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推理将棋(隣の将棋)コミュの139番 心理試験

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「今日の心理学の授業は、抜き打ちテストを行うぞ」
「ブーブー言うんじゃない! この将棋を指した二人の対局心理を分析するんだ」
「とどめはこのように小駒を成る手で、わずか11手で詰んでしまった」
「同歩を怖れない歩頭の角に、後手は正着を逸してしまったようだ」
「玉が一度だけ動いたんだが、それも悪手だったようだ」
「途中で後手が金を動かしたのは、何を狙ったのかも考えんとな」
「不成が二度も出てきたぞ。どう見ても打歩詰と無縁なのにだ」
「そして玉が二段目で詰んだ時、先手に持駒がなく、後手には持駒に歩が一枚だけ残ったわけだ」
「先生!判りました。先手が後手よりも強かったんです」
「バカ者!君には単位はやらん」

詰将棋界の巨匠の作品名を借用しました。
てんこ盛りの条件(ヒント)が示す将棋とは?
心理試験を受けているのは、ことによると貴方なのかもしれません。

コメント(7)

出題から10日ほど経過しましたが、正解者が現れないので、ヒントにならないようなヒントを一つ、コメントさせていただきます。

出題文には、解答者心理を予想した「罠」を二箇所仕掛けたつもりです。
誤解のないように弁解しますが、もちろん「嘘」はありませんあせあせ(飛び散る汗)
この文章から「これを予測するだろう」といった、ことによると一人よがりの罠です。

また10日後には、その二箇所がどこかを明かす予定です。
まささんより、余詰指摘が届きました涙
ほぼ作意順なのですが、このルートは気付きませんでした。
粗検お詫びいたします。
修正は容易でしたが、なかなか一発完全とは行きません。
「玉が一度だけ動いた」を条件に加えて修正とします。


「今日の心理学の授業は、抜き打ちテストを行うぞ」
「ブーブー言うんじゃない! この将棋を指した二人の対局心理を分析するんだ」
「とどめはこのように小駒を成る手で、わずか11手で詰んでしまった」
「同歩を怖れない歩頭の角に、後手は正着を逸してしまったようだ」
「玉が一度だけ動いたんだが、それも悪手だったようだ」
「途中で後手が金を動かしたのは、何を狙ったのかも考えんとな」
「不成が二度も出てきたぞ。どう見ても打歩詰と無縁なのにだ」
「そして玉が二段目で詰んだ時、先手に持駒がなく、後手には持駒に歩が一枚だけ残ったわけだ」
「先生!判りました。先手が後手よりも強かったんです」
「バカ者!君には単位はやらん」
まささんより修正後、速攻で作意順をいただきました。
駒場和男さんの詰将棋「心理試験」は正解者ゼロの難問でしたが、命名をお借りした本局には正解をいただきましたので、ホッとしています。
ありがとうございましたうまい!
やっと解けました指でOK。駒場作品は解いていないのでわかりませんが、本作は難問でした。

条件が多く推理しやすいだろうと思って取り組みましたが、作者の罠にしっかり嵌まってしまい、紛れの大海を彷徨う結果となりました。作意順も巧妙で、なかなかこの収束形が浮びませんでした。

多くの条件を用いて巧みに紛れ筋へと誘導する、こういった心理作は会話型プルーフゲームならではの表現で、色々なアイデアが考えられると思います。まだ作例が少ないこの分野の先駆的秀作と思います。
次のヒントは10日後といいつつ、忙しくなって、だいぶ経ってしまいました。
解答者心理を予想した二箇所の「罠」とは・・・・。

(1) 「同歩を怖れない歩頭の角に、後手は正着を逸してしまったようだ」
  「歩頭の角」には、相手の歩頭に角を移動する手と、打つ手とがあります。

(2) 「先手に持駒がなく」
  使いにくい駒は取りたくない心理が働くことを予想したもの。

この二つは意図的に使った条件で、条件を変えれば、すっきりした簡潔なものにもできます。
とりわけ意識したのは、7手詰基本手筋への誘導でした。
以上、ヒントになりますかどうか。
遅れてしまいましたが、2番のコメントに従って問題文を修正しておきました。
>natsuoさん
修正ありがとうございます。


そろそろ解答発表の時期ですが、ここまで来たのですから大晦日あたりにしようかと思います。正解者は今のところ、まささんお一人。
そこで最後のヒントを。
その前に条件を箇条書きします。

●11手で詰み
●とどめは小駒を成る手
●”歩頭の角”の指し手があった
●玉が一度だけ動いた
●後手が金を動かした
●打歩詰と無縁の不成が二度あった
●玉は二段目で詰んだ
●終局時、先手持駒:なし、後手持駒:歩

より少ない条件で済むものを、意図的に”てんこ盛り”にしてみました。
もちろんこの組立てでは、不要な条件はありませんが。
作品自体の狙いは「新味ある手順」ですが、問題文の狙いは「有名な紛れ筋(7手)に誘うこと」です。従って例の7手(76歩〜44角〜)応用では詰みません(正確には「詰まない予定」あせあせ

前置きはこのあたりでラストヒントを。
条件の山が増えすぎて、却って判りづらかったりしてふらふら

(1)後手の金は二度動きました。
(2)不成が二度、成が二度あります(うち一度は小駒)。
(3)不成は限定のための条件。
(4)成は必然で、ここを不成では詰みません。
(5)初手はもっとも平凡な手。

それでは大晦日にまた、こちらと正解トピックで。

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