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チェダゼミナールトピック

チェダゼミナールのトピック

講義ノート その67

論文として『可感界と可想界の形式と原理』(原文:ラテン語)を著す。前批判期のもっとも重要な著作のひとつで、後の『純粋理性批判』につ デッガー等と対質しながら、特異な擬古文調・擬漢文調の文体を用いて、主観-客観の二項対立図式を止揚すべく独自の哲学を展開した。 物理学出身でもあるためか、その思想展開は強固に論理的であり、良く言えば「理詰め」であり、感覚的側面は希薄である。 マルクス主義思想の世界において、疎外論を批判し物象化論を重視するマルクス/エンゲルス解釈は有力説となリ、またエンゲルスの再評価についても寄与したが、他方で党派の枠を越えて広く思想的影響を及ぼした哲学者でもある。「日本には哲学史家や哲学輸入業者は多いが真の哲学者は少ない」云々といわれるとき、「真の哲学者」として念頭におかれるのはこの廣松や、廣松を東大に招いた大森荘蔵であることが多い。しかし反面では運動の現場からは講壇思想(学者思想)の域を出ていないとする批判も根強く存在する。最晩年はマルクス護教派を自任。 理論だけではなく思想史にも関心が強く、マルクスの思想形成に関連した青年ヘーゲル派や初期社会主義の思想史、日本の昭和前期の思想史についての著作もある。 主な著作 『マルクス主義の地平』(勁草書房、1969年) 『唯物史観の原像』(三一書房、1971年) 『世界の共同主観的存在構造』(勁草書房、1972年) 『事的世界観への前哨』(勁草書房、1975年) 『マルクス主義の理路』(勁草書房、1980年) 『存在と意味』第1巻(岩波書店、1982年) 『存在と意味』第2巻(岩波書店、1993年)

  • 2006年11月01日 16:39
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