推理将棋（隣の将棋）コミュの342番　初形配置詰？？

（2008.5.25　22：40　修正3）

「さっきの将棋はもう終わったのかい？」
「うん。これが投了図さ。」
「何これ？１手も指さずに投了したのかい？」
「良く見てくれよ。確かに対局開始時に駒があった40ヶ所全てに駒があるけど
　微妙に配置が変わっているだろう？僕が17手で詰まして勝ったんだ。」
「本当だ！良く見ると確かに詰んでいる！それにしても、何でこうなったんだ？」
「この将棋では不成が一度だけあったけど、それは８段目の駒を動かす手だったね。
　あと、僕が駒を成った直後に相手が角を動かしたことがあったな。
　それと、王手は最終手に駒を成った１回だけだったよ。」

遠目には初形と同じように見える終局図となったこの将棋、
いったいどんな手順だったのでしょうか？

第339番「消えた１枚」から派生したお笑い詰め上がり作品です。
条件を以下に整理します。

（1）17手で詰み
（2）終局時、初形で駒があった40ヶ所全てに駒が居た
　　「初形で駒のあった40ヶ所」とは、1段目・3段目・7段目・9段目の全マス
　　（9×4＝36箇所）及び22・82・28・88の4箇所、合計40ヶ所です。
　　　この全てに駒がある形で詰みです。
　　　ただし、各箇所にいる駒がそこに元居た駒とは限りません。
　　　例えば23に先手の龍が居たり、79に先手の金が居たりしても構いません。
（3）不成は、8段目の駒が動いた1回だけだった。
（4）先手が駒を成った直後に後手が角を動かしたことがあった。
（5）王手は駒を成った最終手1回だけ。

色々なパターン（余詰）がありそう。余詰指摘・作意解答ともにお待ちしています。

コメント(6)

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[1] mixiユーザー 05月16日 21:22

おお！　凄い条件！　歴史的傑作か！？

解けない・・・

[2] mixiユーザー 05月16日 22:45

橘さんより余詰指摘がありました。ありがとうございます。

修正は条件（4）を「先手が駒を成った直後に後手が角を動かしたことがあった」と修正します。

＜修正1＞
（1）17手で詰み
（2）終局時、初形で駒があった40ヶ所全てに駒が居た。
（3）不成は、8段目の駒が動いた1回だけだった。
（4）先手が駒を成った直後に後手が角を動かしたことがあった

[4] mixiユーザー 05月16日 23:35

豪腕橘氏からまたも余詰解を頂きました

。

条件を増やさずに消す案も幾つかありますが、まだまだボロボロ余詰が出てきそうなので、「先手が駒を打ったのは1回だけ」を追加します。これで解く方針も立て易くなると思います。

＜修正2＞
（1）17手で詰み
（2）終局時、初形で駒があった40ヶ所全てに駒が居た。
（3）不成は、8段目の駒が動いた1回だけだった。
（4）先手が駒を成った直後に後手が角を動かしたことがあった
（5）先手が駒を打ったのは1回だけ。

[5] mixiユーザー 05月25日 22:40

まじー氏、たけとひで氏より別々の余詰解を頂きました

。皆さんお強い！。

修正案3として、条件（5）を「王手は最終手の駒成りだけ」と変更してみます。全く自信はないですが…。余詰指摘お待ちしています。

[6] mixiユーザー 05月26日 08:20

たけとひでさんから作意解を頂きました

。ありがとうございました。