刑事貴族1(舘ひろし黒木瞳)コミュの刑事貴族１・後期（郷ひろみ編）について

刑事貴族１・後期（郷ひろみ編）をまとめて観直してみました。
郷ひろみ扮する風間刑事の魅力不足、というか舘ひろしのポストにそのままあてがったことの
違和感を改めて感じました。が、２・３への繋ぎとしての番外編的面白さは感じましたし、
刑事ドラマとしてのリアリズムは向上していました。

あとは何といっても村木刑事の登場による、軟化した雰囲気でしょうか。おとぼけもシリアスも、演じる宍戸開の演技力は高いです。
総じて、舘ひろし扮する牧刑事の飛びぬけたキャラクターでかっこよさをウリにしていた前期とは異なり、チームワークで魅せる典型的な刑事ドラマという印象です。

＜見どころ/特徴＞
・メロドラマ的要素UP
・コミカル要素UP（ほぼ村木刑事による変化）
・代官署のチームワークUP
・ニューカマー、村木刑事の活躍
・ニューカマー、青木刑事の活躍
・ニューカマー、ソアラ（覆面車・GTツインターボ）のドリフトストップ
・泉刑事が風間刑事に終始反発している

＜刑事ドラマとしての変更点＞
・打ち合わせ/会議を頻繁にするようになった
・単独捜査が減った
・大小に関わらずタスクの指示/役割分担が明確になった
・トランシーバーを持ち歩くことが多くなった（ほぼ常備？）
・操作進捗を逐次刑事課に報告しシェアするようになった
・シートベルトをする機会が見られるようになった
・手帳/メモ用紙に聞き取り内容をメモする機会が増えた
・覆面車とシートの専属制が薄くなった
・飲酒運転をしなくなった
・発砲回数の減少
・打ち込みチックでポップな新BGMが増えた（前期用の未発表曲の登場もあり？）
・字幕スーパーがデジタル処理になった