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洋楽名盤・新譜 レビューコミュのグーグードールズ「ディジー・アップ・ザ・ガール」

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Goo Goo Dolls「Dizzy Up The Girl」1998US
グーグードールズ「ディジー・アップ・ザ・ガール」
 

1. Dizzy
2. Slide
3. Broadway
4. January Friend
5. Black Balloon
6. Bullet Proof
7. Amigone
8. All Eyes on Me
9. Full Forever
10. Acoustic #3
11. Iris
12. Extra Pale
13. Hate This Place
 
 
Robby Takac(Bass), Johnny Rzeznik(guitar/vocal), Mike Malinin(Drum)
 
 
即買いバンドを一つ紹介。
好きな人も多いでしょう、グー・グー・ドールズです。
 
95年の「A Boy Named Goo」が出た頃から私の周りでも、普段洋楽を聴かない人や、それ以前に洋楽を聴かなかった人、もしくは超メジャーな洋楽しか聴かない人にもかなり聴かれていましたし、彼らから洋楽を聴き始める人も多いように見受けました。「グー・グー・ドールズみたいなの他にないですか?」と何度か聴かれたこともあるくらいの人気でしたね。
 
 
ちょっとおさらいするとグー・グー・ドールズは1985年NYはバッファローで結成。ほとんど10年にわたる下積み時代はリプレイスメンツのフォロワーとして見なされる時代が続きましたが、5thの『ボーイ・ネームド・グー〜グーという名の少年〜』で一皮むけてブレイク。Single cutされた名曲「Name」が大ヒットし、アルバムもプラチナ(100万枚)のヒット。
   
 
ワーナーに移籍し、98年にニコラス・ケイジとメグ・ライアンの「City of angels」の挿入歌で「Iris」が又大ヒットし、一躍全国区というか世界的な人気をGet。Irisはシングルカットされていないにもかかわらず、ラジオのAirplayチャートで18週連続一位を含むロングヒットとなり、本アルバムも300万枚を超えるヒットとなりました。Iris以外にもSlide、Dizzyがヒットし、Black Balloonがグラミーにノミネートされました。
 
 
かれらのサウンドの魅力はいくつかありますが、何と言っても私が感じるのは”色気”です。艶、と行っても良いかもしれませんが、ボーカルとギターに色気があるのです。多分ボーカル兼ギターのジョン・レズニックの感性というかセンスというか美意識でしょうか、切なくて、ロマンティックで、永遠に報われない青春の痛みのような、永遠の青年性のようなものを感じます。まるで五木寛之の昔の小説かイーサン・ホークの大いなる遺産か、という感じ?!私はしばらく「Iris」が入っていたのは「city of angels」じゃなくて「大いなる遺産」の方だと勘違いしてました。両方とも良いサントラでしたね。さらに彼らはルックスも良い。というか売れてから徐々にあか抜けましたね。

 
曲自体は、リプレイスメンツかソウル・アサイラムとフーティー&ザ・ブロウフィッシュとちょっとボンジョヴィを足して3で割ったような?わりとオーソドックスなアメリカンロックなんですが、それらのどれとも違う個性があります。
 
独特のギターサウンドとボーカルが乗るだけで独自の世界が広がるので、それだけで私の琴線に完全にふれてしまうので、いつまでも聴いていられるのですが、さらに加えて曲の出来がすばらしい。無尽蔵にメロディが出てくる出てくる。今回はこのアルバムをPick upしましたし、一番ヒットし評価の高いアルバムですが、基本的にどのアルバムを聴いても私的には全くはずれはありません。ヒットしたシングル「Iris」にしたって、アルバムの中では埋もれてしまうくらい良い曲ばかりです。
 
 
社会的に言えば彼らがブレイクしたのは90年代の後半、ニルヴァーナやパールジャムが世界を席巻した頃ですが、同時にトムペティ&ハートブレイカーズやブルース・スプリングスティーン、さらにはボン・ジョヴィや先に挙げたフーティー&ザ・ブロウフィッシュまで、グランジとは正反対の保守派というかアメリカントラッドな流れは続いていて、特にフーティーズの96年のグラミー独占などはフーティーズがすばらしいのはもちろんだが、グランジの揺れ戻しとも言えるだろう。グー・グー・ドールズはそのどちらの要素も持ったバンドという点でユニークであり、ガレージパンクやグランジの世界的ブレイクを経た90年代後半以降の、新しい国民的バンド、という見方も出来るかもしれない。シンプルなギターバンドサウンドなのにどこまでもドラマティックで切なく、どこか陰を湛え、それでいて飽きがこない。あまたいる売れ線のいわゆるアメリカンロックとはひと味違います。
 
シングルヒットを出せるキャッチーさと、長く聞ける、聞く価値のある味のあるバンド、だと思っています。 
 
グー・グー・ドールズみたいなバンド、他にないですか?という質問に10数年前に何と答えたか、忘れてしまったが、どう答えても多分その人の要望は満たされないでしょう。グー・グー・ドールズから感じる要素の組み合わせのマジックは他のバンドには出せない唯一無二の味ですから。
 





コメント(4)

そうですねー
ベスト盤も続編がありそうな選曲で、これからも良い曲
出してくぞっていう意気込みということでしょうか。
期待したいですね。
またすごいところと間違えましたねー(笑)
 
是非聴きなおしてみてください!!
 
そして良ければこの Dizzy up the girl も聴いてみて下さいね。
 

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