SHIBUYA109 lab.は9月21日、「Z世代の部活動に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の高校生439名(男性200名、女性239名)を対象にインターネットで行われた。

  • 所属していた部活動

    所属していた部活動

調査によると、現役高校生の部活動加入率は男性は75.3%、女性は74.1%。そのうち、男性は「運動部」が45.9%、「文化部」が24.7%、女性は「運動部」が38.8%、「文化部」が33.7%という結果に。

文化部所属者177名および運動部所属者262名に対し、実際に所属していた部活動を聞くと、文化部では「吹奏楽」(19.8%)、「料理」(9.6%)、「書道」(6.8%)が、運動部では「陸上」(12.2%)、「テニス」(11.5%)、「バドミントン」(11.5%)が上位に。

部活動に入る理由としては、「放課後の時間を充実させたかったから」(30.3%)が最も多く、部活動の頻度について聞くと、「週5~6回」(37.4%)が最も多く、運動部は「週5~6回」(49.2%)、文化部は「週1~2回」(36.2%)が多い結果に。また、それぞれの頻度について、運動部66.1%、文化部72.4%が「適切な頻度」と考えており、過半数が部活動の頻度について満足しながら活動していることがわかった。

  • 部活動を選択する上で重視すること

    部活動を選択する上で重視すること

次に、部活動を選択する上で重視していたことを教えてもらったところ、運動部では「部員同士の仲が良い」(50.4%)ことが、文化部では「『ゆるい』部活である」(49.2%)ことが最も重視されていることが明らかに。

また、部活動をするモチベーションとしては、「部活内に仲がいい友達がいる」(48.3%)、「自分の成長を感じられる」(37.6%)、「その競技を極めたい・競技が好き」(31.9%)が上位となり、部活動に関しては人間関係がとても重要であるよう。実際に、男女各4名に対して行ったグループインタビューでも「部活が終わった後に、全員でお菓子を食べながらおしゃべりする時間が毎日あるが、それを楽しみに部活に行っていた」という声も。

さらに、「部活動にもう少し『厳しさ』がほしいと思わない」高校生は75.1%となり、どのような部活を「厳しい」と感じるのかを聞くと、「怒鳴られることがある・多い」(46.0%)、「顧問やコーチが主導権を握っている」(41.5%)、「練習頻度が高い」(39.9%)が上位に。

反対に、「ゆるい」と感じる部活の特徴は、「自由な時間が多い・部活に関係ない話がしやすい」(52.4%)、「練習頻度が低い」(45.8%)、「練習時間が短い」(42.1%)が上位となった

  • 部活動の雰囲気と実績についての考え

    部活動の雰囲気と実績についての考え

続いて、部活動の雰囲気と実績についての考えを聞いたところ、「たとえチームに亀裂が入ったとしても実績を残す努力をすべきだと思う」と回答したのは39.1%、「チーム実績よりもチームの調和や仲の良さを重視したい」は67.9%となり、チームの成果よりもやや雰囲気を重視する傾向があるよう。

さらに、組織の在り方としては「皆の仲が良い」(57.9%)、「仲間同士で信頼・安心し合える」(53.5%)、「団結力がある」(51.3%)といった回答が多く、「実績を残している」(37.6%)を上回った。

また、理想の先輩像を聞くと、「気軽に相談しやすい」(59.2%)、「丁寧に教えてくれる」(58.1%)、「分かりやすい言葉で説明してくれる」(48.1%)が上位に挙がり、後輩に寄り添うリーダーシップが求められているよう。

最後に、「自分の部活は『ブラック部活』だと思いますか?」と質問したところ、「あてはまる」と回答したのは約3割だった。