東京で一戸建てコミュの?サクセスマネー

お金持ち第３弾です

サクセスマネーとはその名の通り
「自らの成功」によってリッチになった人です
これはオールドマネーの中にも
ニューマネーの中にも存在しますので
それらの枝葉的存在です


この人たちに共通する事は
必ず何かに突出したタレントであることです
経営センスに優れていた、先見の明があった、強運の持ち主
歌が上手、人を惹きつける性格、etc…　そして健康

また、成功をおさめた人には必ず要因があります
ヒット商品にも必ずそうなる背景があります

しかしこれは必要条件であっても、十分条件ではありません
こうすれば成功するという絶対はなく
こうすればこの商品はヒットするという法則もありません



前置きが長くなりましたが
成功には複数のタレントが
絡み合って起こる必要があると思います
サクセスマネーはそういった数々の偶然に近い程の
更に厳選された成功者たちなのです

こういった人たちは１００％と言っていいほど
「自分」に対して強い信頼感を抱いているため
何かの決断に際し「自分の考え」は
非常に優先順位が高いといえます


家づくりの過程において感じる違いとしては
オールドマネーの人は柔軟性に富み、
こちらと会話のキャッチボールが成立すれば
非常にスムーズな展開を見せますが
中には感覚で判断する要素が強すぎて優柔不断な人もいます

サクセスマネーは非常に多くの情報をスピーディーに感じ
時には合理的な判断をしたりもします
しかし、会話のキャッチボールが成立していても
突如としてこちらとの激しいギャップを発見することがあります


オールド系サクセスマネーは非常に少なくなりました
現在では、オールドマネーのほとんどが代を重ねて洗練熟成されています
（徳川家光を通り越して８代暴れん坊将軍くらい…？）
オールド系サクセスではなくピュアオールドになっているのです
戦後の高度成長以前からの富裕層ですから品もよろしい…これ当たり前

現在はニュー系サクセスマネーがお金持ちのほとんどを占めています
そしてその中でも２１世紀型ニュー系サクセスが
投資顧問、勝ち組小売、その他いわゆるIT長者などです



さていよいよ本題の住宅に入っていきます

まずオールドマネーのプライオリティNo1でもあるコミュニケーション
私はいつも以上に雑談のような話をするようにしています
逆に言うと住宅に関する話をなるべくしないことを心がける感じです
センスがいい人が多いので、こちらも安心して提案が出来ます
とにもかくにも自分を理解してもらい、信頼関係づくりが最優先です

また、スケジュールどおりに進まなくても決して焦らないことが大事です
後で時間がなくなった時に信頼関係がないと「お任せ」の部分が少ないので
打合せも慌しくなって、こちらがスケジュールの遅れを取り戻すように
いくら頑張ってもバタバタとしており、気持ちのいいプロセスにはならないようです
信頼関係の形成が多少スローでも
それが出来ていればラストスパートが利きますので
結果として喜んでもらえる結果につながるようです


しかし実際に大多数を占めるサクセスマネーとの打合せでは
こんな呑気なことをしていられません

早いペースで結論の出やすいサクセスに対しては
膨大でかつ深い情報をあらかじめ準備しておく必要があります
サクセスマネーのクライアント自身はタレントの塊みたいなものですから
どういったタレントの複合によって成功をおさめたタイプか？
どういった世界観が形成されて、どういった趣向になったのか？
というような事をなるべく早くつかみ
的確なアドバイスやタイムリーな提案が必要です
事前準備に多くの時間を費やすことが多いと感じます


外壁を例にとると
まず普段は心掛けるリーズナブルであるかどうかという自分の基準をはずします
メンテナンス性など、お金で解決できるものは考慮の必要がありません
お金持ちは一般人の費用対効果とは価値観がまったく違うので
最高級の素材とは？という発想から入る必要があります

最高の石材を仕入れる方法、最高の技術の施工を実現する方法などから
天然石材は流通量の多い安定した品質のものの方は…？
施工の技術差が出にくい既製品は…？
そうやって費用対効果の「オトシどころ」を見つけるのです
この「オトシどころ」レベルが、個人個人がもう全然違うので大変なのです


一般の人には予算といういわゆる「デッドライン」があって
それを知ってしまえば
その近辺で一番いいものに見当をつけておくことが出来ますが
お金持ちにはそんなライン自体がなく、それでいて総額の計画には
逆にそれを実行しコントロールすることを望みます

設計としては最高級を提案しながら「オトシどころ」を探し
同時にオーバースペックな部分をしっかり削減して
計画のコントロールを補助しなければなりません



※それぞれの好む要素やパーツに進もうかと思いましたが
余計な事を書きすぎてあまりに長いので、また今度にします




そんなこんなで、こんなお金持ち系統図が出来上がると思います

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　　オールド系　　　　　　　　　　ニュー系
　　／　　　\　　　　　　　　　　／　　　\
　↓　　　サクセス種　　　サクセス種　　　スペシャル種
　↓　　　　　↓　　　　　　↓　　　　　　　　　
ピュア種　←　　　　　／　　　\　　　　　　　
　　　　　　　　　　　↓　　　　　　↓　　　　　　
　　　　　オーソドックス種　２１世紀ニュー種　　

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重要なのはこれは視覚的違いでも区別できる動物の系統と違い
性格はこれらをMixして出来上がるものなのですから
それぞれの特徴と趣向を理解し
その割合に応じてその対応のバランスをとる事が必要です

　　

（オーソドックスは一発当てた人のことで、歌手等の芸能人はその典型）


次回の　?スペシャルマネーにつづく