moving （movies and musicals）コミュのキック・アス／ジャスティス・フォーエバー

KICK-ASS 2

ジェフ・ワドロウ

アーロン・テイラー＝ジョンソン/ デイヴ・リゼウスキ（キック・アス）
クリストファー・ミンツ＝プラッセ/ クリス・ダミコ（マザー・ファッカー）
クロエ・グレース・モレッツ /ミンディ・マクレイディ（ヒット・ガール）
ジム・キャリー/ サル・バートリー（スターズ・アンド・ストライプス大佐）
モリス・チェスナット/ マーカス・ウィリアムズ
クローディア・リー/ブルック
クラーク・デューク /マーティ（バトル・ガイ）
オーガスタス・プリュー/ トッド（アス・キッカー）
スティーヴン・マッキントッシュ/ トミーズダッド（リメンバー・トミー）
モニカ・ドラン/ トミーズマム（リメンバー・トミー）
ロバート・エムズ/ インセクトマン
リンディ・ブース/ ナイト・ビッチ
ドナルド・フェイソン /ドクター・グラビティー
オルガ・クルクリーナ/ マザー・ロシア
トム・ウー/ チンギス・半殺し
アンディ・ナイマン/ 腫瘍（ザ・トゥーマー）
ダニエル・カルーヤ /ブラック・デス
ジョン・レグイザモ/ ハビエル
ギャレット・Ｍ・ブラウン /デイヴの父
リンジー・フォンセカ/ ケイティ
ヤンシー・バトラー /アンジー・ダミーコ
ソフィー・ウー/ エリカ
ウェスリー・モーガン
ベネディクト・ウォン
チャック・リデル
イアン・グレン

ネタバレ

続編ってことであまり期待しないで観たら、
予告編でも出てくる、ヒットガールが走行中のバンの
上からピストルをぶっ放しつつ、ダーティワードを叫ぶところが、
格好良すぎて泣けた。
予告編で出てきた映像で泣けるなんて凄いよー。

このシリーズは、主要人物それぞれが親を失う話だったな。
前回は、ヒットガールとレッドミストの父親が殺されたけど、
今回は、冗談のようなノリで、レッドミスト改めマザーファッカーの
母親が事故死。彼の執事役が伯父のヤクザに殺害され、
キックアスの父親も、マザーファッカーの手下によりあっさり拷問死。

･･･あっさり殺し過ぎだよ（苦笑）。

あ、あと、大佐も殺されたっけ。
キックアスチームに対する最初の犠牲者というか、見せしめというか。

この大佐、ジム・キャリーだったんだけど、マスクをしてるから
顔芸が楽しめず、結果、ジムっぽくない。
ってか、顔を特殊加工してる･･･？

ヒットガールは、変わらないことが素晴らしかったな。
一度、保護者の圧力で普通の女の子になろうとはしたけど。

キックアスは、人間として成長して、体力もそれなりについて、
成長キャラだったな。

反対に、マザーファッカーの成長のなさは、ある意味素晴らしい。
そして、だからこそ、彼らの戦いが理不尽でミニマルなものに
なってる。単なる個人的な怨恨、みたいな。

そこが、この作品の現実とのバランス感覚。
現実にヒーローはいない。
コステュームつければヒーローなんて、もう終わり、と。

だから、キックアスのストーリーはここで完結だな。
あるとすれば、ヒットガールのスピンオフかな。

親友がそれぞれ正義の仲間の、敵のという展開は良かったけど、
その設定をあまり生かしてないラストバトルとも思ったな。

雑魚は雑魚、…みたいな。

そうそう。

キックアス役のアーロンが、眼鏡なしの場面があって、ちょっと萌え。
実は美男なんだよねー、彼は。
そして、クロエちゃんのコスプレも、もちろん堪能♪