ジャコウネコは肉食動物であるものの、熟したコーヒーの果実を食べることがあり、種子にあたるコーヒー豆の部分が消化されないまま排泄される。それを集めて洗浄し、ローストしたものが高級コーヒー豆のKopiLuwakとなる。高級コーヒーなどを取り扱うオンラインショップ「Tastes of The World」のアイザック・ジョーンズ氏は、同コーヒー豆の販売を今年の2月から開始。7月からクリスマス前までの期間の売り上げが、販売開始から6月までの期間に比べて3倍に増えたと語った。今年1年間の販売量は90キロになる見込みという。KopiLuwakuがインドネシアで1年間に採れる量は500キロ前後であり、その希少価値から極端に高い値段がつけられている。