ヤードバーズ「ロジャー・ジ・エンジニア」 Yardbirds「Roger The Engineer」1966UK
[1] Lost Woman [2] Over, Under, Sideways, Down [3] The Nazz Are Blue [4] I Can't Make Your Way [5] Rack My Mind [6] Farewell [7] Hot House Of Omagarashid [8] Jeff's Boogie [9] He's Always There [10] Turn Into Earth [11] What Do You Want [12] Ever Since The World Began [13] Happenings 10 Years Time Ago [14] Psycho Daisies
たとえば3曲目の「Nazz are blue」の間奏などは典型的で、ベック以外の誰がこんなふに弾くのか、という感じ。はじめはなんだこれは、という違和感が、その内にははーん、と唸らされ、しばらくするとそれが必然的な音に聞こえ始め、やがては、まさに「世の中には2種類のギタリストがいる。ジェフ・ベックとそれ以外だ」という言葉通り、その唯一無二な異形の音にはまってしまうことになる。
僕もYardbirdsではこのアルバムだけ聴きこみました。
Happenings 10 Years Time Ago のリフは衝撃的でした。
ジェフ・ベックのキャリアで一番ロックン・ロールしていた時期でしょう。
他のグループのロックギタリストと比較してもこの時代では群を抜いていると思います。
ちょうどこの時期だと思いますが、「欲望」(BLOWUP)という映画でジミー・ペイジとジェフ・ベックが出演していますね。