Moritz von Oswald、そしてMax Loderbauer(Moritz Von Oswald Trio,Sun Electric)と共に製作した2000年リリースの幻の2枚組『Timeless Decceleration』と、2002年にTRESOR関係者のみに配布された完全限定プロモ『The Ways Of The Bodies』が、セットになって堂々の再発!
80年代後期Tresorレーベルの母体であったInterfischからデビューを果たし、90年代には数々の作品をTresorから発表したUdo HeitfeldのソロユニットTV Victor。本作は02年制作の『The Ways Of The Bodies』と、00年発表の『Timeless Deceleration』の2 in 1仕様。DISC 1はTresorのオーナーが所有していたレストランの5周年記念の時、関係者のみに配られたという幻の作品でTRESOR187として欠番のままオフィシャルリリースされなかった作品。
1トラック20分超で展開される3部構成で、深い鳴りのギター、ピアノ、パーカスに叙情的なシンセを溶け込ませたアンビエンス感漂うダウンビートを披露している。 DISC 2はマスタリングをMoritz von Oswaldが務めた1トラック70分超という凄まじい長尺トラックで、ダークなシンセのリフと生音の反復がゆったりと展開、うっすらとフェードイン/フェードアウトするシンセが独特な抑揚を感じさせてくれ、実験的かつ刺激的な音響が渦巻く。 DISC 3ではMoritz von OswaldとMax Loderbauerがエンジニアサイドで参加、何処かオリエンタルな雰囲気を醸しだすキーボードソロとベースラインのコントラストで淡々と展開されるダウンビート”All”を、2曲目には、APHEX TWIN “SELECTED AMBIENT WORKS”辺りを彷彿とさせる独特なアンビエンスと浮遊感を備えた”You”を収録。