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星の王子さまコミュのニュースから サンテグジュペリ搭乗機「撃墜」

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現時点ではまだMixiのニュースの中には入っていないようですが、
今したが時事通信のニュースとして目に留まりましたので、
インフォメーションとしてトピックを作成させていただきます。

私としては、かなり衝撃を受けました。
今までの謎が解けてよかったのかどうか・・・複雑な心境です。

以下、記事をそのまま引用します。

******************

サンテグジュペリ搭乗機「撃墜」=独元パイロットが証言−仏紙
3月16日0時0分配信 時事通信

 【パリ15日時事】童話「星の王子さま」で知られるフランスの作家アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(1900〜44年)が最後に操縦していた飛行機は、ドイツ軍戦闘機に撃墜されていた−。15日付の仏紙プロバンス(電子版)は、戦闘機に乗っていた元ドイツ軍パイロットの証言を報じた。
 証言したのはホルスト・リッパートさん(88)。第二次大戦中の44年7月31日、南仏ミルの飛行場を出発、トゥーロン付近でマルセイユ方向へ向かう米国製P38ライトニング戦闘機を発見した。
 「接近して攻撃を加え、弾が翼に命中した。機体は一直線に海へ落ちた。機内からは誰も飛び出さず、パイロットは見なかった。それがサンテグジュペリだったことを数日後に知った」と同紙に語った。
 リッパートさんは「サンテグジュペリの作品は大好きだった。彼だと知っていたら、撃たなかった」と話した。 

*******************

コメント(51)

>「サンテグジュペリの作品は大好きだった。彼だと知っていたら、撃たなかった」

私もらくださんや、void@disappointedさんのように、
この部分がなんだか気になりました。

それと、元のコメントは日本語ではないから、
忠実に訳されているだろうか、という不安もあったりして。

た@さんのインフォ、興味深いです。
ありがとうございます。
サンテグジュペリはドイツ軍のパイロットにも少しは知られていたようで、戦記本に記述があった覚えがあります。
撃墜した方、当時25才の若者は何に乗ってらしたんでしょうね。P-38もそんなに易々とやられる機体ではないはずなので、かなり不意討ちだったか、よほど疲れていたのかもしれませんね…(汗)
なんにしても悲しいことです。
私もこのニュースを見て驚きました。
皆さんがおっしゃる様に、色々思う事はありますが
謎は解けて良かったのかな?とも思います。
戦争は本当に残酷ですね。
ほんとうのことは、目に見えない…現実を知らされたのが、いま、で良かったです。
以前の私なら、受け入れられなかったかも。
あらためて、御冥福をお祈りします。
この作品に出会えたことに、感謝します。
。。。。。。。。。。。戦争は残酷ですね、、、誰にとっても。。。
最近日本では戦争の記憶も薄れたか、つい最近も、「戦争は悪だが、しかしそのおかげで文明は発展した」という趣旨の日記を見て、軽い衝撃を受けたところです。。。
たくさんの方がここで書いておられることを拝見して、終戦後の傷病兵などの悲しい生き方をこの目で見たことのある私は、少し安心しました。
戦争程悲惨なものはありませんね。この記事はショックです。
「サンテグジュペリの作品は大好きだった。」
という部分にちょっと救われた気がします。
まだ出たばかりの情報なのでどこまで信じていいか解りませんが、
仮にすべて真実だとして、それからのリッパート氏の心は一体どんなものだったのかを思うと、悲しくなります。

>「サンテグジュペリの作品は大好きだった。彼だと知っていたら、撃たなかった」

たとえサンテグジュペリの本を愛読していても私ならそう言って(思って)しまうと思います。
なぜなら私もサンテグジュペリの作品が好きだからです。

せめて夕陽をみるときは、リッパートさんの心が穏やかにいられるよう祈ります。
そうだったのですか・・・・・。

衝撃です…。

悲しいですね。
なんとも言えない感じです、



なんだかより一層、『星の王子さま』
という作品が、切なく胸に残る想いです。

情報を、有難うございました。
>「サンテグジュペリの作品は大好きだった。彼だと知っていたら、撃たなかった」

この部分は
「戦争では悲しいことに、撃たなければ、いつこちらが撃たれるかわからない。
 しかしサンテグジュペリなら、必ず撃ってこないだろう。
 だから彼だと知っていれば、安心して逃せたのに」
…というふうにも解釈できると思いました。
実際に彼は偵察任務でしたから「情報を得て逃げる」のが任務でしたし。

「撃たなければ撃たれる」戦争は、残忍です。
しかし平気で撃ってくる残忍な人間も、残念ながら、実在しています。
私たちは、一体どうすればよいのでしょう…。
サンテグジュペリが、その答えの一端を見せてくれているとは思うのですが。
戦争は悲惨で残酷なものです

日本には、
憲法第九条 戦争の放棄
という素晴らしい憲法があるのに、
今、その憲法を無くそうとしている人達がいます

戦争は嫌です

大好きな「星の王子さま」を、いつまでも好きな時に好きなだけ読めるよう
この憲法を守っていきたいです
チベットやコソボのことを考えると、第二次大戦中、ユダヤ人のレオン・ウェルトへのメッセージとして書かれた「星の王子さま」の言葉一つひとつが深く重く感じられます。

チベットやコソボで行われた残虐行為について、この『憲法第九条』の国の人々は何も知りません。

今チベットで起こっていることも日本では『暴動』、海外では『武力弾圧』と報道されています。

『本当に大切なことは、目には見えない』のです。
私は、このおじいちゃんを責める気はありません。

戦争はかけがえのないものを、根こそぎ奪いますね。。

しかし、戦争を始めるのも、止めるのも人間です。

このニュースは、日本でも新聞各紙に載って、
サンテグジュペリや『星の王子さま』のファンならずとも関心を呼んでいるようです。

読売新聞の記事は、ちょっと誤訳や勘違い(を誘発する記述)があるような気がします。

おそらく、サンテグジュペリの作品というのは、
『戦う操縦士』や『夜間飛行』といった本です。こうした書に感銘しパイロットになった者も少なくなかったようで、サンテグジュペリは飛行機乗りの憧れだったわけです。
(当時、童話という体裁でアメリカで出版まもない『星の王子さま』を読んでいたパイロットはほとんどいなかったんじゃないでしょうか)
独軍にも、彼の作品を読んでパイロットを志した人も少なくなかったようで、
彼らにとってはサンテグジュペリの機に遭遇することを、畏れていたようです。(自分の憧れの人を撃墜なんて誰だって嫌に決まってます。ところが、サンテグジュペリの著書には、時には非情にも職務を全うすることを説いているようなところがあって、彼らにも葛藤があったのでしょう。)

さて、問題の撃墜証言ですが、
何故今頃、そしてそれが真実なのかと言う疑問が残ります。

1998年、2000年にサンテグジュペリ機が発見され、
2003年に機体の回収が行われましたが、その時点では撃墜説を裏付ける証拠はありませんでした。(弾痕等が確認されていない)
それ以前に、撃墜説が唱えられたこともありましたが、
実際に機体の発見された海域とは、まったく異なる場所だったというように、
誤報も数多かったので、
今回のケースも、詳しいことは分からないので何とも言えませんが、
にわかには信じるわけにはいきません。

サンテグジュペリの乗機を撃墜したと思い込んでいるだけかもしれませんし、
何らかの思惑が働いた上での、証言なのかもしれません。
(かつて、サンテグジュペリの遺産相続人が機体の回収に異を唱えたのも、
仮にこれが自殺だったと判明したら、国の為に戦死したという名誉が奪われるばかりか、その業績によって延長されたフランスでの著作権収益さえも覆りかねないという問題も絡んでくるのです。)

フランスでの原画発見のニュースの時もそうでしたが、
なにやら利権絡みの証言といった、側面も否めないと思います。
(こうしたニュースをきっかけに、展覧会や出版といったイベントを立ち上げてきた。)

いずれにしても、証言の詳細が不明の現時点では、
撃墜だったのか、自殺だったのか、故障や操縦ミスによる墜落だったのかは分かりません。

証言が真実なら、大ニュースです。
今のところ海外の多くのメディアは、撃墜?と?マークをつけて報じているようです。

ちなみに、サンテグジュペリの乗機はP38を改造したF5Bという偵察機で、
戦闘機の機銃部分に、大型のカメラを載せていたので、
戦闘能力はなかったと記憶します。


[パリ 16日 ロイター] 童話「星の王子さま」の著者アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ氏の乗った戦闘機を撃墜したとする元ドイツ軍パイロットの存在が明らかになった。

 仏誌フィガロが掲載した記事によると、この元パイロットはホルスト・リッペルトさん(88)。リッペルトさんは「自分がサンテグジュペリ氏(の乗った戦闘機)を撃った」としながらも、撃墜した戦闘機に乗っていたフランス人パイロットの身元については確認できなかったとしている。

 リッペルトさんは自身がサンテグジュペリ氏の作品の熱心なファンであると明かし、戦闘機のパイロットが同氏でないことを望むと述べた。

 サンテグジュペリ氏は1944年、戦闘機に乗ったまま消息を絶っており、墜落した機体はマルセイユ近郊で発見されたものの、遺体は見つかっていない。

真相はまだわからないにしても本当に切ないニュースです。
全ては戦争が原因ですよね。

箱根に行きたくなりました。
p_prince さんのおっしゃるとおり、僕も報道された「証言」については、やや懐疑的です。
サン=テグジュペリの墜落原因には諸説があり、撃墜説も今までにいくつかありました。しかし、記録の整合性などの問題から、いずれも決定的とは言えない状況のようです。今回のものが「真相」であるとするならば、なぜ今まで表に出なかったのか。88歳のリッペルト氏の記憶が定かであると言えるのか。等々の疑問が残ります。
今回の情報は、フランスで刊行される「サン=テグジュペリ:最後の秘密」なる本の要約を掲載した「フィガロ」誌が源のようです。誰かが、話題づくりのために曖昧な老人の記憶を利用したのではないかという疑念もないではありません。
何らかの記録との照合とか物証がない限り、俄かには信じ難いです。

なお、以下のところによれば、ホルスト・リッペルト氏の乗機は、Me-109とのことです。
http://www.ttc.org/200803151558.m2ffwom28748.htm
"Rippert said he had been flying a Messerschmitt Me-109 over the Mediterranean near Toulon on July 31, 1944, when he spotted Saint-Exupery's twin-tailed Lightning"

p_prince さんご指摘のとおり、F5Bには、機銃・機関銃などの装備はなく、その意味では非武装の偵察機です。

個人的見解としては、自殺説は採り難く、高高度飛行に伴う酸素欠乏、あるいは機体かパイロット自身の何らかの不具合による墜落ではないかと思っています。

<サン=テグジュペリと『星の王子さま』>
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=233093359&owner_id=2312860
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=188039320&owner_id=2312860
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=188832925&owner_id=2312860
大好きだったんですね…。

戦争だけはダメです。
今回のニュースを読んで、あらためて晩年のサン=テグジュペリの思想と行動について考えてしまいました。以下、やや刺激的な内容を含むかも知れませんが、思うことを記します。

彼が平和を愛していたことは、紛れのない事実であると思います。ただ、彼は単純な意味での反戦主義者ではなく、自分にとって大切のもののためならば、あえて武器を取って戦うことも選ぶ人間であったと思います。現実に彼は、祖国のために戦う立派な軍人でした。(ちなみに階級は少佐ですから、かなり「偉い」軍人です。)
たとえば、『戦時の記録3』(サン=テグジュペリ著作集)の中にその『戦う操縦士』評が引用されている(p.152)ルネ・ジュラン、「良心的戦争忌避者であり、完全平和主義者」であり「1938年に戦争反対を唱えた」彼などに比べれば、サン=テグジュペリは充分に「戦闘的」(あえて言うなら「好戦的」)であったと言えると思います。
日本軍が真珠湾を攻撃したときに「これでアメリカが参戦する」と思い「熱狂」したサン=テグジュペリに比べれば、その日までは、あくまでもアメリカの参戦に反対し続けたリンドバーグの方が「反戦」的だったと言えるでしょう。

ホルスト・リッペルト氏にとってのみならず、サン=テグジュペリにとってさえ、「戦争に参加していたこと自体」は、誇ることでこそあれ、後悔することなどではなかったはずです。少なくともサン=テグジュペリにとっては戦地に赴くことこそ「良心と折り合いをつける方法」ですらあったようです。

彼の生き方を時系列で追ってみれば明白なことですが、『星の王子さま』は、まさに戦地に赴こうとする彼の心境から生まれた作品だと思います。自ら「兵役免除を受けるだけの根拠だったら十もある」(1943年4月中旬の妻コンスエロ宛ての手紙)と認めていた彼が、なぜ、戦列に加わることに固執したのか。この最も重要な問題が看過されたまま、『星の王子さま』が「誤読」され続けているのは、とても残念なことだと感じています。
<晩年のサン=テグジュペリ>
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=749852984&owner_id=2312860
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=750793861&owner_id=2312860
作家の作品は、作家が筆を置いた瞬間にもう彼のものではなくなり、読者一人一人のものとなるのではないかと私は感じます。(だから、生徒・学生であったころ、国語のテストで作者・著者の言いたかったことは何ですか、という質問は愚問だなぁ、一人一人が好きに解釈すればええんちゃうか?と思いつつ、出題者が期待しているのであろう答えを書いていたのですが。。。それに、多少とも作品を世に出した経験があったら、自分でも説明の出来ないことを書いて出版することもままある、と実感するのではないかとも思います。)

彼の作品から彼の思想的背景を知ることに関しては、確かに歴史学者のような興味が湧く方もあると思います。

ただ、私が皆さんの書き込みを見て嬉しかったのは、皆さんが「星の王子さま」という作品をそれぞれの立場から愛し、そしてそんな作品を世に生み出した人物の筆を永久に折らせることになった戦争(彼が戦争をどう捉えたかではなくてね)は、単純に嫌だなぁ、という素直な反応をなさっていること、そこに、人の心の温かさを感じて、嬉しかったです。
やさしい人がいっぱいおんねんな、やっぱり、「星の王子さま」好きにはな、って。
Si-ma 様
作者の主観的な意図や時代状況などから離れて、ひとつの「作品」を(テキストとして)読むということは、決して悪いことではないと思います。それはそれで、固有の意義があることだということは、僕も認めます。
しかし、そのような読み方をするのであれば、そこから得られた感想や評価によって、作者の「生」や「死」について推しはかることはできないのではないかとも思います。なぜならば、作者と作品を「切り離した」のは、読者の側だからです。

ひとつの作品に対する感想としてならば、「童話の世界の閉じこもる自由」が読者に認められてもよいと思います。(塚本幹夫氏は、そのような態度を『星の王子さまの世界』(中公新書/中公文庫)の中で「童心教」と呼んでいますが、)そのような態度をとることが出来るのも、読者の特権のひとつでしょう。

しかし、「あえて戦うことを選んだ」一人の男の「死」について考えるならば(このトピックスは、そのような場としての価値もあると僕は思っているのですが)、ただ「戦争はいけない」というところで立ち止まっては(思考を停止させては)ならないのだと思っています。
彼の死を童話的なヴェールで包もうとされる大人に対しては、あえて僕はこう言いたいと思います。

「大切なものが見えないのは、あなたが(心の)眼を閉じているからだ」と。
悪の首領(BOSS) さん、コメントをいただきありがとうございます。
「好戦的」という言葉については、人それぞれの持つ語感の問題もあるので、違和を感じられるのもごもっともだと思います。ですので、この点については深入りせず、より具体的な点についてだけ、僕の考えを記します。

フランスの戦争は(少なくとも形式的には)、1940年6月22日にペタン首相がドイツとの休戦協定に署名した時点で「終わって」いました。
もちろん、ご存知のように、当時のフランスはヴィシー政権を支持する「休戦派」と、ドゴールらの「抗戦(継続)派」(といずれにも属さない中間派?)に分かれていました。戦後、抗戦派が実権を握ったため、歴史的なイメージとしては、休戦派の役割・意味合いが過小評価されがちなのは、よく知られているとおりです。
1940年の時点で「戦争は嫌だ」「戦争だけはダメだ」と考えるフランス人には、ペタン派を支持してフランスに残るという選択肢があったわけです。しかし、サン=テグジュペリは、それを選びませんでした。ペタン派をあからさまに批判することもしないけれど、ペタン派を積極的に支持することもしないというのが、当時の彼の態度であったようです。そのうえで、彼は、あえて「戦う」ことを選んだわけです。
もしも、彼が「フランスは侵略された側だから」という理由だけで「戦う」のであれば、彼は何のためらいもなくドゴール派に参加できたことでしょう。しかし実際には、彼はドゴール派のことをほとんどナチス同然に嫌っており、ドゴール派に従うことは(文字どおり)「死ぬまで」あり得ませんでした。
サン=テグジュペリが「戦った」理由について考えるには、もう一歩踏み込む必要がありそうです。

> アメリカが参戦して日独伊の枢軸が倒れれば
> フランスの戦争も終わる訳です。
> 喜んで当然だと思います。

「喜ぶのは当然」でしょうか? 本当に?
それにより、敵味方の多くの若者の血が流されるとしても?
ドイツによるフランス占領を終わらせるためならば、アメリカ人の若者の血が流されたとしても仕方が無い?
サン=テグジュペリが考えたことは、そのようなことだったでしょうか。

悪の首領(BOSS) さんのコメントを読むと、サン=テグジュペリが戦ったのは、「フランスの解放」のためであったかのように読めます。当時の具体的な政治状況の中で考えれば、それは間違っていないと思います。ただ、もう一歩進んで考えてみるべきではないかと、今の僕は考えています。サン=テグジュペリが命がけでも得たいと考えた「大切なもの」は、たとえば「国民国家の主権」とか「民族の独立」というようなものだったでしょうか。僕は、違う(少なくとも、それだけではない)ような気がしています。
(その意味では、僕がコメントの40番の中で「祖国のために戦う立派な軍人」と書いたことも、安易であったかも知れません。)

自らの命を失っても、アメリカの若者たちに血を流させたとしても、護りたい(あるいは得たい)と思った「大切なもの」とは何か。それは、国際政治の力学のレベルの「常識」や「判断」からでは浮かび上がってこないもののように思えます。

『夜間飛行』などを読むと分かるとおり、彼は、自分が「大切だ」と思うものについては、ときには「非情であるべきだ」とすら考えていたようです。

「戦争は嫌です」
「戦争ほど悲惨なものはありません」
「戦争だけはだめです」
これらは一般論としては結構なお題目です。(つまり、2008年における日本人の意見としては、ごく自然であり、ごもっともなものです。)しかし、異なった具体的な状況、たとえば1944年の時点のサン=テグジュペリの面前でこのようなことを言えば、それは(当人たちに、その自覚がないとしても)彼が組みすることが出来なかったペタン派の甘言にしか過ぎないでしょう。そのような言葉は、サン=テグジュペリの死をめぐる具体的な状況の中では、単に虚しいだけでなく危険であり、彼の決意、彼の行動に対する「否定」ですらあり得たのだと思います。

1944年7月31日、彼が何故、偵察機に乗って南フランスの上空にいたのか。
その理由を考えることは、以上のような論点とも連なることであると考えています。
(僕自身、まだ問題を明確に理解できているわけではありませんが。)

考え方は異なりますが、悪の首領(BOSS) から頂いたコメントのおかけで、僕は、僕なりの考え方を少し明確にすることができました。重ねて御礼申し上げます。

<晩年のサン=テグジュペリ>
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=753520339&owner_id=2312860
>紅の豚さん

戦争は嫌だ
というのは、「結構なお題目」というお言葉。。。
私はお題目を唱えたつもりはなく。ただ二人の息子を持つ母親としての「気持ち」という、目には見えないもの、を理屈ではなく、表に出したまでです。。。今の時代の感覚で。
世の女性ならわかってくださるでしょうか。紅の豚さんには、愚かな女の童心教信者(ちなみに私は一切の宗教に関心がありません。自分の感覚を信じる派です(笑))のたわごととうつるかもしれませんが。
>もちこさま

トピずれかもしれないのですが、私も昔は、目に見えるものがすべてだとずっと信じて生きてきました。

ところが、ある日、突然、大切な人を失った時から、初めて気が付きました。

『大切なものは、目に見えない』という事をたらーっ(汗)

それからは、『星の王子様』の言っている事が、とても、よく理解出来るようになりました泣き顔

皮肉なものですが、人間とは、そういう悲しい生き物なのでしょうか泣き顔
「戦争は嫌です」というだけでは、それはお題目に過ぎない。
という考え方について、サン=テグジュペリ自身の言葉に即して考えてみました。
お時間がありましたら、お立ち寄りください。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=986261934&owner_id=2312860
ジュペリ氏の作品は大好きですが戦争は必然と考えているので迎撃された事は、まぁ致し方無いかなと。
『必然の中の犠牲者の一人』だったんだと思います。
個人的には天才を失った事は非常に残念な事だと思うのですが、割り切れない話じゃないのでこれはこれとして受けとめる以外ないかなと思います。
「サン=テグジュペリ」コミュニティに書いたものと同一内容ですが、以下お知らせまで。

「世界の傑作機」という航空機フォン向けのシリーズ物の本がありますが、今、書店に並んでいる「No.131」で扱っているのが「P-38」です。このP-38というのは、晩年のサン=テグジュペリが乗ったF-5偵察機の原型機で、「もしや」と思い立ち読みしてみたらありました。
カラー・ページにはサン=テグジュペリ少佐の乗機(F-5A)の塗装図(推測図)が出ていて、更に「サン=テグジュペリ、最期の謎」という記事が掲載されていました。2ページほどの記事で、内容としては特に目新しいところはありませんでしたが、パイロットとしてのサン=テグジュペリに興味がある方にとっては、貴重な資料となるかも知れません。

ちょっと興味深かったのは、先年、地中海で見つかった「サン=テグジュペリ乗機」と言われている残骸についても、製造番号の記載(打刻)位置にかかわる疑問などから疑義を呈しているところです。
また、当然?のこととして、リッペルト氏による「撃墜証言」にも疑問が付されていました。

<ロッキードP‐38ライトニング(世界の傑作機 131)>
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/07217009

<小生のサン=テグジュペリに関する日記の一覧>
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=233093359&owner_id=2312860

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