パチスロ　ＨＡＰＰＹ☆ＳＬＯＴコミュのスロ侍を目指す授業（その４）

今回は

初心者さんの質問から

１つをチョイス！！



皆さんからしたら

『当たり前だよ〜』

と思うかもしれませんが

初心者さんなので

同じ気持ちになって

読んでくれたら

嬉しいです☆





【質問】
初心者ですがｽﾛｯﾄは運が良くないと勝てませんよね?

いつも同じ台やってても昨日より当たらない時もあるし凄く当たって箱一杯になる時もあります。

運良く勝ってる時にやめないとﾒﾀﾞﾙがどんどん飲まれてなくなる時がありますから!





【回答】
確かに『勝ってる時にやめる』場合は遊技した実戦ゲーム数（試行ゲーム数）の長さが人によって変わるので『極端に少ない実戦』だと、そうなるのかもしれません。



理由は『少ない試行ゲーム数』で抽選が行れたフラグの（ボーナスや出玉増加に繋がる付加機能ＡＴ、ＲＴ、ＡＲなど）出現期待回数は設定差があっても大きく変化するからです。



例えば設定６で１／１０で抽選されているフラグが１００Ｇ試行で必ず１０回出現する訳ではなく『常に１／１０』で抽選されているので、抽選確率通りに対象フラグが出現すると１０回出現になります。



この抽選を１００人が同時に行ったとしても全員が必ず１０回出現にはなりません。



それは抽選が独立して毎ゲーム行われており『抽選結果』が試行の先にも後にも影響しないからです。



これを聞くと『やっぱり運が良くて引けないと勝てない』と思われるかもしれませんが、それはあくまで『少ない有限試行』が前提となっているからです。



『あの台の設定６は１／１０で抽選されているから１００Ｇ試行で沢山引け』と言われても、試行する人間にはどうすることもできません。



しかし、抽選確率は１／１０と分かっているのなら試行を増やして『内部抽選確率』に近付けることは可能です。



少ない試行で出た結果などの『実戦上の出現率のバラツキ』を小さくするために多くの試行を行えば出現率は抽選確率に近付いていきます。



これは『大数の法則』（ある試行を N 回繰り返し行い、事象Ａが起こった回数が n 回であるとき、n / N を相対度数という。試行回数 N を十分大きくするとき相対度数 n / N が、ほぼ一定値 p に近付くならば、p を事象Ａの起こる統計的確率（確率）という。このように定義された p が、試行回数 N を大きくしていくと、事象Ａの本来持っている確率（先験的確率）に限りなく近付くことが知られており、これを大数の法則という）で理論付けられます。



では『抽選確率ピッタリの１／１０になるのは、どれぐらいの試行が必要か？』と質問されても、『限りなく近い数値』にしかなりません。



しかし、パチスロの実戦は無限試行ではなく有限試行なので『実戦終了』した時点で抽選は終わります。



参考として１００Ｇ試行時に抽選確率『１／１０』が出現しない可能性は『０．００２６５６１４％』になり、低い確率で出現しないこともあります。



これらを踏まえて１００Ｇ試行時に抽選確率『１／１０』が１０回出現する可能性は『成功数１０、試行回数１００、成功率１／１０、確率密度』によって算出すると『１３．１８６５３４７％』になります。



１００Ｇ試行時に１０回以内の抽選確率『１／１０』が出現する可能性は『成功数１０、試行回数１００、成功率１／１０、累積分布』によって算出すると『５８．３１５５５１２％』になります。



話しを戻しますが、この設定６で『１／１０』のフラグが設定１だと『１／５０』というように明確な設定差が存在して抽選されている機種が存在した場合、試行ゲーム数を増やして『出現率』を調べてれば『設定推測』することができます。



ここで実戦している機種の設定値が推測できたら、その設定値のＰＡＹＯＵＴ（機械割）を調べます。



そのＰＡＹＯＵＴ（機械割）が１００％以上なら『コイン投入枚数に対してのコイン払い出し枚数』が数値に比例して多くなるので実戦ゲーム数（試行）を増やしてコイン投入枚数を多くすれば理論上、払い出されるコインの枚数も増えます。



このように実戦から得た情報を基に設定値を推測すれば、運否天賦に頼った実戦を行うよりも『勝利する割合』が格段に上がります。



その理由としてパチスロには設定毎のＰＡＹＯＵＴ（機械割）が存在するため設定推測を行いＰＡＹＯＵＴ（機械割）が１００％以下の設定値だと判断できたら実戦を終了して他の台でＰＡＹＯＵＴ（機械割）が１００％以上の設定値の台を探して遊技すれば、理論上『コイン投入枚数に対してのコイン払い出し枚数が多くなる台を打つ＝最終的に払い出されたコインが投資金額に換算したコイン投入枚数より多い』となるからです。



機種によっては設定１でも技術介入を駆使すればＰＡＹＯＵＴ（機械割）が１００％を超える機種も存在するので、そのような機種は『技術』も必要になります。



全てを纏めると機種の特性を把握してＰＡＹＯＵＴ（機械割）が１００％を超える台を常に遊技すれば運否天賦に頼らなくても『勝利する可能性が高い台での勝負』が可能です。