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おれのおれによる心理学用語集コミュのストレンジ・スチュエーション法(strange situation procedure)

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ホウルビィの発達理論に基づき、エインズワースによって開発された母子関係に関する実験観察法。方法は、新奇な実験室において、母子同室場面、見知らぬ女性の入室場面、母子の外出・見知らぬ女性との同質場面、母親との再会場面などを経験させる。親と分離・再会場面を2度繰り返し、そのなかで乳児がどのように親や見知らぬ親切な女性に振舞うかを測定し、子供の愛着についての行動の組織化を統合的に判断する測定法である。
愛着の形は、そのときの反応によって、回避型のAタイプ、安定型のBタイプ、アンビバレント型のCタイプの3つに分けられる。

回避型(Aタイプ)親との分離に際して、反抗したり、泣いたりしない。親がいない間も泣くことはない。そして、見知らぬ女性ともある程度相互作用が起こる。また、親が戻ってきたときに、親を喜んで迎えるという行動をとらず、ドアのほうをちらっと見る程度で、そのまま遊び続ける。
安定型(Bタイプ)親が部屋から出て行こうとするときには、それを止めようとする。親がいない間は泣くあるいは、ぐずり、見知らぬ他者の女性の慰めを少しは受け入れる。親が戻ってくると、喜んで迎え、親に抱かれるか、あるいは摂食を受けると落ち着く。そして、また、おもちゃで遊びだし、親との相互作用をする。
アンビバレント型(Cタイプ)親が部屋から出て行くときには、泣いて止めようとする。親がいない間も泣きが激しいので、分離時間が短縮されて、親はすぐに戻ってくる。親を迎えるが、親が抱き上げると、怒ってせなかをそらし、下へおろせという表示をするが、おろすと抱けと表示する。つまり、どちらともつかない行動を見せる。情緒的な同様はほとんど収まらないので、そのまま親に接触している状態が続く。

(参考・引用文献:?心のケアのためのカウンセリング大事典 焙風館 ?臨床心理士・指定大学院合格の為の心理学キーワード辞典 オクムラ書店)

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