジャイアント、ニュージーランドホワイト、アンゴラ、チンチラ、ヒマラヤンなど、さまざまな種類のウサギが輸入されていました。それらが交雑するなかで白色在来種が作られ、これを大型で毛質のよいものにするためにニュージーランドホワイトと交配して作られたのが日本白色種です。肉用として作出されたウサギですが、現在、実験動物用として多く使われています。
フレミッシュジャイアント(FLEMISH GIANT)
ハート平均体長 約50〜60cm
ハート平均体重 オス/約5.9kg以上 メス/約6.3kg以上

ハート歴史 16〜17世紀にオランダ人が南米のパダゴニア地方にいた野生のウサギをヨーロッパへ持ち帰ったといわれています。その後ベルギーのフランダース地方で何百年にわたって、ベルギーの原種であるスティーンコニン種とその他の品種との繁殖で(パタゴニアンラビットと呼ばれた)、ヨーロッパそしてアメリカに広まり、優れたフレミッシュジャイアントが作られました。アメリカで注目を浴びるようになったのは1915年のことです。

ハート特徴 ボディは長く、力強く筋肉が詰まっています(脂肪太りではだめ)。より大きい体のウサギが好まれますが、全体のバランスが重要です。お尻には高さがあり、体全体はマンドリン型で頭は長めで尾は長く、また耳の付け根は太く、しっかりとしていなくてはなりません。耳の長さは6ヶ月以上で約15cm以上が理想です。
体が大きいので飼育をするにはさまざまな注意が必要ですが、性格はいたっておだやかで、ぬいぐるみのようにおとなしいウサギです。

ハート世話 体が大きい分、ケージのサイズも大きなものが必要です。特に十分な高さがないと耳の発育にも影響があります。足底皮膚炎を防ぐためには乾草などを敷き詰めてやわらかな床にしなくてはなりません。

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