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自分だけの綺麗な時間コミュの管理人専用雑記帳。

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管理人専用です。

皆さんも自由に専用雑記帳立ててもらっていいですよ。

ちなみに、コメントもなしの方向でお願いします・・・

クレームはメッセージの方にお願いします。。

コメント(18)

だんだんと冬の様相が濃くなってきました。

それにつれて、空気の透き通るような感じや、

厳しいやさしさを持った、凛冽とした大気の感じが

まるで世界を洗い流しているようで気持ちがいい季節になりました。

ほぅと息をついたときにこぼれる息の白さ、

そばを吹き抜けるときに残す、季節の思い出、

季節が変わるときの、高い空の鳴動とか、

眼や耳を澄ますと、たくさんの変化に包まれています。

そういった空気や時間の小さな声に、

いろいろと感じていけるのが嬉しいなと思います。

寒さが厳しくなるにつれて、そういった、

かすかな喜び、小さな発見がいっそう温かいものに感じます。

こういったものをこれからもずっと慈しめるようでありたい。
空気の感じ。

同じ空気なのに、何かが違うのです。

それは例えば、とおりを行き交う人々の足音や、

そよめく風のこえ、

空を飛ぶ鳥のカタチや、枯れ草の紡ぎだす冬の音色。

大地を踏みしめたときの、ざくっとした霜柱のかんじ。

茶色くなった葉についた水滴は、

まるでそこから違う世界を映すように、

透明なプリズムとなって、目の裏を熱くさせます。

めいっぱいに吸い込んだ空気が、肺や心を満たし、

白い吐息は、空気と相俟って、音も無く解けてゆきます。

呼吸をするたび、ふるさとの空気や思い出がしみこんでは、

心を熱くさせます。

目を閉じると、こころが微かに歓喜に震え、

暖かさの中に意識が沈んでいくのを感じました。
冬の包みこむような寒さ。

凛とした雰囲気。

張り詰めた空気。

遠くで電車が、冷たい鉄の上を走る音がする。

夜の暗闇に、まるで雪が降り注ぐように、

音は辺りにしみこんでゆく。

ジャケットの隙間から吹き込む冷たい風は、

からだから体温を奪ってゆく。

それは、こころに残っている傷跡のよう。

幾度と無く、痛みを感じては耐えてきたのに、

どうして今頃、寒さに傷がうずくのだろう?


どんなにジャケットを着込んでも、寒さは拭われないように、

こころもまた、痛みを忘れることは出来ないのかもしれない。
雨音がします。

夏の威勢のよいそれとはちがって、

その音は変につつましいような、さめた印象を覚えます。

同じ雨。

街の賑わいのなか、雨音はかき消され、

屋内から見つめると、

まるで風景を彩る晶のように美しく、

そして寂しく光ります。

電車の窓に時折舞い降りては、

車窓にはかない水滴の傷をつけてゆきます。

まるで、自分がそこに居ることを主張するかのように。


下車。


駅から遠ざかるにつれ、喧騒も離れてゆくと、

潜めていた雨の気配が、さらさらとあたりを囲んでゆきます。

鼻を刺すつんとした寒さ。

でも、痛いのにどこかやさしくて、まっすぐなこの感じ。

それは、昔どこかで感じたことがあった、淡い記憶。

けれども、あれはいつのことだったか。
やさしさって何だろう。

それは、なにかとても暖かいもの。

でも、ずっとそれをためておくことはできません。

温もりのように、それは形のあるようでないもの。

でも、そっと触れると、

陽だまりの中で感じる、何か暖かいものと同じものが、

こころの中を満たしていきます。

でも、見えないから、それがどこにあるのかはわかりません。

探そうにも、どこを探せばいいのかわかりません。

やさしさは、どこからくるのだろう。

やさしさって何だろう。
夕暮れ。

空の中に遊ばせた手のひらに、

ほんのりと太陽の温もりを感じます。

少し風が吹くと、温もりはまるで吹き飛ばされたかのように

寒さが手を包み込みます。

けれども、風のやむほんの少しの間、

冬の弱い日差しの残すぬくもりは、冷たく張った手の甲を、

そして、張ったこころの表面までも解きほぐしてくれるようです。

こころにしみこんだ微かなぬくもりが、

なんとなく、自分をやさしい気持ちにしてくれます。
吹きすさぶ春先の風。

いまだ、冬の寂しさを残すけれども、

強く照らしつける日差しに、思わず立ちくらみそうです。

目を閉じた瞬間、まぶたに焼きつく景色。

それは、冷たさの中、どこか懐かしい感じの景色。

空気は、やわらかい春の匂いをどこからと知れず汲み取って、

町中に振りまいている。

良くみれば、木々の枝先には、今かと春を待たんつぼみが

もどかしそうに春の到来をうかがっています。


春の強い風、その勢いは、耳の中に残った嫌な喧騒を一蹴して、

心地の良いノイズで埋め尽くしてくれます。

土の匂い、木の匂い、そして空気とともに舞い上がった

土ぼこりさえも、春の到来を祝福しているかのようです。


雲ひとつない、まだ冬の様相を残す空は、

まるで羨ましそうに大地を眺めているような気がします。
日が少しずつ沈んでゆきます。

まるで、水彩で緋色に染め上げた空に、

紺色のインクを滲ませたかのように、じわじわと夜の気配が

辺りにたちこめてきます。

すると、寒さとアスファルトに身を映やした影は、

互いの吐息を詰めるように、街に明かりがともります。


春の、それでもまだ凛とした寒さを残すきらきらとした風が、

遠くに見えるビルの中の人の気配を、

陽炎の幻のように揺らします。

地上に吹き荒ぶ風。

ふっと、頭は地面に落ちてしまいます。


すると、思いがけないところから、

影が微かにのびていることに気づきます。

街の明るさに消されそうだけれども、

それはしっかりと形をとっています。

見上げれば、あんなに明るくて、白い月が空に浮かんでいることに、

思わず、息を呑んでしまいます。


眩しくも無く、煌びやかでもない、

素朴で、純粋で、けれども芯のあるやわらかい光。

太陽の光を受けているだけなのに、

太陽の光よりもずっとが心地いい。
朝。

まだ日が昇りきらぬころ。


鈍色に沈んだ空の色合いに、

思わずまぶたが重くなります。

耳に直に伝わる寒さ。

神経が、体から飛び出して、

空気とつながっているみたい。


かすかに、遠くで鳥の鳴き声がする。

そして、空を駆けているかのような、

車の音。

まだ、寝息をたてる街が、今にも目覚めようとしている。


空気、を肺いっぱいに吸い込んだ。

鼻がつんとする。


遠くのビルが、赤い灯火で、いまだ夜だと告げる。

あの、街の灯台に導かれて、今日が始まる。
桜が咲いています。

ほんのわずかの間だけ、白くて綺麗な花を咲かせる様は、

潔くて、なんだかすがすがしい気持ちにさせられます。

世の中、確かに綺麗なモノはおおいのですが、

それを大切に出来る人は多くありません。

もちろん、綺麗なものは、多くの人に共有されてこそ、

と思うのですが、

こころない人に、つまらない言葉で形容されるぐらいならば、

いっそ桜のように散ってしまって欲しいとさえ思うのも

実は、本当の気持ち出会ったりします。


人の気持ちも、美しいものも、儚いからこそ、

綺麗に輝いていられるのかなと思います。


いま、桜並木を通ると、散る桜の花びらの、白さと光に、

思わず息をのんでしまいます。

散ってしまった桜は、二度と戻らないけれども、

その瞬間に立ち会っていた自分の記憶の中では、

桜は絶えることなく、白い花を散らせているのかなと思います。
あじさい。

あの透き通った青さと、雨にぬれた花びらは、

日本にしかあわない花だとと思う。

遠くに咲くあじさいを眺めながら、

規則正しく奏でる雨だれの音を聞き、

絶え間なく地面に落ちては消える水の粒の喧騒は、

世の中のいらない雑音消してくれて、

綺麗に協和された時間を作り出してくれます。


空気の湿り気は、木々、花々に彩を与え、

偶然にできた、雨水の通り道は、

自然の摂理に逆らうことなく、高きから低きへと。


心にある、日常に生まれた蟠りや想いが、

あの雨のように、逆らわず流すことができたら、

きっと、これほど心を痛めることはないだろうに。
台風一過の空。

狭い空を縫うように、青い空が広がる。

遠くには、まだ重たい雲を残す空。

さらに遠く、雲のすそが、かすんでいるように見える。

雨でも降っているのだろうか。



過ぎ去った荒らしとともに、また新しい季節の匂いがやってきた。

太陽の昇るほうから、心地いい暖かさの風が吹き付ける。

何かを歌っているかのような、綺麗な音色。

隣で何かをささやいても、きっと何も聞こえない。

そんな綺麗な旋律は、苦しいぐらいに胸を締め付ける。



締め付けられた胸から、やっと出た聞こえないぐらいの声。

それは、心に吹き込む風のかざなりなのかも知れない。

寂しさと、やさしさが入り混じったそれは、

いつか自分が聞きたかった大切なものだった事を思い出した。

空気は色々なものを運ぶのに、想いだけは運ばない。



太陽に呼ばれているように、この風にのって空へ飛びたくなる。

気持ちだけは、隙間から見える空に飛び立ってしまった。

後に残る、どうしようもない心のなかの空虚は、

取り残されたこのからだに、孤独を与える。

いっそ、この想いも空の中へ消してしまいたい。
久々に夜空が綺麗です。

梅雨なのに、厚いくもで覆われた空の中に、

ひとつ、ふたつと星が輝いています。


文明の光に照らされて、そのひかりは、

なかなか私たちの生活に届かなくなりました。

文明の光は、確かに、私たちの生活を豊かにしているけれども、

普段気のつかないところで、何かを失っているのかもしれません。


街の光が豊かさなら、その光にてらされてなりを潜める

星のまたたきは、忘れかけた私たちの心の豊かさなのでしょうか。
照りかえる日差しに、眼がくらんでしまいます。

眼球からの突き刺すような刺激、まとわり付く暑さとセミの声。

けれども、夜になると秋虫もいよいよ威勢良くなり、

ひたひたと次の季節の気配が立ち込めてきました。


ついこの間までは熱気で青臭かった地面が、いつの間にか、

夜になればからっと乾き、冷え込むようになったと感じます。

眼を閉じて、声のするほうへ意識を集中させると、

草木だけでなく、道路の脇や駐車場といったアスファルトからも

虫の声がしてきます。


次の日に、声のした方を覗いてみると、小さな穴や割れ目から

粒の小さな砂の地面が覗いています。

虫の通り道に違いありません。


こうしてみると、光を照り返してしまうアスファルトのしたでも、

虫たちはしっかりと季節を感じているのかと思うと、

少し感心してしまいます。
残暑の中に、いよいよ秋らしさを感じてきましたね。

朝になると、肌寒いと感じるころになってきました。

暖かいコーヒーを啜りながら、しみじみと季節の移ろいを感じていると、

ふいに熱帯夜のあの暑さと寝苦しさが思い出されて、

愚痴をこぼしていた自分に思わず苦笑してしまいます。


秋になると、まるで火が燃え尽きんとばかりに赤くうねるように、

山、森、私たちの身近なところの小さな植物でさえ彩を増します。

そして、だんだんと長くなる秋の夜と虫の声。

夏の蒸し暑い、重たい空気が毒気を抜かれたように、

秋の空気は澄み渡って、私たちに色々なものを見せてくれます。

それだけに、季節の色々な変化が見えすぎて

感傷的にさせられるのかもしれませんね。


でも、感傷的になれる季節だからこそ、

色々なものを感じる眼を養って行きたいなぁと思います。

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