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青山繁晴『深淡生』コミュの5/24(土)東京品川での講演会「どうする 食の安全保障」

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関東エリアの皆さん、チャンスですよ。
青山さんが直接ブログで呼びかけておられます。

以下は「ON THE ROAD」からコピーです。


2008年05月19日 15時18分09秒 | Weblog

「今度の土曜日、来てください」

▼みなさん、5月17日の土曜日は、大阪・枚方でひらかれた憲法をめぐる市民ミーティングに、大阪、京都、兵庫の近隣府県はもちろん、遠く埼玉や徳島からも、びっくりするぐらい沢山のかたが来ていただいて、ほんとうにありがとうございました。

 ぼく自身が、魂のなかで船の帆におおきな風を受けるように、勇気づけられました。

 実は、同じようにぼくがコーディネーター(※事前の調整と、当日の司会)を務めるパネルディスカッションが、今度は東京で、そしてテーマを『食の安全保障』として開かれます。
 わたしたちの未来を担う5歳の女の子をはじめ、日本国民が毒入り餃子で命の危機に瀕しながら何らの解決もないこと、あるいは食糧自給率の目を覆うばかりの低下、そして日本のことだけではなく、世界を呑み込みつつある食の危機まで、にんげんが生き延びるための「食」のすべてを多角的に、考えます。

 パネラーには、政界、官界、そして学界まで、驚くほど広く深く、ほんものの専門家たちが集まってくれます。

 参加費は無料で、申し込みも要りませんから、どうぞ、どうぞ、来てください。


▼記 

楽水会記念講演会
「どうする 食の安全保障」〜食糧自給から食品検疫・流通、海洋基本法まで〜

 ※楽水会(らくすい会)とは、東京海洋大学・海洋科学部の同窓会です。

【主催】社団法人 楽水会
【日時】平成20年5月24日(土)14:30-17:00
【会場】東京海洋大学(東京都品川区)海洋科学部内 楽水会館・鈴木善幸ホール
【参加費】無料
【申し込み】不要
【備考】詳細は、独立総合研究所の公式ホームページの「プレスルーム」から飛べます。

コメント(10)

つづき

ぼくが司会します
2008年05月19日 18時35分40秒 | Weblog

▼このひとつ前の書き込みにあるパネルディスカッション(東京)について、信州は佐久の居酒屋さんから、「食」を考えるために積極参加しようという素晴らしい書き込みがありました。

 長野から来てくれるひとがいる、それだけで、司会役のぼくとしては勇気百倍です。
 このかたは、長野県松代町で、硫黄島の戦いを率いた栗林忠道中将の63回忌法要が開かれてぼくも参列し、つたない講演をおこなったときに来てくださり、こころに染みいる味わいのお酒をくださったひとです。


▼その居酒屋さんの書き込みには、「パネルディスカッションには青山さんも来てくれるのですか?」という趣旨の問いもありましたが、これはぼくの書き方が悪かったですね。
 コーディネータを務める、としか書いていませんから、調整をするだけかなという受け止め方もあり得ますね。
(そこでさっき、少し書き足しました)

 事前の調整にも、独研(独立総合研究所)の社長として携わっていますが、当日のパネルディスカッションで司会役を務めます。
 パネラーのかたがたと一緒に登壇します。

 みなさんがお出でになるのを、ほんとうに首を長くして、待望しています。
 無理な日程をかいくぐって集まってくれるパネラーや、良心的に準備に取り組んでいる多くの関係者の、誠意と苦労に、応えたい思いも、つよーいですから。

 それに何より、「食の安全保障」というテーマは、この祖国と世界にとって、言い尽くせないほど大切です。
枚方には行けなかったので参加してみたいのですが・・・うーん、遠い。
とりあえず、自分でも食糧問題を調べておきます。
もし行くことができましたら、”答え合わせ”をしてみたいですね。
参加した弟からテキストが届きましたので、ご紹介いたします。





パネラー・コーディネーター紹介 左から(敬称略)

コーディネーター 青山繁晴
司会       青山千春

パネラー
鈴 木 亮太郎  官界「外務省海洋室 企画官」
坂 井 真 樹  官界「農林水産省大臣官房企画評価課長」
森 田 邦 雄  財界「社団法人日本乳業協会常務理事」
山 東 昭 子  政界「参議院議員 比例代表選出」
小野寺 五 典  政界「衆議院議員 外務副大臣」
岩 田      財界「株式会社 菱食 代表取締役社長」
垣 添 直 也  財界「日本水産 株式会社 代表取締役社長」
小 川 広 男  学界「東京海洋大学教授」







青山  先進国内最低の食糧自給率国日本。
    既に世界は食料を奪い合う時代に入っている。
    中国毒餃子問題は未だ患者が回復しておらず、解決も見ない。
    海外に依存している日本の食品加工の現状は改善できるのか。
    各界のトップに、日本の現状を語っていただきたい。


森田  毒餃子についてはJTも被害者。
    未だ原因もわからず、捜査もしてもらえない。
    食品工場の人の出入りを管理する必要があるだろう。
    中国抜きで、日本の加工食品は成立するか。
    ウナギやカップ麺をとってみても、中国抜きで成立しないだろう。

青山  中国加工食品の安全管理を徹底する方法。
    それは日本人が現地に行って監視することだろう。
    しかし、それができるだろうか。


小野寺 難しいと思う。
    中国の国情を考えなくてはいけない。
    中国に入ってする捜査は、バックヤード的な場を与えられるのみだ。
    中国と食で付き合うなら、我々が危機管理を考えなければならない。

山東  日本と中国では、衛生常識が違う。
    ひとりひとりの命の大切さも違う。
    労働者に対する健康管理意識も違う。
    何でも安ければ良いのではなく自国の自給率を上げること。
    しかし、コストを考えるとそれができるのか。
    消費者は、安全な食品にお金を出す意識を持つことが大切。


垣添  毒餃子事件で日本の冷食を含め20%の売り上げ減が生じた。
    中国も単なる加工から、製品の企画生産をしたいと思っている。
    日本の食品は、海外に依存しないといけない時代に来ている。


鈴木  海外加工品のリスクを、消費者が認識することが結論だろうと思う。

岩田  2,000年の雪印事件の時は、13,000人の患者が出た。
    消費者は危険だという情報に敏い。
    しかし、安全だという情報には5%程度しか耳をかさない。
    私も中国青島で工場を操業しているが事故がないのは運がいいだけかもしれない。
    加工地を移転するのは、思う以上に大変なことだ。
    中国は依然として世界の工場。
    その事を誇りとしている中国人と手を組む必要がある。


森田  数字的には180万件の検査で、違反が見つかったのは1500件あまり。
    そのうち中国は、500件あまりにすぎない。
    あまり中国製品は危ないと思いすぎないことが大事。


青山  外国からの加工品の輸入は日本の加工現場の衰退を引き起こす。
    地場産業がすたれ、町がすたれ、漁港がすたれ、全体が衰退する。
    毒餃子をきっかけとして、日本の加工食品を守る必要があるのではないか。


(続く)
小川  この中国における食品加工問題は、くじらの問題と似ている。
    中国と日本では、共通認識が欠けていて理解不能状態にある。
    相互理解のための新しい考え方を模索する必要がある。
    それには、発想の転換が求められるだろう。
    宇宙船の中の食品危機管理としてHACCPというものがある。
    その方法は、記録を残すことから始まる。
    人を信じ、機械を信じ、両者をすり合わせたうえで相違を見出す。
    宇宙船では、万が一の間違いも許されない。
    危害を被ると思われるものは、一切排除するという発想である。
    

青山  日本の食品加工は守れるのだろうか。


小野寺 たとえ中国国内の工場を他国に移転したところで日本には中国人がいる。
    日本の隅々で、中国・インドネシア・ベトナムの人が就労している。
    この現象の裏に、日本の若者がその種の就労を嫌う傾向がある。
    海外ばかりではなく、既に日本にも中国を始めとする外国は存在している。


垣添  日本の製品も、ヨーロッパのような付加価値をつけて輸出する方がいい。


青山  日本が組む相手は、中国でいいのだろか。
    毒餃子事件では、中国当局は6人逮捕したという情報が入っている。
    女性を含む6名はみな農民工で、自分の家から農薬を持ち込んだ。
    この情報がありながら、中国は毒餃子を日本の混入事件として公表。
    その事に怒りの声を上げたのは、吉村長官だけだった。
    餃子事件は、食品テロだ。
    中国の社会矛盾の狭間で苦しめられている農民工のテロだ。
    テロである限り、防ぎようがない。

(続く)
山東   食品工場の従事者は貧しい農村から来ている人も多く、格差がある。
      難しい問題だ。

廣田   日本の消費者に、食品の安全・安心にはコストがかかると伝える必要が
     ある。

森田   日本として、どこまで食品加工を海外に頼むのかという問題もある。
     魚の骨を一本一本抜くような作業まで中国に頼む必要があるのか。  
     加工内容で、住み分けてはどうか。

小野寺  中国の土壌汚染の問題もある。社会矛盾のない国では労賃も高くなる。
     安心のコストを国民に認めてもらいたい。

山東   国内で生産された物も同様に安心の情報開示が必要だ。

青山   食品検疫の問題について。
     年間3500万トンの輸入食品に対して現在350人体制で検査しているが
     福田総理が言われた検疫の強化とは具体的にどのようなものか。
     人数を増やすということか。

森田   以前は50人で対応していたのが350人に増員された。
     人を増やすことも大事だが、難しいのではないか。

垣添   食品検疫というが、食品製造者・輸入者みな自前で検査している。
     北京で検査して、天津で検査して、日本で検査して3重にも検査
     しており、バカげた検査ではないかと思う。

鈴木   消費者はバカではない。安全な物を食べたいと思っている。
     一消費者としては、是非とも安全な食品を供給してほしい。
     検疫を強化すれば安全か?国内の流通でも同様だが、ラベル
     どうりの食品かどうかわからない。
【世界的な食糧危機にどう対応するか】
青山  マグロが日本人の口に入らなくなっているという現状がある

坂井  農水省に食糧安全保障課が新設された。
     2年位前より小麦・トウモロコシの価格高騰がある。
     原因は、人口↑需要↑。所得があがり食生活の変化、肉や牛乳の摂取↑
     トウモロコシの30%はエネルギーに回っている
 
小野寺 アフリカに月1出張している。例えばスーダンの虐殺は、遊牧民vs農耕民による
     水の争奪に原因がある。他にも穀物をめぐる戦い、中国と資源をめぐる戦いなど
     資源争奪戦は悪化している。日本は中国にマグロやししゃもの買付けで負けている。
     地元の三陸漁業で取れるワカメも高騰している。
     ホヤも韓国に輸出している。実は、国内に流通せず、高く買ってくれる外国に
     行っているのが現状。漁業従事者の年収は1000万を下らない。

山東  北海道のシシャモは暴力団が関与している。消費者が生産者に投資して
     安全な食物を作ってもらうといった新しい方法を構築するべきだ。
    
 
垣添  クラーク・ニュージーランド首相が先週来日。福田総理と会談。
    (今回のテーマと関連がある由。発言内容は把握できませんでした)

廣田  穀物自給には問題が多々あるが、為替の問題も大きい

小川  地球温暖化により海水温が上昇する。1度の変化でも生態系への影響は大である。
     海藻や魚類が住めなくなって逃げてしまう。
     三陸沖で今はワカメが大漁だが、以前はもっと南方に漁場があった。
     今後は取れなくなるかも。
     気温上昇には様々な要因がある・雲?。
     温暖化防止も大事だが、現実に起きている問題に対処していくことが大切だ。

小野寺 2007年12月にインドネシアで温暖化防止の会議があり、議論の中心は
     森林や土壌だった。だが、海の問題も大きいのではと思った

鈴木  穀物価格の上昇は、アフリカで危機的な問題を引き起こしている。
     来週、横浜で第4回アフリカ開発会議が開催される。根本的な問題がある。
     

森田  今家庭用バターが店頭から消えている。 
     輸入大豆もアメリカの70%は遺伝子組み換え商品であり、日本の消費者も
     遺伝子組み換え商品を敬遠しない態度が必要ではないか。
   
青山  食料自給率が減少し続け、現在39%である。
     長期的戦略をどう考えていくのか。
   
小野寺 それなのに減反しているのはどうしてか。農水省の施策がダメダメ。
     畜産もエサを輸入しているが、それが自給率に跳ね返るのでエサも
     自給する方向で考えたい。飼料用米を効率よく作る方法の模索。

坂田  H12年からカロリーベース自給率の目標50%をめざしている。
      食料自給率の計算方法にはカラクリがあって、飼料を輸入していると少なく
      カウントされてしまう。牛肉は国産4割以上だが、海外から家畜の飼料を輸入
      しているため1割にカウントされる。
      コメ消費量は以前の半分になって需要が減った。
      魚もアジやサンマなど地場の魚より、外国の魚が好まれる。
      バターは、今年から増産する。米粉の活用を考える。

青山  お米で作ったパンは美味しい。どうして国策としてさっさとやらないのか。

坂田  すべては、価格の問題である。財政支援が必要になるので、すぐ出来ない。
【食育という画期的な取り組みをどう充実していくか】

山東  若者に対して、食生活を提言していく。
    スローフードの提唱。
 
青山  大人の暮らしも変えていかなくては。

鈴木  日本から世界へ日本の食文化を普及していきたい。



【捕鯨をめぐる困難 アンフェアな妨害などをどう克服するか】

青山  実は、政治家の中でも目茶苦茶言う人がいる。
    表立っては言わないが、もう誰も鯨なんか食べないんだから、この問題から手
    を引こうと話す政治家がたくさんいる。

小野寺 鯨の問題はおかしい。オーストラリアはロック歌手をこの問題を
    担当する大臣にあてた。話が通じない。押しつけである。
    アフリカの中小国には日本を支持する国が多い。日本がODAをしているから 
    という理由ではなく、自国の問題としてとらえている。
    自分達の文化や食に対する価値観を、ある日先進国に否定されてしまう
    ことを危惧している。死活問題である。
    面白いことに、捕鯨の問題については、いつもと逆で中国・韓国・ロシアが日本の
    味方になってくれている。
 
青山  日本としてどうするか。
    IWCを脱退して新しいグループを作ったらどうか

小野寺 外務省がネックなんです。

鈴木  難しいんです。外務省内でも、いろいろな考え方があるんです。
    外交のバランスの中で、何を重視していくか。
    例えば、オーストラリアとケンカすると鉄鉱石を売ってくれないのではないか。
    イギリスで車が売れなくなるのではないか。とか色々な心配があるんです。
    調査捕鯨と商業捕鯨は違う。1986年から中止されている商業捕鯨のモラトリアムを
    見直し、再開するというのが日本の目標である。

青山  脱退するのが難しかったら、小委員会を設置して日本の主張を堂々と述べ、正して
    いくことが必要ではないか。

小野寺 日本の外交は、ルールを作る交渉の工程表を作るのが苦手である。
    弱い部分である。
【海洋基本法】
青山  日本の希望である海洋基本法について

小野寺 海洋に関するグループに中川秀直さんを代表に、民主党の前原さんにも
     入っていただいて討議している。
     東シナ海の開発予算措置が取れるようになるといいと思う。

小川  海洋基本法に期待しているが、当大学がどう関与できるか。

小野寺 科学技術の会議が官邸で開催された。
     マグロやうなぎの完全養殖の研究。
     稲わらなどのバイオマスエネルギーがあるが、海藻からの利用はどうか。
     京都議定書が発効されるが、日本に潤沢にある牡蠣ガラ帆立ガラが二酸化炭素を
     固定しているかどうかの知見。など海洋大学が活躍できる場はたくさんある。
     この分野で使うお金はいくらでも引っ張れる。

青山  この海洋基本法には、ひとつ不満がある。メタンハイドレードの文言が
     どこにも入っていない。隠された資源大国である日本として、メタンハイドレード
     という言葉を入れてほしい。

鈴木  言葉としては入っていないが、海洋基本法の資源については、
    天然ガスの中にメタンハイドレードが含まれる。

小野寺 石油特会とのからみで、石油を利用することで利ざやが入り一種の既得権益に
     なっている問題がある。そのため、メタンハイドレード利用に消極的な人たちが
     いる。メタンハイドレードの活用に反対しているのは、実は経済産業省だったりする。

青山 今日の提言としては、
   日本の食品加工がバランスの取れた住み分けを考えていくこと。
   食料自給率を立て直す、例えば減反政策の見直しをすすめる。
   科学技術を産業にいかしていくこと。提言をまとめて政府にぶつけよう。

森田 世界の中から見ると日本の食品の規制はいちばん厳しい。
    産地や品質表示義務もどこまでするか。
    消費者は、中国か否か知りたい。
    賞味期限を超えたら、全品回収して廃棄。
    食品自体が安全なものまで全品回収する必要があるのか。
    企業の負担が大きい(ここで大きな拍手が起きて、びっくり)

坂田 回収は保健所がする。対消費者イメージ。
    マスコミ・消費者が強くなっている

小野寺 BSEの対策費も5000億円かかっている。必要か。
    
質問者(小浜の水産高校)
    教育でできることは。

小野寺 例えば給食などで、地場の魚を利用すること。
     給食は、お米業界パン業界、いろいろな配慮が必要だが、そもそも給食でパンが
     出るようになったのは、GHQが導入したから。
     日本古来の美味しい地場のものを活用することが大切だ。


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以上です。
今回の講演内容は、DVD化する予定があるそうです。
るるー さま
ぎい さま
テキストありがとうございます。
とりあえず、思いあたることを2つほど。


>  稲わらなどのバイオマスエネルギーがあるが、海藻からの利用はどうか。

以前燃料関係の方にお聞きしたところ、実際にアメリカの島に住む人たちは海藻をプールで腐らせてオイルを抽出し、燃料として使用しているとのことでした。十分に可能性のある話と思います。


> 捕鯨問題

捕鯨運動の初期に、国連で役職に就かれていた方(故人)のお話を聞きましたが、この捕鯨反対運動の大きな目的の1つは、アメリカによる『宇宙開発資源の統制』を目的とした軍事政策とのことでした。
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・時計の最高級潤滑油としても有名な鯨油(げいゆ)は、非常に優秀な不凍性を持つ。
・宇宙空間でも凍らないため、当時はミサイル開発や宇宙開発の必須資源だった。
・そのため各国が鯨の争奪戦を繰り拡げ、捕鯨オリンピックとまで言われた。
・このとき日本のライバルとなったのがアメリカ、そしてオーストラリア。
・だからアメリカは少数の主婦が始めた捕鯨反対運動を拡大させ、自由な捕鯨を不可能にした。
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日本の伝統文化消滅の危機とは、継承者消滅の危機でもあります。もっとも危険なのは、日本の持っていた世界最高水準の鯨の加工技術が、継承者もないまま消え去ろうとしていることです。これは政府の減反政策にともなう農業技術の継承問題とも重なります。

現在では宇宙開発用潤滑油は直物油に取って代わられ、鯨の数も増えています。捕鯨禁止の生物学的・軍事的必要性は、ほぼ消滅しています。現在の捕鯨反対運動の原動力は何なのか、それが問題です。もちろん、生まれたときから捕鯨反対運動が存在している世代にとっては、すでに運動自体が自明のものになってしまっているのでしょうけれど。
>海藻からの利用はどうか。


先日、このコミュニティに参加しているあるシンクタンクの研究員の方も、藻の有効性と将来性を語ってくれました。

しかしながら日本政府の今後の展開はむしろバイオ燃料にあり、休耕田に稲作を復活させ、稲わらのセルロースからバイオエタノールをとろうという方針のようだというお話も、別のもう一人のコミュニティ参加者が伝えてくれています。

メタンハイドレード世界最大の埋蔵量を持つことが確定しているにもかかわらず、日本政府は、南海トラフのメタンハイドレード試掘に500億円を既に使ってしまっていること、石油族の学者さんや企業との兼ね合い(はっきり言えば利権に待纏わることですが)、などを理由に重い腰を上げないようですね。また、日本海側のメタンハイドレードの存在を報道しないマスメディアもどうかと思います。

国益より優先される個人もしくは企業の利益って、何なのでしょうね。

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