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尾道着物散策コミュのきもの蘊蓄(うんちく)Q&Aコーナー

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着物のこんなこと知ってますよるんるん
こんなお話し聞いたことがありますよるんるん
着物に関する事、和文化に関する事でしたら何でもOKexclamation

皆さん、このトビで蘊蓄合戦してみませんか?
そしてわからないことがありましたら質問もこのコーナーにexclamation
その質問は私に任せて手(パー)と言う方はふるってお答えもして下さねるんるん

みなさんよろしくお願い致しますわーい(嬉しい顔)

コメント(3)

それでは、まずは私から。。。。

着物の更衣(ころもがえ)について少しお話を・・・・

夏も終わり着物の世界では絽や紗、上布などの透ける薄物から透けない単の季節になりました。
でもこの単の着物を着る時期は本当に限られていて一年のうち六月と九月の二ヶ月間の間だけ。
十月から明けて次の年の五月末までは、袷の着物になります。

更衣(ころもがえ)の習慣は平安時代から始まったそうです。
中国から伝わりその頃は旧暦十月一日と四月一日に行われていました。

更衣といって思い浮かぶのは、あの源氏物語の主人公『光源氏』の母、桐壺の更衣・・・・

いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに・・・・

更衣というのはもともと天皇のお着替えを取り扱う女官の役職名でした。
この役職名としきたりの更衣を分けるために更衣はいつのまにか衣替えと言われるようになったようです。
それから後、衣替えは庶民の間にも広がっていき、江戸時代には幕府によって一年に四回の衣替えが定められました。
明治時代になると、西洋文化が入り洋服を着る人が増え政府が六月一日を夏の、十月一日を冬の衣替えと改めました。今でも制服を着るところの多くが六月一日と十月一日を衣替えの日としています。

昔の大阪の商家では着物は四月一日から袷、六月一日から単、七月一日から薄物、九月一日から単、十月一日から袷、十一月一日から綿入れと言うようにかなり細かく決められていたようです。このしきたりを間違えようものなら、もの知らずと笑われ、嫁ぎ先から離縁された御寮人さんもいらっしゃったとか。

現在はそこまで厳しくなく衣替えは十月一日から明くる五月末までが袷の着物、六月と九月が透けない単、七月と八月が透ける薄物となっています。気候も昔とは変わり六月、九月でも30度を超える日もあり10日前後は幅を持たせてもいいとも言われています。正しいことを知った上で、着ていく場所さえきちんと選べば、普段は、少し位の自由はかまわないのかもしれません。
ただ季節先取りと言われる着物の世界、素材だけでなく色や柄でもやはり一足早い季節感を楽しみたいものです。

着物うんちく…
大変勉強になります!
着物を勉強すると…本当に面白いです!
着物から私もひとつ…

来年の干支(虎)寅から…虎は鋭い眼光と俊速な動きが表すとおり、勇気の御守りとされ特に母性愛の強い動物…子供の成長の御守りとしても喜ばれ〜張り子の虎や神社の御守りにもよく見られます。虎
手放すことの出来ない物を「虎の子」といいますが…虎か子供を大事にする事から来ています。
虎
方角で言うと〜西を守る神、着物には産着や羽織の裏地によく使われ〜「虎の力をかりて邪気を追い払う」意味があるそうです。グッド(上向き矢印)
手(チョキ)虎
来年はちょっと着物の見方を変えて楽しみたいですね。

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