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洋楽名盤・新譜 レビューコミュの「A compilation of Portland Music, Volume 4 / Failing Records」

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「A compilation of Portland Music, Volume 4 / Failing Records」2006年US
http://myspace.com/failingrecords

<DISC 1>
We'll Blacken Up The Sky 3:45 Boy Eats Drum Machine
Wilcox 2:38 Wooden Nickle
Working & Drinking 3:28 Jared Mees
Doc Nubbins 2:33 Rollerball
A Story Of Peeple 2:44 Gingerbread Patriots
Lost Cosmonauts 2:32 Junkface
Bedrock 2:27 The Vonneguts
Leaders 1:56 Curious Hands
If You're Waiting 1:36 Sounds Like Fun
Can't Fall In Love 2:30 Blue Skies For Black Hearts
Halfpipes 2:43 The Truly Me Club
German Love 3:34 Starfucker
Q 3:19 Dykeritz
It's OK When It's Just You And I 4:07 Alan Singley & Pants Machine
Loopy 3:33 Michele Wylen
More 5:42 Téléphone
Wakeup Drive Thru 3:24 The Upsidedown
Even Happier 5:39 The Sun The Sea
Eulogy 3:13 Pentecost Hotel
The Bloodship 3:21 Andy Combs And The Moth
Lost In The City 2:23 John Callahan
Can't Stay 2:47 Michael The Blind
The Lego Song 2:47 Insomniac Folklore
Hajj 4:57 Pelican Ossman

<DISC 2>
Whip Crack 3:28 Titans Of Oblivion
Bele Du Jour 3:58 Snow Foxxes
Realness Keepers 4:22 Drats!!!
A Brief Regret 4:30 Heroes & Villains
The Transformation into Marlene 3:30 Vagabond Opera
Chinatown 3:10 James Sasser
I'm Gonna Lay Down In Front of My Lord 3:44 Drunken Prayer
Sandlewood 2:30 Lisa Krause
Morpheus God of Dreams 1:45 TheMasterPlan
Atlanta 3:30 Main Squeeze
Fingers Shoulders 3:18 U-Fi
Propheteering 3:53 The Ramhac
Eldorado 4:13 Mattress
Herr Riefenstahl 2:40 Iretsu
Wrong! Try Again, Follow Me 5:56 Ether
Tokyo Vertigo 4:41 Squank
Johnny Punchclock 3:46 Johnny Punchclock
She's In The City 2:02 Hey Lover
Rats of Lovely Street 1:05 Cafeteria Dance Fever
The Southern Suite 5:50 Here Comes A BIG Black Cloud!
Portland Pavement 4:17 Mr. Dove
Gon Fo Breffast 1:01 Wombstretcha

盆休みなど会ってしばらく書けてなかったが、その間、アメリカのポートランドに行く機会があり、そこで面白いコンピレーション・アルバムを入手したので、紹介したい。 
 ポートランド(オレゴン州)はここ最近インディポップレーベルがいくつかのバンドを輩出し注目を浴びている、シアトル(ワシントン州)の隣街だ。SUB POPが仕掛けたグランジで一気にミュージックビジネスの肥大化、バンドのプロトタイプ化がすすみ、街自体もビルが増えて都会になったシアトルと比べ、のんびりした雰囲気で緑が溢れ(町中が表参道のよう。ポートランド大の朝市はおすすめ)人間味が感じられるロハスな街ポートランドは、ほどよくグランジの影響を受けつつ、クリエイティブな才能がフレンドリーに活動できるとても雰囲気の良い街だった。有名どころではガスヴァンサント監督の「ドラッグストアカウボーイ」の舞台となった街だ。今回ゲットしたのは、ポートランドはノブヒルの「Music Millenium」という結構充実したレコードショップのレジカウンター横に積み上げてあった地元のインディレーベル「Failing Records」のコンピレーションアルバムシリーズの第4弾だ。

たまたまCDを目にしてレジのおじさんにどんなタイプの音楽?と聴いたところ、「POP Music!」との答え。日本から来たことを言うと、立て続けに東京のインディレーベルを挙げて知ってるか、と聴いてきたところからしてオーナーさんか誰かだったんだろうか。

早速、聴いてみたところ当然POPと言っても、かなり良いレベルのインディロックが満載。2枚組で46曲入りで、確か7ドル。

全体的な印象は、肩の力の抜けた明るめのインディ・ロック、ソニックユース風もあれば、ベック風のものもあり、でも結構WILCOやJAYHAWKS的オルタナカントリー風が多い、と感じた。やはりそういう時代なのだろうか。

グランジの頃の悲壮感や重いへヴィロックも数曲あるが、全体的な印象が重くない。そして、46組のバンドの個性は全くバラバラで、統一感がないのだが、そこがいい。好きな曲を自分らしく気ままに演奏している。そのこと自体が音楽の質であるかのように。まるで、あのカートコバーンが、エディヴェダーが願った、好きな音楽を好きに演奏して、それをただ楽しみたい者皆がそれを楽しむ、そんなありそうでなさそうな状況を手のひらで大切に育てるような。

全体的に曲の質は結構高く、個性もそれぞれ粒だっている気がした。全体的なレベルが高いのだろうか。人気があるのでVol.4まで続いているのか。とても興味深いアルバムだ。ポートランドはこれからもっと注目を集めても、このままバッラバラを貫いてほしい、そうすればそこそこの注目度で、留まるだろうし、何よりあんなことはおこらないはずだ。。この街にビジネスはあまり似合わない。そんなことを思いながら、とても人間的なぬくもりのある街ポートランドを後にした。


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