ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

アンティークボタン勉強会コミュの風景のボタン

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
名所旧跡、どんなところもボタンの題材です。

コメント(38)

中世の町、というタイトルなんですが、バックの薄いブルーがきれいなボタンです。物見の塔が中世の雰囲気を出しています。
左はお城、右はギリシャの神殿のような建物です。リムが同じデザインなので、シリーズなんでしょうか。
これもお城でしょうか。見る人が見ると、これはどこのなんというお城、なんて解明できるのかも知れません。
ねも子さん、
お久しぶりです!!

風景のボタンは、外国に住んだことのある人や旅行好きには特に郷愁を誘いますね。

このようなメタルのボタンにも街並みがあるのに驚きました。渋くていいですね。

風景と言うと、私はすぐに19世紀のローマンモザイクやスイスエナメルを連想します。バチカン、ギリシャの神殿、ローマの史跡や、街並みを描いたローマンモザイクの精巧さには圧倒されます。まさに絵にも描けない美しさってところです。残念ながら私はローマンモザイクを持っていませんが、友人のアンティーク商はモザイクのコレクターで、たくさん見せてもらいました。

ボタンの本にも、ローマンモザイクのボタンがたいてい載っていますよね。

風景を描いたエナメルも好きです。これはボタンではなくブローチですが、スイスのブリンツ湖の思い出として、当時、絵葉書代わりに売っていたもののようです。
http://mixi.jp/view_album_photo.pl?album_id=1138138&number=3465545590&page=1

スイスエナメルのボタンも結構あると思いますが、エナメルは割れやすいので、残っているものが少ないでしょうか。

私のところでも風景ミニュアチュールのブローチを制作しました。絵の素晴らしさとともに額縁がとても素敵で、着映えがします。ボタンとしても、帯留としても使えます。
http://mixi.jp/view_album_photo.pl?album_id=701378&number=2990923903&page=4
2の左、3のボタンと同じに見えますが?
修道院に見えるんですが、塔のてっぺんに十字架がないか・・
2のボタンは両方ともフチ飾りがフランス王室の紋章フルール・ド・リ(Fleur-de-lis)なので、フランソワ一世と見立てると、フォンテンブロー城かな?などと思ってしまいますね。しかし、この城は、馬蹄形の階段が有名なのですが、これが見えませんね。

仮にフランソワ一世は確かレオナルドダビンチなどをフィレンツェから招聘したので、もう一方はイタリアの風景かな?と想像しました。フルール・ド・リは、フィレンツェ市の紋章でもありましたね。

でも、建物の感じが、フィレンツェというより、ローマやギリシャの感じですね。3人の聖人が屋根に立っている建物、フィレンツェにないでしょうか?
Kayesさん

おひさしぶりです。
なるほど、縁飾りにも意味があるわけですね。
なかなか奥が深いです。

3人の聖人が立っている建物を探してみたいですね。2005年にフィレンツェに行きましたが、そのときはボタンのことなど夢にも出てきていませんでした。
くまりさん

確かに2の左は3のボタンと似ていますね。
Kayesさんのご指摘のように、あの有名なフォンテンブローかもしれません。
水車小屋のある田舎家の風景ですが・・・、私はベルサイユ宮殿の広大な庭園の片隅に、マリーアントワネット王妃が作らせた「王妃の村里」ではないかと思います。
神殿のなかに像が見えていますが、リムの模様がフルール・ド・リですから、イタリア・フィレンツェの建物でしょうかね。
12の柱の下部分は石畳ですか?
どこかの廃墟?

11は 丁寧な仕事ですね。  おっしゃるとおりかもしれない。
ボタンのコミュですが、

ブルボン朝以来のフランス王家の紋章、fleur-de-lis(または-lys)の話題が出てきたので、このコミュでも詳しいことを頭に入れておいたほうがもっとボタンを楽しめるかなと思うので、参考になりそうなサイトを貼り付けておきま〜す。

http://bymn.pro.tok2.com/karakusa/yuri.html

fleur-de-lisの紋章そのものについても、
アイリス(アヤメ、菖蒲特に黄色のもの)を図像に表したもの、という説があり、どちらとも確定していないようです。
この表象が作られた起源についての解説はこちら。
このページの最後のほうに書かれています。

http://bymn.pro.tok2.com/karakusa/iris.html

fleur-de-lis については,
日本語表記では「フルール・ドゥ・リ」と「フルール・ドゥ・リス」の両方あり、そうなる理由は語尾の子音を発音しないフランス語の特徴からくるものですが、気になったのでこの際調べました。
(個人的な意見ですが、元の音にできるだけ忠実に発音するのが礼儀かなと思い、調べたり訊いたりしました。)
その結果わかったこと。
フランス語では語尾の子音を発音しないことが多いのですが、lis,lysに関しては例外的に発音します。 大体「フルール・ドゥ・リス」のように聞こえます。
人が作った言語は「例外あり、時代とともに変化あり」というところですね。


ボタンの学習が、図像学(イコノロジー)に話が及んできましたが、
ヨーロッパの紋章についても整理してお勉強したほうがよさそうです・・・。
当然紋章のボタンもあり・ます・よね?
え?  さ、探す・・・んですか? ワタクシがっ!?
フルール・ドゥ・リスの由来について、ここにもありましたので、貼付しておきます。
「アイリス」の項目にあります。

http://members.jcom.home.ne.jp/tink/botan/flower1/hana3agyou.htm


余談になりますが、
フルール・ドゥ・リスと紋章に関する話を。
写真のコイン、1601年製造のエリザベス一世の6ペンス銀貨なのですが、おもしろいのは
表の肖像画のまわりに「エリザベス、神の恩寵によるブリタニア、フランス、ヒべルニア(アイルランド)の女王」とラテン語で書いてあり(売主の話による)、
裏もイギリス王室の紋章の「盾」が4分割され、
その二箇所にイングランドを表す「3頭のライオン」、
後の二箇所に主にフランスを表す「フルール・ドゥ・リス」が描かれていていること。

ややこしい話の発端は、だいぶ時代をさかのぼります。
1066年10月14日、ノルマンディー公ウィリアム(ギヨーム)がイングランド王ハロルド2世(同時にノルウェー・デンマーク王)をヘイスティングスの戦いで破り、イングランドの王となります。
結果、ノルマンディー公はフランスにも、イングランドにも領土を持つことになりますが、
フランスにおいてはフランス王に忠誠を誓う臣下の身分、しかしイングランドでは王の身分であってフランス王と対等の立場・・・。
かくしてこのねじれた関係が要因となって、両国は
かのフランスの救世主ジャンヌ・ダルクも登場する「百年戦争に突入していくわけであります。(1339年〜1453年)



おそらくエリザベス一世の時代にあっても
イングランドはフランスの領土権を無言のうちにも未練がましく主張したくて、
「フルール・ドゥ・リス・・・なんちゃって? テヘへ・・」
とばかりに描きこんだんですナ。


コインは近所でアンティーク商を営んでいた友人のイギリス人より購入しました。
銀で枠をつくってもらい、ペンダントに。


ちなみにイギリス王室の紋章は何回か変わり、
今は「フルール・ドゥ・リス」は消えています。
(あったら戦争になっちゃうよ!?)
あれれ、画像貼付をわすれちゃった!
くまりさん、ありがとうございます。

小さなボタンの絵柄に込められた意味を知ろうとすると、やはり文様や紋章に行き着いていくんですね。

フルール・ドゥ・リスや、アイリス、バラなどの花々が、象徴的な意味をもって使われていることが分かってきました。

万葉の世界にも萩や桜など植物がたくさん登場しますが、領地や権力、宗教とこれほど絡んではいないように思います。

豊かな自然に恵まれた日本と、石壁のなかで厳しい自然に対峙して暮らしてきたヨーロッパとの違いのようにも思います。

この先も、きっと文様や縁飾りのお勉強が必要になってくるんでしょうね。
これも風景のボタンですが、次のような解説がありました。

Antique Victorian Era brass button of bridge,water
wheel, and mill scene.

The button is very detailed. It is a two-piece brass
button that is know to cllectors a "French tight"
because of its contruction.

裏の刻印もはっきりと見えています。
橋の手前の右に、大きな水車のようなものがあります。
ねも子さま、

18のボタンのことですが、
英語の説明の中の "French tight"の綴りは
この通りでしょうか?
もしや、"French-tied" とかの綴りになっていないでしょうか?
それなら意味的に符合するのですが・・・。
くまりさま

French tight は、このボタンを現地で買い付けてきた人が私にくれた情報です。その方が自分のPCにメモとして残していた文章のようです。綴りを間違えたかもしれませんね。

French-tied だとどうなるんでしょうか?
ねも子様、

最初はそうかなと思ったんですが、
ウゥーン、確証はないし、私の推理はどうやら
うがち過ぎのようですナ。
まず、解説の英文におかしいところがあり、その部分は実際は次のようになるんではないかと思います。

(...a two-piece brass button that までは正しいのですが、次は)

is known to collectors as "French tight"
because of its construction.

「このボタンは構造上、『フレンチ・タイト』という名でコレクターに知られているボタンで、2つの部品から成る真鍮製のものである」

といった意味です。


最初は、描かれているのがアーチ橋なので、
そのキーワードをもとにWikipediaで探したら、
アーチ橋の工法のひとつに「タイド・アーチ」というのがあるのがわかりました。
英語で表すと、tied arch となります。
一瞬、 "French tied arch "「フランスのアーチ橋」?
と思いましたが、
しかし、よく読むと「タイド・アーチ」工法は
このボタンのような古い石造りの橋には用いられなかった、比較的最近の工法であることがわかりました。
だからこの考え方は却下。


で,もう一度ボタンをよく見てみると、
裏はパリス・バック、つまりフランス製(そうなんですよね?)。
書かれている言葉はフランス語。
solidaire を辞書で引くと
形容詞で「連帯している、つながっている」
・・・(あとの文字の意味がわかりませんが)

これは単にボタンの構造そのものを意味しているだけで、
それ以上の意味はないのではないかしらん・・・と。
「二つの部品でしっかりピッタリくっついている」ボタン
というだけのことでしょうね、確信はないけれども。

そういう意味での通称"French tight" ・・・
相方さんの意見もほぼ同じで、
今はそういう見方に落ち着いています.
もっと情報があれば他の意味も考えられますが。


やれやれお騒がせしました。
それにしても精緻で、細部まで見事なボタンです。
鍛造?
くまりさま

いろいろとありがとうございました。
英語に滅法弱い私ですが、French-tight とは、実物のボタンを見るとすぐ分かるんですが、非常にくっきりしたプレス加工なので、そのことかな? と思いました。

水力発電のエネルギーを使った何かの工場を記念したボタン?
かなと。

因みにボタンの大きさは2.6センチと、それほど大きくはありません。
これは誰が見ても納得するエジプトですね。
こちらは勝手に、スイスの山小屋と思っていますが・・・。
ねも子さま、23は、"The Nile" という名のボタンですね?
ボタンに名前が付いているって、面白いですね。
「ほら、あのスフィンクスみたいのがあるやつ」なんていわれるより、”The Nile"というほうが素敵!

吉村先生はそうおっしゃっていらしたんですね?
実はミャンマーのバガンも、今は砂漠のような地域ですが、
昔は緑豊かな地帯で、王朝もあり、2000基もの仏塔(パゴダ)
が建っている場所です。

地球規模で環境が衰退していくって、恐ろしいですね。
とくに極地の氷が溶け出していて、アザラシや白熊が絶滅の危惧にさらされていますね。

自然が滅びるのか、人間が滅びるのか、という2者択一ではなく、結局どちらも滅びてしまうんじゃないでしょうか。そんなに遠くの出来事ではないような気がします。

写真のボタンも、エジプトっぽいでしょ。
23のボタン、

"The Garden at Karnak"(カルナック神殿の庭園)という別名もあるようです。
カルナック神殿があるルクソールもナイル川沿いにあるので、どちらのタイトルでも呼ばれるんですね。


ところで、27のボタンで、描かれている花はなんなのでしょうねぇ?  気になってシカタガナイ・・・。
この花、実際に存在するんでしょうかね。とすると、あの地域に植生しているんでしょうか?
葦の花とか? どんな花なんでしょうね?
ボタンを集め始めてまだ1年半ぐらいですから、
なあんにも知らずにやっています。
適当な文献もないので、とりあえず誰か教えてくださるのではないかと、勉強会を始めました。

Solidaire AP&Cのボタン、よく分かりました。
ありがとうございます。

ボタンの絵柄のことは、くまりさんの調査能力がすごいです。
歴史にもめちゃめちゃ強い方です。

これからもよろしくお願いします。
27ですが、

ねも子さま、ご存じでしたらよけいなお世話でごめんなさい、
"Pharaoh's Daughter"(ファラオの娘)という名前があるようですね・・・。
私はてっきり男性だと思っていました。
くまりさん、ありがとうございます。
これぞ風景のボタンの元祖でしょうか。
薄い板状の象牙に、神殿をハンドペイントで描き、ガラスでカバーしてあります。
貴族の子弟などが外国を旅行したときに、その思い出に作らせたボタンです。いわば、観光みやげでしょうか。

描かれた神殿は、おそらくシチリアのコンコルディア神殿です。
ドーリス式の6本の柱と、周囲にアーモンドの木、そして遠景に広がるアグリジェントの町並み。
描かれた神殿と同じ雰囲気のコンコルディア神殿を見つけたときは、興奮しました。
2.5センチ、1800年頃、フランス。
ねも子さん、
コンコルディア神殿というのは、今もこのボタンに描かれている姿で残っているんですか?
だとしたらステキですねえ!
このボタン、メタルボタンにある神殿とちがって、
臨場感があるのはやはり、青い空や
観光客(?)が描かれているからかしら・・・
人はその当時(1800年代)の人々ですよね?

アーモンドの木!
ゴッホが弟テオに贈った穏やかな絵を思い出します・・・。
コンコルディア神殿の写真です。

http://homepage2.nifty.com/APO1/aguri05.17.JPG

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3426/Italia97/photo/17l.jpg
お城のボタンですが、厚みをもたせているのが特徴です。

リムの模様も独特です。

ブラウンの色とマッチして、重厚なボタンです。

3.3センチ、メタリックブラウン、イギリス、19世紀後半〜20世紀

ログインすると、残り5件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

アンティークボタン勉強会 更新情報

アンティークボタン勉強会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング