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青山繁晴『深淡生』コミュの著書【アメリカの嘘と正義】から日米関係を考えるトピ

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コメント(14)

アメリカで日本語教師をしていらっしゃるあゆみさんが、本日メンバーとして参加してくださいました。

生のアメリカを日々体感しているあゆみさんにまず、

?アメリカの誇りのよりどころ
?アメリカンスタンダードという概念
?アメリカ人の正義と公正感

このあたりからお話しをいただいて、と・・・^^
あるべき日米関係を模索するというのばどうでしょう
と言われても、アメリカ人の代表でもあるまいにそんなアバウトな問いには応えられないよう(笑)。

実際、関西人に「何で関西人はたこ焼きとタイガースが好きやねん?」と聞いても、実は、たこ焼きもタイガースもきらいな関西人は少なくないですから(なおこの場合、彼等が、それを自分の彼女や彼氏にもおうおうにして打ち明けないことは言うまでもない)。

で、アメリカ通算滞在時間(パイロットさんみたい?)4年半くらいの私もこのトピックに参戦いたします。まずは、

「そもアメリカ人とは何者か」

私の場合はここから掘り始めていきたいと思います。

<続く>
<続く> に、激しく期待感大ですな(笑っ

私のアメリカ通算滞在時間(客室乗務員さんみたい?ぉぃ^^;)三ヶ月とちょびっつでは、アメリカの上側をなでるようなものですが、人は想像する生き物ですから、そこはふんだんにということで。

別所の話で恐縮ですが、慶事に秘められたKABU氏の思いを読み取れず、見当違いのコメントをだしている輩に、いま皮肉の一撃を入れてきましたわ。
わぉ、あゆみさんからテキストが届きました。
明日ここにもサイトアップしてくださる予感。
素晴らしい分析です。ご期待あれ。
は〜い、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン
(とハクション大魔王のノリで)

KABU教授、よいコミュニティーをご紹介いただき、
誠に有難うございました。(^^)

さて、早速のご質問の件ですが、
> ?アメリカの誇りのよりどころ
> ?アメリカンスタンダードという概念
> ?アメリカ人の正義と公正感

KABU教授のおっしゃるように、アメリカ人でもない私が
このような質問に答えて大丈夫だろうか、という不安が
ありますが、「一外国人の視点から」ということで、
昨日るるーさんにテキストを届けました。

間違っている点もあるかもしれませんが、一応私の感じているところを述べさせていただきます。

まず、?〜?のいずれも、相当の個人差があるように思います。
というのも、ご存知のとおり移民の国だし、州によっては人間の思考パターンも相当ちがうというのを日々体感しているからです。

それでも敢えて述べるとしたら・・・
?歴史的に若い国が世界中のいろいろな国から移民を受け入れながら、「アメリカ」という一つの国家にまとまって機能している点が挙げられるかもしれません。このことは、ことさら国旗に忠誠を誓わせる教育を目の当たりにして実感しています。

他民族を抱える国と言えば、中国もそうですが、あそこは反日感情を煽ってナショナリズムを炙り出し、国をまとめているきらいがありますが、アメリカのそれはもっと健全です。これは国家に対する批判が移民と言えども自由に出来る点を見れば明らかです。

?「アメリカンスタンダード」という言葉自体は和製英語のようですが、そういった概念は外国人の目から見たら確かに感じられます。始末が悪いなあ、と思うのは、アメリカ人自身はそれに気がついていないんじゃないか、と思う点です。

たとえば、個人的な例を一つ挙げれば、アメリカ人の多くはイスラム教徒の女性は虐げられていると思いいろいろおせっかいをしていますが、イスラム教徒の女性は案外「大きなお世話だ!私達は十分幸せよ!」と思っているにもかかわらず、アメリカ人は自分達の生活基準から大きく逸脱する生活を送っている者は不幸だの、非文明的だの言っておせっかいをやめようとはしません。こういった例は、日本に対する捕鯨制限にも見られますね・・・^^;

?それでもアメリカの懐の広さを感じるのは、自分たちに都合の悪い情報であってもある一定期間を過ぎれば、ちゃんと情報公開をすし、再考察の余地を残しているということです。その当時は自分たちが正しいと信じている正義感に基づいて他国に干渉したり、攻撃したりするのですが、別の視点から考察する余地も残しているところを私は評価したいです。(それを多くのアメリカ人が受け入れることができないにしても、客観的な情報を提出し、アメリカに都合の悪い意見も抹殺されないところに公平さを感じます。)

・・・とまあ、こんな感じですが、ところでKABU教授の
>関西人に「何で関西人はたこ焼きとタイガースが好きやねん?」と聞いても、実は、たこ焼きもタイガースもきらいな関西人は少なくないですから

まあ、これは確かにそうなのですが(私は「すしの嫌いな日本人」としてアメリカの学生たちをよく驚かせています^^)、それでもやはりたこ焼きとタイガースが好きな人の率は他の地域よりも遥かに高いと思われますので、そのような傾向とその理由を探ることは可能かと思われます。
(初めてこっちに来た時に、他の地域の日本人のうちにはたこ焼き器があるとこはそれほどなく、ディナーをたこ焼きのみで済ませるなどとありえない、と知った時にはカルチャーショックを覚えました。^^;)
うはははは、ハクション大魔王でご登場です。
ベタですな〜(笑っ


?>民を受け入れながら、「アメリカ」という一つの国家にまとまって機能している

私もこのアメリカの懐の大きさがすごく好きです。ダウンタウンを歩くと、もう全ての皮膚の色を持つ人々に遭遇しますよね。黄色い私も当然のように道を尋ねられたりしますよ、現地人と間違えるんですよね。それほど他民族の混合に違和感がない。

?アメリカは自国が正義でありスタンダードだと信じているから、その良きものである『自由』を輸出したいのでしょう。
タリバンが女性に義務付けたあの水色の悪名高い衣服「ブルカ」。あれを未だ着用している女性をみると、彼女にとってそれが心地良いのだろうと思いますよ。
西側文化には理解しがたいインナーワールドですよ。

?>別の視点から考察する余地も残しているところを私は評価したいです

全く持ってそのとおりです。アメリカがそれでも世界のリーダーとして尊重されるのは、この部分ですよね。自浄能力といいますか、アメリカに都合の悪い意見も抹殺されないところは例えば『アブグレード刑務所内の不始末』公開といったように。

あまりに的確な分析なので、いちいちPC前で頷いちゃいます。
日本では、中国に近づくべきか、米国とこのまま蜜月関係を続けていくべきかという二者択一論がこのごろのブームです。(本当かよ?^^;)
ここには沢山の考えるべきポイントが含まれていて、いい頭脳トレーニングになりそうです。

さぁ、あなたはどっち?!
(日本で{どっちの料理ショー}っていう番組あるんですよ、あゆみさん。これは、その番組のキャッチフレーズなんです。^^)
アメリカ人とは何か? 

一般に「Aとは何か」という問いは、「A」なる概念で括れる対象の存在を前提としており、その「Aなる独特の存在」を他の「非A」から区別する所の(1)「Aなる独特の存在群」に共通する性質(属性)を記述すること、および、(2)「A」の属性が作る意味の体系やその体系の理念(「A」の本質)の提示をその解答として予想するものである。と、居眠りしないでね。

この「What is A?  Was ist A?」の問いの理解は、いささか分析哲学的に意訳しているものの、実は、プラトーンのイデア論から中世盛期スコラ哲学以来の認識論に他ならない。

畢竟、「What is A?  Was ist A?」を有意味な問いとして成立させる「概念」「属性」「本質」が存在するのかどうかが、中世後期の「普遍論争」(この世に存在するのは、偶さかあるいは慣習的に「A」と呼ばれることになった(本来は互いに何の必然的な関係もない)個物のみか、あるいは、個物を「A」に収斂せしめる「本質」なのかの議論)のメインテーマである;否、それは16−19世紀、否否否、現在にいたる西欧哲学のメインテーマである。

実際、W・オッカム, デカルト, ヒューム, カント, ヘーゲル, フッサール, ブラウアー,ラッセル, ホワイトヘッド, ウィトゲンシュタイン, クワイン, 論理実証主義, 日常言語学派の分析哲学はこの問いに正面からタックルしてきたのであり、ロック, JSミル, マルクス, レーニンもこの論点に取り組んだ者のリストに記載されている。こら、寝るな!!

さて、KABUは「A」という本質は存在しないが(実態概念の否定)、しかし、「A」という概念でかなり共通の事象を人間が連想することについては多層な理由があるという(性格には似合わない中庸な)立場を取っている。

ちなみに、その多層な理由とは、DNA的, 性差的, 年齢的, 対自然関係の人類史の集積(≒文明), 対社会関係の人類史の集積(≒文化・民族の伝統と歴史), 対権力−国家関係の社会規範, 言語関係の社会規範, 性・家族関係の社会規範, 貨幣・贈与・交換関係の社会規範である。ちなみに、社会規範を含むあらゆる規範は行動の規範であると同時に認識の基準でもある。ねねね、もうちょっと読んで♪

さて、アメリカ人とは何か?
それは「アメリカ人」という実体は存在しないのだから、この問いが有意味であるとするならば、「アメリカ人」を機能的に再提示する必要がある。而して、私が考える「アメリカ人」とは次の項で規定される現象である。

(甲)アメリカ合衆国の国籍(公民権)または永住権を保持する人々
(乙)上記以外でアメリカ合衆国に帰属意識を持ち、かつ、上記の人々も彼等(not themselves but them)がアメリカ合衆国と運命を共にしており、よって、アメリカ合衆国やその地域の政治にコミットすることは正当なことだと考えている人々:要は、それなりに根付いた不法入国者や亡命者等々

さて、このように「アメリカ人」をとらえる場合、大きくアメリカ人は次の4種類に分けて考えられる。

(1A)北部共和党支持者
(1B)北部民主党支持者
(2A)南部共和党支持者
(2B)南部民主党支持者

尚、リンカーンに発する「GOP」共和党は本来アメリカの産業資本を背景にし、かつ、敬虔なキリスト教保守の農業従事者の支持を集めていたものであるが、その影響力は、現在、テキサスを始めアーカンソー・アラバマ・オクラホマ等の内陸部南部諸州を新たな根拠地としている。

また、実質、(日本の敵=両ルーズベルト)に端を発する民主党は南北戦争の敗者たる南部諸州に加え、中西部と西部の軍需産業、ならびにニューヨークの金融資本(+カリフォルニア)を基盤とする勢力である。

と、これが1980年代までは言えた大雑把なアメリカ理解であるが、1980年代後半からのIT革命・金融グローバリゼーションの拡大、それらと時を同じくして生じた、アメリカ法とアメリカ発の特許のデファクトスタンダード化によって、2006年の現在、アメリカを[南北×共民]で4分割する理解の精度はかなり減じている。

而して、次は機会があれば(笑)。地域的ではなく、理念型としての4タイプ+90年代以降のニュータイプの「アメリカ人」について、

1.アメリカの誇りのよりどころ
2.アメリカンスタンダードという概念
3.アメリカ人の正義と公正感

について考えてみようかなと思う。
◆「アメリカ」という存在を、本質ではなく概念でくくると
(1A)北部共和党支持者
(1B)北部民主党支持者
(2A)南部共和党支持者
(2B)南部民主党支持者

の4種に分類できる  ...φ(ー ̄*)カキカキ



◆これが1980年代までは言えた大雑把なアメリカ理解

くくられた(1A)〜(2B)の概念の中身は各自の宿題  ...φ(ー ̄*)カキカキ


◆機会があれば次回がある  ...φ(ー ̄*)カキカキ
 


       機会。、::。.::・'゚\(=´∇`=)にゃん
あれ、指摘がないな?
>7
で、「実質、(日本の敵=両ルーズベルト)に端を発する民主党」と書きましたがどなたからも指摘がないな? 本当に読んでるのかな・・・。

手許にある資料ですぐチェックできるように、セオドアとフランクリンの叔父ー甥の「ルーズベルト」は叔父が「共和党」で甥が「民主党」なんですね(下記wikipedia参照)。

ただ、セオドアが大統領に選ばれた時代(またはそこに至る立身出世の過程の時代は)、戦勝国ならぬ戦勝党の(神君リンカーン大権現の威光を引きずる)共和党全盛時代。

そう「平家にあらずんば人にあらず」「平氏の豪族御家人も源家幕府のメンバーにならねば出世はできぬ」「源氏御家人も平氏北条得宗家に逆らえば一族の安泰はない」と同じで、中原に鹿を逐う青雲の志あるものは誰しも「共和党」に寄らば大樹の陰していた時代なのです。

だから、(新興金融資本等、WAPS層以外の勢力にウィングを伸ばし)現在に至る民主党の地盤形成にセオドア・ルーズベルトが寄与していたと言える。而して、1929の大恐慌を契機に共和党幕府の権威が失墜した後、その民主党の果実を得た者こそ誰あろうフランクリン・ルーズベルトであった。というお話だったのですが、誰も「セオドアは共和党だ」と指摘してくれないのね。これなんかもう常識なのかな?

http://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国大統領
ルーズベルトと言われれば、ニューディール政策と原爆開発、連合国を中核として第二次世界大戦をリードした大統領、というのが大方の平均的知識ですわね。
ヤルタ会議で、ソ連に現在の北方領土を画定しない概念で領有を許可したのもルーズベルトだったと認識していますが、間違ってたら指摘してくださいね。^^;
原爆を落としたのも共和党=ルーズベルトですから、その反日スタンスは理解できます。

悲しいかな、ルーズベルト程度の予備知識しかないものですから、(1B)北部民主党支持者 (2B)南部民主党支持者の総体がが即ち全て反日のスタンスとして認識していいのか、KABU先生の端的に凝縮されたテキストからは、読み込めなかった私が(あたま)悪ぅござんした。^^;ちゃんと読んでますってば
よって、KABU論旨は、在に至る民主党の地盤形成はルーズベルトの反日スタイルであると認識しました。

で、ルーズベルトの叔父であるセオドルが共和党から大統領として立っていたいうのは、私の中では平均的知識の外でありましたから、華麗にスルーしてしまいましたよ。私にはやっぱりルーズベルト+戦争の記憶(学習記憶)として印象深いですから。
でもちょっと聞いただけで、その叔父−甥の違いに興味を引かれるのは、歴史の面白さですね。

共和党として思い出されるのは、何と言ってもリンカーンです。ベタな平均的知識の発想で恐縮です^^;。リンカーンに発する「GOP」共和党は、敬虔なキリスト教保守の農業従事者の支持母体であるというくだりは、まさに共和党ブッシュ政権に連なりますね。
ブッシュの、小泉首相を取り込む技は、民主党の反日スタイルの裏返しと捉えたら?、まずいですか?。いいですよね。中曽根・レーガンの「ロン・ヤス」もそう捉えていいですよね?この引用は、後半に展開されるであろう、「90年代以降のニュータイプ論」に繋がってしまいますが。

民主党が労働者の支持を集めているのに対し、共和党はエリート特権階級が支持母体であったと記憶しています。KABUレポートに書かれている支持基盤で、再認識いたします。
この程度の理解でいいでしょうか^^(許して、しっかり読み込んでますってば。


で、南部と北部これは簡単にくくると、保守の南部と革新の北部ですよね?なんかすごく乱暴なくくりですな。^^;


これは>7の追記です。
コーヒータイムにさささっとレスポンスおこした私がアホでした。^^
とっても楽しく有益な予備知識だわ、続けてつづけてKABU先生。



皆様の参戦・・・・ぃゃ、ご参加、きたいしてますよ〜
仕事終って読み返せば叔父の方のルーズベルトさんは、セオドアさんですね。セオドルって私書いてますわ。
私にとって、全くアウト オブ マインドのセオドア ルーズベルトさんであることが、二重に露呈されていますね。

共和党優位の時代故、本来なら本意ではない共和党大統領として立ったセオドア ルーズベルトという内幕もしっかり脳裏にいただきましたよ。

で要旨は、現在に至る民主党の地盤形成に共和党のセオドア・ルーズベルトが寄与しているということですね。

追伸です。^^
>11

セオドア・ルーズベルト大統領は
日露戦争を終決させた「ポーツマス条約」を仲介した
大統領。また愛称の「セオドア→テディ」が、
テディベアの「テディ」です。

尚、「共和党優位の時代故、本来なら本意ではない共和党大統領として立った・・・」は間違い。要は、当時は「共和党」しか全国区の政党は存在しなかった(つまり、政党としての民主党はあったし、稀に(田中支配の時の三木・福田政権のように反支流派が稀に)大統領を出すこともあったが、現在の、民主共和二大政党とはほど遠いですね。

================
以下、Wikipediaからの引用

●テディベア

テディベア(Teddy bear)は、クマのぬいぐるみ。その名前は、第26代アメリカ合衆国大統領・セオドア・ルーズベルトに由来する。

由来
1902年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けたが、獲物をしとめることができなかった。そこで同行していたハンターが小熊を追いつめて最後の一発を大統領に頼んだが、ルーズベルト大統領は、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神に悖る」として撃たなかった。このことが同行していた新聞記者によって新聞に掲載され、このエピソードに因んで翌年、ニューヨークのおもちゃメーカーが、熊のぬいぐるみにルーズベルト大統領の愛称である「テディ」と名付けて発売した。その頃、ドイツのシュタイフ社の熊の縫いぐるみが大量にアメリカに輸入され、この名前が広まった。 テディベアに明確な条件はなく、製作者が「これはテディベア」と言えばテディベアという事になるようだ。
事実上の,アメリカの属国状態を解消する必要性があるのではないか。

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