1.So You Want To Be A Rock 'N' Roll Star (mcguinn-hillman) 2.Have You Seen Her Face (hillman) 3.C.T.A.-102 (mcguinn-hippard) 4.Renaissance Fair (crosby-mcguinn) 5.Time Between (hillman) 6.Everybody's Been Burned (crosby) 7.Thoughts And Words (hillman) 8.Mind Gardens (crosby) 9.My Back Pages (dylan) 10.The Girl With No Name (hillman) 11.Why (mcguinn-crosby)
【Bonus Tracks】 12.It Happens Each Day (crosby) 13.Don't Make Waves (mcguinn-hillman) 14.My Back Pages (dylan) alternate version 15.Mind Gardens (crosby) alternate version 16.Lady Friend (crosby) 17.Old John Robertson (mcguinn-hillman) single version
「Younger than yesterday」はバーズの4枚目のアルバムであり、バーズ前期の傑作。私が改めてバーズを聞き直してみようと思ったきっかけがこのアルバムであり、まだあまりバーズを聴いたことのない方はこのアルバムから入るのが良いかもしれない。初期のビートロックから硬派なロックへの移行の過渡期で、両方の要素がうまくまとまって成立しており、アルバム全体の締まりがよく、サイケロック、カントリーロック、ビートロックのポップさが調和していて、全体として1stアルバムのような勢いが戻っている。
7曲目はヒルマン作でマイナー調から転調してゆく構成がビートルズ的、逆回転テープのギター音が時代を感じさせるナンバー。8曲目はクロスビーによるまたまたサイケで少し難解なナンバー。そして9曲目はボブ・ディランの「My back pages」。ここまでのアップテンポな曲、サイケな曲の後に配置されたこの曲がここにあることで、この曲もそれまでの曲も活かされ両者が際だっているようだ。アルバムタイトルにもなった「younger than yesterday」というフレーズが印象的な正統でドラマティックなナンバーだ。あらためてバーズがディランの曲と相性がよいことを感じさせられる。ファーストシングル。