Paul McCartney & Wingsの第7弾アルバム。 レコーディング中に2人のメンバーが脱退したために、残った3人でほとんど仕上げた、という点では"BAND ON THE RUN"と似ている。
1. London Town 2. Cafe on the Left Bank 3. I'm Carrying 4. Backwards Traveller 5. Cuff Link 6. Children Children 7. Girlfriend 8. I've Had Enough 9. With a Little Luck 10. Famous Groupies 11. Deliver Your Children 12. Name and Address 13. Don't Let It Bring You Down 14. Morse Moose and the Grey Goose
先行シングル”Mull Of Kintyre"が英国で最も売れたヒット曲(現在ではBand Aidの"Do They Know It's Christmas?"である。)となり、「Beatlesの栄光はPaul一人によるもの」と言われ始めた頃である。
英国民謡のような感じで、他国ではヒットしない国が多かったが。
これに自信を得たPaulは「ヒット曲というものには興味がない。今まではファンが喜ぶものを考えてきたが、もう自分の好きな曲しかレコーディングしない。」と宣言する。
”RED ROSE SPEEDWAY"より5作連続でヒット・チャートの1位に送り込んでいたが、このAlbumは残念な事に2位止まり。
その時の1位はMichael Jacksonの"THRILLER"に敗れてしまうものの、依然として歴代2位の大ヒット・アルバムの"SATURDAY NIGHT FEVER"のサントラ盤でした。
シングルでは9がBillboardのチャート等で1位となっています。米ではアルバムとは違うテイクですが。
一番最初に当時のミュージックテープを購入したのが
このアルバムです。当時は、ウォークマンはなかったので、
かばんにテープレコーダを入れて、イヤホンで聴き歩いたのを
懐かしく思い出します。
好きな曲ベスト3は、「With a Little Luck」
「London Town 」「Famous Groupies 」です。