大沢商会　コミュの大沢時代の思い出

Bachです。まず第１弾！
会社に入って初めて得意先を持った入社１年目の、真冬・・・

Ｓ６１年の４月に入社し、仙台に着任し、やっとなれた冬、そしてＳ６２年２月の話・・・・

１年上の先輩が急遽名古屋支店に転勤となり、青森と秋田を引き継ぎ、初めて一人で回った時の話です。
その前の週は、路面がスキー場状態の東北自動車道路走り、
東北自動車道も全線開通していない頃、大館と碇ヶ関間は一般道路の山越えで青森出張。そしてその週は大館から秋田出張の話。朝、５時に仙台を出発、丁度岩手県花巻市を過ぎた頃、５０台の玉突き事故で東北道上で３時間の足止め。何とか動き出し、大館のお客様を終了し、能代市のあるホームセンター「ヤマキ」のバイヤーさんとアポイントの時間があるので、遅れを取り戻すべく、一生懸命に雪道をドライブ。

農道に入り、雪でどこも同じ風景。一本手前で曲がってしまい、ガクンとしたとたん農道でスタック！(>_<)
前輪が食い込みまったく動かず、１時間くらい車の外で、髪の毛と眉毛を凍らせながら、半べそ状態であれこれ脱出するべく努力していました。
秋田の農道で途方にくれながら、何のために大学を卒業し、会社にはいったんだろうと、もうやめようかなぁと思っていたところ、私の耳にスピーカー音声で「○○さん電話です」とまさに天の声が聞こえ（耳を疑いましたが）、その方向にある土手を歩いて超えたところ、なんと工事現場が有り、そこにベソをかきながらフラフラといきました。

「助けてください！そこで車が動けなくなりました・・・」
親切に工事現場の人がブルトーザーで大沢商会の営業車のところまで来てくれて、ロープを車に掛け、引っ張りあげてくれました。「こんなところ走っちゃどぁめどぁんべ！」と口をはっきりあけない秋田なまりで言われました。「ありがとうございました。これでお菓子でも買ってください。」と確か２千円渡した記憶があります。

ちょうど能代市議会の選挙期間中で、アポイントのバイヤーには５時間近くも送れ（勿論、東北道の玉突きと、スタックでの遅れについて連絡済）、結局選挙運動の手伝いとのことで、あえませんでした。（あたりまえですよね！）

出張も終わり、この件を日報に下記、当時オートライフ関連部の日報は支店での上司、支店長が読み、本社に送られ、本社のスタッフ、部長がすべてを読む体制が有りました。
同期でスタッフのアシスタントになったいた岩永君が、「Ｂａｃｈがあぶない！、あいつ辞める気だ！」と、Ｓ６１年組みで全支店のオートライフに配属された他の５名に連絡をし、福岡、大阪、名古屋、本社２名から、私宛に電話が出張の翌週に入りました。そのとき同期って良いなぁと感慨にふけったものです。


その後も、仙台支店時代６年間の雪の東北道では、八戸自動車道でスピンしコンクリートの壁に激突で中破。

また、岩手県水沢ＩＣ手前２Ｋｍでスピンし、自衛隊のジープの隊列に突っ込みそうになり、ジープを運転する隊員の驚く顔をスローモーションのように見ながら、避けるために逆ハンを切って中央分離帯の反射鏡に激突、壊れたラジエターから水蒸気を噴出しながらパトカーに先導され水沢ＩＣで降り、得意先の部長にＳＯＳを入れてＩＣに来てもらい、そのまま商談し、得意先が経営する修理工場に営業車を預け、支店に連絡の上レンタカーを借りて月末の為に営業を続行した思い出。いやー雪道は危ないですね。でも飛ばし過ぎ？運転が下手？

皆さん、雪道には注意しましょう！

次は、ちょっと面白ネタを公開しますね！（下ネタ有りだよ）