JR西日本は28日、「兵庫デスティネーションキャンペーン」(兵庫DC)の特別企画として運行される団体臨時列車「兵庫テロワール旅号」のお見送りイベントを姫路駅で開催し、その様子を報道関係者らに公開した。

  • 「サロンカーなにわ」を使用した「兵庫テロワール旅号」が姫路駅を発車。方向幕に40年の歴史を感じさせる

「兵庫テロワール旅号」は、兵庫DC推進協議会、JR西日本、日本旅行がタッグを組み、日本旅行が企画・実施する旅行商品として販売。今年でデビュー40周年を迎えた「サロンカーなにわ」を使用し、ディーゼル機関車DD51形に牽引され、播但線・山陰本線経由で姫路~浜坂間を往復する。旅行商品は9月28日から1泊2日の行程とされ、兵庫県北部の湯村温泉で宿泊。各地で地元のおもてなしを受けながら兵庫県の魅力を満喫する。

「サロンカーなにわ」を使用した「兵庫テロワール旅号」は、昨年も「兵庫デスティネーションキャンペーン プレキャンペーン」の一環で運行されていた。好評を得たこともあり、2年連続の運行につながった。

「兵庫テロワール旅号」の入線に先立ち、姫路駅の団体待合所での地元関係者による旅行参加者へのおもてなしイベントが行われた。姫路市の地酒試飲会などが行われ、姫路市の魅力を伝える「姫路お城の女王」や沿線市町のゆるキャラたちも参加した。

  • 姫路駅の団体待合所に「兵庫テロワール旅号」のヘッドマーク・テールマーク(いずれもレプリカ)を展示

  • おもてなしイベントの途中、姫路市の地酒の試飲会が行われた

  • 「姫路お城の女王」もおもてなしイベントに参加

  • 沿線地自体のゆるキャラたちも登場

  • プレゼントが当たる抽選会も行われた

  • DD51形1193号機に牽引され、「兵庫テロワール旅号」が入線

イベントで登壇した、ひょうご観光本部理事長の高士薫氏は、「今日から始まる旅は歴史に残るくらい記念の節目になっています。サロンカーなにわが皆様の目の前で走るのが昨年9月のDCプレキャンペーン以来1年ぶり。さらに、サロンカーなにわのデビュー年は1983年、今回は40周年の記念の運行でもあります」と述べた。

その後、姫路駅の6番のりばで出発セレモニーが行われた。「サロンカーなにわ」を牽引する機関車はDD51形1193号機。10時52分、旅行参加者を乗せた「兵庫テロワール旅号」は、出発の合図とともに姫路駅を発車。浜坂駅へと旅立った。

  • 「兵庫テロワール旅号」のオリジナルヘッドマーク

  • 6番線ホームにて関係者による出発セレモニーが行われた

  • 最後尾に「サロンカーなにわ40周年」と記したテールマークを掲出

兵庫DCは9月30日で終了するため、「兵庫テロワール旅号」はキャンペーンの総仕上げとなる列車に。なお、JR西日本兵庫支社長の國弘正治氏によると、「兵庫県下において、来年にアフターDCキャンペーンを計画しています。今年、DCでいろいろ培ったものをさらに高めて、来年に生かしていきたいと思います」とのこと。来年も兵庫県でさまざまな観光列車が運行されることを示唆した。