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†ギリシア神話†コミュのネタトピ こんなギリシア神話の神々はいやだ

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 たまにはこんなネタでも。
 他のコミュではしばしば立てられるこの種のトピ、こちらで過去のトピを探してもないようなので立ち上げてみました。
(この種の話題がお好きでない方はスルーしてください)

 というわけで、ギリシア神話で「こんな…はいやだ」ネタ、募集します。
 トピ題名では「神々」と書きましたが、ギリシア神話に登場するキャラであれば、もちろん人間や怪物などでもOKです。

コメント(205)

>>TENさん、めっちゃ面白かったです。

ということで私からのネタ。

あの愛妻家にまさかの不倫疑惑

 テーバイの牝狐退治でも活躍したケパロス(28)と妻のプロクリス(27)といえば、人も羨むラブラブ夫婦として有名だ。だがそのケパロスに、まさかの不倫疑惑が浮上している。本誌が近隣住民から入手した情報によると、森へ狩猟に出かけたケパロスが連日「アウラ」なる女性の名を呼び、愛を語りかけているのが聞かれたとのこと。この事実は多くの人から証言されており、「いとしい人」と呼びかけていた、アウラへの賛美を歌に乗せて歌い上げていたなど、その愛着は並大抵のものではない様子だったという話である。

 ケパロスといえばプロクリスとの新婚間もない頃に女神エオスから熱烈なアプローチを受けながらもはねつけるなど、愛妻家の鑑として知られる男。本誌が報道したように一時は破局騒動もあったがそれを乗り越え、以後はプロクリスと仲睦まじい結婚生活を送っていた。その熱愛たるや、「たとえアプロディテ様に愛されることがあっても、妻のほうを選ぶ」と断言していたほどである。その彼に不倫疑惑とあっては捨て置けない。プロクリスは本誌に答えて「あの人が私を裏切って別の女に逢うなんて信じられない、きっと何かの間違いです」と話しつつ、動揺は隠せない様子であった。

 もっとも、本誌が調査したかぎり密会の現場を目撃した者はおらず、それどころかアウラという女性がいったい何者かすら、確かな情報は得られなかった。さらなる情報が入り次第続報したいところである。

 記者が本人にちゃんと裏を取っていれば…。
 ケパロス自身も、この記事は読んでいなかったようです。
>>[166]
オウィディウスの「変身物語」7巻の最後のあたりですね。

楽しく読みました。
プリュギア音楽祭続報

全ギリシア美女コンテスト
本当の美女は誰だ!!

エントリーは

パネース
テイレシアース
ヘルムアプロディトス
カイニス

アポローン「その時点で生物学的に『本当の』女性は誰だ??が正しいんぢゃねぇか??」
エオース「神であるパネースがエントリーしているのは反則よねぇ。でも、美しければOK揺れるハート
>>[169]

アキレウスは、エウリーピデースの「アウリスのイ−ピゲネイア」と、ホメーロスの「イーリアス」冒頭を念頭に書くと、ああなってしまいました。
アキレウスは「運命が許せば、あなたは私の妻であったのに。ギリシアを憎みます」というようなセリフをイーピゲネイアに言い、「気丈に振舞っても決心が揺らぐことがあるだろうから、配下の者たちと物陰に隠れていつでも助けに出られるように」と身を隠していたハズです。

ホメーロスの冒頭は、ぶっちゃけていうと、あんな感じという印象を強く持っているものですから。
マザコンぼーやが、ジャイアンなガキオトナに女性を取られてスネてしまい、女神である母親に告げ口した結果、母親はゼウスに懇願して息子が復帰するまでギリシア軍が勝つことがなくなってしまう。
そのとばっちりで、パトロクロスは戦死しちゃうし。

クリュタイムネーストラーは、個人的な理解に基づいています。
1. ヘレネーほどではないにしろ、アガメムノーンが略奪婚したくなる程度には美人。
ヘレネーはテーセウスにさらわれたときにイーピゲネイアまたは他の子供を身ごもったという説もあるようです。
どのような顛末であったにせよ、ヘレネーがさらわれたのは「ゼウスの娘を嫁にする」ためであり、そういう何か性的なアクションがあったであろうことをクリュタイムネーストラーは知っていたハズです。

2. 「アウリスのイーピゲネイア」で見せる、娘を気遣う強い母性。
劇中、クリュタイムネーストラーは常に娘の安全を願う母親として描かれています。
その結果、自ら決心して祭壇へ進もうとするイーピゲネイアに、「あなたのことで、ひどい目にあわせてやらなくてはいけません。」とアガメムノーンへの復讐を含ませる言葉を言っていたハズです。
こういった描写から、彼女は家族に対して強い愛情を持っていた女性と推測して、先夫タンタロスに対してのセリフができてきました。

3. アイスキューロスの「アガメムノーン」で、アガメムノーンを殺害した後、凶行を非難するアルゴスの長老たちに対して「刃向う者たちには、きつい仕置きをすればいいだけのこと。」というようなセリフをアイギストスに言って、宥めていたと記憶しています。
このあたりから、アガメムノーンへの復讐を意味する単語は『お仕置き』で統一することにしました。

あとは意図的に言いだしのパターンを統一すると、ああいうキャラになってしまったのですね。
表現こそああなってしまいましたが、クリュタイムネーストラーの感覚からは大きく離れてはいないと思っています。

まさかの不倫??クリュタイムネーストラーさんに男の影

アルゴスのクリュタイムネーストラー(42)さんに不倫疑惑が浮上している。
お相手はアイギストス(38)。
クリュタイムネーストラーさんの先夫である、タンタロスの腹違いの兄弟にあたる人だ。
二人が仲睦まじく神殿の柱廊やアゴラを連れ立って歩いているところを、複数の異なる市民に目撃されている。

二人を見かけた場所には「勝利招来のアプロディーテー」像の近く、「花盛りのヘーラー」神殿、妹のヘレネーさんが造営したエイレイテュイアの神域などがある。
このような場所で多く見かけられることから、二人の間に愛が育まれているのでは、と市民の間ではもっぱらの噂となっている。

報道陣に対してクリュタイムネーストラーさんは
「バカなの??ねぇ、あなたバカなの??20年近くも夫に放置されてるの。やらなきゃならないこと、たくさんあるの。誰かに相談したいけど、誰でもいいってワケじゃないの。」
と疑惑を否定。

アイギストスも
「今は彼女の夫が変わってしまったけれども、私にとっては今も大切な兄嫁であることには変わりがない。相談を受ければ親身になって乗るのは当然のこと。」
と否定している。


ことば解説 「腹違いの兄弟」
日本のみなさんとは違い、私たちはこの言葉に大きな違和感を感じる。
私たちの言葉で兄弟を意味する単語はアデルポス(adelphos)。
つまり同じ(a)子宮(delphys)から出てきたのであれば、兄弟であろうということだ。
姉妹であればアデルペー(adelphe)と女性名詞になる。

つまり、腹違いだったら兄弟という言葉を使うことは不適切ではないかという疑念が浮かぶが、ここでは日本のみなさんの理解のために、あえてこのような言葉を使っている。
凄惨!!アガメムノーン暗殺

トロイアから凱旋したギリシア軍総司令官であるアガメムノーン(54)が、凱旋した日の夜に何者かによって暗殺された。
犯行声明を出したのは、なんと夫人のクリュタイムネーストラー(43)さんとアイギストス(39)。
クリュタイムネーストラーさんはアガメムノーンの相続人としてアルゴスの統治権を主張、アイギストスと共同統治をすると宣言している。
これに対して、トロイア戦役に従軍した人々よりも上の世代から、大きな批難があがっている。

取材に対してアイギストスは
「兄を殺したのはアガメムノーンであった。確かな証拠がある。また兄嫁であるクリュタイムネーストラーさんもアガメムノーンに実の娘さんを殺されている。これは正当な報復である。正義は私たちにあるのだ。」
と犯行の正当性を主張。

クリュタイムネーストラーさんは
「バカなの??ねぇ、あなたたちバカなの??先夫を殺されてるの。先夫との間にできた生まれたばかりの赤ん坊もアイツに殺されてるの。アイツとの間に生んだ実の娘まで殺されてるの。今度こそ私は幸せになるの。アイギストスと一緒に揺れるハート
と答えた。
アルゴス市民の間に雄鶏と雌鶏を織り込んだヒマティオンが流行

アルゴス市民の間で、ヒマティオンに雄鶏と雌鶏を描かれたものが流行している。
雄鶏は、雌鶏の後ろから弱弱しくこちらを覗いているというもの。
このような図柄が、トロイア戦役に従軍した人々より上の世代で流行しているのだ。

一説には、これはトロイア戦役に従軍しなかったアイギストス(39)が、クリュタイムネーストラー(43)さんの強い意向でアルゴスを統治していることへの揶揄だといわれている。
戦う気概のないような臆病な男(雄鶏)が、夫を殺害するほどの気性をもった女性(雌鶏)の後ろに隠れている、というわけだ。

取材に対してアイギストスは
「市民がどのようなものを好もうと、私の知ったことではない。私は統治するものとしての責務を果たすだけだ。だが、あまり私の気に入る図柄ではないことも確かだ。」
と答えた。

共同統治者のクリュタイムネーストラーさんは
「バカなの??ねぇ、あなたバカなの??私があんな図柄気に入るワケないじゃない。アイギストスに抵抗する人なんて、みんなお仕置きしちゃうんだから。」
と答えた。

これに対して、市民の間では「最恐嫁の『お仕置き』怖い」という反応が多い。
毒母!!クリュタイムネーストラーさんの陰惨なDV

アトレウス家でのDVが止まらない。
クリュタイムネーストラー(45)さんの、娘であるエーレクトラー(25)さんへの暴力が酷いと多くの市民が感じている。
満足に食事や衣服を与えず、時には夜中にエーレクトラーさんの悲鳴や嗚咽の声が聞こえるという。
粗末な衣服で髪を短く切り詰めたエーレクトラーさんが、殺害された父であるアガメムノーンの墓前で声もなく泣き崩れている姿が、多くの市民にたびたび目撃されている。

取材に対してクリュタイムネーストラーさんは
「バカなの??ねぇ、エーレクトラーってバカなの??毎日毎日アイツのことを口にするの。思い出したくもないアイツのことをね。イヤになっちゃう。」
と答えた。

また、共同統治者のアイギストス(41)は
「彼女と彼女の娘の間のことに、他人である私が介入するのは適切ではない。」
と煮え切らない態度を見せている。

エーレクトラーさんへの取材は、クリュタイムネーストラーさんによって強行に阻止された。
うぅ〜む。
アイギストスのキャラがツマラナイ。
アイスキューロスの悲劇「アガメムノーン」のラストや「コエーポロイ」を見る限り、復讐を果たし、支配権を棚ボタで手に入れて尊大な態度の、恐らくはあまり胆力のない男性、というくらいしか読み取れないんだよなぁ。

他に、あまりまとまった作品がないし。
>>TENさん

 ちゃんとキャラの立て方まで考えておられるのが脱帽です。

 ということで

女神アルテミス、覗き魔?に厳罰

 テーバイ王カドモスの孫で、狩の名手としても知られたアクタイオン(21)が、女神アルテミスらの水浴びを覗いたことで鹿に変えられ、自身の連れていた猟犬たちに惨殺されていたことが、女神のお供のニンフからの証言によって明らかになった。

 去る○○日、彼女らが森の小川で水を浴びていたとき、物陰から覗いていた男の姿を見つけて現場は大パニック。激怒した女神がアクタイオンを鹿に変えてしまったという。その場から鹿の姿のまま逃げ出した彼は、ほどなくして自身の猟犬たちに寄ってたかって襲いかかられ、殺害されてしまったらしい。後日発見された鹿の亡骸は実は彼のなれの果てであった模様だ。当のニンフは「サイテー、あんな変態男はそうなって当然よ!」と怒りもあらわにした。 

一方、アクタイオンの狩り仲間の友人は「あいつはそんな低劣な男じゃない、ただ運悪く女神様の水浴びの現場に迷い出てしまったに違いない、可哀相だ」と哀悼のコメントを寄せている。ケイロンから狩りの技術を学ぶという英才教育を受けたアクタイオンは将来を嘱望されていた若者だけに、惜しい命が失われたと嘆く声も多い。女神アルテミスのこの仕置きに対しては、世間の評価も真っ二つに分かれている模様だ。

 この世界にツイッターがあったら、この事件がどんな風につぶやかれているかが気になるところです。
>>[176]

アクタイオーン「だってさー、女神様はお付きの女性たちよりも、かなぁ〜り背が高かったんだもんなぁ。『きゃぁ』って声に振り向いたら、お付きの女性たちがいくら壁になっても見えちゃうよ( ̄ii ̄)ア、ハナヂ」

といいわけをしてみるテスト。

神は体躯巨大と信じられていました。
確か、オウィディウスの「変身物語」でも、お付きのニンフたちが女神の体を隠そうと周りに立って壁になったものの、女神は更に大きかったので隠しきれなかったという記述があったハズです。
ニンフ1「お仕置きだん #actaeon」
ニンフ2「ちょっぴりかわいそう #actaeon」
ニンフ3「エグかった #actaeon」
アルテミス「@nymph1 @nymph2 @nymph3 やめなさい」
ニンフ1「はぁ〜ぃ」

で、ハッシュタグ#actaeonな発言は削除されましたとさ。
アルテミス関連の記事その2

女神アルテミスお気に入りのニンフに何が?

 女神アルテミスのお供のニンフの一人が、このほど女神のグループを辞めていたことが明らかになった。退会したのはカリスト(16)。「最も美しい」を意味するその名に違わず、彼女はニンフたちのなかでもいちばんの美少女にして狩りの腕前もトップクラスと、アルテミスの狩り仲間でも看板娘的な存在だった。以前に本誌も「美人すぎる狩りガール」として特集したことをきっかけに、彼女に萌える男性読者も多かっただけに衝撃の報せとなりそうだ。

カリストは女神アルテミスにとってもお気に入りの侍女であり、他誌では「ひょっとして一線を越えてしまったのではないか」という疑惑も報じられるほど女神の寵愛していた相手だった。そのカリストがなぜ女神のもとを去ったのか、今回の騒動はとりわけ波紋を呼んでいる。

その理由について女神は本誌の取材に終始ノーコメントを貫いた。だがニンフたちからの話によれば、なんと妊娠が発覚したことで女神の怒りを買って追放されたというのが真相とのこと。以前から彼女の様子がおかしいのは気になっていたが、水浴びの時にお腹が大きいのがバレてしまったという話である。

恋愛禁止が鉄の掟とされる処女神アルテミスの侍女で、最大級の規律違反とあってはこの処分もやむを得ないかもしれない。清純派だったはずの彼女の相手がいったい誰なのか、さまざまな憶測が流れており、本誌も調査中である。だが「あれほどの美少女なのだから、ゼウス様の目に留まった結果なのではないか」という説が有力になっている。仮にその説が本当なら、彼女の固いガードを崩すのに、今回はどのような策を弄したのかも気になるところである。

 こんな風に書かれるのは可哀相なんですけどね…。
 その一方でこの記事を読んでヘラ様が「おのれ、あの小娘めぇ〜!!」と怒り狂っている様子も目に浮かびます。
ヘーシオドス「さて台地はまた 傲慢な胆(きも)持つキュクロプスどもを生んだ
ブロンテス ステロペス 心たくましいアルゲスがこれで
ゼウスに雷鳴を贈り 雷電を造りやった者どもである。
まことにこの者どもは その他の点では神々(の御姿)に生き写しであったが
額のまん中に 目はたったひとつしかなかったのだ。」
(「神統記」 廣川洋一郎 訳)

現代人「目がひとつだけって、それは十分に大きな違いでないかゐ??」

ヘーシオドス「そうか??
お前たちだって
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3109491&media_id=201&from=home&position=1
を、あるものにそっくりと思っているのだろう??」


mixinewsを見ていて、ヘーシオドスを思い出しちゃったので、つい。
大解剖 ゼウス神

ゼウス脳
普段は神々と人間をいかによく統治するかを考えている。
でも、美しい女神や美人を見ると、そのことしか考えられなくなるんだ。
その思慮の範囲は広大で、アテーナー女神が入っていられるくらいなんだ。

ゼウス目
どんなに世界の辺境でも、美しい女神や美人は見逃さないぞ。
アルテミス女神は、入っても痛くないらしいんだ。

ゼウス耳
神々に対する不敬や悪口は絶対聞き逃さないぞ。

ゼウス口
自分の意にそぐわなくても、宣言したことは必ず成就してしまうぞ。

ゼウス腕
とても力強いぞ。
でも腱をはずされてしまうと、まったく無力になってしまうんだ。

ゼウス胃
よりよい行動を忠告をするために思慮の女神メーティスがいるぞ。
でも、度々ヘーラー女神以外の女神や人間の女性に言い寄っているということは、もう胃液で溶かされているかもしれないんだ。

ゼウス○×△
狙った的は外さないぞ。
どんな相手にも大当たりだ。

ゼウス体
普段はとても大きいぞ。
必要に応じて人間サイズにもなれるのは、神としてのたしなみなんだ。
人間に姿を変えるのも、お手の物さ。
その他、動物や雨にだってなれるぞ。

ゼウス脚
腿に胎児を縫い込むと、赤ん坊として十分な大きさになるまで養育することができるぞ。
アポローンが射た矢の飛距離を、一跨ぎで超えることができるんだ。







逃げろダッシュ(走り出す様) 雷
ニンフ・エコー、トークショーがなぜ中止に?

 ニンフのエコー(17)のトークショーが突如中止になったことで波紋が広がっている。
 エコーといえば、ニンフたちのなかでもいちばんのおしゃべり娘として有名だ。その話術はあの女神ヘラすらも煙に巻いてしまうほどであり、彼女とのおしゃべりに興ずるあまり、夫の浮気現場を押さえるチャンスを何度も棒に振ってしまった…と、女神も本誌にたびたびこぼしていた。その弾丸トークにはファンも多く、声そのものの可愛らしさとキュートな容姿もあって大人気を博していた。このたびのトークショーも、チケットが即日完売の盛況であった。

 それだけに突然の中止発表は関係者を困惑させている。 チケットの払い戻しの対応に追われる主催者に問い合わせても、中止の理由については彼女の一身上の都合という以外、歯切れの悪いコメントしか返ってこなかった。こうなったらばと記者はエコー自身に突撃取材を試みたが、彼女は質問に対して、その質問そのものを鸚鵡返しにするばかりで記者を困惑させた。記者も当初はこれがある種のネタかと思ったが、さにあらずのようである。以前は質問を待つまでもなく例の弾丸トークでまくしたて、発言内容をどうまとめたものか記者を泣かせるのが常だっただけに、今回の彼女の対応は不可解そのものであった。

 そもそも、以前の明朗快活そのものだった彼女とは思えない様子であった。何が彼女をこう変えてしまったのか、本誌としては現在調査中である。続報を待たれたい。

 よく考えれば、カリストのときもそうでしたがニンフに「年齢」を表記するのは変な気がしますけど、あくまでイメージで、外見上それぐらいの歳かな…ということで。
死人の復讐 惨劇の果て

アトレウス家の惨劇が止まらない。
アルゴスを支配していたクリュタイムネーストラー(47)さんとアイギストス(43)が、何者かに殺害された。
殺害したのはアガメムノーンの子オレステース(25)であるという。

しかし殺害前日に、オレステースの遺骨の入った骨壺を持った老人がアイギストスの家に入っていくのを、複数の市民が目撃している。
しかし、別の情報もある。
エーレクトラー(27)さんは語る。

エーレクトラー「夢見の悪かった母のいいつけで、父の墓前に供物を捧げにゆきました。墓前に着いてみると何か供物を捧げて流した形跡が見られました。更に私とそっくり同じような毛の束が故人に捧げられています。私の髪はすでに服喪のために切り詰めてしまいましたので私のものではありえません。周辺には、私と同じくような足跡がたくさん残されていました。ですから、直感したのです。オレステースが帰ってきてくれたのだ、と。」

一方で、この証言には疑問点も残る。
一つは、髪の質をどのようにして「同じ」と感じたのか。
更に、成人した男性の足が女性の足と同じような大きさであろうかということである。

この件について、ピュートーの巫女を通じてアイギストスとクリュタイムネーストラーさんにインタビューを敢行した。

アイギストス「…。(アガメムノーンへの復讐を果たせば、オレステースによってその報いが来ることは前々からゼウス神より忠告を受けていた。しかし私はそのために父と姉から生まれたのだ。生命あって光を見ることに未練はないといえば嘘になる。それでもこの命に悔いはない。)」
クリュタイムネーストラー「…。(バカなの??ねぇ、オレステースってバカなの??実の母親を殺すなんて。絶対許してなんかやんないんだから。)」

やはり彼らを殺害したのはオレステースのようだ。
すでに故人となっていたオレステースが、どのように彼らを殺害したのか、現在調査中である。
謎は解けた!! オレステースの犯行手口

アルゴスを支配していたクリュタイムネーストラーさんとアイギストスを殺害したのは、やはりオレステース(25)であった。
ことの真相は、次のようなことであったと、オレステースに近しい友人のピュラデース(25)への取材で判明した。

オレステースは自分を「死んだこと」にした。
そして自分の骨壺を、配下の老人(79)に手渡し、アイギストスが留守中の館へと向かわせた。
老人はクリュタイムネーストラーにオレステースが亡くなったことを信じ込ませることに成功。
アイギストスが返ってくる前に、オレステースとピュラデースを館の中に招き入れた。

あとは頃合いを見計らって、母であるクリュタイムネーストラーとその情夫であるアイギストスを殺害した、と。

オレステースは、母親を殺害したという自責の念からか、現在は錯乱した状態が続いている。
ときおり正気に戻ることもあるようだが、すぐに錯乱した状態に戻るというのだ。
介護をしているエーレクトラー(27)さんは言う。

エーレクトラー「父の仇とはいえ、実の母を殺さなければならなかったのです。その精神的負担は並大抵のものではありません。アルゴスの統治は、やりたい方がやればよいでしょう。今は、そっとしてほしい。」

オレステースにもインタビューをしてみた。

オレステース「地上上空にそこはあるのさ。アイテールとウーラノスの間くらいなんだ。だいたい、ここから2700スタディオン(約500km)くらいかな。ドーナツ状に浮かんでいるんだよ。今は、父さんも母さんもそこにいるんだ。」

彼はそこのことを「霊界」と言っていた。
何のことを言っているのか、さっぱりわからない。
レアの腹から生まれたオレ達神々は、生まれた途端クロノスに飲み込まれたが、兄弟脱出して親父を討った。しかしオリンポスでのほほんとしているオレ達じゃあない。ヒマさえあれば力のままに何でもやってのける常識知らず。不可能を可能にし、増長した人間を粉砕する、オレ達、オリンポス野郎、十二神!

オレは神々の王、ゼウス。通称神々の父。女漁りと変身の名人。オレのような天才策略家でなければ、十一柱の神どもの王はつとまらん!

オレはヘルメス。通称伝令。自慢の笛の音でアルゴスなんかイチコロさ。盗みかまして、アポロンの牛から竪琴まで、なんでも揃えてみせるぜ。

私は知恵の女神のアテナ。通称パラス。十二神の処女神。情報収集は、梟と頭の良さで、お手のもの。

おまちどお! アポロン。通称ポイボス。太陽戦車の腕は天下一品。露出狂? シスコン? だからナニ?!

ヘパイストス。通称ヴァルカン。メカの天才だ。アレスでも網で捕まえてみせらあ。でも、ダイダロスだけは勘弁な。

オレ達は人間だらけの世の中に敢えて挑戦する、頼りになる進出故没の!

オリンポス野郎、十二神!

破滅したい時は、いつでも言ってくれ。


……2chのコピペにありそうなネタですが(^^;。
>>[186]
「野郎」なアテーナー様を想像ちぅ(^^;)
ナルキッソス「あるぅ〜日るんるん
エコー「あるぅ〜日ムード
ナルキッソス「森の中るんるん
エコー「森の中ムード
ナルキッソス「熊さんにるんるん
エコー「熊さんにムード
ナルキッソス「出会〜ったるんるん
エコー「出会〜ったムード
ナルキッソス「花咲く森の道〜るんるん
エコー「熊さんに出会〜ったムード
ナルキッソス「おい!調子に乗るな!」
ヒュアキントス「アーイアイるんるんアーイアイるんるんお猿さんだよ〜ムード

アポロン「その唄は不吉だから、やめなさいふらふら
メラニッポス「おはよう、メラニッポス。」
メラニッポス「やぁ、メラニッポス。」
メラニッポス「調子はどうだい、メラニッポス。」
メラニッポス「おかげさんで、メラニッポス。」
メラニッポス「おや、メラニッポスがきたようだぜ。」
メラニッポス「おはよう、メラニッポス。新しい仲間かい??」
メラニッポス「そうさ、メラニッポス。みんなを紹介しよう。」
メラニッポス「まず私だが、テーバイはアスタコスの子のメラニッポス。テューデウスと相打ちになった。」
メラニッポス「彼はオイネウスの子のメラニッポス。やはりテューデウスに殺されたが、テューデウスとは兄弟だ。テューデウスは彼を殺してしまったために追放され、アドラストスのところへ身を寄せたと言われている。」
メラニッポス「次が、アレースの子のメラニッポス。母の名を取ってトリーテイア市を創建した。」
メラニッポス「その隣がアグリオスの子のメラニッポス。ディオメーデースに殺された。」
メラニッポス「さらにテーセウスの子のメラニッポス。エピゴノイの時代にネメア競技で優勝。」
メラニッポス「そのまた次がプリアモスの子のメラニッポス。」
メラニッポス「そこにいるのが、パトライ出身のメラニッポス。」
メラニッポス「そっちはヘローロスの子のメラニッポス。」
メラニッポス「向こうにいるのがアカイア人のメラニッポス。」
メラニッポス「そして、トロイア人でヒケターオーンの子のメラニッポス。アンティロコスに殺された。」
メラニッポス「最後に、トロイア人でパトロクロスに殺されたメラニッポス。」
メラニッポス「そういえば、君の名前は??」
メニッポス「メニッポスです。」
メラニッポス「まぎらわしーなー!!しかも神話の人物じゃないぢゃんかよ!!メラニッポスにしちまえよ!!」

いやぁ、調べてみたらメラニッポスっていっぱいいるのね。
https://www.youtube.com/watch?v=_f_p0CgPeyA
 ふと、何かの美少女アニメにでも使えそうな女の子5人組のネーミングを思いついてしまいました。
 5人には共通点があります。元ネタ、わかりますよね?(一部苦しいものもあるかも)

 桂美月
 葦川友里
 大熊理香
 児玉映子
 泉有沙
えーと、えーと。

桂美月
月を頭に持ってくると月桂、つまりダプネー??

葦川友里
葦になった女性といえば、シューリンクス。

大熊理香
大熊座になったカリストー。

児玉映子
「こだま」だからエーコー。

泉有沙
これがわかりませんでした。

ディルケーは、復讐の為殺害されて投げ込まれた泉に彼女の名前がついたんだし。
テルプーサは、アポローンにうそっこ教えた泉のニンフだし。
ヘルムアプロディトスは泉で襲われたんだし(それに男性から両性具有になったんですし)。
彼と一心同体になることを望んだサルマキス??
ヒュラースは泉に引きずり込まれたんだし(男性ですしね)。
ウンディーネはフーケの小説だし。

泉という言葉で私がすぐに思い浮かぶのは「ヒップークレーネーまたはヒッポクレーネー(馬の泉)」とか「オーケアノス ペーゲー(オーケアノスのほとりにあるといわれる泉)」で、これはペーガソスに関連あるんだけど。
ペーガソスは男性名詞だし。

あやしさんはオウィディウスの「変身物語」のネタが多い気がするので、もう一度調べなおしてみよう。
>>TENさん

80点ですね。わーい(嬉しい顔)

「泉有沙」は泉になったアレトゥーサが由来です。
 「映子」「有沙 」でわかるように、下の名前のほうにもそれらしい響きを入れたつもりです。

 全員、何かに変身したニンフが元というわけで、その「変身したもの」を名前に織り込んだネーミングというわけです。

 これで神話の元設定を取り込んだアニメとかあったら面白いかな…などと妄想してしまいました。

 ご指摘の通り、私のネタはだいたい『変身物語』をソースにしています。
アレートゥーサかぁ。
まったく記憶から外れてました(自爆)
>>[193]

テラモーンが話に出てくる度に「寺門」という漢字が脳裏に浮かんでしまいますダッシュ(走り出す様)
>>[196]

私はメドゥーサという名前が出てくると メドゥーサ --> 支配する女性 --> 女王 --> 女王様
と妄想が転がっていきます(苦笑)
俺の名前はオデュッセウス。
かの名高きアウトリュコスの孫だ。

などとうそぶいて、ルパンIII世ごっこに嵩じるオデュッセウス。



ダナエーの鬼姑ぶりに涙をこらえるアンドロメダー。

アンドロメダー「言いましたよ。確かに。『連れて行ってください。婢女としてでも妻としてでも。』って。」
ダナエー「えぇ〜??アンドロメダーちゃん何かつらいことがあるの??なんで言ってくれないのかしら。」
ペルセウス「母さんもアンドロメダーも大切。うまくいってくれるといいんだけど。」

しかし、単に習慣の違いだけだったりするオチ。
あの名作小説の登場人物を女体化して送る…

「走れ萌えロス」

メロス「いや、確かに太宰の小説よりもヒュギーヌス(「神話集」257話)の方が古いのは認めるよ。そこに書かれている名前が『モエロス』であることも認めるよ。でも…これは…あまりにあまりでないかゐ??」
2月3日にむけ、ジェッターマルスを開発中のヘーパイストス。

ヘーパイストス「時ぃ〜は2015年♪…ってさぁ、2003年にアトムも作れなかったしなぁ。」

https://www.youtube.com/watch?v=kxZ_q7XQLF0
ミュルミドーンたちが歌うLet it go。

蟻のままでぇ〜…いた方が幸せだったかもしれない…
太陽暦の暦法で新年を告げてしまうエーオース。

地球の上に朝が来るぅ〜♪
その裏側は夜だろうぉ〜♪

本年もよろしくお願いいたします。


ちなみに。
古代ギリシアではいくつか暦がありましたが、総じて太陰暦で、そのひとつは夏至後の新月が新年だったハズです。
アタランテに競走で勝つためにドーピングするヒッポメネス。
勝つには勝ったが、後で検査でバレてこの場合は……。
アガメムノン「お前が戦わないのは勝手だ。けどそうなった場合、誰が代わりに戦場に出ると思う?」
アキレウス「……」
アガメムノン「パトロクロスだ。あいつはお前に並々ならぬ友情を感じている。お前がやらなきゃお前の鎧を着てでも戦いに出るだろう。けど今のあいつじゃヘクトルには勝てない。そうなればギリシアの連中は寄ってたかってあいつを責める」
アキレウス「……」
アガメムノン「お前が戦うしかないんだよ。お前にだって分かってるはずだ」

 元ネタわかりますか?

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