moving （movies and musicals）コミュのライオット・クラブ

THE RIOT CLUB

ロネ・シェルフィグ

サム・クラフリン/アリステア
マックス・アイアンズ/マイルズ
ダグラス・ブース/ハリー
サム・リード/ヒューゴ
フレディ・フォックス/ジェームス
オリー・アレクサンデル/トビー
ベン・シュネッツァー/ディミトリ
マシュー・ビアード/ガイ
ジャック・ファーシング/ジョージ
ジョシュ・オコナー/エド
ジェシカ・ブラウン・フィンド/レイ
ホリデイ・グレインジャー
トム・ホランダー

イギリスの名門大学で上流階級のエリートだけが入会できる実在の会員制秘密クラブをモデルに描いた舞台「POSH」を映画化。「17歳の肖像」の女性監督ロネ・シェルフィグがメガホンをとり、上流階級の華々しい世界の裏に隠された階級制度の闇を浮き彫りにする。オックスフォード大学の新入生アリステアとマイルズは、大学内で数百年の歴史を持つ秘密クラブ「ライオット・クラブ」の入会儀式を通過し、上流階級の頂点に立つエリートたちの仲間入りを果たす。しかし欲望と権力にまみれたクラブ内では、会長の座を巡って陰湿な争いが繰り広げられていた。ある日、郊外の庶民的なパブで晩餐会を開いた会員たちは、金の力を借りてやりたい放題の一夜を過ごすが……。
（by eiga.com）

ま、予想の範囲内で。

大金持ち子息の馬鹿さ加減と、
それでも守られている地下組織、つか人的ネットワークという構図。

金持ち息子にはクズも一定数いるんだろうけど、
（サム・フランクリンが演じていたプライドの高いだけの中身のない男みたいに、）
そいつらも擁護していくんだろうな。

最初、彼が部屋をごねていたのは親の方かと思ったら本人だったのか。
しかも、理由が「兄のお古ということで不満だった」みたいだし、
どれだけプライドが高いんだろう。

そんな彼も、暴力には歯がたたなくて、ATMで強盗に遭って脳震盪に、
･･･ってのも、貧乏人に憎悪を抱く素因なのかもな。

そして、彼に部屋を譲ってやったマイルズは正常な神経の持ち主だから、
結局クラブから抜けたけど、それで出世の道は閉ざされたのかな？
それでも人間としてまともな思考回路で生きていけるから彼にとっては正解なんだろう。

女性キャストが強いイメージの２人だったのが面白かった。
ホリデイ・グレンジャーに、ナタリー・ドーマー。
そして、強い女の子に勝てない男の子達（笑）。

楽しみだったオリー・アレクサンデルは、
車で噴水撒き散らす、しょうもない、可愛い、あまり害のない、だけど、
上流階級でしか活きられない、でも、実務はそれなりにこなせるトビー役でした。

トビーはきっと王族なんだろうな。
そういうムード。
でもまぁ、次男か三男のような気がする。

・・・って、何を考えているんだか（笑）。

この作品、３年後に観たら、「わーこれに出てたんだー」って驚きそうな有望キャストがたくさん。
誰がこれから活躍してくれるかな、楽しみだなぁ。