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ロシア語マニアコミュのномер

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"Вот был бы номер, если бы я оказалась твоей сестрой" - сказала она.

「私が君のほんとうのお姉さんだとよかったのにね」と彼女は言った。
<海辺のカフカ>

номерには「素敵なこと」みたいな意味があるんでしょうか?
номерに関して何か知っている方いましたら教えて下さい!

コメント(7)

ロシア人に聞いたところによると、このномерはцеркを意味しており、“興味がある”“面白い”と訳すそうです。つまりサーカスの1番目はクラウン、2番目は空中ブランコというふうに、この“〜番目”という意味がномерにあり、これが転じて先に言った意味になったと思われます。
語彙としてはそのような意味はないですよね。
ひょっとして、語用論的に考えるべきなんじゃないですかね。
この文の前にномерという語彙が何らかの肯定的価値を伴って用いられていれば、そのномерだろうにな、という表現が可能になるかもしれません。
例えば、何かの番号が欠如していて、それを捜し求めているような状況があったとします。仮に話者が聞き手の妹にあたるとすれば、その捜し求めていた番号が浮かび上がってくるというような設定が想像できます。
あるいは、このномерは宿の一室を意味する単語かもしれません。もしも仮に、話者の女性が聞き手の男性の姉か妹なら、一緒に泊まるべき部屋があったのに、という意味にもとれます。実際には他人なので、一つの部屋に泊まるわけにはいきません。
このように、文脈を伴うことによって語彙が特別な意味をもつということがあります。これは語用論的視点です。
>1 618さん

なるほど。私も、似たような線で、ディスクジョッキーなどでいうところの曲目という意味でのナンバーのこと(基本的にはサーカスのナンバーと同じ用法)ではないかと想像してみましたが、それが「面白い」という意味になるとは想像しませんでした。
>618さん
>世界光志伸明の父さん

書き込みありがとうございます。
この台詞は、寝袋の中で寝ようとしている少年の妄想の中に登場する姉(と思われる女性)の台詞です。

この台詞の前後にはномерという単語は一度も使われていませんが、комнатаが出てきます。ですので、部屋という意味で用いられている可能性があります。
ただ、文脈から考えて、一緒に泊まるべき部屋があったのにという意味にはとれそうにありません。
この台詞のずっと前にこの姉(と思われる女性)が、主人公に対して
Мы с тобой - как брат и сестра.Усёк?
「お姉さんと弟みたいなもんだよ。わかった?」(主人公は本当の姉かもしれないと考えている)と言っているので、主人公がこの台詞を寝る前にふと思い出したと考えられます。

ですので、ここでのномерは618さんのおっしゃる”面白い”という意味で使われている可能性が高いです。
номерには「サーカスの曲目」という意味から派生してтрюкという意味があるようです。
口語でшуткаとして使われています。

выкинуть номер/отколоть номер・・・play a trick

Этот номер не пройдет.
・・・That trick won't work here.

фишкаにもтрюкみたいな意味があるようです。

Ну и фишку он выкинул!
「また驚くことやったもんだね」
なるほど。
文脈を見れば、「数」「部屋」の線はなくなりますね。
明らかに、номерという語彙自体に“望ましいこと”という意味をこめた表現のようです。

例文:
"Если б я имел коня - это был бы номер! Но если б конь имел меня - я б, наверно помер!"
Вот еслиб он прямо в классе своих одноклассниц ипал и училку, был бы номер!
元同僚がдохлый номерという表現を使っていたのですが、普通どんな状況で使われるんでしょうか?

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