JR西日本とJR東日本は22日、北陸新幹線金沢~敦賀間(2024年3月16日開業予定)にかかわる特急料金について、同日付で国土交通大臣に認可申請を行ったと発表した。

  • 北陸新幹線W7系(2014年6月の報道公開にて撮影)

JR西日本は北陸新幹線に適用する特急料金の上限、JR東日本は同社区間とJR西日本区間をまたがる場合の北陸新幹線に適用する特急料金の上限について申請。認可された場合、JR西日本は北陸新幹線の隣接駅間の自由席を利用する場合等に適用となる特定特急料金、グリーン料金・グランクラス料金、北陸新幹線(富山~敦賀間)と在来線特急列車(「サンダーバード」「しらさぎ」)を敦賀駅で乗り継いで利用する場合の特急料金の設定を行う予定となっている。

認可・届出後のおもな区間の特急料金(大人・普通車指定席・通常期)として、東京~敦賀間7,230円、東京~福井間7,230円、東京~小松間6,900円、長野~敦賀間5,820円、富山~福井間3,170円、金沢~福井間2,400円を予定している。

なお、JR西日本は北陸新幹線にかかわる特別企画商品等を申請の認可後、届出により設定を行うことを検討。JR東日本もインターネット予約サービス「えきねっと」で、北陸新幹線に関する便利でお得な商品を発売する予定としている。どちらも詳細については改めて発表する。