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いい音楽を探せ2!コミュのクロスーオーバー

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人は音楽をジャンルで括りたがるのは
そもそも何故と考えるように最近特に思うのですが、
それはその音楽を指して分りやすく説明する為の記号であり、
やはりそこにビジネスとしての道具として扱われるからだと
僕は思っています。

そして何時しかジャンルを選択する事が自分の個性だと思い込み
そのジャンルを選択してはある種属す形で自己主張する様に、
時代を問わず今でも根強くその思想が蔓延していると思います。

で、さらに呼応するかの様に現れたクロスオーバーという言葉。

その言葉こそが曖昧且つ疑問に思う言葉の一つ。

そもそもジャンルに縛られる事を嫌い、
それに対するカウンターカルチャーの様に出現するも
何時しかクロスオーバーも1つのフォーマットとして形を変え、
新たなジャンルとして認知されてしまう様になった。

例えば80年代初頭で言うとスラッシュなんて言葉が出てきたけど
メタルとパンクのクロスオーバーがメタリカ、アンスラックス、
スレイヤー、メガデス等のバンドによって新しい音楽として
世界に鮮烈なデヴューを果たすも其れは一つの形として扱われ、
アーティスト単体というよりもムーヴメント的な目で捉えられ、
スラッシュメタルとして棚が作られる現在の結果になりました。

其れはやはり音楽単体の性質を商品化する側がジャンルを使い
差別化を図る事でターゲットを絞るだけの事でしかならないのに
それに続くアーティストというのは往々にしてジャンルに縛られ
何一つ発展する事なくジャンルと共に風化していく事となる。

しかし80年代後半から90年代初頭に掛けて音楽のジャンルが
これでもかとメジャーシーンでは一挙に増えることになります。

ハウス、マッドチェスター、パワーポップ、メロコア/メロパン、
ブリットポップ、ブリストル/トリップポップ、ローファイ、
ドラムンベース、テクノ、ヘヴィロック、ミクスチャー、エモ、
グランジ、オルタナ、シューゲイザー、インダストリアルetc......

これだけターゲットを細分化してしまったが、マーケットとして
センセーショナルなのはUSのオルタナ/グランジロック勢。
ニルヴァーナ、スマパン、ベック、レッチリ、コーン。

しかしながらこれもまたジャンルの波に飲まれていく事になる。

レッチリやコーンはミクスチャーやヘヴィロックにカテゴライズ。
あらゆる音楽要素を含んでいたアーティストは
一つのジャンルとして扱われ、遂には孤高とまで呼ばれ、
自分の撒いた種で育った畑の中で吸収する事を余儀なくされた。

周りの騒ぎ様とは別に音楽そのものは特に進歩を見せません。
其れはメジャーシーンに限った事なのですけど。
(勿論メジャーにも素晴らしいアーティストはいます)

比べてアングラシーンはどうかと言うと、これがまた別の話で。
アングラと言っても色々ありますが、その中でも一部は
ジャンルという言葉さえ存在しない音楽を淡々と創り上げ、
あまりの扱いにくさに売る側に見放されていたものはあります。
それでもそんなコトを気にせず制作し続ける。

勿論それも元を辿れば
色々な音楽要素を1つ1つピックアップ出来るのでしょうが、
本質はそこではなくフィーリングを如何に重視出来るかどうか。

つまりジャンルを横断する事を重視するのではなくて、
音楽そのものを評価する事が大切な事だと思うのです。

音楽を聴く事について雑食であるかどうかなんてどうでも良くて、
如何に音楽そのものを愛している事が伝わるアーティストは
自然と巷で言うクロスオーバーをやってのけていて、
アレとコレを評価を得る為、意図的に組み合わせてみよう等とは
考えないと思うのです。

ですのでリスナーにも言える事ですが、雑食である前に
音楽に対してもっとフィーリングを重視して、周りの風評は
後回しにしてみる事を僕はお勧めしたいです。

雑食である事はほぼ不可能です。
しかし貪欲でいる事は可能です。

そういった貪欲な姿勢のアーティストが奏でる音楽は
僕はいい音楽だと思います。

同時に知識よりも深い感動を音楽から得る事が出来る聴き手は
たとえ聞く幅が狭くともいいリスナーだと思います。
勿論知識も重要な所なのですが。

そういったアーティストを僕は求めています。
別に実験的でなくてもいいので、フィーリングを重視していて、
唯一無二で多様性を感じさせる音楽を放つアーティストの情報を
有名無名問わずに御待ちしております。

非常にお粗末な前置きが長くなりましたがw
ここに参加しているメンバーの皆様でしたらそういった音楽を
膨大な知識や経験によって培われか感性によって
選んで頂けると思っておりますので、宜しく御願いします。

コメント(19)

ベタなんてレベルを超えてますが・・。

Beatles・・・
個人的に、たんに器用な人はこのカテゴリに入れたくないですね。

えーと、ほとんど忘れられている、
ダニエルダックスさんはどうでしょうか。
ソロやバンドやゲストで、様々な事を試みていた方です。

http://digitalvampire.net/menu/frame.html?http://digitalvampire.net/music/danielle_dax.html
ジャンルわけがいかに商業的なことか考えさせられました

音楽はあくまで商品でなく芸術であってほしいです

anticonというレーベルのアーティスト達がおすすめです

hip hopのレーベルですが古い感じのrockやjazzなどをとりいれてます

ときにはhip hopのわくをこえてます

最近のうるための音楽とは違います
ひひひさん>

初めまして!
ビートルズが一発目ってのはいいですねw
相応しいと言うか。
僕はリボルバーが好きです。


tueさん>

ダニエルダックス、知らないっすね〜。
今聴いて、プロフ見てますけどローファイな感じすね。
ジャケ絵とか見るとヘビメタみたいだけどメチャポップですねw
ただ1つ1つの音はかなり変態と言うか。。。
勉強になります。


310さん>

初めまして!
アンチコンのアーティスト好きですよ!
というかアンチコン名義もあったりややこしいw
かなりアブストラクトよりだったりエクスペリメンタルな
ヒップホップを展開していますよね。

先鋭的という意味ではワープの連中も有名ですよね。
ANTIPOP CONSORTIUMは解散してしまいましたが
いいアーティストだったと思います。

Beansとしてのソロ活動も好きですけど。
ライブで見たパフォーマンスは未だに頭に焼き付いています。
その時のメンツはBattles、Prefuse73で、
最期に3組でセッションしていました。
正に「音楽」って感じでしたねw
自然なクロスオーバー!
bringthenoiseさん>

初めまして!

>音が流れ出した瞬間に、時間も空間も一気にその「色」に染めてしまう人。まぁ「記名性」といってもいいんだけど、そうした力を音楽に込められる人(あまりいませんが)が、やはり好きですね。

一つのクロスオーバーって言葉の核なのかも。
そうなんです、空間を、その音楽でそのアーティストの空間に
してしまう事が出来るアーティスト!其れですよね。

TVに出てきてもフェスであっても、そのアーティストの空間を
創り上げる事の出来るアーティスト、音楽。。

極論で的外れかもしれませんが例えばフジロックとか行っても、
思い出としてはフジロックが良かったというよりも、
◯◯というアーティストが良かった!と思わせて
フジの自然等も相乗効果はあるけども、まあ添え物的だったなと
感じさせるくらいのアーティストがいいのかもしれません。

ジョニミッチェルもマイルスもそんな空気を創りますよね。
ジョニミッチェルとピーターガブリエルの共演なんかも
異種異様な感じもしましたしw
そういう意味でのクロスオーバーも面白いですよね。

マイルスはもうジャズの枠とかいうのではなく
ただただシビレます、かっこい〜!
表現力が追いつきませんので表現出来ませんw
bringthenoiseさん>

その辺もその人の音楽の力で空間を作るってことで、
よく言われる「人種や言葉や国境を越える」力を僕は信じます。

渋さは断然ライブですよね!
反則な感じすらします、プロの宴会にお金出す感じw
でも本気だから。。。エネルギー!を感じずにはいられません。
そして渋さ知らズのジャンルを人から尋ねられたら、
「長くなるけどいい?」と前置きを挟みw
自分の体験した事を話します。

ジャンルというのを真っ向からは否定しないのですが、
そのジャンルが置かれている現状だけに左右されるのは
停滞を意味するモノだと思います。

もしジャンルと向き合うならルーツを探ったり、知識を深める。
そしてこれからを考える。

其れが嫌なら僕はジャンルという概念を重視せず、
適度に利用しては貪欲に音を感じて自分なりに深め、
表現したり聴いたりするのが理想だと思います。

それだと伝統音楽、民族音楽はどうなんだとか
言われそうですけど、伝統の音楽にはそこに深い歴史と
豊かな感性があるから続いている。
掃いて捨てるほどある商業音楽と比べられません。
とか思ったり。
>10カウントさん
ぼくがこのコミュに入ったのは、ベタな名前を出しやすそうだからです。
いい音楽を探せコミュは各人が聴いたことないアーティスト探しのために入ってる感じがしたので、Beatlesなんて出す機会はなかったです。

あと、民族音楽で考えましたが、民族音楽は、文化や宗教が伝わる際に音楽も伝わったりして、そこでなんらかのクロスオーバーがなされてたんではないかと。
たとえばブルースだと、アフリカから連れて来た奴隷が、西洋の楽器で彼らの音楽を演奏したところから生まれたものですし。
そういえば日本、韓国、中国と、伝統音楽に共通点が多いですし。
(この辺の歴史はあんまり知らないですが^^;)
でも、アイヌ音楽とか、アフリカの奥地の音楽みたいに、他の文化の影響のあんまりない地域の音楽はそうではないでしょう。

民族、伝統音楽は商業音楽のベースでもありますしね。
ぼくも比べ物にはならないと思います。
ドビュッシーもビートルズも民族音楽に多くのものを習ったわけですし。

あと、ぼくはジャンル分けは絶対賛成です。
探すのに便利だとかそういうのもありますが、そのジャンルが好きで他はいらない!という方が金もかからないし、本当はシアワセなんじゃないかと思ったりもします。
ひひひさん>

なるほど。
つまりジャンルをカルチャーと紐解き、
音楽の歴史を絶対的尊敬を基盤にした様な考え方かな?

時代背景からクロスオーバーされてきたであろうルーツ音楽は
今現存する現代音楽の殆ど、いや全てがそれに当てはまります。

実際僕もレコ屋でCD探す機会があるときはジャンルを下に
探すことが多々あります。

しかもジャンルというモノを確立しておけば
実際に音楽を鳴らす側の人間にとってはその方法論や技術等を
その括りでの先人達から効果的に情報を得ることが出来て
更に洗練されたモノを生み出していくことが出来ます。
それにもしかするとまたそこから新しいモノが生まれる。
それはやはり其の時代により生み出される奇跡かも知れません。

そんなこんなで時代と共に音楽が発展していく・・・
勿論そういう意味では賛成なんですけどね、

・・・しかし僕は何故だかベタでも何でもいいんですけど、
往々にして感動する音楽と出会すと時は何かジャンルを超えた
ある種のオーラの様なモノを感じてしまうのです。

時代を待つより、今アクションを起こしたい欲求のままに
時代に対してのカウンターを打ち出したい。
其れは自然発生的ではなく突然変異のように彗星の如く現れる。

それは其の音楽に対する自分からの我が侭過ぎる愛情です。
それは最早ジャンル云々等軽く超越した感性と言う説得力。
ジャンルを意識せず自らの音楽史と経験で培われた感性を、
湧き出るままに、初期衝動のように任せて創る。
当然積み上げてきた音楽に対する知識等を加味することもあるが
それを意識せずに如何に音楽と向き合って創っていくか。

其のベクトルの向きがマーケットへ向けてか、
それともリスナー、オーディエンスに向けてか、
はたまた其の音楽自体へ向けてか。

市場と聴き手は勿論繋がってるし其れを生業にする者にとっては
死活問題ですので、軽視は出来ないでしょう。

ただ僕は作曲の過程には其の曲について全神経を注ぎ、
感じるままに創り上げられたであろう作品に無性に感動します。
ライブ時にも客を気にせず全神経を音楽に注ぎ込む演奏は
正に其の名の通りのライブだと思いますし。

こういうアーティストは時代によって数の差こそありますが
何時の時代にも必ずいたと思うんです、僕は。


ただ其れとは逆にもう一つ、野心。
この野心を持つ音楽家というのもまた面白い存在です。
今の時代この野心家と言われるアーティストの割合が
とても高いように思います。
其れは先にも出ましたがアンチコンやワープのアーティストにも
代表されるものや、レディオヘッドや古くはプログレ勢など
音楽に対する研究に貪欲で、深い造詣をもつ者達です。

様々な音楽を冷酷なまでにカットアップ/コラージュのように
(これはもうヒップホップのような感覚)
バラバラに解体しては積み上げていき構築していく。
音楽の理論に詳しいだけに其の音楽の特性や構造を把握し
全く新しい音楽の形を提示するもの。
僕はこういう人たちも好きです。

演者のジャンルに対しての接し方が如実に現れています。

そう、トピ本文では敢えてジャンルに対しての
嫌悪感や不審点を感じる否定的な雑文を打ち出しましたが、
ジャンルというモノの捉え方次第ですが僕もある程度
あってもいいモノだと思います。

ただ其の接し方次第だと思うんです。
そして一番大事なのは音楽そのものとの接し方。
つまりは自分との接し方にも形を変えるかもしれませんが。

音楽といい付き合い方をしているアーティストが
いい音楽を創っている、いい音楽と付き合っている。
そう思います。
皆さんこんにちは!

「ジャンル」に対する考えかたというのは様々ありますね。

僕は、通常流通しているジャンル、もしくは普段人々の間で話が出ているようなジャンルという考え方を持っていません。
ジャンルで細分化されていても、実際は、そのテクニックであったり、背後にある想像力が同質なものであったりする。

だから実際は、ジャンルが細分化されていますが、音楽自体が進化しているわけではないと思います。
今現在、「ジャンル」というのは「シーン」や「嗜好」というレベルで細分化されているように思えますが、それを超えたカテゴライズができると思っています。

わかり易い例で言えば、

テクノ・ハウス・トランスは「4つ打ち電子音」とカテゴライズしている。
あくまで個人的にで、それが正しいといっているわけではないです^^

しかし、「キューバ音楽」は「サルサ・ラテン音楽」は明確にジャンルわけしている。
なぜなら、キューバ音楽にしかできないアカデミックな部分や、強烈なテクニックやエネルギー、圧倒的な明るさを持っているからです。


もしも200年くらい経過した時に、一つのジャンルで歴史に残るのは、2、3人で、逆に、テクノから3人、ハウスから3人、トランスから3人、計9人といった形で、

〜当時、テクノ、ハウス、トランスと呼ばれる「4つ打ちの電子音」をやるアーティストがいた〜

みたいな形で紹介されて、実際にそれを聴いた人は、やっているスタイルや想像力が似ていて、何でこれがテクノとかハウスとか細分化されているんだろうか、と疑問が出る人も出てくると思います。「ハードであったり、オシャレであったりするだけじゃないか」と。


音楽を「はじめに音ありき」でやっているアーティストと「はじめにジャンルありき」でやっているアーティストがいると思います。

はじめに音ありきは、想像力を持ち、音を創造的に操るテクニックも持ち合わせている。
そういうアーティストは、確実にそのジャンルの先駆者であったりする。先駆者でないにも、その想像力に共時していれば、それこそクロスオーバーなものを創造することができる。

しかし反対にただ単に、こういうジャンルが出てきたから音を取り入れよう、とか、こういうジャンルが今かっこいいみたいな、イージーな考えで音を発信している人がいて、それはメジャーレーベルのアーティスト担当がマネジメントの一環で、イメージから音作りからアーティストをいじっていくのですが、
そういうところに、想像力があって、パンチがあって、全身に音楽が響き渡るようないい音楽は生まれないですよね。

それは「ファッション」だと思うのです。

「ファッション」が生まれてくるのとパラレルに「資本」が生まれてくる。

音楽はそもそも、高度な概念なので、理解が難しいものも多々あるので、イメージやらファッションやらで音を発信する人や、音を聴く人は大勢いる。
ninjatuneの音楽なんか、日本でまだ知名度が低かった5、6年前くらい前に、周囲の人に音を聴かせても全く理解しておらず、PVやDVD集を見せたときに、「かっこいい」と言っていた。

「MTV」があそこまでビッグな企業になったのも、現代のようにここまで音楽ビジネスが興隆しているのも「映像」がかなり大きな影響を及ぼしている。

つまり「はじめに音ありき」ではないんですよね。
「はじめに音ありき」で音楽と向き合っている人は、少ないのだと思います。

しかも、時代が求めている音楽を発信するのは音楽家の役目ですが、それはあくまで「無意識的」なもので、ビジネス的、もしくはファッション的に生み出している音楽は「意図的」だったりする。

そういう音楽は「本能」を刺激しないです。
音楽の中に「自由さ」を感じません。
そして「快楽」がない。

だから10カウントさんのお話がとてもわかります。

やっぱりそうなってくると、ビートルズやマイルスデイビスなんかは、ベタの中のベタかもしれませんが、ベタという言葉を使いたくないですね。

逆にベタと言われて本当にそのベタがしっくりくるアーティストもいる。


有名、無名にも関わらず、時代や流行、そして企業によるプロモーションに関わらず、真にクオリティの高い音楽を共有したくて、このコミュを作ったわけです。

というわけでよろしくお願いします^^/
kyoさん>

凄く分りやすいです!

で、このトピックは其のコミュ趣旨に即しているのでしょうか?
作っておいて少々不安ですw

ジャンルやクロスオーバーなんて言葉をクローズアップして
実際は凄くアバウトなんですけど、、、
其の方がいい、というか、入りやすいな、と思ったもので。

でも皆様の貴重な御意見を絡めて紹介して頂いたアーティストは
とても勉強になります!
色んな解釈を吸収していきたいですし、
色んなアーティストや色んな聴き方なんかも、
吸収していきたいと思います!

宜しければまだまだあるかと思うので共有していきましょう☆

*メチャ張りきってますが、知識としては皆さんほどではないと
 思います(好きだけど)ので御教授の程も兼ねて宜しくです!
 
10カウントさん

このトピックは問題なしです!
逆に大歓迎だったりします!

「音楽に関するトークトピック」

であったり、

「テーマ・コンセプトに沿った音のシェア」
のトピック、もしくはその混合みたいなトピックを考えてます。
まだまだ本格的に取りかかれていませんし、まだまだ手探り感もあります。

その他にもあれば自由にトピック立てて頂ければと思います(^O^)/
ちょっと話がズレるところもありますが・・

>ビジネス的、もしくはファッション的に生み出している音楽は「意図的」だったりする。
思想を音楽で表現したり主張したりするアーティストがいます。
彼らは自分の思想に適した音楽表現、ジャンルを自然に選んで、自分の欲求と思いだけで活動していきます。
そこから生まれる音楽の多くは単純ですが凄いパワーがある。
岡林信康なんて音楽的には直球一本ながら、同業者の歌詞にさえ名前があがるというほどの影響力です。

で、クロスオーバーに関して言えば、はじめにクロスオーバーありき、というか、それを売りにして名をあげようというアーティストはつまらないということになりそうです。
自分の理想を求めて結果的にクロスオーバーになってしまったというようなものが、真に感動を生む音楽と。

スラッシュが出たのでそれを例に挙げれば、スラッシュがデス、ブラックなどに進化する時なんかはただ、より激しく速い音楽を求めたがゆえに、自然とブラストビートやデス声が生まれたわけで、ただの足し算みたいなクロスオーバーではないですよね。

そういうわけでジャンルの始祖と言われるようなアーティスト=真のクロスオーバーともいえそうです。
それ以外となると
>たんに器用な
アーティストといえるのでしょうか。

器用なアーティストも個人的には楽しく聴いています。
むしろ、逆にわざとらしさ全開のアーティストも楽しいです。
まず歴史に残る存在にはならないと思いますが(笑
ま〜あんまりよろしくない事件を起こしたりしたんですけど、
ブラックっていう名前も出てきたのでノルウェーの黒い森でも。

BURZUM
【http://www.myspace.com/burzumonline】

ユーロニモス殺害で服役中のバーグが投獄前に作った
"Filosofem"が個人的にしっくりきます。
オーケストラを導入するエンペラーのように派手じゃないし、
メイヘムよりもメタルメタルしてないw?けど、
妙にアンビエントな仕上がりになった不思議な作品は、
後期のインスト作品の布石かのように提示されています。

パッと聴いた感じどっからインスパイアされたのか
よく分からない、というか考えさせない感じが僕は好きです。

ノルウェーの中でもUlverも個性的進化を遂げていますね。
現在進行形でいくとUlverもベテランの域ですけど
まだまだ進化、深化していく様な気がして楽しみです。
【http://www.youtube.com/watch?v=nwSjaf3aa2M】
異形のクロスオーバーないい音楽だと思います!
アこういう事なら、
個性的なミュージシャンは、
総てクロスオーバーで良いような気がしてきました。
ジャンルを混ぜるというより、
ジャンルの枠組みを動かしてしまうこと。
元ネタの有る無しに関わりなく、何かを付け足す事、
それがクロスオーバーではないのかな?
伝統芸能の場合、
ほとんどやり尽くしているから、目立たないけど、
おそらく総ての音楽に、当てはまるような気がします。
tueさん>

そうなんです。
クロスオーバーなんて言葉を出しましたけど
音と音を重ね合わせるだけでクロスオーバーなのかもしれません。
ただ僕には其れが凄く重要な事じゃないかなって思うんです。

ギターと歌、ベースとドラム、ピアノとストリングス。
これだけの音の交わりだけでも全然違います。
其の基本的な「違い」を楽しめる遊び心があるかないかが
いい音楽かどうかを判断する部分だったりすると思うんです。

伝統芸能、雅楽の笙も中国から仏教と共に飛鳥文化が栄えた
日本に伝来され広まりましたが、本来笙は17本竹があり
其の本数分音が出ていたのですが其の日本の演奏家の感性で
2音分は余計だという事で15本になったと言われています。
(実際は17本竹はあるけど2本分は鳴らないようになっています)

これも日本人の感性と中国からやってきた楽器の
クロスオーバーが成したものだと僕は思います。

時代背景もありますし方法論もありますけど
ただ其処にどれだけ音の響きや曲に対しての情熱や野心が
注がれているかを僕は焦点にしています。

このジャンルはこういうものだからこの音以外に考えられない!
みたいなものではなくて、貪欲に音に対する探究心と情熱で、
はたまた衝動的な感性で組合わさるクロスオーバー。

聴き手の対象は人間ですから、科学的根拠も必要でしょうけど
科学も未だ完全に人間の感性を説明出来るほど進歩していません

音楽も同じくまだまだいい音楽があると思います!


で、こんなんはどうでしょう?

Roy Yarkoni
【http://www.myspace.com/royyarkoni】

イスラエル/テル・アヴィヴ出身のキーボード奏者です。
ジャズっぽくもあり、サイケっぽくもあり、クラブっぽくもあり
映画音楽っぽくもありますが、イスラエルと言う土地柄と、
Roy Yarkoniの偏執狂的な音楽趣味が反映されている音楽です。

展開が面白く突拍子もないので何時しか惹き込まれてしまう。

Herbert並の鬼才の様な気がします。
メッセージ性は別にして。
封印された音はヤとボの音で、
そこから、野暮という言葉が生まれた。
坂田明さんが何かの番組でレポートしていました。
そんなにやな音でもなかったんですけどね。

Roy Yarkoni
雑食ですね。

今のハードコアパンクは、新手の保守主義団体だ!
ジェロビアフラ

クロスオーバーと呼ばれていた音楽ジャンルが、
フュージョンと名前を変えたときに、
抜け落ちたものを考えるときがあります。
つまり保守化しちゃったんですよね。
也と毛、でヤボですね。

Roy YarkoniのCDは実は売っていたりします。
日本でも入手可能です。

音楽業界の事についてもアナーキーですね、ビアフラ先生はw
過激派は好きですよ。
【http://www.myspace.com/deadkennedyslosers】

ビアフラ先生っぽいなと思ったのはこちら。

Frog Eyes
【http://www.myspace.com/frogeyes】

いや、実際あんまり似ていないんですけどビアフラ先生には。
一人劇場型ヴォーカルはとにかく人為的なものではなく
”地” でいってると僕は感じましたw 他にはいないと思います。

肝心の楽曲はと言うと逆にかなり洗練されていて
過剰な演出は全て歌声に任せて爽やかなキーボードが際立つ
ドリーミーでサイケデリックなサウンドを絡ませます。
前衛的なサウンドエフェクトを耳にする事も出来ます。

同じくUSインディーと言えばBuilt To Spillもいますが、
【http://www.myspace.com/builttospill】
ギターの音や曲的にはああいうのを想像出来るかもしれません。
でもやっぱそんなんは意識はしていない様な。。。

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