近畿日本鉄道は16日、ダイヤ変更を2024年3月16日に実施し、土休日に伊勢志摩方面へ運転される一部の特急列車を対象に、運転時刻の変更と停車駅の追加、運転区間の変更を行うと発表した。

  • 近鉄のダイヤ変更で伊勢志摩方面の一部特急列車を変更

土休日に大阪難波駅9時45分発・鳥羽駅11時42分着で運転される下り特急列車(ビスタカーまたは一般特急車両を使用)は、大阪難波駅の発車時刻を5分繰り上げ、同駅9時40分発に変更。現在は大阪難波～鳥羽間で途中の大阪上本町駅、鶴橋駅、大和八木駅、伊勢市駅、宇治山田駅に停車しており、ダイヤ変更後はこれらの駅の他に名張駅、伊勢中川駅、松阪駅、五十鈴川駅にも停車する。

同じく土休日に運転される現行の大阪上本町駅9時13分発・賢島駅11時44分着の特急列車(伊勢志摩ライナーまたは一般特急車両で運転)と、現行の近鉄名古屋駅9時10分発・賢島駅11時22分着の特急列車(ビスタカーまたは一般特急車両で運転)は、ともに運転区間を短縮し、ダイヤ変更後は鳥羽行として運転。多客時のみ賢島駅まで延長運転を行う。2列車とも鳥羽行としての運転時、続いて到着する賢島行の特急列車と接続するとのこと。